2021-09-04 19:56

新しめの技術しか提案できないというSIerのジレンマ

クライアントに新しいシステム開発などを提案するときに、それなりに耳障りの良い内容じゃないとクライアントとしても社内稟議通らなかったりすることもあるだろうなーという思う一方で、実際はもっと地に足ついたソリューション提案したいときってあるんじゃないかという話。

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みなさんこんにちは、TRY-CATCH FM第63回です。お願いします。
これちょっとした仕事のヒップスというか、あんま使うとこないかもしれないんだけど
エクセルとかにまとめられている大量のURLをいちいち開いていかないといけない みたいな
泣きにしもあらずじゃないですか。テストとかでね。そうそう。
で、よくあるのは普通にChromeの拡張機能とか使って、俺も昔使ってた気がするけど、Pastyみたいなやつ。
あれじゃないですか。仕事の環境によっては簡単に拡張機能を入れれないみたいなところも全然ありえるから
そういった時にどうやれば簡単にまとめて開けるかっていうのを
ご紹介したいなと思うんですけど、別に大したことじゃなくて
使うのはテキストエディタで、まずエクセルで50行とか100行とかそのエクセルコピーするじゃないですか
エクセルのURLコピーするじゃないですか。それをVSCodeとかにペーストしたら、会場でURLバーってなるんで
まずそのhttps://みたいな感じになってでしょ。そこの部分をJavaScriptのwindow.open
で丸括弧
クオーテーションっていうのに、まず頭にそれを力んで持ってくるんですよ。お尻の方にも同じような形でクオーテーション括弧閉じるってやったら
window.open JavaScriptでURL開けたり大量にできるんで、それをまたコピーして
Developer Toolsのコンソールのところでペーストしてenterってやると全部開きます
確かにね、あそこのコンソール使うのが確かに結構楽な時があるよね
そうだね、これあんまり技術者とかじゃないとねわかんないから
これは普通に誰でもできるような話だと思うんで
そうだね、前回62回でレガシーな環境でネットがうまく使えずとか、拡張機能も入れられずみたいなところで結構重宝するやり方だよね
まあレガシーなプロジェクトにも桜井ディドとか秀丸エリートあるでしょうよ
03:05
はい、みんな大好きだからね、辛いプロジェクトでもいろんなことを楽にしてくれる
そうそう、でもねちょっと話しとれるけどテキストエディタ力ってマジで
仕事を早く進める上で結構重要だなと思って
まあ要は正規表現で実感したらそれなりに自動化というか一気に仕事を終わらせることができると思うんで
しかもそれをエクセルの関数を作るのに使ったりとかいろんなことがあるし
図形選択とかもね、たまに知らない人いておいおいって思いながら教えたりとか
エンジニアじゃなくても覚えておくべき仕事術だと思うな
まだどこの仕事場にもいいシステムがあるわけじゃないからそういうところの使い方、使える力が仕事の効率を左右するよね
そうだね、今日は短いですけどお仕事Tipsでした
では本題の方がですね
これもちょっと前回に引き続きSIRっぽい話ではあるんですけど
SIRでいろんなプロジェクトが日々生まれるじゃないですか
金融系とかレガシーな技術を使っているプロジェクトはそうじゃないかもしれないけど
新しくPOCとか実際に開発に移すプロジェクトを
AI使ってないといけません空気ってあるよねっていう
これ実際問題
我々みたいな、我々っていうか俺もSIRじゃないけど
SIRが提案してそれをクライアント側が社内倫理を通すときに
最新なことをやってますっていう、ある程度イケてる感を出さないと
予算が下りないっていう事実があるんだよね
なんでそれをやるんですかってなったときに
耳障りのいいこと言わないとITわかんないおじちゃんおばちゃんがなかなか
