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#46 失敗する余裕がない世の中で英語学習をすすめるためのコツ
2026-07-29 14:49

#46 失敗する余裕がない世の中で英語学習をすすめるためのコツ

現代はツールやサービスにとても恵まれており、とくに深く考えることなく「そこそこ」の品質の成果を誰でも出せるようになりました。それはよいことであるといえるのですが、その一方で、「失敗する機会がどんどん奪われいる」と言い換えることもできます。この動画では、「失敗は成功のもと」という誰でも知っていることわざを話の立脚点にして、失敗するチャンスが減ることの問題点について、語学学習のコンテキストと交えながらラジオ的に解説しています。


【プロフィール】

そっちゃそ(⁠⁠⁠⁠@trans_souta⁠⁠⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠⁠⁠公式HP⁠⁠⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

現代社会は効率性や合理性を重視し、レビューや便利なツールによって「失敗する機会」が減少しています。これにより、旅行や買い物などでは「そこそこ」の満足が得られる一方で、「失敗は成功のもと」という学びの機会が奪われていると筆者は指摘します。他人の失敗から学ぶ「失敗のアウトソーシング」は便利ですが、自分で考え、試行錯誤する機会を失わせ、大きな成功を阻む可能性があります。特に語学学習のような分野では、他人の意見に頼るだけでなく、自ら創意工夫し、失敗を恐れずに挑戦する姿勢が不可欠であると強調しています。

