2026-03-10 26:27

#063 職質 or Not 職質?それが問題だ!

spotify apple_podcasts

〔トークテーマ〕

・大日本帝国憲法時代の不審尋問とは違う

・捜査と職務質問とはグラデーション

・出勤時、カバンの隅々を見せる余裕はありますか?

・ある人はある、ない人はない職質のナゾ

・アメリカ大使館からの異例の警告と警察庁の会見

・ツミナハナシ視点でみる職質のお話


〔キーワード〕

職務質問、警職法、警察官職務執行法、司法警察活動、行政警察活動、大日本帝国憲法、不審尋問、刑事訴訟法、レイシャルプロファイリング、ドレッドヘア、コーンロウ、


<過去のエンタメ一覧>

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nmy6oa_aYbdBkpuWWoRV9Hbsok4js1gI3LBPNsOmmMA/edit?usp=sharing


<Xハッシュタグ>

#ツミナハナシ


<メッセージフォーム>

https://bit.ly/cjf-messageform


(構成:合同会社黒子サポート)

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

サマリー

このエピソードでは、警察官による職務質問について、その定義、法的根拠、そして行政警察活動と司法警察活動の境界線について掘り下げています。職務質問は「犯罪を犯している、または犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由がある場合」に可能ですが、その「相当な理由」の曖昧さが現場の警察官と市民双方にとって難しい問題となっています。歴史的には、大日本帝国憲法時代の権力乱用への反省から要件が厳格化されましたが、現代においても、特にレイシャル・プロファイリングとの関連で、人種や外見に基づく不当な職務質問が問題視されています。2021年にはドレッドヘアやムスリム親子への対応、アメリカ大使館からの異例の警告など、この問題が顕在化しました。国家公安委員会の調査では不適切な職務質問は6件とされましたが、愛知県警の内部文書からは、外国人に対する先入観に基づいた指導が行われていた実態も示唆されています。番組では、これらの問題を踏まえ、市民が刑事司法の課題に対してどのように関わっていくべきかについても考察しています。

