メタンの増加とその原因
地球温暖化を進める温室効果ガスの一つであるメタン。 このメタンの濃度っていうのがどんどんどんどん上がっている。
そういう事実がある中で、一体どこからこのメタンっていうのは出てきているのか。 今回衛星のデータを組み合わせた実験で、アジアの定位度域からめちゃめちゃ出ている
っていうところがわかった。 そんな研究内容をお話ししていきたいと思います。
地球全体をカバーできる人工衛星ならではの取り組みなので、ぜひぜひ最後まで楽しんで聞いてくれたらと思います。
それでは行きましょう。 改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の 亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1752話目ということで基本的には1話完結でお話ししてます。 気になるところからねぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいなと思っておりますが。
まあ今週も1週間早かったですね。 まあなんかちょっとスタートというか週の半ばにこう
津波警報とかがあった 影響な気もしますがなんか気持ち的にはものすごく早いなぁという実感があります。
皆さんいかがでしたでしょうか。 まあなんかもうちょっと新鮮味のある日々を過ごさないと一生が一瞬で終わっていくのかなという若干の
恐怖はありますが頑張っていきましょう。 そんな感じでじゃあ早速本題行く前に月の話でもしておきましょうか。
本日8月の1日はですね 半月です。前回の満月、新月のタイミングからガーッと上がってきて次の満月が9日
なんですね。で今は綺麗な半月が見えるというところになっておりますが まあ台風とかも関東近辺近づいてきていて若干天気としては微妙かなぁという感じですね。
まあもし見えたよっていう人いたらぜひぜひ写真とかハッシュタグね宇宙話つけてつぶやいてみてください。よろしくお願いします。
衛星データの活用
はいということでじゃあ早速本題行きましょうか。 今回お話しするのは地球温暖化の原因になっている
温室効果ガスであるメタン。 このメタンの濃度っていうのがめちゃめちゃ増えてるけど一体どこから来ているのっていうそんな
研究結果になりますね。 メタンはまあこう
温室効果ガスとして有名ですがそれと同時に有名なのは二酸化炭素ですね。 だからなんかこうCO2の削減っていうところはめちゃめちゃ
こう語られている一方でメタンっていうのは まあなんかその存在のヤバさみたいなところは言われているもののまあ二酸化炭素まず
大事だよねみたいな感じで 認識はされているけど
なんかどこからどう出ているのかがあんまわかっていないみたいな でなんかしかも
いろいろありますよねメタンって実は牛のゲップからめっちゃ出てるんだよみたいな話とか もあるし
あとは今後危惧されているのは 地球温暖化によって永久凍度が
誘拐していく溶けていった後に昔の空気の中に含まれているメタンっていうのが大量に大気に 放出されるっていう
まあ危険なシナリオっていうのも実は提唱されているんですよ でそうするとこのあの
事象がね起きてしまったタイミングで結構地球温暖化進んでしまうんじゃないかそしてまた 永久凍度がさらに溶けていってさらに増加してっていう
負の連鎖みたいなのが生まれてきてしまうんじゃないかっていうところはかなり懸念 されているわけですよね
でまぁそんな中でまぁそれってもうすでに起きちゃってる可能性とかもありますよね メタンが大量に増えていってるってことは地球規模で
っていうのでちょっと確認していこうというところでメタンがどこで発生しているのか っていうのをまあ観察する研究っていうのがまあこうどんどんどんどん
進んでいるよという感じですねしかもどんぐらい増えているかっていうと まあ2020年から2022年にかけて大幅に濃度の上昇が記録されていると
でしかもこれが地球全体で起きているってことはこれ地球やばいんじゃないかただ 詳細がわからんなぁみたいな話
ですねでまぁそういった目でメタンの発生源である待機中の水産化ラジカルが減少 したんじゃないかっていう話もあったんですが
それだけではちょっと説明できないなっていうところでなかなか難しい そんな中で今回研究チームが取り組んだアプローチの方法っていうのが
日本語では逆解析 よく一般的な世の中で言われるリバースエンジニアリングっていう言葉に近いような手法っていうの
が取られました 何かっていうと結果から原因を推測する方法
