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2023-07-15 19:48

1010. 世界の月面探査をインドがリード!?最新ミッション打ち上げ成功【chandrayaan 3】

インドの月面探査プロジェクトchandrayaan 3が打ち上げ成功!どんなミッションで、どんな背景があるのか!?


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ソース

https://www.isro.gov.in/Chandrayaan3_New.html

Credit : ISRO

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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回は、インドの宇宙開発の勢いがマジでヤバい
っていうところで、インドが打ち上げに成功した月面探査プロジェクト【chandrayaan 3】と呼ばれるものについて紹介していきたいと思います。
最近は、個人的にインドへの思い入れがちょっと強いっていうところもありつつ、僕が【chandrayaan】っていうこのプロジェクト
1,2好きなんですよね。なので、そういったところで打ち上げが成功した【chandrayaan 3】嬉しいなっていう気持ちと共に、一体どんなミッションなのか
世界中の月面探査の流れに乗っている最新のミッション紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ささき寮の宇宙話
2023年7月15日始まりました。ささき寮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の寮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1010話目を迎えております。 基本的には1話完結という形でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
前回のエピソードはちょっといつもと雰囲気の違って、他の番組とのコラボ、 しかも後編がこっち側で流れてたっていうところなので、もしね
これ後半だけしか聞いてないよっていう人いたら、ぜひ前半の世界変態大全の方にも聞きに行ってみていただけたら嬉しいなぁと思っております。
なんか前半あっちで良かったかなっていう気はしてますね。 なんかあの
ちょっと多分前半の方が勢い強めのお話が多いんじゃないかなというふうに思ってます。 で
変なタイトルの番組ですけど、普通に面白いチャンネルになってるんで、ぜひそちら聞きに行ってみて いただけたらというふうに思っております。
まあ宇宙話の中でも他にも雷の話、それの前にあったりとか、 あとはこう、星が生まれてすぐの状態で実は一生が決まっちゃうみたいな話とか、
結構そういったところも割と天文学っぽい話でワクワクする部分多いんじゃないかなと思って おりますので、まあ好きなところから一応完結なので聞いていただけたら嬉しいです。
そんな感じで、じゃあ早速本題に行こうかなと思います。 今日の本題はこれインドから打ち上がった月面探査プロジェクト
チャンドラヤーン3と呼ばれるものについて紹介していきたいとおもいます。 ご存知ですか?チャンドラヤーン。
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ね、なんかいかにもインドっぽい名前って感じしますよね。 ただこのチャンドラヤーン、今回3なので3号機
1、2があって3に続くぐらいこれまでたくさんの成果を残してきたというようなところで、 今回こちらのお話ししていきたいと思っております。
このチャンドラヤーンを紹介しようかなと思ったきっかけは大きく2つ。 なんなら1つかなっていうぐらいの感じで、実は
7月の日本時間というところの13日かな。 2023年の7月13日に打ち上げに成功したというようなところで、
これやっぱり世界中のこの月面探査の流れに乗って、 インドもかなり面白い取り組みしてるなっていうところを紹介したいなと思ったところ。
そしてこれに伴って実はお一人リスナーの方からある質問をいただいたので、 この質問に合わせてお話ししていきたいなと思ったっていうそんな感じですね。
読み上げさせていただきます。ツイッターですね。 宇宙ラジオでお話ししてほしいネタがあります。インドのチャンドラヤーン3についてで、
ジャクサも開発に関わっていると読みました。 現在インド在住、日本人です。
今日この後打ち上げなんです。どうなるか勝手にドキドキしてます。 オペレーションが心配だけど祈ります。というところでありがとうございます。
いいですね。このチャンドラヤーンが需要として上がってくるのはかなり面白いところだなって思って、
多分これまでのポッドキャストで紹介してこなかったんじゃないかなっていう。 で、もしかしたらそこに気づいてくれたのかなっていうところがあるので、今回は
チャンドラヤーンのお話をしていきたいなというふうに思っております。 このチャンドラヤーンですね。
インドの宇宙機関イスロっていうところから1号機は2008年に打ち上がったんですよね。
インド初の月探査ミッションだったわけですよ。このチャンドラヤーンが。 で、ここでチャンドラヤーン1号機打ち上がりました。
で、その後2019年、2019年にチャンドラヤーン2号機っていうのが打ち上がった。
っていうところで、今回が3号機っていうところなんですね。 で、もうこのイスロ、インドの宇宙開発機構だから、いわゆる日本のJAXA、アメリカのNASA
みたいな、そういうたてつけの研究機関になりますね。 で、このイスロはもう本当に、そもそも最近インドの宇宙開発が熱いんだぞっていう話、
実はちょっと前のポッドキャストで話したんですけど、皆さん覚えてますか? あのゲストにヒロを呼んで、
最近世界中で宇宙開発どういうところが熱いんですか? みたいな話をどんどんしていったと思うんですけど、覚えてますかね?
