中国とヨーロッパが連携して打ち上げたアインシュタインプローブを紹介!この分野の研究をしていた僕が、どこよりも丁寧にわかりやすく解説します。絶対に他に詳しく聴けるところはありません。
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ジングル作成:モリグチさんfromワクワクラジオ
ソース
サマリー
中国とヨーロッパの宇宙機関は、連携して打ち上げた中国の人工衛星、アインシュタインプローブの詳細についてご紹介します。中国とヨーロッパは協力し、打ち上げた人工衛星、アインシュタインプローブについてお伝えします。アインシュタインプローブは、ブラックホールの研究に取り組んでおり、突発現象のフォローアップ観測装置を使用して、現象を詳細に解明することを目指しています。
00:02
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。
今回は、中国の最新天文学事情、中国とヨーロッパの宇宙機関が連携して打ち上げた新たな人工衛星、こちらについてお話ししていきたいと思います。
僕が研究をしていた分野に近くて、期待度合いもかなり高い人工衛星になっているので、最後まで聞いて、いろんなことを学習していただけたら嬉しいなと思っております。
それではどうぞ。
はい、宇宙話。
2024年1月12日、始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、
天文学で博士号を取得した専門家の梁が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1190話目を迎えております。
基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
ちなみに前回は、ジェームス・ウェップ宇宙望遠鏡の活躍、
そして前々回は、ブラックホールの元になる星の赤ちゃんの話、
両方とも世界的な権威のある論文雑誌、ネイチャーに掲載された、そんな研究結果になっておりました。
なのでですね、こう、ネイチャーに特集されるっていうのは、掲載されるっていうのは、
この、天文学とか宇宙物理だけじゃなくて、物理学、
物理学とか、科学全般、そこにインパクトを与えると言ってもいいぐらいの、そんな研究結果だと認められたことになるので、
ちょっとね、この辺りはぜひ聞いていただけたら嬉しいなというふうに思っております。
ぜひチェックしてみてください。
そんな感じで毎日お届けしてますので、今日も宇宙のお話いきたいと思います。
中国とヨーロッパの宇宙機関の連携
今回は、中国が展開する新たな、
天文ミッション、このお話をしていきたいと思います。
いや、なかなか見かけるときは少ないんじゃないかなというような研究内容ですね。
今回はお届けしていきたいと思います。
今回紹介するのは、中国、そして、
えっと、中国、ヨーロッパ、ドイツが連携して行う天文ミッション、
アインシュタインプローブと呼ばれるもの。
こちらを紹介していきたいと思います。
アインシュタインプローブ。
もしかしたら、1月11日、夕方のニュースとかで見かけた人もいるんじゃないでしょうか。
で、これ1月9日ですね。
中国の1月9日に、アインシュタインプローブと呼ばれるX線天文衛星が打ち上げられ、中国から。
そして無事、こう、
運用が始まっていったと、打ち上げされていったというようなニュースが出ていたので、こちら紹介していきます。
あんまり中国のニュースを取り上げること、今までなかったんですけど、
今回、これどうしてもピックアップしたいなと思った理由が、大きく2つあって、
これが今回のエピソードの楽しみ方にもつながるかなと思います。
まず1つは、アインシュタインプローブはX線天文衛星であるということ。
つまり、今話題のクリズム、X線観測衛星クリズム、JAXAが打ち上げた国の威信をかけたプロジェクトですね。
これと同じ分野であるっていうところが重要である。
で、これの日本との違いっていうところを知ってもらうことで、なんかこう、敵対する関係とかではなくて、双方的な関係性があるんだよっていうところを楽しみながら理解してくれればいいかなと思っています。
で、今回紹介するのは、アインシュタインプローブのスピード、そして技術力、やっぱりこれ侮れないよねっていうところまで来ている。
そんなお話をしていこうかなと思っているので、少しだけ知らないことを頑張って知っていく時間というようなところで、皆さんには考えていただければと思っております。
で、今回紹介するのは、アインシュタインプローブのスピード、そして技術力、やっぱりこれ侮れないよねっていうところまで来ている。
で、今回紹介するのは、アインシュタインプローブと呼ばれる人工衛星です。
もうこの名前ね、もうなんか狙いがそのままだなっていうのが、もう前面に出ている面白い名前だなと思っていて、アインシュタインプローブ、何すると思いますか?
