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2022-07-27 13:36

657. 修復不可能なジェームズウェッブ宇宙望遠鏡!?けどミッションは大丈夫!

これからの3ヶ月、宇宙ばなしの活躍マジで期待してください。

世界にインパクトを与え続けているジェームズウェッブ宇宙望遠鏡!

その鏡に隕石が直撃!?


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ソース

https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/2207/2207.05632.pdf?fbclid=IwAR2qts5ASmwOx_GR4TVHNqNo5H7e-SAIvAvZqEoZuwn8tHGV_8rA2kZNi2s


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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、佐々木亮の宇宙話。
今回はですね、世界中にインパクトを与えているジェームズウェップ宇宙望遠鏡。
この望遠鏡、まあ宇宙空間に漂う巨大な宇宙船のような雰囲気を漂わせているわけなんですけど、
このジェームズウェップ宇宙望遠鏡の鏡が、なんと一部破損してしまったというようなニュースが出ていたので、
今回はこちらについて紹介していって、巨大なミッション、今回で言うと1兆円のミッションになるので、
こういうミッションに一体どういう影響が出ているのか、そんなお話をしていきたいと思います。
2022年7月26日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで本日でエピソードが657話目を迎えるというところになっておりますが、
今回の本題はジェームズウェップ宇宙望遠鏡という、このポッドキャストでも今まで何度も結果だったりとか、
進捗状況を取り上げてきた注目の人工衛星、そして宇宙望遠鏡になるんですけど、
この望遠鏡の新たなニュースが飛び出していたので、こちらを紹介していきたいと思います。
何かっていうと、簡潔に結論から言うと、ジェームズウェップ、この望遠鏡の鏡の一部が、
なんと修復不可能なぐらいの破損をしてしまったというような、そんな状況をお話ししていきたいと思っております。
なのでいつもの天文のニュースっていうようなイメージよりは、ミッションが今どういう状況にあるのか、そんなお話に近いかなというふうに思っております。
今回紹介するジェームズウェップ宇宙望遠鏡、このポッドキャストでも紹介していて、皆さんもきっと1回ぐらいは、
写真で見かけて本当に壮大な形をしているなっていうところは、確認いただいた方多いんじゃないかなと思います。
もしですね、まだ見かけたことないよっていう方いましたら、ジェームズウェップ宇宙望遠鏡だったり、あとはJWSTとか言って調べてみていただけると、
なんかその見た目のすごさみたいなところが出てくるかなというふうに思っております。
そんなこんなで、このジェームズウェップ宇宙望遠鏡、パッと見でどういう構造になっているかっていうと、望遠鏡の部分だけに注目してみると、
18枚の、簡単に言えば鏡ですね。18枚の鏡が連なっていて、ハニカム構造って言って、いわゆる8ですね。
8の数みたいな形になっていて、その8の数みたいな形で構成されているのが、このジェームズウェップ宇宙望遠鏡なんですよ。
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で、この望遠鏡、つまり18枚のガラスが均等に並べられていて、それらをちょっとずつ補正していくことで、一つの滑らかな望遠鏡みたいなところを作り上げていこうっていうような発想になってるわけですね。
これって、地上の望遠鏡とか、あとは双眼鏡とかも似た、双眼鏡はちょっと違うか。望遠鏡とかって、ああいうのって1枚板、1枚のガラスで、その表面の滑らかさを競っていた中で、最近っていうのはこういう別々の鏡になってるみたいなところが、実は主流になってきてたりするんですよ。
で、これはまあ結構時代の流れを見ると、へーって思う部分多いんですけど、望遠鏡の性能っていうのは、いくつか要素はあるものの、その鏡の綺麗さとプラスしてやっぱり大きい方がいいんですよね。
なんで大きい方がいいかっていうと、望遠鏡が大きいと、それだけ小さな光、つまり暗い星まで見に行くことができるっていう特徴があるんですよ。っていう特徴があるから、今回のジェームスウェップ宇宙望遠鏡で言うと、ファーストスターと呼ばれる、宇宙で一番最初にできた星みたいなのを見に行こうとしてる。