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エピソードナンバーで言うと、たぶんここら辺の話したのは 989話とかになります。
あとはまあ990話とかでもお話ししてるんで、もしよかったらそちらもね聞いていただけたらと。
ヒロは世界中の宇宙カンファレンスをぐるぐる回ってるんですよ。 で、それは自分自身が宇宙開発の、なんていうんでしょう、
ワープスペースっていう会社のUS法人のCEOをやってたりとか、個人でコンサルティングやってたりとか、いろんな宇宙の
肩書きがある中で、やっぱ公演に呼ばれることが多くて、それで参加するとインド行ってたりとか、南米行ってたりとか、
アメリカ行ったりヨーロッパ行ったりみたいなね。そういったところで仕入れてきた情報なんで、まあ結構面白い話が多いんですよ。
で、まあそんな中で、そのインドの宇宙開発かなり盛り上がってるよっていうところの中で、今回打ち上がったチャンドラヤン3号ですね。
一体何をするのか。インドによるこれ3回目の月探査ミッションになるんですけど、 簡単に言うと月面に着陸する技術の実証。
そしてそこからローバーと呼ばれる探査車ですね。 この探査車で月面を探査していくっていうところを大きくまあ2つ
掲げているのがこのチャンドラヤン3のミッションになってますね。 チャンドラヤン3号機、これは本当に月を科学していく、この世界中の流れに乗った
まさに最新の宇宙開発の機器っていう感じになっていて、 このランダーっていうのは指定された月面に対してソフトランディング
柔らかく着陸する、難着陸って呼ばれる能力を持っていて、 そこに対して着陸がうまくいくかどうか。
日本の取り組みで言うと、それこそ8月に打ち上げられるスリムって呼ばれるミッションですね。 これもソフトランディングかっていうとちょっと違うかもしれないですけど、ソフトランディングか。
で好きなところに着陸できる技術をやっていくっていう話だったりとか、 あとは
先日ね、上場を果たしたアイスペースっていう会社がやっている月面着陸っていうところも まあここに近いお話になってくるかなと思うんですよ。
でまぁそんな中で展開されているこのインドのチャンドラヤン3号、 今回はそのソフトランディングっていうところを行って、その上で
月面の科学分析っていうのを実施するためのローバーっていうのを展開していこうとしている。
まあそんな感じになってますね。なのでホームページの言葉を借りると大きく3つのミッション っていうところを達成することを想定しています。
1つが月面への安全かつ難着陸の実証。 ソフトランディングの実証というところですね。
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つまり着陸できるような技術本当にあるのかちゃんと実証しに行ってきますと。 でもう一つが月面でのローバー走行の実証というところで、これが2つ目ですね。
to demonstrate rover loaving on the moon っていうところが書いてある。
で、あとはその場での科学実験の実証。 to conduct in-situ、in-situっていう言葉ね、これね。
in-situationの略だと思うんですけど、その場観測とかっていうのを使います。 scientific experiments というようなところになっていたりするというようなところで、
ここらへんにもいろんな観測機には装置がいろいろ付いているというような段階ですね。
いやーなんかワクワクしますね。これ世界中がどんどんどんどんいろんな宇宙開発の取り組みっていうのを行っていってる中で、こういうふうにインドも成功させてくると。
実際に打ち上げ成功して、チャンドラヤーン3が乗った、乗ってる部分っていうのもしっかりと軌道に乗っていくことができたというようなところになっています。
で、これ質問にあったこれ、JAXA も開発に関わっていると読みましたっていうところね、なってるんですけど、
これJAXA、開発多分そこまで代々的には関わってなさそうかなっていうところが正直なところで、で、おって多分この質問者の方も思ったと思うんですよ。