これ、ブラックホールだったり、中性子星って呼ばれるものを研究対象にしているからなんですね。
アインシュタインといえば相対性理論。
このポッドキャストでも相対性理論に関する話、リクエストたくさんいただきます。
ただ、相対性理論の話は、やっぱ図とか見た目の絵とかがあることによって、まあわかりやすいっていう側面もあるので、意外とこう宇宙話ではなるべく扱わないようにしてたんですね。
ただ、ブラックホールや地球は、アインシュタインといえば相対性理論。
ただ、アインシュタインといえば相対性理論に関する話、リクエスト沢山いただきます。
中性子星っていうような
重力がものすごく強い
コンパクト天体と呼ばれるものたち
ここには例えばブラックホールだったら
ブラックホールに吸い込まれて
光すらも抜け出せない
つまりは光よりも強い引力で
物を引っ張るのがブラックホールであって
そういった場所では
時間の概念がずれたりする
ここらへんって
アインシュタインのこの研究の一部
相対性理論から考えられているポイントですね
派生して考えられているポイントになっています
そんなアインシュタインが研究していた内容を
しっかりと観測で明らかにしていこう
そんな気持ちが込められているのは
このアインシュタインプローブという名前ですね
プローブは英語で証明するとか
っていう意味があるので
アインシュタインの証明みたいな
日本語訳にすると
そんな感じになるんじゃないかなと思います
でこれX線天文学の衛星であるっていうところは
以前X線天文学に関する歴史
みんなに紹介しました
それに今話題のクリズムだったり
スリムだったりっていうところで
クリズムはX線天文衛星ですね
そこでも話しましたけど
X線観測っていうのが始まった60年前
この歴史っていうのは
ブラックホールの研究の歴史といっても過言ではないんです
X線で光を宇宙の光を観測することで
ブラックホールが実際にあることっていうのを証明できた
実はそういった関係性があったりするので
こういう名前がアインシュタインプローブっていう名前がついても
別に違和感がないし
ブラックホールの研究を進めていくっていうところの狙いも
しっかりとわかるなっていうイメージですね
でこのアインシュタインプローブ
中国の宇宙
中国科学院っていうところが
メインで作っているものの
これ実は国際ミッションなんですね
なんか中国の国際ミッションってちょっと新鮮味がありますね
でこれ連携する先っていうのが
宇宙機関ヨーロピアンスペースエージェンシーの略
イーサ
そしてドイツのマックスプランク研究所
ここと協力して展開している人工衛星になります
アインシュタインプローブには
2つの観測装置が搭載されていて
アインシュタインプローブの搭載装置
1つが宇宙を広くX線で監視する
ワイドフィールドX-rayテレスコープ
WX-rayテレスコープ
WX-Tと呼ばれる装置
そしてその広い視野で
面白い天体を見つけたときに
より細かくその天体を詳細に観測するために
搭載されているのが
フォローアップX線望遠鏡
フォローアップX-rayテレスコープと呼ばれるものです
これ名前の通りで
前者コーシアX線望遠鏡で
宇宙を広く観測する
広く観測していって
でそれ広く観測していくと
例えば宇宙空間で発生するレアなイベントとか
そういったものを視野を広く持っているからこそ
逃しにくくなるんですね
そんな逃しにくくなる性質を使って
面白い天体見つけたぞってなったら
自分の衛星に搭載している
フォローアップX線望遠鏡で
その天体をグッと見ると
宇宙空間にある天体を見つけたら
宇宙空間には突発的な現象っていうのがよくあるんですね
ブラックホールがいきなり輝く現象だったり
あとは中性姿勢と呼ばれる
ブラックホールよりちょっとだけ条件が緩い星っていうのがあるんですけど
太陽ぐらいの重さのものを
山手線の中にギュッと詰め込んだ
半径10キロぐらいかな
っていうぐらいの大きさに詰め込んだような
そんな天体だったり
でその天体同士が
合体することで
発生する重力波源
こういったところからもX線が出ると
ただ
その巨大な
そういった
いきなり輝くとか
爆発するみたいな
そういった現象って
トランジェント天体
突発天体っていう風に言われていて
予測ができないんですよね
なかなか
予測ができないから
3つの天体が
見つけるのが困難である
そんな天体たち
そんな現象たちを
効率よく見るにはどうすればいいか
常に宇宙を監視し続けていればいいですね
まあなんかこう
事件に対して
対策を練っていくみたいな
防犯カメラを宇宙に
街中にたくさん仕掛けることで
犯罪
なかなか起きないであろう犯罪に対して
対応することができるようになる
みたいなイメージで
宇宙を監視しておけばいいと
いうところで
広い視野のX線望遠鏡と
それを見つけた時に
細かく見れるような
アインシュタインプローブの概要
フォローアップ用の望遠鏡っていうのを
搭載している
そんなイメージですね
でこういった広い視野で
突発的な現象を見るっていうところ
実は僕今までの研究やっていたものが
ものすごく神話性が高くて
近いんですよ
分野が
何でかっていうと
僕が運用していたのは
X線監視装置マキシって呼ばれるものです
このマキシと呼ばれる観測装置は
宇宙全体の写真を90分で
