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#74 フレーズ暗記の学習はあまりおすすめできない【英語】
2026-08-13 10:18

#74 フレーズ暗記の学習はあまりおすすめできない【英語】

このエピソードでは、いわゆる瞬間英作文に代表されるような、フレーズとそれに対応する和訳を覚えて、引き出しから出すように瞬時にこれを使いこなそうとするというアプローチが、ほとんどの場合で効果がない理由を簡単に説明しています。


【プロフィール】

そっちゃそ(⁠⁠⁠⁠⁠@trans_souta⁠⁠⁠⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠⁠⁠⁠公式HP⁠⁠⁠⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠⁠⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠⁠⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

このエピソードでは、フレーズを丸暗記する英語学習法は、限定的な状況を除き、通常の英会話では効果が薄いと指摘しています。代わりに、スピーカーの根源的な気持ちやアイデアを理解し、言葉を小さな要素(チャンク)に分解して、次々と説明を繋げていく「説明の連鎖」を意識した学習法を推奨。このアプローチは、話す側も聞く側も負担が少なく、より自然で柔軟な英語表現を可能にすると解説しています。

はじめに:フレーズ暗記学習のテーマ
こんにちは、そっちゃそです。この番組、そっちゃその語学ラジオでは、語学学習というテーマを軸に、その本質やあり方について、哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともとYouTubeに公開した内容をもとに、音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、通勤中や作業中など、長ら時間にぜひお楽しみください。
それでは今回のテーマに入っていきましょう。
こんにちは、今回はフレーズをたくさん覚えるという英語学習法をあまりお勧めできないという話をしたいと思います。
フレーズではなく、スピーカーの原理的な気持ち、考えとかアイディアって言っていいと思うんですけど、これを大事にすべきという話をしたいと思います。
フレーズ暗記の限界と限定的な有効性
フレーズを覚えるっていうのは、便利なフレーズってあるじゃないですか。
I want 〇〇みたいな感じで、〇〇のところに何か入れるとそれが欲しいになるので、
I want 〇〇っていうパターンをまるごと覚えて、何かが欲しいときにあのパターンを使おうっていう風にやって、
I want 〇〇、I want 〇〇っていうのが役立ちますよっていうやり方なんですけど、
これってあまりお勧めできないんですよ。
何であまりかっていうと、限定的なシチュエーションではもちろん役に立つんですよ。
例えば旅行とかで、旅行って買い物とか電車とか交通機関とか、パターンがすごくテンプレ的じゃないですか。
かつ、会話のやりとりも大体2,3ターンくらいで完結しますよね。
1ターンで完結することもあります。
何回行って何回帰ってくるおしまいっていうのもありますよね。
こういう時に限って言えば定型フレーズ、テンプレフレーズっていうのはすごく役に立つんですよ。
どこどこに行きたいですとか、何時ですかっていうのは、それ一つでドーンって単体で完結、定型フレーズが大いに役立ちます。
で、その時は定型フレーズは活用すべきなんですが、
そうではないパターン、普通の通常の英会話っていうのは決して2,3ターンで完結しないんですよね。
もっとたくさん喋るはずですし、いろんな話題に展開するはずですから。
それを定型フレーズで頑張って処理しようって無理なんですよ。
多分無理というか、万が一できたとしてもすごく負担がかかるはずなんですよ、脳に。
定型フレーズを覚えるっていう効果は極めて限定的であるっていうのを理解して、
かつ、普通の英会話をやる場合はこのアプローチは無理だっていうのを理解する必要があります。
スピーカーの気持ちと要素分解の重要性
じゃあ何をすればいいかっていうと、僕がいろんな動画で散々説明しているんですけど、
その言葉、その気持ちを表現したくなったらその音が出てしまうっていう状態に持っていくっていうのが理想、ゴール地点です。
これって要するに言い換えると、自分のものにするというか、その言葉を声に出して言いたくなるっていう状態まで持っていくことです。
これは決してフレーズの和訳とフレーズをペアで覚えて、
日本語でこれなんて、日本語だとこれなんだけど、英語でなんて言えばいいんだっけ、このフレーズを使おうっていう、
日本語を経由する漢字ではなくて、イメージありきでイメージを説明する、イメージを説明したくなるっていう状態に持っていく必要があります。
定型フレーズだと何が、プラス定型フレーズのよろしくない点をもう1個説明すると、
定型フレーズってモノリシックなんですよね。
モノリシックっていうのは1マイニアっていう意味で、巨大な1マイニアでそれ以上小さな要素に分解できないっていう、