つまり宇宙の年齢138億年あるみたいなふうに言われてる中で、本当に最初にできた星っていうのが今どういう姿にあるのか、そんなところを調べようとしてるっていうところがあるので、なるべく大きくしていきたいというのが発想としてあった時に、じゃあめちゃめちゃ巨大な望遠鏡のガラスを、ガラスというか鏡を1枚作るっていうのは、なかなか難易度としては高いんですよね。
この高さっていうのは例えば、まあそもそも1枚板みたいなので作っちゃうと、そのまま宇宙に持っていかなきゃいけないし、でなおかちょっと歪むだけでやっぱり大きいガラスだからパキッとすぐに割れてしまうみたいなところがあったりっていうので、管理が大変になってくるというところで、いくつかのパーツに分かれて、それらをちょっとずつ補正することによって1個のでっかい鏡を仮想的に作り出すみたいなところをやっているというところになっている。
いうところになっていて、今回はそのうちの18枚のうちの1個が壊れてしまったというような状況なんですね。いやこれはなかなか厳しいことになってくるんじゃないかなと思うんですよ。と思っていたんですが、思っていたんですがですよ。
これちゃんとイーサ、ヨーロッパの宇宙機関だったりとか、あとはNASAのレポートっていうのが出ていて、この18枚のうちの1枚が修復不可能な状況まで行ってしまったが、がミッション、メインのミッションをやっていくには問題ない状況になっているというような報告が出ていたので、いやもうほんとほっとしたなっていうのが正直なところでした。
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でもやっぱ1兆円かかってるんですよね、このプロジェクトって。1兆円って本当にそんな規模で宇宙開発実際に進んでいる部分もあったりするんで、値段がどうこうっていうところではないですけど、やっぱり1兆円の衛星で、しかも1回インパクトの強い結果を出してくれてるからこそ、今後の結果がすごい気になるっていうところも含めで
修復できなくても今後のミッションに影響がないっていうのが分かって非常に良かったなというふうに思ったのが個人的な感想だったりします。
ジェームスウェップ宇宙望遠鏡自体が、宇宙空間で地球と太陽が引っ張り合う、その重力が釣り合う部分っていうところに、そこが一番宇宙空間で、いわゆる近くだと安定する部分なんですよ。
どっちの重力にも引っ張られずに停止していられる、そこでゆっくり滞在しながら星を観測できるっていうところで非常に良い場所にいるわけなんですけど、宇宙空間というか自然の中っていうのはエネルギーが不均衡なところよりも整っているバランスの良いところとかそういうところに落ち着く傾向があるので、やっぱり今回鏡にぶつかったのって隕石だったりするんですよね。
そういう隕石もやっぱり滞在してしまいがちな場所ではあるというところのリスクも考えた上でこの位置になってるわけなんですが、この短期間で一個が破壊されてしまうとちょっと不安に思う部分もあるのかなというふうに今後は思っているので、こういったステータスレポートみたいなところはしっかり注視していきたいなというふうに思いました。
本当に個人的な思い出というかあれなんですけど、僕ってこのジェームスウェップ宇宙望遠鏡がやっている天文学の種類とはちょっと離れたところにいて、X線天文学っていうX線を用いた宇宙空間に人工衛星飛ばして観測してみたいなそういうところなんですけど、その衛星も実は2018年?
2017年とかかな?に1個日本が300億円とかかけて打ち上げたものがあったやつが軌道上で1ヶ月弱ぐらいで壊れてしまったみたいな、そんな状況があってすごい苦い思い出があるんですよ。
しかもこれジェームスウェップ、今回大丈夫だったから良かったものの、これがダメになった時に食いっぱくれる研究者もいれば、あとはそれで白志望だったりとか修志望を取ろうとしている学生もいるっていう、控えてるっていうふうに中で、そういう機会がおじゃんになってしまうと路頭に迷う人みたいなのがやっぱ増えちゃうわけですよね。
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そういったところも含めでやっぱり今回は無事で良かったなと、当時の苦い思い出というか、これ大丈夫なのかな?みたいな漠然とした不安みたいなのはちょっとなくなって嬉しいなというふうに思いました。
