もし、明日が最期の日だと分かったとき、あなたは何をしますか?
「旅行に行く、食べたいものを食べる、会いたい人に会う」と同列で、「家族や友人・お世話になった人に言葉を残す・伝える」ということがあるように思うんです。
でも、伝えたかった人に言葉が伝えられなかった、自分の死をタイムリーにお世話になった人に便りとして伝えられなかった。自分の死後はコントロールできないからこそ、もどかしい気持ちになるような気がします。
今回のゲスト 高杉 涼平さんの原体験をもとに開発中のラストレターサービス「MEMORI」は、いつ終わりを迎えるか分からないからこそ、今のうちに自分が亡くなったときに届けたい言葉を残すことができる遺言インフラ。
最期を考えることで今の自分との向き合い方、過ごし方が変わると実感しました。
盛り上がりすぎたので、続きは次週にお届けします。ぜひ併せて聴いていただけると嬉しいです。
▷ゲスト
高杉 涼平(ラストレターサービス MEMORI 開発者)
1995年生まれ。神奈川県小田原市出身。 オーストラリア留学中に教育分野に強い関心を持ち、中学時代は学生団体の立ち上げやNPOでのインターンを経験。大学では教育学と言語学を専攻し、学業の傍ら企業人事として育成や採用に従事する。 2017年、自身が余命宣告を受けたことをきっかけとして、大切な人たちに最期の言葉を宛てるラストレターサービス「 MEMORI 」の企画・開発を開始。人間関係における生死をテーマに、遺言や終活の新しい形を模索する。 旅館とサウナとラケットスポーツが好き。裏千家茶道講師。
▷聞き手 大庭 周 1996年生まれの28歳。鹿児島生まれ静岡育ち。株式会社LIXILで法人営業を2年したのち、島根県益田市の(一社)豊かな暮らしラボラトリーへ転職。2022年春に静岡へUターン。現在は家業である製造・建設業の家業 カネヤ工業で営業として働きながら、これからの生き方について考えるトークイベント「生き博」を2019年に静岡でスタートさせたり、フードエッセイ「アイスクリームが溶けぬ前に」を執筆したり、「喫茶たまゆら」の屋号でコーヒー屋さんをしたり。
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