2024-02-16 13:33

#28 自己PR 〜何を求められているのか考えよう編〜

「なぜ自己PRをどの企業でも質問されるのか?」その意味と求められていることを考えてみる・・・という自己PRをブラッシュアップしていく手法もありますよ、というご提案です。 #20 「自己PR 基礎編」と併せてお聴きください! 就活に関しての質問は下記リンク先、または早坂のInstagramのコメント欄までどうぞ。全ての質問にはお答えできませんがご了承ください。 https://forms.gle/pC6CRwiEjLQfXqRBA 中目黒・東京アナウンスセミナーHP https://www.anasemi.jp/ このPodcast番組の台本はAmebaブログで公開しています。 https://ameblo.jp/makiko-irodori

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この番組は、アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます。
元極穴で話し方講師、早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
さて、過去のこのポッドキャスト番組を分析していきましたら、早坂の自己紹介やポッドキャストを始めた理由以外で、
つまり、就活にダイレクトに関連した内容のもので、再生回数が一番多いのって、
シャープ20 自己PR 基礎編だったんですよ。
ということは、自己PRに関して皆さん興味があるのかなと思いまして、
その自己PRの続きと言いましょうか、お伝えしていきたいと思います。
題してですね、自己PR、何を求められているか考えよう編です。
もうタイトルそのまんまなんですけれどもね。
でもね、ちょっと本題に入る前に最初にご了承いただきたいのが、今回とっても抽象的なお話が多いです。
なぜなら、自己PRのエピソード内容は、実際の学生さんの事例を出したいんですけれども、
個人情報をさらしてしまうことになるから、やっぱり出すわけにいかないんだよね、事例を。
なので、ちょっとオブラートに包んだり、周りくどい説明になってしまうから、
ちょっと抽象的なお話、解説が多くなってしまいますが、そこはご理解いただきたいです。よろしくお願いします。
さあ、まずはシャープ20でお伝えしました、自己PR基礎編の内容をおさらいします。
3つ大きな抑えるべきポイントをまとめて解説しました。
1、具体的に語る。
2、内容を一つに絞る。
3、熱量をもって語る。
で、そりゃ分かってんのよと。
その1,2,3はもう頭に入ってるし、いろんな先輩とかで、
アナウンススクの先生からアドバイスをもらって知ってるんですと。
いや、そこじゃなくて悩んでるのは、何をネタにしたらいいのか、どんなエピソードを披露したらいいのか、
もう考えてるんです、迷ってるんです。
っていう方向けに一つだけアドバイスをお伝えしますね、今回。
あの、こういう考え方どうですか?っていうご提案です。
逆算して考えてみるのどうでしょうか?
逆算です。
じゃあどう逆算するのか?
なぜ企業や面接官たちは、どんなテレビ局、どんなラジオ局でも自己PRをお願いしますと必ず聞いてくるんだろうか?
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考えてください。
企業や面接官の気持ちを逆算して考えてみてください。
考えました?
なんで?
企業だろうが、純企業だろうが、地方局だろうがね、地上派であろうがなかろうが、
ラジオ局だろうが、テレビ局だろうが、ラテ圏だろうが、どこでも聞かれるでしょ?
なんで?って言ったら、前から何度も私言っているようにね、今後も何回も言うんですけども、
就活って聞かれていることをめちゃくちゃシンプルにするとこれなんですよ。
あなたってどんな人?っていうのと、
あなたってアナウンサーとして責任を持ってうちの局で働ける人ですか?
っていうことなんですよ。聞かれていること。
シンプルでしょ?
つまり、自己PRはこのアンサーになる必要があるわけです。
あなたってどんな人?って聞かれているんだから、
はい、私ってこういう人です。
って答えなきゃいけないし、
あなたってアナウンサーとして責任を持ってうちの局で働ける人ですか?って聞かれているんだから、
はい、こんな経験、体験をしてきました。
だからアナウンサーとして、私、俺、僕、活躍できそうでしょ?