職務質問への興味と法的根拠
ところで山口さん、この前一回職質されてみたいなーって言ってたことあるやん。
山口 はい、ありましたね。
あれなんでなん?
山口 興味本位。
興味本位だ。嘘でしょ。
山口 なんか、軽素の授業とかで、例状あるのかみたいな授業を習うじゃないですか。
何の権限で聞かれてるんですか?とか。
はいはいはい。
山口 そういうのを習ったぐらいの時に、なんかそういうのをちょっと言ってみたいなっていう。
ああ、知識を先に得てるから。
山口 基本的にはでも多くの人は職質っていきなりされてよくわからへんよね。
例えば僕って最初中1か中2ぐらいやったんやけど。
早いですね。
山口 早いとか遅いとかあんのこれ。
山口 なんだけどやっぱそんな知識はないから、
なんて答えたらいいのかなみたいなあるよね。
なんで前もちょっと話したと思うんですけど、
そういうのちょっと言ってみたくって、
パトカーに目配せして。
山口 目配せ?そんな。
多いみたいな。
山口 目配せってそういう時に言うの?
睨みまでは行かないんですけど。
山口 なるほど。声かけてこうへんかなって見るわけ。
ダメでしたね。
その職質って、私みたいにされない人はされないですけど、
される人ってすごい何回もされるみたいな聞くじゃないですか。
なんかそれってなんかあるんですかねって言うとあれですけど。
山口 まさにそこが問題で、今日は職務質問についてお話しします。
丸ちゃん教授の罪な話。市民のための犯罪学。
刑事政策・犯罪学を専門とする立証大学教授で、
一般社団法人刑事司法未来の丸山康博です。
同じく刑事司法未来の山口幸です。
このトーク番組は刑事司法未来が送る、
これまでとは異なった視点から罪と罰を考えるものです。
ニュースでは聞けない犯罪学刑事政策の話について、
わかりやすく解説をしていきます。
お堅いテーマですが、なるべく親しみやすい形でお伝えできればと思います。
よろしくお願いします。
山口 よろしくお願いします。
今日は職務質問のお話ということなんで、
早速ちょっと職務質問って何なんっていうのを調べてきまして、
丸山 いいですね。
山口 発表させていただきます。
丸山 発表してくれるんですね。よろしくお願いしますよ。
山口 警察官職務執行法第2条に定められていて、
警察官は異常な挙動、その他周囲の事情から合理的に判断し、
何らかの罪を犯している、
または犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある場合に、
相手を停止させて質問することができるとなっています。
山口 なるほど。調べてきたっていうかそれ、
刑職法2条を読み上げただけなんじゃないの?
大平 ちょっと代々的に発表しますとかいうようなことでもなかった。
山口 なんか調べてきたっていうより条文はそうなってるってことね。
大平 そうですそうです。基本的には職務質問って行政警察活動っていうやつなんですけど、
それとやっぱりちょっとややこしいのが司法警察活動っていうのね。
この違いはちょっと後で話すとして、
司法警察活動っていうのはどっちかというと刑事訴訟法の捜査とかと絡んでくるって話なんだけど、
職務質問はその刑事訴訟法じゃなくて刑職法のね、で、行政警察活動なんですよ。
ただちょっとめんどくさいというかややこしいのが、完全に一緒っていうわけじゃないんだけど今言った通り根拠条文違い。
だけどすごくリンクするとこもあって、条文からもうすごくわかりにくい。
で、一応刑職法のその職務質問していいよっていうところが、
なんか罪を犯しているということを問われるって読めるんだけど、
また犯罪をこれから犯そうとしているとか、
それが何に出てるかというと挙動不審とか、それを合理的に疑うに足りるとか、
そういうのがポイントになってて、で、この辺が線がちょっと曖昧で結構難しい。
で、現場のやっぱり警察のことを考えると、
例えば自分が警察官だったらね、どこまでの人をどうやって話しかけるかとか、
かといって全部無視すると大きな事件に繋がったりとか、それもあるんで、
多分これは大変だと思うんです。
だけど、かといって一方で何でもかんでも警察の行為が良しってなっちゃうと、
権力の暴走に繋がるわけですよ。
歴史的背景と権力乱用の反省
で、もともとなんでこの刑職法自体がこんなにガチガチに条文に書いてあるかというと、
歴史的な背景があって、そもそも大日本帝国憲法時代、
この時に不審尋問とか結構これから何かしそうっていうので、
権力が乱用されるというか、すごく警察権力が強かった時期があるのね。
で、これを反省して今の憲法に変わってた時に、
そういう何か権利侵害伴うことになってしまうから、
ちょっと要件を厳しくしていこうってなって、今読み上げてくれた刑職法になっていくんよ。
刑罰を与えるって結構人権制約するから、