ただ、実際にISROとJAXAで取り組んでる月のミッションっていうのは別にあって、これがルーペックスって呼ばれるミッションですね。
ルナーポーラーエクスプロレーション、略してルーペックスというところで可愛い名前つけますよね。
このルーペックスっていうのがまさにJAXAとISROが共同で動かしているミッションだったりするので、もしかしたらこっちとちょっと報道の部分がガッチャンコしてしまったのかなぁなんていうのも思ったりもします。
っていうところで、世界のこうね、宇宙開発競争の中でガンガン攻めてる世界中の宇宙機関がある中で、インドもこうやってうまく打ち上げに成功したというようなところになってくるのはかなり面白いなぁというところになってきます。
そもそもこのチャンドラヤーンが3号機まで到達しているぐらい期待されている理由っていうのは、これまでにかなりいろんな成果を残してきてくれてるんですよ。
その中でもさっきのルーペックスっていうところの話にもあったような、極域、月の北極とか南極とかっていうようなところ、特にチャンドラヤーンに関しては南極域かなっていうところで、水というか氷を発見したっていう成果がこれかなりでかいかなっていう。
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チャンドラヤーン1号機と2号機っていうのは、月の周りをぐるぐる回す周回衛星みたいなのを打ち上げてたんですよ、確か。チャンドラヤーン1もそうだよな。2は確実にそうなんですけどね。オービターっていう月の周りをぐる、2号機か。2号機は月の周りぐるぐる回るみたいなので、1号機も確か上空からの探査だった気がするんだよな。
今話しながらちょっとふわっとなっちゃったんで、ここら辺はご愛嬌いただけたらと思います。で、その頃はアメリカと手を組んでいたのかなっていう風になっていて、月の水資源っていうのを探査していく能力を持った観測器っていうのが搭載されていた。
そして、なんとその観測によって月の南極域に氷があることを発見したというようなところがチャンドラヤーン1の成果。そしてチャンドラヤーン2に関してはこれ、まあいろんな観測器が乗りながら月の周りをぐるぐる回るようなそういう人工衛星だったんですよね。
で、この人工衛星、マジで精度良くて、僕も1回仕事調べたことがあったんですけど、JAXAが打ち上げてたKaguyaっていうところと、あとNASAが打ち上げてたLROって呼ばれるもの、ルナーリコネッサンスオービダーって呼ばれるものですね。
この2つが、いわゆる宇宙開発の、そして月面の情報を取ってくる上ですごい活躍というかを見せていた。そしてそのデータがまあ評価されていたっていう、そんな背景がある中で、チャンドラヤーン2が持っていた精度っていうのは、
確か表面を、月面の表面の写真撮った時の分解能力、解像度みたいなものが確か倍ぐらいだったのかな。確かそんぐらいだった。
数十センチたいのが、確か10センチとかっていうような勢いで見れるのが、このチャンドラヤーン2のデータで、本当にすごい精度なんですよ。だからこんなに細かく見れてるのに、もうちょっと評価されてもいいのになと思ったのが個人的な感想でしたね。
これから、いろんな宇宙企業だったり、宇宙開発機関、月面行くわけじゃないですか。その時に、表面の詳細なデータっていうのが取れてる方がいい。そして今その世界で一番細かい月面の写真というか、月面全体のデータっていうのを持ってるのが、これチャンドラヤーン2なんですよね。
だから、繰り返しになっちゃうけどもっと評価されてもいいんじゃないかなっていうふうに思ったりしている。そんな感じで、とにかくチャンドラヤーン1、2っていうところで、月面探査っていうところに対する成功体験がもう、インドはすごいんですよ。だからこそ、3っていうところでまた新たに月面にチャレンジするし、そこの1、2の成果、意思っていうのを背負っての3だぞ。
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これによってローバーで月面をガーってカップしていくみたいな感じで、いろんなところで科学探査をすることで、世界中に対してインパクトのある研究成果っていうのをどんどん残してくれるんじゃないかなというふうに期待されております。