こういったアンサーを短い時間、60秒とか30秒とかで伝える必要があるわけなんです。
どうです?これだけわかりやすくシンプルにしたら、ちょっと見えてくるものありませんか?
逆算して自己PRを考えてみるっていうのもいいんじゃないでしょうか。
個人的にアナウンススクールの講師とか、大学生と非常勤講師をやっている大学で触れ合っていると、
最初ね、私ってこういう人です、PRできている人結構多いんですよ。
で、惜しいのは2番目なんです。
こんな体験、経験をしてきました。だからアナウンサーとして活躍できそうでしょ?
ここが惜しい方、足りない方、あと方向性がちょっとずれてるなっていう方がしばしばいらっしゃる。
自分の自己PRをちょっと振り返ってみてください。
なかなかうまくいかないなって悩んでいる方は。
具体的にはアナセミに通う方でしたら、お一人お一人に寄り添ってアドバイスをします。
ですが、ポッドキャストではそれはできないので、ちょっと抽象的なアドバイスが強まります。
例えばね、勘違いしてるなっていうのは自慢話になってしまっている人。
もしくは自慢話をしないといけないと思い込んでる人とかもいらっしゃるわけ。
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これを聞いて思い当たり節がある方は、今からでもいいから自己PRの方向性とか内容エピソードを修正してください。
これなんで勘違いが生まれてるのかなと思って、いろいろ考えたり聞いたりしてたんですけど、
内定している先輩OB、OG訪問とかね、現役のアナウンサーの体験なアナウンサースクールの先輩とかから聞いたりしてね、
すごいことをアピールしないと内定しないのでは?とか思い込む方も割と少なくないんですよ。
これね、ちょっと勘違いしてるわけ。例えば甲子園を目指していましたとか、もしくは甲子園に行ったことがありますみたいな、
いわゆる体育会系の甲子園だから男性が多いかな、中にはマネージャーとしてね、甲子園に行きましたって方もいらっしゃるでしょう。
とか言うともう甲子園っていうワードが出てきただけで、うわ、すごい!俺、私、僕、そんな体操なチャレンジしてない!とかってひよっちゃったりするわけ。
あ、そっか、やっぱ甲子園レベルぐらいのすごいことに挑まなきゃいけないのかな、とか。
あとは、コロナ禍でもボランティア団体を立ち上げて、学生同士が支え合い交流するコミュニティを作ったりしました、とか言うと、
うわ、すごい!私、コロナ禍なんてもう何もしてなかった。家でYouTubeでぼーっと見るぐらいしかやってなかった。
いやー、どうしよう、みたいな。いや、そんなことないからって。大丈夫、大丈夫。
こんな話を先輩とかから聞くと、そっか、自己PRだから、やっぱ自分のすごいところを披露しなきゃいけないのねって、ちょっとね、過剰に勘違いする方もいらっしゃるわけ。
で、コロナ禍の前の話をすると、割とね、学生さんでも世界一周旅行をリュックサック一つでやってきました、みたいな人も珍しくなかったんですよ。
まあちょっとね、今とやっぱり時代が違ったりするわけ。とか聞くと、え?世界一周?やったんですか、先輩?すごいですね。
えー、私どうしよう、アルバイトしかやってない、とかね。もう、そういう人って、なんかね、自分に自信を喪失したりとか、
えー、私、自慢できるもの何もないんですよね、みたいな反応したりするわけ。いやいや、そんな自慢話用意しなくていいからって。
むしろ、面接官の人たちって自慢話、もう耳たこなわけ。もう聞き飽きてるから。そうじゃないと。
で、ここまで言うと、いやいや、早坂さん、さっきの自己PRって結局、自分のすごいところを語ってませんか?