一枚パシャッと撮ることができると
でそれを永遠に続けていて
今運用15周年ぐらいを迎えるのかな
っていうぐらいの
つまり15年間の
90分ごとの宇宙全体の写真が
常に撮られ続けていると
で僕はそれの運用とか
データ解析をやっていたので
宇宙全体を監視するっていう研究
ずっとしてました
でその観測装置のおかげで
見つかった突発天体とか
新しく生まれたブラックホールだとか
そういったものっていうのが
結構あるんですね
余談なんですけど
こう惑星とかって惑星?小惑星とかって
小惑星とかって惑星?小惑星とかって
惑星?小惑星とかって惑星?小惑星とかって
小惑星とかって惑星とかって惑星?小惑星とかって
見つけたら名前つけれるって言うじゃないですか
で僕は研究やってる中で
新しいブラックホール見つけたことあるんですよ
けどブラックホールには
自分の好きな名前はつけれません
ブラックホールには
すごく無機質な観測をした
観測装置の名前
つまりマキシっていう名前に対して
その天体がどこにあったかっていう座標
座標の情報が
ただ入った
英語の文字と数字の羅列だけで表現されるので
なんかね
りょうくんとか宇宙話みたいな
天体名をつけたくてもつけれないっていうね
そんな経験があるんですけど
そういったことを
今後このアインシュタインプローブっていうのも
やっていくんじゃないかと
でそれだけじゃなくて
突発現象を見つけた後に
このアインシュタインプローブが持っている
フォローアップ観測装置を
使ってですね
より詳細に見て
今までわかんなかった解像度まで
現象を明らかにしていこうとする
そういったところまで
目論であるというところを報告されているので
まあそうですね
今回のクリズムの観測結果が
ファーストライトが
10月9月に打ち上がってから
4ヶ月って感じだったから
まあアインシュタインプローブも
結果が出るまでには
それぐらいかかってくるんじゃないかなと
見込まれます
ゆっくり待ちながら
また続報が出てきたら
宇宙話でどんどん紹介していこうかな
ポッドキャストの収録とYouTubeへの展開
と思っておりますので
ぜひチェックしてみてください
よろしくお願いいたします
そんな感じで今回は
中国ヨーロッパが協力して打ち上げた
アインシュタインプローブと呼ばれる
人工衛星こちら紹介させていただきました
そんな感じでエンディングに行きたいと思います
昨日なんかYouTubeの話とか
させていただいたじゃないですか
それのおかげでですね
YouTube登録してくれた人がたくさんいて
本当にありがたいなと思ってます
でなんかこれからちょっとずつですけど
YouTubeにもポッドキャスト上がっていくので
過去のエピソードYouTubeから
なんかピックアップしてみたら
面白いかもしれないですね
なんかこう今までは
ポッドキャスト最新のものばっか聞いてたけど
昔のとか聞いてなかったなとか
なんか1から順番に聞いてくれてても
途中で挫折しちゃうとかがあるんですよ
だからかわいそうじゃないですか
その800話とか600話ぐらいのエピソードたちが
なのでこのYouTubeの例えばアルゴリズム
みたいなのに任せて
気ままにエピソードをどんどん
回遊していってくれたら
それもそれで面白いのかなと思いました
YouTubeミュージックとか
そういうのもあると思うので
ぜひ皆さんね
YouTubeの方でも宇宙まなし
ぜひよろしくお願いします
そんな中で
ポッドキャスト日本一撮るためには
YouTubeも更新しなきゃいけないなと
Twitterとか
Instagramもやんなきゃいけないなと
いうところがあるんで
たまに動画も上げられると思うので
YouTubeの方は
ぜひチャンネル登録して
お待ちいただけたらと思います
いろんなメディアやんなきゃな
っていう話があって
Twitterも最近結構ちゃんと
頑張ってやってるわけなんですけど
なんか今日というか昨日か
11月11日の前の日
1月10日ですね
10日に太陽フレア発生してたんですよね
その発生した太陽フレアの動画っていうのが
研究者によって公開されていて
その動画Twitterにあげたら
結構バズっててすごいなみたいな
みんな太陽フレアに対して
こんなに興味持ってくれるんだっていう
そしてとにかく
爆発の様子が綺麗なんですよね
なのでYouTubeと一緒に
Twitterもぜひ皆さん
チェックしてみていただけたら
嬉しいなと思っております
よろしくお願いいたします
そんな感じで
日本一頑張ってね
2024年狙って仕込んで
ガンガンやっていきたいと思っております
これからもぜひ応援
よろしくお願いいたします
明日はどんな話しようかなと思ったんですけど
明日は
ビッグバンの話をしていきたいなと思ってます
明日のエピソードはビッグバンの話ですね
なんでかっていうと
めちゃめちゃ可愛いリスナーさんに
お願いされちゃいました
可愛いっていうのは美女とか
そういう見た目の話をしてるわけではありません
何がどう可愛いのかは
明日のエピソード
ぜひ楽しみにしていただけたら
嬉しいなと思っております
明日もぜひ聞いてくださいね
今回の話も面白いなと思ったら
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