法律に要件が一個一個明確に定められててっていうのが、
やっぱ刑罰のイメージなんですけど、
この刑職法って結構曖昧というか、
犯そうとしていると疑うに足りるとか、もやっとしている感じが。
なるほどな。
やっぱ山口さんここに来てもらってよかったなと思うのが、
これまた刑罰の話じゃなくて捜査なんよね。
何なら捜査よりもっと前。
捜査の端緒みたいな。
山口 そうそうそう。そういう話なんで、
もちろん刑罰の乱用というか権欲主義っていうのもあるんだけど、
そもそも捜査とか、で捜査にさえ至ってないこの疑わしい挙動とかに対しても、
どこまで介入してよくて、それがやっぱりさっきも言った通り、
一方では治安の維持とかもあるんだけど、
一方ではその質問を受ける人たちの自由の侵害にも関わるわけじゃない。
だからそれはどうあるべきかってところが結構、
事業でも大変だし法学部のね。
私たぶん実務でも相当悩まれるところなんじゃないかなと思いますね。
ちょまど さっき法学部の事業っていうお話が出たんですけど、
その冒頭で行政警察活動とか司法警察活動があるよっていうお話、
その法学部でやってた時も結構試験に出たりする大事なとこなんですけど、
どっちだがどっちやっけみたいな、
曖昧なんかこうごちゃってなっちゃうようなところだと思うんですけど、
なんかその辺りもこの流れで、
そこのことを詳しく教えていただくこともできますか?
司法警察活動と行政警察活動の違いどんなってことね。
わかりました。
司法警察活動の方が多分イメージわかりやすいんで、
さっきそっち行くね。
基本的には犯罪発生後、もしくはその犯罪があると資料をした時の捜査、
被疑者の訴追とか処罰するための準備、
裁判用の資料集めとかそういう準備、犯人の証拠保全とか、
そういうことをするのが司法警察活動で、
基本的にはこれは刑事訴訟法の規定に基づく活動内。
こっちの方がわかりやすいでしょ。
ほら踊る大捜査戦好きだから、
基本的に犯人追いかけていくとか事件があって、
行政警察活動と司法警察活動の境界
その具体的な捜査、
枠さんとかパン食べながら見ているとか、
あれは具体的な事件があることを資料して、
その捜査をしている犯人確保とか証拠保全ね。
っていうのが司法警察活動で、
もう一つの行政警察活動っていうのはどっちかというと犯罪発生前の犯罪の予防とか鎮圧、
公共の安全のとか秩序の維持とか、
こういう感じ。
なんだけど日本の警察っていうのは、
これが合体しているパターン、言語型で、
一人一人の警察官どっちもやるんですよね。
行政警察活動もするし、司法警察活動もする。
で、いいところの点を挙げていくと、
犯人追及したり、
能動的に動けたりとか、
あとはその犯人追いかけたり、
事件とか事故とかがあった時とか、
もしくは実際この捜査に行く時に交通情報とか、
あとは行政警察活動系でいくと風俗に関する情報とか、
こういうのを司法警察活動にも迅速に運用。
両方兼ねているんで。
っていうのがメリットとしてはあったりするんだけど、
一方で端緒もあって、
その事前の調査とか、
犯罪とかが始了する前のものから、
終わるまでその検挙してっていうのが、
ひとつながりでずっと続いていくから、
誤りがどっかであった時にも修正しにくいというか、
そのまま突っ切ってしまうパターンがあって、
そうすると結構大きな人権侵害につながりやすいんですよね。
犯罪が生まれる過程ってそんな感じですよね。
修正がきかなくなって。
その行政警察活動と司法警察活動がつながってるっていうことなんですけど、
そのスライド時期っていうのが、
DJポリスとかって予防のために声かけてるけど、
そこで何か起こったら、
起こったことが目視、認知されれば、
司法警察活動に移行するみたいな、そういう。
確かにね、確かにそういうことも兼ねてて、
例えばもうちょっと分かりやすいので言うと、
別に犯罪があったことを資料して、
捕まえに行ってるわけでも質問してるわけでもなくて、
そもそもさっきの軽食法だと挙動不審とか、
それを疑ってるわけだよね。
で、ちょっとお兄さんと声かけて、
ずっとそのポケットから手を離さないけど、
その手の握ってるものを見せてくれるかなとかっていうのが、
またこれは食室なの、質問してて。
で、ちょっと見せてよ、いいじゃんってやってると、
で、なんだこの白い粉はってなってきたら、
これはもうほら、司法警察活動に切り替わってるのよ。
向井 よくドキュメンタリーとかでやってる、
初めはちょっと目が虚ろな人から粉が出てくる、
あの瞬間が切り替わりポイント。
そうね、ただ何がむずいって、
行政警察活動と司法警察活動って、
そうやってただグラデーションで片っぽに映るタイミングがむずいってだけじゃなくて、
話聞いてたらやっぱり、
より司法警察活動につながる怪しさが増すこともあれば、
クリアになっていくこともあるでしょ。
行ったり来たりするんだ。