なんか甲子園行きました、とか、この中でなんかボランティア団体立ち上げましたってすごくないですか?って思うでしょ。
で、一見確かにそう捉えられても仕方がない。私がね、そういうふうに表現してるからなんだけど。
でもね、内定する人たちって、よくよくもっと掘り下げて聞くとね、そうじゃない。ただ単純に、甲子園行きました、俺ってすごい、イエーイ、じゃないんですよ。
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何かね、ちょっと甲子園がわかりやすいから、甲子園っていう名前出しちゃったけど、ちょっと甲子園を一旦忘れていただいて、何か、甲子園でもいいけど、何かすごいことにトライしたんだけれども、
とっても大きな壁にぶち当たったりとか、しんどい体験をしたりとか、一筋縄ではいかなかったり、みたいなことがあったわけ。
で、なかなかうまくいかなかったんだけれども、そこで工夫をして、解決して、何とかうまくいきましたとか、何とか成功させましたとかね、目標を達成しました、みたいな経験をしてる人が多くて、
それらを具体的エピソード披露してこその内定なのよ。そうなの、わかります?ちょっと周りくどいし、あの、抽象度が高くなっちゃったんだけども。
伝わるかな、そう、アナウンサーって何が言いたいかというと、別にすごい人である必要ないよってことなんです。
ちなみに、いやーそうは言っても私、アルバイトしかしてないとか、自己PRできることなんもしてないんですよ、本当にYouTubeしか見てなくて、みたいな。
そもそもね、アナウンサー志望の人がYouTubeしか見てないはまずいんだけどもね。
とか思ってるアナウンサー志望者の皆さんは、大学1年生2年生ならばまだまだ時間的余裕があるので、
能動的に何かに挑戦するってことを、もう興味のあるジャンルでいいからやってみてください。
それはアルバイト、趣味、部活、サークル、習い事、何でもいいので、やってみてください。
誰かに言われてとか仕方なくとか渋々とかじゃなくて、自分から進んで何か挑戦するってことですね。
で、大学3年生4年生とかで、このポッドキャストを聞くタイミングがいつかにもよるけれども、
3年生、今現在2月なので、3年生の2月とか4年生の2月ってもう就活真っ只中なので、
今から何か自己PRネタを仕込む作るっていうのはちょっと難しいじゃないですか。
忙しくてもうエントリーシート書くのにね、追われちゃってて。
そういう方はこれまでに体験した中に、能動的に何か頑張ったこととか、何か困難に向かって立ち向かって乗り越えたことを、
別に一人じゃなくていいんですよ。グループでとかね、仲間とともに乗り越えたでもいいわけ。
ちょっと抽象的で申し訳ないんだけども、この辺をね自分しばって書き上げた中からピックアップしてください。
で、そのピックアップした中で、先ほどねシンプルに解説しました。
アナサー就活で伝えるべきポイント2つ。
私ってこういう人です。こんな経験をしてきました。だからアナウンサーとして活躍できそうでしょ。
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が、表現できるエピソードを言語化してまとめましょうねってことです。
いやーどうだろう伝わったかな。
そう、あの自己PRはね、何を求められているのかっていう、ちょっと逆算してブラッシュアップしていくっていうのが一つの手法だよというので、
誰かの心に届いたらいいなと思って今回ポッドキャストを収録しております。
と言いますところで、何か疑問質問ありましたら概要欄のリンク先もしくはインスタグラムのコメント欄にお送りください。
可能な範囲で番組内にてお答えしていきます。
まあ今回ね、あのポッドキャストの限界ではあるのよね。やっぱり自己PRって繰り返しになるけど、もう個人個人に合わせた深掘りアドバイスをしていかないとなかなか磨かれないので、
もしアナウンススクールにあなたが通っているのであれば、もうそちらの先生を頼るといいです。
もし東京アナウンスセミナーに通って、これから通いたいとか通おうかなって検討している方がいらっしゃったら、
私はじめ、講師陣があれこれ一緒に考えながら磨いていきましょう。
というわけで、就活生の皆さん一緒に前向きに頑張りましょう。
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