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2024年5月15日。始まりました、佐々木亮の宇宙話。 本日は太陽フレアかなり話題になっているので、
太陽フレアによって、僕たち人間がどう被害を受けるのか。 その中でも特に被曝、
太陽から放出される放射線によって被曝するリスクっていうところで、 飛行機の運行を見直さないといけないよねっていう、そんな研究結果出ているので、こちら紹介していきたいと思います。
こちらの研究結果は、ネイチャーリサーチジャーナルっていう、ネイチャーのオンラインバージョンのですね、サイエンティフィックリポートに出されたものにもなっているので、
比較的インパクトも世界中で大きかったものになっております。 ぜひ最後までお付き合いください。
ということでですね、本日でエピソードが
1314になりますかね。 ちょっと今エピソードナンバーを出すの忘れてたんですけど、
1313話を迎えるというところで、基本的には1話完結でお話しさせていただいております。
気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいですね。 でですねー
今なんとポッドキャスト ものすごく調子良いです。
Apple podcast の日本全体ランキング、今18位になっていて Spotify の方もランキングが今100位とか
になっている状態なんですね。これは もともとアップルの方が視聴者数が多いっていうところもありますし、
あとは単純に太陽フレアに対してみんな興味を持っている、そこに対して答えていくっていうのに宇宙話 ちょうど良かったのかなぁというところになっているので、ぜひですね
皆さん好きなエピソード、特に太陽フレア関連たくさんあるので、ぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
毎日毎日月齢のお話もしてますが、本日5月15日は半月、綺麗な真っ二つの月が見えるかもしれませんので、
関東近辺結構天気いいんじゃないかなと思います。ぜひ皆さん空見上げてみてはいかがでしょうか。 ということで
本題に入っていきたいとおもいます。今日は太陽フレアによって発生する飛行機内での被爆 これについてお話ししていこうと思います。
太陽フレア、もうここ最近でかいのがたくさん起こって、 みんなの頭の中での注目度っていうのも上がっていると思うんですね。
そんな中でいろんな被害がささやかれています。 人工衛星ダメになっちゃうとか大規模停電発生するんじゃないかとか
あとは放射線が怖いですっていう話もよく聞くんですね。 そんな中で今回は放射線に関するお話をしていこうと思います。
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そもそももともと太陽とか宇宙から放射線というのは かなりの量地球に対して降り注いでいる。
その一方で地球はちゃんとそれに対する
防護壁、バリアーみたいなのを持っています。 放射線以外のバリアーとかに関してもいろんな角度からあるけど放射線に対して
一番やっぱ ガードとして効いてくるのは大気の部分は大きいですね。
僕たちって地上で生活している中で放射線の影響を感じるときってどんな時でしょう。
一個大きくあるのは夏とか日焼け気にする方たくさんいますよね。 僕は
最近 youtube とか見ていただいている方とか あと spotify でビデオとか見てくれたりしている人はわかると思うんですけど
そんなに日焼け気にしているタイプではないんですよ。
だけど日焼け気にする方たくさんいると思います。 そんな中で
じゃあどうやって それって宇宙から飛んできたやつが全部当たってるのかというとそうではなくて
地球の大気っていうのは宇宙からの放射線をある程度 吸収してくれるようなそんな役割を担っているわけですよ
なので 宇宙の飛んでる x 線とかは地上には届かない。
紫外線とかも一部が届いているみたいな状態でそれの放射量によってたまにいつも通りガードしているんだけど
透き通ってくる量が多いから日焼けしやすい日があるよとかそうじゃないよとかそういうのが分かれているんですね。
でこれ ちょっと余談になるんですけど宇宙空間に人工衛星飛ばして天体を観測しようとするものっていうのは
逆にこの僕たちの体を守ってくれている大気 が邪魔だっていうこの完全な人間のエゴみたいな理由で人工衛星飛ばしてるんですよ
だから僕が専門でやってた x 線天文学 今 JAXA が打ち上げて世界中を牽引している観測装置であるクリズムとか
そういったものはもう特に x 線を見るから 地上にいるとなんか地上の望遠鏡では星だって言ってる
ああいうことができないんですよね なぜなら地球の大気が x 線を吸収してしまうから
だから宇宙に人工衛星飛ばそう観測装置飛ばそうというふうな発想に至るわけです そんな感じで地球の大気っていうのはものすごく
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良質な僕たちの体を守ってくれるバリアーなわけです そんな中で
太陽フレアが発生して放射線量が増えたらどうなるのか もちろん大気の影響がいろいろあるもののですね
放射量が多くなったらそれだけ いつも張っているバリアーから隙間から抜けてくる放射線量も一定増えるよねっていう話があるわけですね
でこれはバリアーというのはもう分厚ければ分厚いほどいいわけですから 地上にいる時と上空にいる時と宇宙にいる時で受ける放射線の量ってのが違うわけですよ
そんな中で飛行機に乗っている時に 受ける放射線の量っていうのは意外と高いんですね
理由は高度が高くなっている 高度は10キロとか15キロとかなんかそういうところバーッ飛んでいくわけじゃないですか
そこの正確な数字僕は知らないんですけど 標準的な巡航高度っていうのはだいたい12キロぐらいって言われてるからだいたいそれぐらい
かなと思って話してるんですけどね でそこで受ける量っていうのはやっぱり上に積算している大気が少なくなるから
どうしても放射線受けやすくなると でそこで受ける放射線量っていうのは1時間あたり10マイクロシーベルト以下
低い 量が例えば宇宙の銀河とかからの量で
受けているというふうに言われています で太陽の放射線の強度っていうのは太陽フレアが発生すると短時間ながらですね
