ところで山口さん、この前一回職質されてみたいなーって言ってたことあるやん。
山口 はい、ありましたね。
あれなんでなん?
山口 興味本位。
興味本位だ。嘘でしょ。
山口 なんか、軽素の授業とかで、例状あるのかみたいな授業を習うじゃないですか。
何の権限で聞かれてるんですか?とか。
はいはいはい。
山口 そういうのを習ったぐらいの時に、なんかそういうのをちょっと言ってみたいなっていう。
ああ、知識を先に得てるから。
山口 基本的にはでも多くの人は職質っていきなりされてよくわからへんよね。
例えば僕って最初中1か中2ぐらいやったんやけど。
早いですね。
山口 早いとか遅いとかあんのこれ。
山口 なんだけどやっぱそんな知識はないから、
なんて答えたらいいのかなみたいなあるよね。
なんで前もちょっと話したと思うんですけど、
そういうのちょっと言ってみたくって、
パトカーに目配せして。
山口 目配せ?そんな。
多いみたいな。
山口 目配せってそういう時に言うの?
睨みまでは行かないんですけど。
山口 なるほど。声かけてこうへんかなって見るわけ。
ダメでしたね。
その職質って、私みたいにされない人はされないですけど、
される人ってすごい何回もされるみたいな聞くじゃないですか。
なんかそれってなんかあるんですかねって言うとあれですけど。
山口 まさにそこが問題で、今日は職務質問についてお話しします。
丸ちゃん教授の罪な話。市民のための犯罪学。
刑事政策・犯罪学を専門とする立証大学教授で、
一般社団法人刑事司法未来の丸山康博です。
同じく刑事司法未来の山口幸です。
このトーク番組は刑事司法未来が送る、
これまでとは異なった視点から罪と罰を考えるものです。
ニュースでは聞けない犯罪学刑事政策の話について、
わかりやすく解説をしていきます。
お堅いテーマですが、なるべく親しみやすい形でお伝えできればと思います。
よろしくお願いします。
山口 よろしくお願いします。
今日は職務質問のお話ということなんで、
早速ちょっと職務質問って何なんっていうのを調べてきまして、
丸山 いいですね。
山口 発表させていただきます。
丸山 発表してくれるんですね。よろしくお願いしますよ。
山口 警察官職務執行法第2条に定められていて、
警察官は異常な挙動、その他周囲の事情から合理的に判断し、
何らかの罪を犯している、
または犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある場合に、
相手を停止させて質問することができるとなっています。
山口 なるほど。調べてきたっていうかそれ、
刑職法2条を読み上げただけなんじゃないの?
大平 ちょっと代々的に発表しますとかいうようなことでもなかった。
山口 なんか調べてきたっていうより条文はそうなってるってことね。
大平 そうですそうです。基本的には職務質問って行政警察活動っていうやつなんですけど、
それとやっぱりちょっとややこしいのが司法警察活動っていうのね。
この違いはちょっと後で話すとして、
司法警察活動っていうのはどっちかというと刑事訴訟法の捜査とかと絡んでくるって話なんだけど、
職務質問はその刑事訴訟法じゃなくて刑職法のね、で、行政警察活動なんですよ。
ただちょっとめんどくさいというかややこしいのが、完全に一緒っていうわけじゃないんだけど今言った通り根拠条文違い。
だけどすごくリンクするとこもあって、条文からもうすごくわかりにくい。
で、一応刑職法のその職務質問していいよっていうところが、
なんか罪を犯しているということを問われるって読めるんだけど、
また犯罪をこれから犯そうとしているとか、
それが何に出てるかというと挙動不審とか、それを合理的に疑うに足りるとか、
そういうのがポイントになってて、で、この辺が線がちょっと曖昧で結構難しい。
で、現場のやっぱり警察のことを考えると、
例えば自分が警察官だったらね、どこまでの人をどうやって話しかけるかとか、
かといって全部無視すると大きな事件に繋がったりとか、それもあるんで、
多分これは大変だと思うんです。
だけど、かといって一方で何でもかんでも警察の行為が良しってなっちゃうと、
権力の暴走に繋がるわけですよ。
今日はこの一点でいきたいと思います。ぜひみんな見てほしい。
南富士さんに解説してほしいエンタメ作品がありましたら、番組詳細欄にあるリンクよりご投稿ください。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどをお待ちしております。
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ここでメッセージをご紹介します。
春山さんからいただきました。
私は丸山先生の死刑について私たちが知っておくべきことを読んでから、
死刑制度や刑事司法に関心を持つようになりました。
罪な話も毎回聞くたびに犯罪学や刑事司法はとても生活に身近なものであり、
ごく普通の生活者も考えていくべきものだという思いを深めています。
一方で、では具体的にどんな行動を取ればいいのかというのがあまり見えていません。
ごく普通の生活者が今の日本の刑事司法が抱える課題を直接的に解決するのは難しいですが、
この分野に関してより良い未来にしていくために、
私たち普通の生活者にどのようなアクションができるものかアドバイスをいただけたら嬉しいです。
メッセージありがとうございます。
日常生活でやってもらいたいとか考えてほしい問題ってたくさんあるんですけど、
強いて今日のテーマに合わせていくと、
例えば実は目に見えないところで職務質問で人権侵害にあっている人たちもいるということが、
今日の話からは伝わるので、
そうするとやっぱり正義を実現するところの権力を持っているのはとても大事なんだけど、
それが暴走してないかとか、
それはチェックするとか、
もし何かを見たときにはそれはちょっと違うんじゃないっていうことを
勇気を持って声に出していくっていうのがあったらいいんじゃないかなと思います。
毎月第2火曜日はポッドキャストやYouTubeの配信、
第4火曜日の夜9時30分からYouTubeライブを行っています。
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参加してくださった皆さんの質問にお答えしています。
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では、またお会いしましょう。
お相手は丸山康博と山口由紀と南口文でした。