そんな感じで、今回は質問をベースにではあったんですけど、2023年の7月の日本時間だと14日、現地時間だと13日ですね。あ、違うか。現地時間でも14日か。に打ち上げが成功したというようなところで、チャンドラヤーンがちょっと好きだなと思ってた僕からしたら結構嬉しい報告でした。
なのでね、これから科学成果どんどん出てきた時にも積極的にピックアップできるようにちょっとアンテナを張っておきたいなと思っているそんな感じになっております。ということで今回の本題は以上にしておこうかなと思っておりまして、最近ですね、ポッドキャストでいろんなところコラボだったりゲスト出演させていただいております。
そんな中で、また新しいエピソード一つ公開されたので、ぜひですね、皆さん聞きに行っていただきたいなというふうに思っているものがあります。で、これ何かっていうと、僕のポッドキャスト友達といえば、コンさんっていう方が一人いるんですね。ポッドキャストプロデューサーをやっているコンさんとの番組であるポッドキャストができるまでっていうところに遊びに行かせていただいております。
概要欄にリンク貼っておこうかなと思うんですけど、そのポッドキャストを作るにあたってクリエイター目線でどういうところを考えているのかみたいなのをピックアップしているそんな番組になっているんですけど、その番組に出て、今回はポッドキャストのマネタイズの話だったりとか、あとはどういう構成で作ってんだとかっていうのを1ヶ月間、7月中は私のエピソード公開されていきますので、ぜひ楽しみにしておいてください。
で、実はコンさんとその番組にナオヤ君っていうもう一人、コテンラジオ、こないだね、あのアップルポッドキャストでなかなか超えられない壁、こんなにすごい番組なのかっていうのをまざまざと感じた、そんな番組を実は編集を担当しているのがナオヤ君なんですね。
で、そのナオヤ君と2人で遊びに行くみたいな形だったんですよ、今回のポッドキャストができるまで。で、この3人で遊んでたりするのって実は2年ぐらい前からで、ポッドキャスト始めて半年ぐらい経ってからかな。
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で、その2人がポッドキャストの制作を仕事でしていて、で、そうなった時に勉強会みたいな情報交換会やってるから来ない?みたいな言ってくれて、3人で2年前ぐらいからずっと勉強会したり情報交換したりみたいなことしてたんですよ。
で、そこからみんなそれぞれ頑張ってポッドキャスト続けれて、で、2人ともは、2人は編集者だったりプロデューサーみたいな目線でいろいろ番組作って、本当にすごいなっていうところに、で、一緒に2年前からこんな感じで変わったよねみたいな話もちらほらできたりしているので、そういった目線でもちょっと楽しんでいただけたらと思います。
たぶんね、本当にエピソード200とかそのぐらいの頃に名前とかも出したことあるんじゃないかなと思うんですけど、かなり面白いことになってると思います、ポッドキャスト全体が。なので、ポッドキャストやってる人にも聞いてほしいし、ポッドキャスト好きな人にもぜひ聞いてもらいたいなと思って、今回ゲストに出ていきながらこんな話させていただいておりますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
そんな感じで今回のエピソードは以上にしていきたいと思います。今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローよろしくお願いいたします。番組の感想や宇宙に関する質問については、ツイッターのハッシュタグ宇宙話または概要欄に貼ってあるお便りコーナーからじゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。それではまた明日お会いしましょう。さよなら。良い三連休お過ごしください。
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