まあ普通は原因が見えていてそれに対して紐づく結果っていうのを見てくるっていう のがまあ一般的な順方向だとしたらそれの逆方向のアプローチっていう感じですね
で具体的には計算シミュレーションである程度世界各地の観測の 待機の変化っていうのをシミュレーションしたところに
世界各地で得られた人工衛星の上空からのデータもそうだし 外に向かって吐き出されているようなその
なんていうでしょう外の観測地で得られるようなその メタンの記録だったりとか世界各地のいろんなデータっていうのをそのシミュレーションに
入れてあげるとまあなんか まあとりあえずシミュレーションだからズレっていうのが生じるんですよね
そうそのズレっていうのをじゃあこれどうやってズレを処理を解消していくんだろう みたいな感じで数値をまた
調整していくで調整した結果はまた実際の観測結果と合うかどうかを試してまた 調整していってっていうような
方法を8船舶とかの観測も含む地上データ そして8航空それに加えて航空機での観測データ
そして8温室効果ガスの測定をするゴーサットという イブ息とかはいというような人工衛星の3通りの逆解析を実施して相互に比較し
ながら 実際の発生源とかそういったところに踏み込んでいこうっていうようなそういう
アプローチですね で8まずそれの結果はわかったことっていうのはあのまず
衛星データで満遍なく見るっていうところと地上観測 航空機観測でピンポイントに見ていくっていうところ
これで8総補的な役割を担っていって出た結果っていうのがまず2016年から2019年 でそこから2020年から2022年の間に生じた放出量の変化というところが地球全体で
マッピングすることができるようになりました でその結構の図からわかるっていうのがわかることっていうのが世界の様々な場所で
メダンの放出量が増加した可能性というのが指摘されている ねあの
でさらにその中でも熱帯から北半球の定位度だからアジアのあの 赤道付近のところですね定位度のアジアの地域っていうところから
あの 放出の増加っていうところが見られているというところが明らかになりました
でデートまあここから集まりその地域限定の放出の増加っていうところが指摘されて いくわけでまず冒頭に話したような
永久糖度が溶き始めてメタンガスがめちゃめちゃ出ているっていうような そっちの現象ではなさそうだなっていうところがまあ見えてきた
でプラスこれじゃあなんでその
定位度のあのアジアの領域だったりとか南米のアマゾンだったりとかそういった ところでの増加が見えたのかっていうところの発生源
になっているところはまあ湿地だったり農業地帯 あとは埋め立て地っていうところが主な発生源となっている可能性っていうのがまあ
指摘されている なんか正確にはそのあたりっていうぐらいでまだ綺麗に切り分けれてはいないんですけど
そのあたりにいるそのメタンを放出する微生物たち がまあその場で活発になった増加しているっていうようなところになっているんじゃないか
という研究結果が出てきてそういう指摘は実は2020年2021年とかにも 出てきていたというところからまあそこの整合性が取れて
まあ2022年までその微生物の活動っていうのが活発になっていたんだろうなっていう ところまでなんかこう見積もられているっていうのが今回の研究の結果ですね
各地域の発生源
で今回の研究はやっぱり日本が世界中に対して持っている観測データっていうところ を統合的に使ってできたアプローチで非常に面白いもの
だしなんか人工衛星だとこういうことができる 地上観測だとこういうことができるっていうそれぞれの利点をうまく組み合わせた
宇宙をまさに利用する活用するなんかこう 頼るというか宇宙一辺倒になるんじゃなくて宇宙からできることはこうだから宇宙に任せ
そういう目線がすごい綺麗に盛り込まれた研究だなぁと思って今回は面白いなぁと思い 紹介した次第でございました
こうやってなんか ポッドキャストね宇宙の話ばっか聞いているともう宇宙使えばいいんだみたいな超
すげーんだみたいなそういうイメージで何か頭の中でもっていただくことあるかもしれない んですけどそういうことじゃないよっていう
そこをねちょっと改めて伝えれたらいいなぁと思って今日のエピソード収録してました のでもし気になるところあったらコメントとかお寄せください
いかがでしたでしょうか今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリ でフォローボタンの近くにある
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それではまた明日お会いしましょうそれなら