はじめに:失敗する余裕と語学学習の哲学
こんにちは、そっちゃそです。 この番組そっちゃその語学ラジオでは、語学学習というテーマを軸にその本質やあり方について、哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともとYouTubeに公開した内容をもとに、音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、通勤中や作業中など長な時間にもぜひお楽しみください。
それでは今回のテーマに入っていきましょう。
こんにちは。今回は多分英語学習系の動画なんですけど、英語学習以外にも考え方全般という話も被ると思うんですけど、そういう話をしたいと思います。
キーワードは失敗する余裕という話をしてみたいと思います。
世の中失敗は成功のもとだと言われますけど、失敗して何か学びや知見を回収して、それを次のトライへの思考に役立てて失敗しまくって、自分の望む成果を手に入れるやつですよね。
これは一般論として広く受け入れられているはずですし、実際その通りなのかなと思いますよね。
失敗をつなげて成功を取っていくという感じですよね。
と同時に失敗は成功のもとなんて、失敗を恐れずチャレンジしようなんてよく言われる一方で、やっぱり失敗したくない、間違えたくない、時間を無駄にしたくないという心理を持つ人も多分同時に多いですよね。
お互い矛盾するんですけど、素直な感情として失敗はしたくないという感情を持っている人もいます。
今時って効率とかタイパーとかコスパとかそういう系のワーディングで、とにかく合理的にうまくやっていくこと、客観的、合理的、効率的に何でもかんでもうまくやっていくっていうのはブームといったらあれですけど、それが良しとする風潮はありますよね。
回避できる時間の浪費は回避したりとか、今まで1分かかっていたことを10秒でできるようになったらそれは素晴らしいことである、そういう風潮みたいなのがありますよね。
ただ冒頭で言ったように、やっぱり失敗っていうのは価値があるんですよね。
失敗は成功のもとだと言いますから、失敗をすること自体に価値があるというより考えた方がいいと思いますよね。
そうすると、この2つの言説に矛盾というか、合い得ない要素があって、失敗はした方がいいのに世の中失敗させてくれない方に流れてるんですよね。
現代社会における効率性と失敗機会の減少
効率を重視する、効率性を重視するっていう、これさえやればOKみたいなのがありますし、
定番とかオススメとか工夫の余地って言ってもいいかもしれません。
工夫する余地がどんどん減ってきてるっていうのがありますよね。
それってちょっと嫌じゃないですか。
失敗は間違いや、失敗とか間違いが回避できればできるほど良いっていう流れになってるっていうのが、
僕はあんまり好ましい状況ではないなっていうふうに思うんですよね。
そこで今回のお話なんですけど、それで世の中のこの景色を僕は失敗する余裕に恵まれない、
失敗する余裕を与えてくれないっていう話でちょっとしてみたいと思います。
旅行における失敗の回避と合理的なツール
具体例なんですけど、例えば失敗する余裕に恵まれないっていうと、
例えば旅行とかに行くときに特に下準備をしなくても旅行ってできますよね、今。
下準備っていうのは道具を入念に準備するとか、行動の予定を綿密に計画するとかしなくても、
なんとなく出発してもなんとなりますよね。
なんでかっていうと、ネットとかがあって、現場で旅行先で予定を調べたり、
旅行先でGoogleマップを使ってレビューを見て、お勧めの観光地を調べてそこに行ったりとか、
そこに行くときもGoogleマップの経路探索とかを使って、最適で合理的な手段を用いて、
無機質と言ったらですけど、特に何も考えずにそこまで移動するとできますし、
それで実際にそこそこ満足するはずなんですよね、Googleマップのレビューは、
そこそこ優秀ですから。
こういう感じで、極論何も準備しなくてもその場で合理的ツールを使ってなんとかなっちゃうんですよね。
これが今の景色ですよね。
それ自体に特に何の合理的に進めること自体には何の不具合もなくて、
実際それで合理的にできてしまうんですよね。
これは昔はできなかったですよね。
昔は紙の時刻表とか持っていかなきゃいけなかったですし、
また現地でトラブルがあったとしても、地元の現地にスーパーやコンビニとか、
そういう物資を補給できる場所があるかってわからないですよね。
だから、昔は準備してよく考えて強かったけど、今はできなかったっていうふうに言えそうですよね。
1つ目の例では旅行を例に出して説明しましたけど、
購入におけるレビュー依存と失敗しない選択
2つ目の例、何か物を買うときということですよね。
例えばテレビを買うときって、
テレビを買うときって今って多分ほとんど全ての人がレビューした準備、
した調査というか、違いますよね。
そこそこの出費を出すときにネットのレビューを見ますよね。
ネットのレビューってだいたい、
いろんな機種、いろんなメーカーのいろんな機種のやつを、
同じくらいのサイズだったら40インチだったら40インチのテレビを、
4Kとか4Kじゃないとかそういうのもいろいろ、
度表を整えて、横並び一列で比較して、
それこそ合理的に、効率的に、ロジカルに比較をして、
最も適したのがこれですよってわかるじゃないですか。
そうすると、対して自分で考えることをせずに、
合理的な判断できますよね。
そのテレビを購入して、実際それで満足できると思います。
要するに満足できるというか、失敗もしないということですね。
ネットのレビューがあるのお陰で、
合理的、割と誰でもそこそこの結果にたどり着くのは簡単になったんですよ。
旅行とテレビの購入という2つの例を出しましたけど、
それでそこそこの成功はしやすくなったんですよね。
これを言い換えると、めちゃくちゃ失敗するとか、
板手を追うチャンスというのは消えちゃったんですよね。
レビューとかに依存せずに、自分で判断して構造したり、
テレビを購入したりするという、余裕というか機会が減っているんですよね。
失敗のアウトソーシングと考える機会の喪失
これってさっきも冒頭でも指摘したんですけど、
良いことと捉えることもできますけど、悪いこととも捉えることもできますよね。
良いことであると捉える場合は、もちろん効率とか合理性とか、
そういう話が出てきますけど、冒頭で一番最初で言った
失敗は成功のもとであるという話に力役すると、
