科学系ポッドキャストトークイベント、ポッドキャストアカデミーを5月の9日、金曜日夜に実施してきました。
お客さんもたくさん来ていただいて、かなり盛り上がったなと思っているので、ちょっとイベントの振り返りをしながら、
こうやってポッドキャストやっていきたいな、みたいな話を今日はしていきたいと思います。
昨日は、サイエントークのレンさんと、サイエンスコミックライターのあやねさんと一緒に登壇してきたので、
まあそういう登壇した中で、どんな話をしたのかっていうのも、ちょっと振り返っていきたいなと思っております。
それではどうぞ。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1671話目ですかね、を迎えております。
基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いてみてください。
なんか最近、鼻の調子がマジで悪くて、特になぜかわかんないけど、ポッドキャストを撮ろうとすると鼻がムズムズするのは何なんだろう。
今日はなんかお風呂入ってから撮ってるんで、いつもよりは調子はいいんですけど、長い時間喋るとちょっとグズってきますね。
うーん、困ったもんです。
同じ症状の人いるのかな、花粉なのか、なんか部屋の中のちょっと掃除とかすれば治るのか、わかんないですけど、ちょっと辛いです。
はい、ということで、まあやっていきましょうか。
最近月の話してないですよね。
はい、なのでじゃあちょっと月の月例、今どんな感じかチェックしていきましょうか。
本日は5月の10日になります。
5月の10日は、次の満月まで残り3日というような形ですね。
いや、これはもうほぼ2日か。
うん、残り2日って感じですね。
なので、もうほとんど丸く見えるのかな。
次の満月のタイミングっていうのが、5月の13日の夜中の1時56分という形になります。
つまり、まあ12日の夜に見た月が一番満月って感じですね。
すごい早いですね。なんか小読み、月例をこうやって追っていくと1ヶ月の進みっていうのはめちゃめちゃ早く感じる気がしますね。
はい、なので、みんなから綺麗な月の写真とか上がってくるのマジ楽しみにしてるんで、
はい、上げてください。よろしくお願いします。
と言いながら僕が全然参戦できてないんで、
ハッシュタグ宇宙話でみんなで綺麗な月見せ合いましょう。
今日は関東圏は微妙かな天気。
頑張りましょう。はい、ということでじゃあ早速問題いきましょうか。
今回は科学系ポッドキャストのトークイベントポッドキャストアカデミーですね。
こちらに関する振り返りをちょっとしていきたいなと思っております。
ポッドキャストアカデミーですね。
こちら、まあ人気ポッドキャストチャンネルのサイエントークのレンさんがね企画をしてくれてですね。
科学系ポッドキャスターが主催するリアルトークイベント、
ポッドキャストを通じて実現する人に伝える方法をみんなと一緒に考えていきたいというそんな話をしていきました。
で、登壇したのがその主催してくれたサイエントークのレンさんですね。
で、もう一人がサイエンスコミックライターをやられているあやねさんです。
そして僕の3人っていうような形で東京でイベントやってきたんですよ。
で、9時半スタート21時終了っていうような感じで、
場所がサンクチュアリ出版っていう出版社のところで場所をお借りしてやらせていただきました。
めちゃめちゃ良かったですね。
なんかいい感じにポッドキャストの距離感の近さというかクローズな感じというかがそのまま会場に反映されている感じがして、
僕的にはすごく良かったです。
しかも目の前の人の距離もめっちゃ近いしね。
で、Xで今までつながってた人とかっていう、
あ、あのアカウントの人なんだみたいなのも来てくれてたし、
僕が出版してからイベントを何回かやってるところに毎回来てくれる方たちもいたりとか、
もう本当に嬉しくてしょうがなかったですね。
で、どんな話したのかっていうと、
一応いくつかトピックは分けて話してたんですよ。
話した内容っていうのがなぜ科学を伝えたいのか、
あと科学の伝え方の工夫、
意外と他の人が見つけられないトピックの見つけ方、
未来のコミュニケーションどうなっていくAIとどう付き合っていくのかっていうので、
そんなトークテーマで喋りながら、
そもそもポッドキャストアカデミーって言ってる、
アカデミーっていう言葉がお互いに高め合っていくっていうね、
学び、自発的に学んで高め合っていく場であるっていうところがコンセプトというかになっているので、
Q&Aコーナーとかも通して会場に来てるみんなとインタラクティブなやりとりをしながらお話しさせていただくみたいな感じでしたね。