だからその犯罪があるぞって強まっていく一方なら、
どこがセンだだけでいいんだけど、
やっぱり犯罪は別に指導されへんなとか、
でもやっぱり疑わしいなとか、
行ったり来たりするって、ここが多分実務では一番大変な時期かな。
確かに自分がそうでも、
そこ一番難しいところだと思います。
だよね。
で、今のお話だと、
その冒頭の良くされる人とされない人みたいな話には、
ならなさそうな気がするんですけど、
見た目って触出される人がいるとかいないとか。
そうだよ、やっとそれに触れてくれたよね。
罪の話的なこの問題って、
そういうところを話したいんだよ。
見た目のところ。
で、そういうところで本当に問題が起きてないのか、
人権侵害が起きてないのかってとこ、
そういうとこを話したいんですよ。
その前に確認しておきたいんですけど、
職務質問って警察官にちょっとって止められて、
カバンの中見て何もなければ、
さっきの怪しくないかもっていう行き違いがなく、
無実が証明されたら帰れるんですよね。
そういう単純な例だけだったらいいんだけど、
必ずしもそうとは限られなくて、
何時間も止められることとか、
何時間も。
あり得るんよ。
職務質問の実態と人権侵害の懸念
それはさ、別に何かやましいことがあるからじゃねとか、
思う人いるかもしれんけど、
ちょっと自分のこととして考えてみてほしいんだけど、
止められて、
カバンパッて見せるだけとかじゃなくて、
財布開けろとか、
その小銭入れのところ開けろとか、
中に入ってるカード見せろとか、
そのちっちゃなポーチに何が入ってるの見せろとか、
パスポート見せろとか、
なんでこんなん持ってるんだとか、
なんなら旅行行ってる途中で下着入ってるやつ見せろとか、
こうなってくると、
簡単にこれだけ見せればいいやんって許せる範囲と、
なんでそんな見せなあかんねんって許せない範囲と、
これ余裕でこう言ってきますよね。
これに答えないと、
何時間もかかるとか、
応援呼ばれて周り囲まれるとか、
だんだんそういう大変なことになっていくっていうのも、
ケースとして起きる。
下着入ってるポーチはさすがになんでってなりますし、
応援呼ばれたら周りにも何事おってなりますよね。
警察官に囲まれてる人見たら、
あの人どうしたんやろとか、
みんなにじろじろ見られるやん。
さらにそれがすごい、
試験とかの朝とかだったら、
そんな何時間も止められたら、
大変なことになりますよね。
たぶんこういう経験が少ない人からすると、
別にやましくなければ対応して終わればいいやん、
とか思うかもしれないけど、
そういう単純な話でもない。
私はどちらかっていうと、
対応したら終わりなんだろうなって思ってた側なので、
この話を罪の話で取り上げるっていう意味が、
分かった気がしました。
で、罪の話で取り上げるっていうことは、
これから犯罪白書とかの話も出てきて、
件数が分かったりとかいう話につながるんですか?
あのね、はっきり即答できるんだけど、
ないんですよね。
ないんですか?
ないんですよ。
統計はね、そもそもね、
とってない説、
触出した件数なんで、
で、やっぱりその場その場で声かけてたら、
本当はさ、
全件ここでこういうふうに声かけましたって、
全体的なビッグデータはいるんでしょうけど、
多分その日常の警察の活動の中で、
触出したっていうのを、
全件数値で取るっていうのはないと思う。
確かにすごい数ですよね。
レイシャル・プロファイリングと近年の事例
ないんだったら、
この後の雑味な話的視点としては、
触出の話はどう繋がっていくんですか?
ごめん、ちょっと次の話行く前に、
ちょっとだけ一つだけ言わせてもらうと、
全然全件の数値は出ないんだけど、
例えば犯罪類型によって、
この犯罪の端緒なんですか?
例えば通報がありましたとか、
で、この事件の分かったきっかけ、
それに職務質問からこういう事件が発覚したっていうのに、
繋がりましたっていうところは、
この犯罪白書とかでも出てきます。
なんで、職室からは何パーセント、
何件の事件のうちの何パーセントが、
職務質問からこういう事件が発覚しましたよ。
でもこれは全件じゃないよね。
その背景に隠れている。
帰れた人も職室を受けてるわけですよね。
そうそう。
なんで、統計としてあるんですか?って聞かれた時に、
答えは両方あって、
全件の統計はない。
が、これがきっかけで、
この犯罪が発覚しましたよっていう時の、
数字としては職務質問から発展しましたよは載ってる。
今の犯罪白書の話だと、
職室があったから犯罪があったことが分かって、
っていう良い側面。
職室の良い側面もある一方で、
意味があるやんってことね。
ただ、さっきの話で、
全然犯罪に結びつかない人も職室されて、
何時間も拘束されたりすると、
負の側面っていうのもあるんだなっていうのを感じました。
なので、全件分からないから、