失敗する可能性が減ってしまったというのは、あまり喜ばしい時代じゃないですよね。
これってもうちょっと深掘りしていくと、
他の人が失敗してくれているという状況なんですよね。
レビューって過去の人たちの話ですよね。
今、テレビを購入している人が今を基準としたときに、
過去に同じテレビを購入した人が失敗してくれたということですよね。
失敗してくれたおかげで、その知見を未来世代の人が使えるようになるんですよ。
レビューという形で。
これって自分で蓄積して、自分で行動して、自分で失敗した結果じゃなくて、
失敗のアウトソーシングと言ってもいいと思いますよね。
誰かが代わりに失敗してくれて、
その失敗の知見を自分で釈用というか借りてきて、
しかも無料でですね、レビューですから。
借りてきて、それを活かして自分でやっていくという流れです。
繰り返しですけど、これは別にいいこととか悪いことというよりも、
いいように捉えられることもできますし、
悪いように捉えられることもできるんじゃないのかなというのが僕の話です。
便利なのは手なんですよね。
他人の意見、他人の感想を使って自分の行動を役立てることができる。
もちろん便利なんですけど、ちょっと程度の問題もあるじゃないですか。
痛いところに手が届きすぎるというふうに思いませんか。
失敗させてもらう機会がないといって、
やっぱりそうすると考える機会が呼ばれるんですよね。
考えるというのは、人の意見とかを使わないで自分で考えて、
自分で意思の判断をして自分で役立てるという感じなんですけど、
これってレビューとかおすすめとか定番という情報が湧いてくれば湧いてくるのを
自分で考えなくなるんですよ。
おすすめって、それを使えば何も考える必要はないですよね。
しかもそれはそこそこの成果を保証してくれるものですから、
何か改善を加える必要もほぼないんですよね。
だから、本当に失敗させてもらえないという一言に尽きると思います。
これはあんまり大喜びできる感じではないですよね。
失敗させてもらえない、失敗することができないというのは。
大成功を阻む「そこそこ」の満足
さっき言ったように、他人が出すレビューとかは大失敗はしない反面、大成功もしないんですよね。
何が言いたいかというと、他人と同じ行動をすると他人と同じ結果が出るじゃないですか。
テレビの購入とか旅行だったら別に大成功とか関係ないですよ。
そこそこの成功を出せばいいわけですから、そこそこ満足を出すためにはレビューを使っていいんですけど、
自分の人生とかでそこそこの結果、そこそこの成功、そこそこの満足だけで満たしていきたいという人はあんまりいないと思うんですよね。
何か大きなことをしたいとか、他の人がやっていないことをやってみたいというのはあると思うんですよね。
そうするとネットとかレビューサイトで転がっている過去の人たちのレビューの蓄積をお勧めとかを使いまくって
そこそこの成功を出して失敗を回避していくっていうのは面白いつまらないといったらつまらなくないですか。
そういうのがあるんですよね。失敗しなくても良くなった、頭を使わなくても良くなったっていうのは嬉しい反面、
ここぞっていう大きな決定をするときに困るんですよね。
自分にとって本当に大事になるとき、何故かというと考える機会がある。
自分で考える機会が失われる分、いざそれを考えなくちゃいけなくなったときに身動きができなくなったり止まったりしちゃうんですよ。
語学学習における試行錯誤の重要性
やっと長々と最初に語学学習にも絡みますよって言ったんですけど、ここでやっと語学学習の話が出てきます。
語学学習っていうのも、僕もいろんな動画で言ってるんですけど、語学学習の学習法って正解があるわけではないですし、
テーマとかオススメってあってないようなものですし、自分でうまくやっていかなきゃいけない、自分でよく考えなきゃいけない、
自分で考えて決断して進めなきゃいけないっていう要素がすごく強いんですけど、
そこで語学学習をいざやってみようって進めるときに、テレビの購入とか旅行みたいな感覚で過去の人のレビューをちなみにして、
それと同じようなことを進めればそこそこOKとはならないんですよね、語学学習の場合。
トライアンドエラーが強く効いてくる、トライアンドエラーがうまくいくかどうかの鍵になってくるときに、
他人の感想とか意見にすがるとやっぱり自分で考えることを放棄しちゃいますし、
それでわけわかんない、同じようなところを何度もくるくる回ってみたいな状態になりそうじゃないですか。
繰り返しなんですけど、他人の意見とか感想っていうのはもちろん役立ちますし、参考にはできるんですけど、
それだけでやっていくのはやっぱり旅行とかテレビの購入だけにすべきだなっていうふうに僕は思います。
自分でクリエイティブって言ってもいいと思うんですけど、自分で創意・工夫とか試行錯誤をする、それこそ英語学習みたいな。
英語学習もクリエイティブだといいと思うんですけど、自分で創意・工夫していく、自分でやっていくっていうチャンスを活用できるのであれば、
それを活用して他人に干渉させないという感覚を持つのが大事だと思います。
今回は他人の感想や意見を役立てるっていうのは、日常のちょっとした選択、旅行とかテレビを購入するとか、
日常のちょっとした選択で大いに役立ちますし、それはトローの回避に役立つと思うんですけど、
その分、負の側面として自分で考えるチャンスが減っているっていうのを強く認識する必要があるのかなというふうに僕は思います。
それは、語学学習とか、自分でやっていかなきゃいけない部分で、そこがある種のターニングポイントになって、
考えることを放棄する、失敗したくないっていう心理が強く効いてくると、
そこでも迷ったり、同じようなところを何度も繰り返し行ったり来たりするっていう事態になるのではないかというふうに僕は考えています。
まとめ:失敗から学ぶことの再認識
今回の話は以上になります。また長々と落ちた話になりましたが、次回の動画の視聴も是非よろしくお願いします。ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ノートやKindleでも、このラジオで扱っている内容をより耐久的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学ぶ方は概要欄から是非チェックしてみてください。
それではまた次回お会いしましょう。
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