うんって言ってくれないんだろうね
06:00
別にそれって機械学習使わなくてもExcelでいいやみたいな
Excelで重垣分析すればいいやみたいなことってザラにあるじゃん
それって別にチャットボットにしなくても
普通にウェブサイト作ればいいやみたいな
ウェブサイトどころかPDF作ればいいやみたいな
っていうのはあるけど
しかもそれを提案する側もわかってる人もたくさんいるんだけど
でもやっぱこういう横文字たくさん使いまくって
提案しとかないと提案通らないだろうなみたいな話ってあるよね
特にPOCとかは予算がそんなにいない中で
ちょっと新しいこと試す予算だけあるから
ちょろっとやろうぜってそうなりがちなのと
あとどうせ昔ながらのような感じ
見た目だけ若干モダンなものを作ろうぐらいのものなんだけど
言い方だけスマートなんとかにしたりAIなんとかにしたりして
そこ通りやすくする名前だけつけて
中身は言って昔と変わらないよみたいなものを作ってるところもあるから
通りやすくだけして実を取るっていうのが大事になる
実を取るのも楽をしたいとかじゃなくて
そういうAIとかにホイホイついていっちゃう企業さんで
実はその前のちゃんとまともに動くシステムの基盤とか
データを集めるだけの何かとか
それこそAIをする前に業務が電子化されてますかっていうところがうまくできてない
一足飛びにわからないからそれで飛びついちゃうっていうのがあるので
まずはちゃんとそのAIの前にまともにシステム化しましょうねっていうのを通すために
耳障りのいい言葉を使いつつちゃんとそこからやってあげてるっていうのが
割とエッサイヤーの流れでもあるかなと思うので
思い出したこのテーマを思いついたきっかけがあって
ちょっとくらい前に出た本だけど
ワークマンっていうブランドあるじゃないですか
作業技店だったけどちょっと若者向けにいい感じになったとこね
ワークマン女子とかブランドとかを一新して
すごい売り上げ上がってるよみたいな企業があって
そこって現場社員のデータ分析力が結構強いらしくて
でも実際AIでめちゃめちゃ最適化してますみたいな感じでもない
09:03
単純にエクセルでピボットテーブルが使えるとか
回帰分析ができますよとかそういうレベルなんだけど
そこのベーススキルが高いみたいな
全員ちゃんとできるよみたいな話があって
多分企業に必要なのって理想を言えば
全員そういう機械学習とかAIとか熟知してるっていうのが理想であるんだけど
いきなりそこにステップアップするってほぼ不可能な話だから
まずはそこら辺の分析をするためのベーススキルを
着実に上げていくっていうのが成果に結びつくんだろうなと思って
でもSIRとかそういうのはちょっと耳障りが悪いというか
あんまり面白そうには聞こえないから提案できないんだろうなと思って
そうだね僕らが学生の頃
なんだったらそれより大学生になるより前だったかもしれないけど
データ可視化ブームみたいなのが来てたじゃないですか
AIとかより前の段階のやつがね
あの頃にちゃんとしたやつを作れてたら
そこで溜まった見やすいデータをどんどん使ってって分析でも何でもやったらいいと思うんですよ
そこで乗れてなかったようなところが今になって急にAIをやりたいって言い出すからそういう風になっちゃうんで
やっぱりそのワークマンみたいなのもそこの見えるかのところまで
自分でやれるよっていうところでやってるからいいんだって
僕らもそういうAIって言いつつも見せてあげるだけの部分もありますよみたいな案件もやってたじゃんか
こういうデータグラフとかが見れれば示唆を得てやれるよねみたいな
でちょっと統計って情報も添えてあげて判断の材料にしてあげましょうねぐらいのところからでも
やっぱり結構ね判断の意思決定の材料になるので
そういうところからデータ集めつつそういうシンプルな見せるところからやるのがやっぱりいいんだろうなって感じがする
あとワークマン以外で言うとモノ太郎とかもそんな感じらしいですよ
あれ何やってるの?
業務用のツール?