その線量っていうのは2ミリシーベルト毎時っていうふうになってるらしいですね 1時間あたり2ミリシーベルト
でこれ普通の飛行機乗っている時の 宇宙から影響を受けるものだけで10マイクロシーベルト
毎時っていうふうになってるんで1時間あたり なのでまあそれだけ大きいことがわかるわけですよ
でそんな中でで公衆の年間被曝線量限度っていうのが1ミリシーベルトっていうふうに 言われていることからですね
これ大きいフレアが発生すると飛行機に乗ってるのかなり危険だよねっていうふうになる わけです
でそんな中で飛行機ってそれに対策しているのかで言うと まだちゃんと対策が講じられていないっていうそういう背景があります
で今回このサイエンティフィックリポーツというところに 投稿されている論文の内容から
具体的な対策書いてあります これ結構簡単で
普段12キロとかそういったところを航行しているものを 9キロメートルっていうまあ3キロ下げるっていうところですね
比較的低高度なところを飛ばせることで上に積み上げられる 空気の量っていうのを増加させることができるのでその分ガードを固くすることが
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できるっていうのがわかっています それでも9キロまで下げても放射線量が
一定値を超えてしまうかなりこうやばいぞっていうタイミングになる 場合は欠航とかを考えるべきだっていう話をしてるんですね
でこれがどれぐらいの経済被害っていうのを生むのかっていう話もちゃんと書いて あってそれはそうじゃないですか
なんか放射線やばいから飛行機止めろみたいなのって なんかこれこそ研究者のエゴというかうるせえも経済回してんだぞみたいな
そんな目線になると思うんですけど 経済的な損失リスクっていうのが評価された結果ですね
毎日運行する長距離便 に対する1年あたりの経済損失額
っていうのが最大で500ドル とかあとはまあ1500ドルとかそのぐらいの範囲ですよって言われてるんですね
どうですか高いと思ったか低いと思ったか 乗ってる人たちあとは会社目線で見たら自分の会社で抱えているパイロット
彼らが長距離の便で高いところを飛んでる時間が長ければ長いほど 被爆する量が増えると
そうするとパイロットとしての寿命もそうだしそもそも健康被害が出てくる そういったリスクを考えたらこのあたりの数字ってそもそもそんなに大きくないなっていう
感覚になる人が多いんじゃないかなと思うんですね 加えてそんなこと言ってもっていう話だと思うんですけど
飛行機って例えば火山の噴火が起きた時とかそういった航空リスクが高くなるタイミング 煙とかバーって出ますよね
その時にまあ 欠品するとか
瓶数減らすとかするわけじゃないですか そこで講じられている対策に比べたら大きくないらしいんですね
つまり自然災害として太陽フレアを認知して 太陽フレアを認知した上でそれの見えない被害
放射線の被害っていうのをちゃんと考慮して飛行機の瓶とかを設計させることで 低いコストで
高い健康 健康なんていうんですか健康面のカバーっていうのができると
いうところになるのはこれ結構いい提言なんじゃないかなと思ってでこれを書いた 京都大学の山敷さんっていう方が
ツイッターとかで今回の太陽フレアの時に話してたんですけど まあここまでちゃんとこれをちゃんとしっかり導入されているところってやっぱまだないよね
っていう話をされていたのでこれから宇宙からの災害っていうのがちゃんと リテラシーとして高まってきた時に
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こういう対策されるかもしれない そして太陽フレアが強いから飛行機が欠品になってるっていうふうになってこの
ポッドキャストを聞いている人の中でも困ったっていう人が現れるかもしれないという ところになってますが皆さんの健康被害というところが大事になってくるので
あんまり気にしないでいくのがいいんじゃないかなと思います ちなみに噂レベルなんですけど僕とかはこう x 線の
あの試験とかよくやってたからそういう被爆量みたいなのをちゃんと測定するバッジ みたいなのが周りみんな持ってたんですけど
そのバッジを持って飛行機に乗ってはいけないとか何なのかとか ねそれは何でなんでしょうねみたいなそんな話もありつつ今回の話は以上に
していきたいと思っております アフタートークです
面白いですよねこうやって僕たちの身の回りに起きそうなことと太陽フレアがつつ 繋がると
これはこれで理解が深まるからすごいいいなぁと思いました まあこれからねまだまだ太陽元気な状態で爆発繰り返していく時期ではあるので
そこは 頑張ってなんかこう社会が順応していくことを祈ってでそれの一助になればいいん
じゃないかなとこのポッドキャストが思っております 世の中の太陽フレアに対する興味っていうのが高まってるのは僕も実感してて
あの 冒頭で話した
ポッドキャストのランキングがアップルでもスポティファイでも上がってるよって話が あったんですけどそれ以外で見てもこの最近動画でポッドキャストとって
まあ音声だけでも楽しめるようにっていうのでポッドキャストにアップデートアップロード してるし
youtube にも上げてるんですよね でそうしたら youtube にも上げてる方の2個前とかのエピソードかな
太陽フレアそんなに馬鹿でかいわけじゃなかったのになんでこんなオーロラ出たんだろう みたいなそんな話したものがあったんですけどこれが今これ収録している段階でも
11,000回とか再生されてて アルゴリズム的にこうみんなに見せなきゃっていうのになってたのは僕的にはすごい嬉しい
ポイントだったなと思ったので もしかしたら日常会話で太陽フレアっていうワードが出てきてたらこのポッドキャスト聞いてる
人はまあ昔から知ってるけどねそんな感じで対応してみてはいかがでしょうか ということで今回は以上にしていきたいとおもいます
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの 近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
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