ベアレンビールの受賞と評価方法の違い
はいみなさん、おはようございます。 2026年7月13日、月曜日、高橋ツカサです。
この放送は、レーレンビール営業部長の高橋ツカサが、日々の仕事や生活の中での学びや気づき、そしてビールを通じて豊かな人生をお届けする番組です。
みなさんおはようございます。 今日も元気よくやってまいります。
今日はですね、久しぶりにビールの話をしようかなと思うんですけど、ネタがなくなったらさすがにビールの話をしようかという感じなんですが、
先日、私が勤めている会社のですね、ベアレンビールのクラシックっていう、あのラガービールね、あれがドイツのファイネストビアセレクションっていうのの賞を取ったんですね。
この賞っていうのは、結構他のビールの、なんていうんですかね、なんとか賞とかあるじゃないですか、モンドセレクション、モンドセレクションはいろんなものがあるけど、国際ビールコンテストみたいな、そういう、なんかね、わかりやすく言うとね、そういったものがあって、
金賞、銀賞、銅賞みたいなところで、部門別に金、銀、銅がある、そういう賞の付け方なんですよね。だから、なんて言うかな、これ。
美味しさって人によって違うから、感じ方。それだから、俺にとっては金だけど、あの人にとっては銅みたいなところもあるわけね。美味しさの表現だから。
そうなるとね、難しいじゃん、金、銀、銅を付けるのって、味のものって。でも明らかにこれは美味しいなっていうものもあるわけで、じゃあこういう賞を、ランキングみたいなものをどうやって付けてるのかっていうと、カテゴリーを分けてるのね、ビールの場合は。
ラガービールとか黒ビールとかね、わかりやすく言えばね、そういうカテゴリーが分けられていて、その中で順位を付けるんだけど、順位の付け方もビールの場合って、やっぱさっき言ったように、俺の美味しさはあいつの美味しさと違うみたいな部分があるから、
どちらかというと減点法で、このビールの過程からちょっとこれ減点するよね、みたいなところをマイナス評価していくっていうのがジャッジのされ方なんだよね。
ざっくり言えばですけどね、そうするとカテゴリー×金銀銅の種類だけ受賞者がいるっていうのが一般的なビールの受賞の評価になると。
そうすると何が起きるかっていうと、めちゃくちゃいっぱいメダリストが生まれるっていうね、そういう感じ。
なんとなくビールっていうジャンルだけで見てるから、一般的にはね。
だからビールっていうものの中で金銀銅あるって思っちゃうじゃない。
そうするとアメリカの大会で金賞受賞って言ったら、すげえ唯一無二みたいな感覚があるけど、実はそんなことなくて、
ラガービールのカテゴリーで金賞みたいな感じで、金賞が10個とか20個とか出てるわけね。
これは良いとか悪いとかっていうことではなくて、これの特徴としては受賞が多いっていうことと、一般的には分かりにくいっていうこと。
それと相対的な評価だから、金賞銀賞銅賞ってね。
だから定点的な観測が難しいっていうことになるわけね。
それは何かって言うと、分かりやすく言うと、去年の金賞と今年の金賞の比較が難しいわけね。
去年はレベルが高かったが今年は難易度が低くなっているとか、去年より今年の方がこういった傾向があるから、
あ、もしくは審査員がこうだから受賞の偏りが生まれにくいとか生まれやすいとか、そういうことが生まれる。
絶対評価による品質向上の可能性
で、ちょっと話は長くなっちゃったんだけど、さっき私が紹介したベアレンビールがね、ファイネストビアセレクションっていうのを受賞しましたみたいな。
これって、このファイネストビアセレクションっていうのはちょっと違ってて、これ何なのかっていうと、
ドイツでやっている評価機関なんだけど、これは得点でつけるよね。
いろんな味の要素を分解して、この要素分解したものの得点をつけていくわけ。
で、このビールは90点です。このビールは85点です。みたいな感じで得点をつけると。
この得点のつけ方も結構厳密で、基準のビールを一回みんながテイスティングしておいて、
そこからこのビールのこの味の要素は何点、例えば酸味はこのぐらい、苦味はこのぐらい、香りはこのぐらいとかね。
そんな感じで得点をつけていって、何人かでそれをジャッジして、その点数を評価して、
100点満点のうちこのビールは何点でしたっていう風に評価するっていうね。
過点性というかね、そういう絶対評価なんですよね、いわゆる。
相対評価か絶対評価かという違いにおいては、ずいぶん違った評価基軸で評価されたものの受賞ということで、
話は戻るんだけど、ペアレンビールのクラシックっていうのがドイツで受賞しましたと。
90点以上叩き出したっていう話です。
これがね、本当はすごいことなんだけど、やっぱ金銀銅っていう表現じゃないから、分かりにくいのかな、うまく伝わってんのかな。
各社にこのニュースリリースをしても、反応がいまいちっていうね、そういう感じがします。
そんなことを今日はつらつらと思って話をしてるんですよね。
何が言いたいかっていうと、こういう受賞とか賞の経歴って、なぜそれをメーカーが出品するのかっていうことの意味ですよね。
それは何なのかっていうことを考えると、金賞、銀賞、銅賞みたいな相対的な評価においては、やっぱり他社との差別化なんですよね。
他社との差別化で評価されたことがマーケティングに反映されちゃうっていうところが大きな特徴で、売りにつながってるからみんなやるっていう話ですよね。
結構これはアメリカ的な資本主義的な文化なんだけど、別に悪いとは言うわけじゃなくて、それがあるんだっていうことが受賞の話ですよね。
もう一個は、さっき言ったね、僕らが出しているファイナンスビアセレクションっていうのは何なのかっていうと、
マーケティングにこういうのはつながりにくいなっていう話で、つなげたいけどね、メーカーの思惑として、つなげたいけれど分かりにくいのかなっていうのがちょっとあったと。
ただこの絶対評価的なものっていうのは積み重ねていくことに意味があって、
じゃあ来年に向けてこのビールの評価は90点だったけど、100点目指すためにはここがちょっと足りないから来年に向けてはここの部分を製造においては変えていこうっていうふうに思ったりとか、
または変えないで、これは僕らの特徴として受け入れて、こういったビールを継続的に作っていこうっていうふうに考えたりとか、
ということで定点観測じゃなくて、評価を積み重ねていけるっていうのは絶対評価の特徴で、
これがやっぱり目指すところはマーケティングというよりかはカルチャーの醸成というか、文化を作っていく、ビールの味わいを作り続けていくっていうところにおけるメリットがあるのかなというふうに思うんですよね。
だからどっちもいいんだけど、僕は営業だから売りたいっていう気持ちはあるんだけど、
やっぱりいいものを作っていかないとね、製造業って。そこが一番大事になるから、絶対評価のこういった評価軸での評価っていうものもすごく大事だし、
それがね、マーケティングにつながれば一番いいんだけど、わかりやすいと思うんだけど、日本ではいまいち評価されてないのかなって思っていると、そんな話でした。
放送の締めくくり
はい、ということで今日の放送は以上です。この放送が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。それではまた皆さん、明日お会いしましょう。さよなら、バイバイ。