いやーよかったなぁ。
なぜ科学を伝えたいのかみたいなところ、みんないろんな角度あったんですけど、
僕改めてなんかこうポッドキャストでみんなに何で伝えたいかみたいな話ってしたことなかった気がするんですよね。
で僕の目線からすると、ほら一時期、最近はあんま言ってないんだけど、
偏差値36からNASAへっていうこのキャッチフレーズを結構使ってる時ありまして、
僕高校の頃、学校で受けさせられた高校2年生かな、全国模試で36偏差値っていうのを取っていて、
まあ結構終わってるじゃないですか。
でそこから大学なんとか行って、で勉強して、宇宙の研究始めて、でNASA行って、理研でも雇ってもらってとか、
なんかそういうパスを通ってたんですよね。
でそうすると、なんか僕の中の感覚としては、僕でわかるんだったら偏差値36を取ったような人間がわかるんだったら、
みんなわかるよっていう、わかんないっていうことはないよなっていう気持ちが一つ。
であとは、結局みんな宇宙好きなんだろうなっていう。
宇宙好きな人って世の中に結構隠れてるんだろうなって思ってるっていうのもあるんですよ。
でそれってまだまだ発掘しきれてないと思ってるんですよね。
ポッドキャストっていうのが流行ってないし宇宙話もまだまだなんで。
そう、なんかこれ日本とアメリカでの僕の感じた感覚の違いですけど、
ポッドキャスト始めたのは絶対にアメリカに行っていた時の経験が生きていて、
アメリカで僕は宇宙の研究やってるってなると、
え、じゃあお前これどう思うの?とか、これ知ってる?ちょっと教えてほしいんだけどみたいなのすごい、
みんななんか1トピックずつぐらい持ってるみたいな。
けど、日本で宇宙の研究やってるんだよねみたいな。
えーみたいな。なって終わっちゃうっていう。
この違いで僕みんなそんなに宇宙興味ないと思ってたんですよ。
日本でずっと研究してる時に。
けど、そうやってアメリカで喋ってみたら意外とみんななんか興味持ってるなみたいな。
で、なんかよくよく聞くと、日本でもそうやって興味持ってる人いるんだけど、
僕の周りにいなかったのか、そもそも引き出しがないとか、
あとは単純にシャイみたいな感じのパターンとかね。
そう結構あると思うんですけど、絶対いるじゃんっていう風に思って宇宙好きな人。
もちろんだからこそ宇宙兄弟とかもすげー流行ってるわけだし、
やっぱ日本が宇宙開発どんどん盛り上がっていくと盛り上がってる人たちもたくさんいるわけだし。
っていうので、じゃあやってみようかなみたいな感じで始めて、
今そうやって興味を持って好きだなって思ってくれる人にどんどん伝えていきたいっていう思いで実はやってたりするんですよ。
これがもう根源にもあるし、プラス単純に伝えたいっていうのもそうだけど、
自分が好きなことをこうやって話してて、それを面白がって聴いてくれてるみんながいるからっていう感じもあるんですよね。
だから続けられるみたいな。4年半ですからね。
だってもう来月で1700は行くわけですよ。
なので、そういったモチベーションがあるっていう話をしましたね。
ただ登壇してステージで会場に来てくれてるみんながいるわけですから、
ちゃんと今みたいなこの感じっていうよりはもうちょっと面白おかしく。
あと僕一人じゃないんでね。今ってポッドキャスト撮るときって部屋の片隅で撮ってるわけですよ。一人で。
何にもなんかパソコンの画面とか見ながら。
そうなってくるから、やっぱ上がりきらないですよね。
てか騒ぎながら撮ってたらマジやばいじゃないですか。
別にテンション上がりきらなくてつまらんっていう話じゃなくて、
ここはゆっくり喋る場として僕の中のチューニングのポイントになってるんで、
みんなここを僕の基準にしてくれて全然いいです。
そんなことをやってきましたね。
他の人の意見もめっちゃ面白かったなと思ってて、
特にどうやって伝えるかとか、トピックの見つけ方とか、
ここのサイエントークのレンさんの話がめっちゃ面白くて、
脱自分って言って、自分じゃないとか、
自分が考えたものだと思わずに一回フラットに見るっていう物事とか、
目の前にあるものってどうやってできてるんだろうっていう目線で見るみたいな話とかがあって、
それがなんかめっちゃ面白かったんですよ。
僕多分普段全然そういうのやってなくて、めちゃめちゃ主観で喋ってるし、
自分が考えたこと思ったことっていうのを、
自分のゴリゴリ自分目線で喋るみたいな感じになってるから、
一旦俯瞰できるのめっちゃいいなっていう。
けどそれができなくて、天文学者っていう道を諦めたみたいなところちょっとあるんですよね。
研究者の人たちってすごいのが、
一緒に登壇したあやねさんも結構できるって言ってたんですけど、