どれぐらいの人がそういう人権侵害的なものにあってるかってところは、
もってに出にくいんだけど、
で、今日取り上げたいテーマでいくと、
この職務質問がよ、
レイシャルプロファイリングっていうものにつながっているっていうのが、
やっぱ罪の話的には取り上げないといけないテーマだと思うんですよ。
そこで調べました。
指立ててね。
レイシャルプロファイリングは、
人種や肌の色、民族、国籍、言語、宗教といった特定の属性であることを根拠に、
個人を捜査の対象としたり、
犯罪に関わったかどうかを判断したりすること。
完全に見た目っていうか。
そうなんです。これだから最初の方で、
よく職室される人とされない人がいるよねっていう話を、
ちょっとテーマ的にね、話したと思うんですけど、
それがこのさっきの軽食法2条で言ってる共同不信がどうとかそういうことじゃなくて、
人種とか肌の色とか髪型とか、そういう見た目で、
実は分かれてんじゃないのっていうのが、
今日の取り上げたいテーマなんですよ。
そこはすごく聞きたいです。
ほうほうほう。で、例えばね、
遡っていくといろんな調査があって、
例えば2007年の東京弁護士会が、
外国人に対する職務質問アンケート調査っていうのをしてたりするんですね。
とか、2010年にはムスリム違法捜査事件っていうのがあって、
これが告白訴訟とかになってったりって話があって、
めっちゃたくさんあるんですけど。
それ全部教えてもらってたら、すっごい時間かかりそうですよね。
ちょっと南口さん的切り方ですね。
最近見習って。
Googleと、じゃあちょっと近年のやつだけで、
こういうレイシャルプロファイリング関係の話題になってるやついくと、
例えばですね、2021年の1月に東京駅の校内で、
ドレッドヘアは薬物処置の可能性が高いみたいなやつが起きて、
これSNSでむっちゃ話題になって、
なんと31万回再生されるとか、
その同じ2021年の6月には、
ムスリムの親子、母と子なんですけど、
対して警察官が結構不当な取り調べというか、
聴取をしたんじゃないかっていう事件が問題視されてたとか、
さらに言うとですよ、
これまた2021年なんですけど、
12月の6日にですね、アメリカ大使館が、
レイシャルプロファイリング事案が発生しているので注意しなさいみたいな、
異例の警告を出すっていうのがあって。
アメリカ側ですか。
アメリカ大使館がね。
なかなか異常な事態ですね。
なのでその後、これが直接影響したんじゃないって言ってるけど、
すぐ後の12月17日に警察庁が、
内部調査と愛知県警の文書
差別的と認められるような職質は控えるようにっていう通知を出したりとか、
結構ダダダダと起きてますね。
すごい2021年にこんなにもあって、
なんかこのドレッドヘアとかって、
すごいなんか大問題につながりそう。
なんか差別につながりそうな。
見た目でやってそうっていうだけで言ってるのよ。
で、これを踏まえて、ちょっとお伝えしたい記者会見があってですね。
これが2022年の9月の国家公安委員会の記者会見。
で、職務質問の内部調査をしたやつがあって、
その前年にいろいろ問題になったわけじゃないですか。
見た目とかでやっている不適切な職質があるんじゃないのとかっていうことに対して、
調査しましたよ。
じゃあ不適切な職質ありました?って言ったんですけど、
その件数何倍だと思う?
えー、こんだけ話題になってますからね。
100は言わないですけど、50弱ぐらい。
なるほど。普通もっとありそうだよね。
こんなぽつぽつしてるのが光が当たってそうなわけであるんだけど、
なんとちゃんと調べてみました。国家公安委員会の調査をしてみましたよ。
内部調査しました。
じゃあ不適切な職質は6件ありました。
6件。
なんか意外すぎて、ちょっと少ないですね。
ちょっとそういう気持ちになるよね。
で、これ少なすぎるって僕も思ってて、
それはあまり問題意識持ってないんじゃないかなっていうのが、
記事としても紹介されてるのがあって、
ハフポストの日本版が入手した愛知県警の内部文書っていうのが出てきたんですよ。
これ内部文書としては2010年ぐらいに発行されてるやつ。
で、それに何が書いてあったかというと、
例えば、外国人は入管法、薬物事犯、重当法等何でもありとか、
他のやつでいくと、
一見して外国人と判明し、日本語を話さない者は、
4件パスポートの不形態とか、
不法在留とか不法残留とか、
薬物処置使用、拳銃、刀剣、ナイフ、携帯とか、
必ず何らかの不法行為があるとの堅い信念を持ち、
徹底した追及、処置品検査を行うとかっていうのが書かれてる文書が出てきてしまって、
で、これをどうも新人警察官とか、警察学校を卒業するときに
エンタメ紹介:『ヤチと民主主義』
開封してたっていうのが出てきたんだって。
これに基づいてやってると、