そんな感じでですね、宇宙では結構事故っていうのはつきものなので、そういったところにどうやって対処しているのかとか最新のステータスみたいなのはちゃんとこのPodcastでも伝えていける部分伝えていきたいかなというふうに思っているので、引き続きJWSD、ジェームスウェップ宇宙望遠鏡の活躍を期待していきたいと思います。
ということで今回はジェームスウェップ宇宙望遠鏡の最新のステータス、望遠鏡が壊れても実は大丈夫だったというお話をさせていただきました。
ここでちょっと近況報告をさせていただこうかなというふうに思ってるんですけど、そういえば一つ僕話してないやつがあったなと思って、実は最近ですね、新しいメディアを立ち上げました。
これは全然Podcastとは関係なくて、実は僕本業データサイエンティストっていうのをやっているんですね。
簡単に言えば企業の顧客データの分析だったりとか市場の分析だったりみたいなのをしたり、あとは使用ができるのであればAIとかを組み込んだりみたいなのにしてサービスを良くするみたいな、
そういった仕事をするのがデータサイエンティストっていう仕事になってるんですけど、これ関連のメディアを作ったんですね。
最近は大学のデータサイエンスの先生とかもやらせてもらっているので、そういったところでどうやってデータサイエンティストとしてのキャリアを伸ばしていこうかなっていう、
Podcastを本気で頑張っていくっていう話もありつつ、そこにプラスして本業の方がうまくいくとそれだけPodcastの方に時間を割けるというかPodcastの調子伸ばせるっていうところで、
ちょっと新しいデータサイエンスのメディアを立ち上げたというような状況になってます。
リンク貼っておこうかなと思っているのと、多分Podcastでその話してなかったなと思ったので、今回ちょっとお話しさせていただきました。
どんな内容なのかっていうと、データサイエンスっていうところだけでもちょっと距離感あるんですけど、データサイエンス×Web3、Web3.0っていういわゆるNFTだったりとかブロックチェーンだったりとかっていうのが絡んだ内容のメディアになってるんですね。
で、これ何でなのかっていうと、僕は別に仮想通貨万歳みたいなNFTが全てだみたいなそういうタイプではなくて、そういうところのアバウトの話って僕実はあんま好きじゃないんですけど、
僕自身がデータサイエンティストとして仕事やっていくってなった時に、次に直面するとこ何かなっていうと、やっぱIT系にいたらデータサイエンスでWeb3避けて通れないなと思った部分があったので、そこをちょっと攻めていってみようかなと思っているメディア作りです。
おかげさまでポッドキャストの方でもどうやってメディア作っていくのかっていう話とかもそうだし、僕そもそも2年ぐらいライターとかアシスタントディレクターみたいなのをやってたところからキャリアがスタートしていたりもするので、そういったところの経験をうまく生かしていければいいかなというふうに思ってのメディアになってます。
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なので、結構ちゃんと噛み砕いて書くようにはしてます。ポッドキャストと同じような雰囲気を持たせていて、データサイエンスわかんないっていう部分からのスタートもそうだし、Web3っていうところでデータがどうやって絡んでくるのかっていうのをピンとこないみたいな人に向けて書くっていうメディアを立ち上げたので、ちょっと概要欄にリンクを貼っておくので、ぜひ興味がある方は覗いてみていただけたら嬉しいなというふうに思ってます。
そんな感じで、ポッドキャストをガンガン攻めていくっていう話はしましたけど、それ以外にも僕はもう攻めに攻めまくってるので、そういった部分も応援していただけたらなというふうに思ってます。
ということで、そんな感じで近況報告させていただきましたが、もしまた報告できる部分あれば、今後3ヶ月ガンガン頑張っていくっていう話、昨日したと思うので、そのあたりもぜひよろしくお願いいたします。
ということで、今回は以上とさせていただきます。今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、そしてフォローボタンの横にあるレビューよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙話し、またはSpotifyのQ&Aコーナーからじゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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