あっそっちができるっていうか、できないみたいな言ってたけど、
実はいやできてねって話だったんですけど、
自分の作品とか自分の論文とか、
そういったものを一旦自分じゃない、
自分が書いたってことを忘れてフラットな状態でそれを見るとか、
誰かの目線で見るとか、そういうのができるらしいんですよね。
僕マジそれ苦手で。
そうすると何ができるかっていうと、
自分の甘いところを第三者視点で自分の中で見つけれるんですよ。
それって最高の能力だなって思っていて、
だって普通だったら人に聞いてもらったり、
人の時間をもらわないとできないことが自分の中で全部完結するわけじゃないですか。
しかもそれで論文の内容とか作品とかを磨き込んでいけるっていうね。
だからすげーと思って、それ学びたいけど俺できんのかなみたいな、
研究やってる時はそれができなくて挫折したんで、
そこはちょっと頑張っていってみて、無理だったら諦めようかなと思うんですけど、
脱現在みたいなそういう、今目の前にあるもの、このマイクとか目の前にあって、
このマイクってどういう成り立ちがあって、どういう歴史があってとか、
そういうなぜなぜで深掘っていくのを、歴史を遡っていくような感じでやっていくと、
実はめちゃめちゃネタっていうのが転がりまくってるみたいなね。
でもこれなんか大事だなって思って、結局はなぜなぜ、
僕がなんで今ポッドキャストやってるかみたいな、
これをただポッドキャスト僕の聞いてくれて楽しんでくれるだけで十分なんだけど、
そのやってる僕がなんでやってるのかみたいな、
なんで科学伝えたいのかっていうところを遡っていくのも、
実はそういう探求の一つだったりもするんで、
そういう目線でもうちょっとポッドキャストの議題とか、
いろんなものをピックアップしていけたら、なんかもうちょっと面白いかなと思ったんで、
昨日のイベントでの議論が、
めちゃめちゃ今後のポッドキャスト作りとかの参考になりそうだなって思いました。
とにかくね、だから面白いイベントだったし、
僕の中にもなんかいろいろ残った、そんな良い回だったんで、
もしね、今の話聞いて気になるなって方は、
オンラインの実はアーカイブデータ販売してるんで、
こちらもぜひぜひチェックしてみていただけたら嬉しいですね。
見て損はないかなと思います。そんな感じで。
で、再演トークのレンさんは、
夫婦揃ってね、イギリスに。
エマさんがもうすでに行っているので、
イギリスに後から追っていくような形で、もう行くらしいんですよ。
で、それのための、なんか日本でやる最後のイベントみたいな感じで、
今回のイベント企画してくれて、誘ってくれてっていう感じで。
で、あのアヤネさんとも一緒にできてめっちゃ良かったし、
サンクチュアリ出版さんに場所を貸していただけたのもすごい良かったなと思ってるので、
もしね、またなんかイベントとかやるよっていうタイミングがあったら、
ぜひ来てほしいですね。
なんか宇宙話だけでそういうのやってもいいかなと思うんだけど、
人を集められる自信がない。マジで。
だからなんかここだったら行くよとか、そういうのあったらマジで教えてほしいですね。
よろしくお願いします。
みんなでなんか集まれる場とか作りましょう。
こうやってイベントやるからこそ会える人たちっていうのがたくさんいて、
僕は結構ね、この本を出した後に何個かイベントやってマジで良かったなって思ってるんで。
昨日来てくれた方の本にね、
僕も3個目、1冊の本に3回サインしてるみたいな状態になってるぐらい、
来てくれる方もいて、
そうやって会えるのがめっちゃ嬉しいっていうのもあるんで、
しかもちょっと今回期待してた僕もいましたね。
いるかなみたいな。
で、会場入ってきてくれて、
うわーって思ってめっちゃ手振っちゃいましたね。
うわーとか言って、うわーっつって。
だからそうやって、
いつも聞いてくれてるみんなと会えるタイミングっていうのを
頑張って探していきたいなと思ってるんで、よろしくお願いいたします。
ということで、じゃあ今回は以上にしていきましょうか。
今回の話も面白いなと思ったら、
お手元のPodcastアプリでフォローボタンの近くにある星マーク、
こちらでレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、
Xのハッシュタグ宇宙話、Spotifyのコメントコーナーだったり、
概要欄のお便りフォームなどからいただけたら嬉しいです。
今日は僕は次回作の本の1章分を仕上げなきゃいけないという
過酷なタスクが待っているんで、今日は一日頑張っていきたいと思います。
皆さんもお休み、ゆっくり過ごしてください。
それではバイバーイ。