外国人に見えちゃったら、必ず声かけられますよね。
そこなんやけど、ちょっと抑えておきたいことがあって、
これはちょっとさ、犯罪学の仕事というか、
犯罪学シリーズっぽい話をこれから展開してもいいですかね。
お願いします。と言いたいところですけど、
すごく大事な話そうなので、次の機会に。
嘘でしょ。
これはまた次、じっくり教えていただきたいかな。
いいぴえん顔ですけど。次でお願いします。
わかりました。
さてここで、犯罪学をもっと身近に感じてもらうために、
犯罪学の観点から円溜めを見ていきたいと思います。
今日はですね、また南富士さんお勧めの
矢地と民主主義です。
矢地と民主主義 劇場拡大版は、2019年7月15日、
安倍さんの演説中に政権批判の声を上げた市民を警察官が取り囲んで移動させた
矢地排除問題を4年間にわたって追及したドキュメンタリーです。
北海道放送で2020年にテレビドキュメントとして放送され、
その後の訴訟の様子や当事者・専門家へのインタビューなどが追加され、
2023年に劇場拡大版として公開されました。
これもやっぱり南富士さんに解説してほしかったですけどね。
南富士です。
これはまたスタジオにいる。
南富士 実物です。
実物ですか。
南富士 私、お勧めポイント3つで考えてきたんですけどね。
やめましょう。ここまで結構長いと思うよ。
南富士 今のお二人の話聞いてて、お勧めポイントは1個やって分かりました。
本当?
南富士 この映画のお勧めポイントは1つ。
警察官に疑問、あるいは疑い、あるいはあえて言うけど心配をされたり、
持たれたりしたことの意味っていうのがものすごいよく分かるんですよ。
いつもより腰の入った演歌みたいな言い方するね。
南富士 本当に。いや、お二人の話聞いてて、話でも十分分かったんですけど、
映像で見るとまた違うじゃないですか。
先ほど丸山さんが言ってた警察官に取り囲まれるってどういうことかとか、
何時間も止められるってどういうことかっていうのが目で分かるから、
本当、ちゃんと返事したらいいじゃないって言うんじゃないっていうのがよく分かるので、
ちょっと他のお勧めポイントはまたノートにでも書くので、
リスナーからのメッセージとアクション
今日はこの一点でいきたいと思います。ぜひみんな見てほしい。
南富士さんに解説してほしいエンタメ作品がありましたら、番組詳細欄にあるリンクよりご投稿ください。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどをお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
Xではカタカナでハッシュタグ罪な話をつけてポストしてください。
ここでメッセージをご紹介します。
春山さんからいただきました。
私は丸山先生の死刑について私たちが知っておくべきことを読んでから、
死刑制度や刑事司法に関心を持つようになりました。
罪な話も毎回聞くたびに犯罪学や刑事司法はとても生活に身近なものであり、
ごく普通の生活者も考えていくべきものだという思いを深めています。
一方で、では具体的にどんな行動を取ればいいのかというのがあまり見えていません。
ごく普通の生活者が今の日本の刑事司法が抱える課題を直接的に解決するのは難しいですが、
この分野に関してより良い未来にしていくために、
私たち普通の生活者にどのようなアクションができるものかアドバイスをいただけたら嬉しいです。
メッセージありがとうございます。
日常生活でやってもらいたいとか考えてほしい問題ってたくさんあるんですけど、
強いて今日のテーマに合わせていくと、
例えば実は目に見えないところで職務質問で人権侵害にあっている人たちもいるということが、
今日の話からは伝わるので、
そうするとやっぱり正義を実現するところの権力を持っているのはとても大事なんだけど、
それが暴走してないかとか、
それはチェックするとか、
もし何かを見たときにはそれはちょっと違うんじゃないっていうことを
勇気を持って声に出していくっていうのがあったらいいんじゃないかなと思います。
毎月第2火曜日はポッドキャストやYouTubeの配信、
第4火曜日の夜9時30分からYouTubeライブを行っています。
YouTubeライブではポッドキャストで話しきれなかった内容や、
参加してくださった皆さんの質問にお答えしています。
アーカイブもアップしています。
こちらのご参加やチャンネル登録もお願いします。
配信やイベント等の情報はXの公式アカウントやノートでお知らせしていますので、
こちらのフォローもお願いします。
また、私たちが所属する刑事司法未来でも犯罪学や刑事政策について発信しています。
刑事司法未来で検索してみてください。
では、またお会いしましょう。
お相手は丸山康博と山口由紀と南口文でした。
26:27

コメント

スクロール