だから椅子とかオフィスチェアとかあるじゃないですかそういうの
売ってるECサイトでそういう業務用っぽいとかツールとか商品製品を買えるっていうのは知っててアマゾン的に
僕もねいくつか買ったことはあるんですよ
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あそことか
それでモノ太郎社員は結構エンジニア以外でもビッグクエリーにSQLかける人が多いって聞いた
へーそうなんだ
だからやっぱねそんなめっちゃAIやってますって感じじゃなくて
単純にエンジニア以外でもSQLかけますとかデータ分析は自由にできますみたいな人が多いんだろうね
それは強いよなきっとな
試作をボンボン考えやすいもんね
Googleもなんかそういうのは昔あったみたいな話聞いたことある
ビッグクエリーができた頃
非公開というか社員しか使えなかった
社内ツールから製品になってるから
なんだっけあれ名前
ビッグクエリーっていうのはあくまで製品化したときの名前だから
全然話しとれるんだけど
ドリメルみたいなその名前
その名前だっけあれ
ちょっと待って今Googleでいいですか
時間に余裕あるそうだから
ビッグクエリーの昔名前
こんなの出てくるかな
ドリメルかな
ドリメルって書いてある
そんな名前だったんだ
ドレメルが出てきた
Google社内で利用していたドレメルっていうのがあったらしいと
だからこれを作って
非エンジニア以外でも
データウェアハウスとかに簡単にアクセスできるような環境を作って
データ分析カルチャーを根付かせていったみたいな
そういう話だと思います
だからそういう地に足ついたね
施策が大事なんやなって思った
システム作っててお客さんといろいろ接触するときとかも
社内のエンジニアに頼んでSQL
こういうデータ取ってきてくださいってやり取りやって
1日かけて取ってきてもらうみたいなのが発生したりするらしくて
でもSQLかける社員はパッと書いて取ってるんだよね
スピード感が出ないもんねまず
SQL書くために人にお願いするって
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伝えたものを
エンジニア側も向こうの言いたいこと伝わってんのかなって
頑張らないといけないからやっぱり自分の頭の中をSQLに書き換えられるってのは大事なことです
そうだね
どうすればいいんだろうねそういう耳障りのいい提案
SIR側もやっぱり申し上げたいじゃないですか
そうだね不当じゃないやり方でいくんだったら
将来像みたいなやつでちゃんと示しつつ
こういう手順でやるんだよっていうのをまずはやる
お客さん側のリテラシーも上げかないとそこは理解できないかもしれない
ちゃんとしたものはね
でもそういうワークマンとか野太郎とかさっきのドレミルの話とかも
事例としてはあるかな
そうだね
そこを先行事例として紹介してあげれば納得してもらえそうな気はするけどね
そうだねあとはなんだろうな
本当にこれできるならやってるよって言われるかもしれないけど
ROIとかでね
これは最新じゃないんだけどまずはインパクトがめっちゃでかいんです
こういうふうに繋がっていく上にまずそのインパクトで一番最初の時点でこれだけの価値が出せるんです
言えればいいんじゃねっていう感じはするけどね
でもインパクトっていう意味で言うと
クライアント側としても
うちAI使ってバリバリにやってますっていう
リリース出したいっていうのはあると思うんだよね
それは確かにちゃんと広告効果みたいなものがあるよね
そうそうそう
事業会社でもそういうのがあって
自社でどういう技術使うかっていう
どういうアプローチでやるかっていうのを決めるときに
あえてマシンラーニング使ってみる
Excelでもできるけどあえてマシンラーニングでやってみるっていうのは
全然あるような気はするやっぱり
採用活動にも思いっきり関わってくるし
あそこの会社ちゃんとそういう
マシンラーニングとかで運用してるんだみたいなね
そういうのでどんどん人が入ってくるっていうのもあるんで
将来性とか投資をちゃんとするところだっていう価値観を示すとか
やんないと知見ってたまんないからやるのが大事ってのはとても分かる
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分かるんだけど正しい手順を踏んでますかもしれない
その範囲でやるのがあるよねっていう
手順は大事だからちゃんとそこはね
バランスとってって感じですね
やっぱりエサイヤーが何できるっていうのはさっき宮地も言ってたような
ちゃんと手順を踏んでうまくいった企業の紹介をちゃんとしてあげる
っていうのはやっぱ大事だよね
こういう挑戦がしたいのは同意なので
そのためには先行事例ではこういう手順を踏んでて
ここが大事なポイントなのでここは外さないようにしましょう
最初はこのシステムを作りましょうねとかをちゃんとやって
お客さんが納得できるならそれがいいなって感じだな
たぶんコンペとかRFPとか出てコンペとかってなった時にさ
やっぱりAIでみたいな話ってどこのコンサル会社とかエサイヤーとかも提案するだろうから
逆に目立てると思うけどな
そうね 堅実さをアピールしていくのはかなりあり
そうじゃない限り衛生科学と一緒なんだよね
ちゃんとした人ってちゃんとしたことを言うから目立ちきらないんだけど
雑なことを言う人ってバシッとすごいことを言い切るから目立ちきられる
っていうところを超えてここは堅実で本当にできそうっていう意味で目立てるんだったら
それが一番だからそれをやっていけたらいいですね
僕はもう関係のない話ですが
じゃあ今日はこんな感じで終わりましょうか
ありがとうございました
ありがとうございました またね
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