よく言われるんですけど、これってある一定の目的にはかなうんですよ。
ですが柔軟性という点においてものすごく弱いんですよね。
ではなく、モノリシックな手法ではなく、例えばもっと要素分解された小さな気持ちを要するに表現する感覚、これを磨く必要があります。
これはフレーズじゃないんですよ。
これも散々僕が説明しているんですけど、感覚っていうのは別に文法実行の羅列を覚えるとかでは決してなくて、
和社が何考えてるんだろうな、どういう感じでこのように並べてるんだろうなっていうのを、
いろんなスピーカーを観察してそれを自分のものに持っていく、自分にトレースするっていうことを行う必要があります。
感じなのは感覚なんで、これが私の感覚ですって言えないんですよ。
だからそれは、いろんな具体的事象を観察して、それから感覚をこっちのものにするっていう訓練が絶対必要になります。
これは決して和訳と対訳の英文があるフレーズ集とのアプローチとは全然違うんですよね。
英語の配置と言語の流れ:説明の連鎖
英語って配置の言語ですから、最初に来るやつから始まって、要素要素が並んでいくんですけど、
前の要素を補足説明するような形で次の要素が来ます。
さらにここまでの段階の情報を、さらに不足分を説明します、説明します、説明しますって流れていくんですよ。
特にスピーキングの場合って、ピリオドの存在をほとんど意識しませんから、
とにかく前に来る要素を説明する、説明する、説明する、説明する、説明するって連続的にだーって流れていくんですよ。
これは決してフレーズでは達成できないんですよね。
フレーズって一つ一フレーズ一目的完結と言っていいですから、そんなもので川の流れのような連鎖を作れないんですよ。
これは気持ちです。
だから何か言ったら、そのイメージを言ったら説明したくなる。
だから何か言ったら次にそれを説明したくなる、説明したくなる、説明したくなるっていう連鎖の流れを作る必要があります。
これ具体的に説明すると、例えばthe point isって言ったら、the point is、thepoint isって言ったら、これって重要な点は?ってなりますよね。
その重要な点は?っていうのが一つどんって置かれました。
この後何を感じるかっていうと、それを強烈に説明したくなるという感覚が自分に来ると思いますし、
相手も何ですかそれってすごく知りたくなる、興味を引いて聞きたくなるという感覚を植え付けるんですよね。
その説明したくなる、聞きたくなるという感覚をフラグ的に立てて説明するんですよ、そのポイントはね。
そのポイントはねって説明して、またそれを説明したらまた説明するっていう流れを作ります。
だから前に来るチャンクで、次に呼び込むチャンクをどんな風に、どんなのが来るかなっていうのは大体イメージできるんですよ。
これってすごい聞き手にも親切で、何が来るんだろう?リスニングの方ですよ、聞き手の方ですよ。
何が来るんだろう?次に何が来るんだろう?次に何が来るんだろう?っていうのを順々に予測しながら聞けるんで、予測がやっぱりそういう話ですか?
やっぱりそういう話ですか?ですよね?ですよね?ってすごく楽なんですよ、聞く方も。
話しても順序立てて説明できるんで楽なんですよ。
というのも、まず最初にチャンク1を置きました、チャンク2を置きました、チャンク3を置きました時に、過去に置いたチャンクのことはもう考えなくていいんですよ。
あくまでも一チャンクに着目して、ここを説明する、ここを説明する、ここを説明するっていう流れなんで、このデカい流れを要するに考えなくていいんですよ。
説明する、説明する、説明する、説明するという流れなので、すごく話しても楽ですし聞きても楽です。
こうするとすごく長い、見た感じすごく難しそうな英文でも、ちゃんことに見ると一つの要素っていうのは極めてシンプルかつ明快ですからっていうのを意識するとすごい楽です。
まとめ:フレーズ暗記とチャンク学習の比較
今回の話をまとめると、なんでフレーズ暗記がダメかっていうのは、それがフレーズ1フレーズ1目的っていう感じになっているため、
機能はするものの、特定のシチュエーションで大いに機能するものの、それを長い英会話で役立てるのは相当難しい。
なぜなら、1フレーズ1目的だからっていうことを理解する必要があって、
そうではなく、一つ一つの要素分解して、一つ一つのチャンクに着目して、チャンクで説明していくっていう、
このトントントントンっていう流れの方が楽ですし、聞き手にも優しい英文になりますよっていう話をしたかったので、今回の動画を作りました。
おわりに
今回の説明は以上になります。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
noteやkindleでもこのラジオでは使っている内容をより体系的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学びたい方は概要欄からぜひチェックしてみてください。
また、英語発音講座の無料体験を常時受け付けていますので、こちらもお見逃しなく。
詳細はエピソード説明欄、まつりのリンクからご確認ください。
オンライン完結ですので、ご自身のペースで取り組むことができます。
それではまた次回お会いしましょう。
10:18

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