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#75 非円唇後舌狭母音 [ɯ] の解説【発音】
2026-08-13 07:47

#75 非円唇後舌狭母音 [ɯ] の解説【発音】

このエピソードでは、さまざまな言語で採用されている、非円唇後舌狭母音 [ɯ] を簡単に解説しています。


【プロフィール】

そっちゃそ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠@trans_souta⁠⁠⁠⁠⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式HP⁠⁠⁠⁠⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠⁠⁠⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠⁠⁠⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

このエピソードでは、日本語に部分的に現れる非円唇後舌狭母音 [ɯ] について解説しています。日本語の母音は表記上の5つよりも多く存在し、「アンパン」と「写真」の「ア」や、「クリスマス」の「ス」の音の違いを例に挙げ、その微妙な発音の差異を説明。さらに、タイ語ではこのわずかな母音の違いが意味の区別につながる例を紹介し、母音体系の理解の重要性を強調しています。

番組紹介と非円唇後舌狭母音 [ɯ] の導入
こんにちは、そっちゃそです。 この番組、そっちゃその語学ラジオでは、語学学習というテーマを軸に、 その本質やあり方について、哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともとYouTubeに公開した内容を基に、 音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、 通勤中や作業中など、長ら時間にぜひお楽しみください。
それでは、今回のテーマに入っていきましょう。
こんにちは。 今回も発音関連の話をしたいと思うんですけど、
きえんしんあとじたせまっていう、 この記号で表される発音の解説をしたいと思います。
これは、日本語にたまに現れることがあることなんですよね。
何、どこに現れるかというと、 日本語のアイウエオのウに現れることがあります。
日本語における母音の多様性
まず前提として、日本語のアイウエオ、 日本語の母音っていくつありますかって聞いたら、
ほとんどの人はアイウエオの5つがありますよって言うと思いますが、
実際には5つよりも少なくとも多いです。
方言とかもあるので、何個ですとは断言できないんですが、 少なくとも5よりは多いです。
具体的にはどういうことかっていうと、 例えば、アンパンのア、アンパン、アアアア、アンパン、
アンパンのアってありますよね。 アンパンってヘボン式で書くとこうですよね。
Aで書きます。
写真、写真、写真、写真、写真もヘボン式で書くと写真ってAが入ってますよね。
SHAが入ってますが、
アンパンのアと写真のアが写真のAのところに相当する音が微妙に違うのはわかりますかね。
これ伸ばせばわかるんですよ。
アンパンのアのところをアアアアってのと、写真のシャのところをシャアアアアア、
シャアアアアアアアア、っていうのがあって、
これすごく小さな揺らぎなんですけど、わかりますよね。
少なくとも同じではないっていうのはわかりますよね。
表記上、文字にするとアンパンのアも写真のアもアなんですけど、
音としてはずれずれというか、
少なくとも同一ではないというのがわかると思います。
「クリスマス」の「ス」に現れる [ɯ]
他にも例えばクリスマスってありますよね。
クリスマス、クリスマス、クリスマス、
わかりますかね。
これ多分人によって出し方が変わると思うんですけど、
一定人数の人は多分クリスマスって言ってます。
1回目のスと2回目のスで、
要するに3番目に来るスと5番目に来るスで違うのはわかりますかね。
スとス、これがまたさっきのアの2種類のアがあるのと同じで、
2種類のウがあるんですよ。
この5番目のウが今回紹介したい、
ヒンエンシンやトイザセマっていうアの音です。
冒頭でヒンエンシンやトイザセマは日本語で部分的に採用されてますよっていうのはこういうことで、
たまに表現されることがある。
たまに人によっては全員じゃないですよ。
日本人全員が別に絶対このように言うわけではありませんが、
人によってはそのように表現することがあるっていうのが
一部出てくることがあるっていうふうにした説明の理由です。
タイ語と英語における母音の区別
日本語以外にもあります。
例えばタイ語にはヒンエンシンやトイザセマっていう母音はあります。
例えばですけど、アライブのことをタイ語でタンって言うんですけど、
タン、タン、タンっていうのがまさにヒンエンシンやトイザセマになります。
タイ語に関する話ですけど、
タイ語の場合ってすごい母音の些細、些細じゃないな、
微妙な区別を意味の区別にするっていうちょっと面白い特徴があって、
例えばこれも他の言語と対しますけど、
英語の場合ってベッド、寝るところのベッドって
ヒンエンシンマエディタハンセマと
ヒンエンシンマエディタヒロっていうのの2パターンがあるんですけど、
これって意味上の区別はほぼ発生しない間違いはありますよね。
さっきのは写真とアンパンと同じで、
口の開閉度をベッド、ベッド、ベッド、ベッド、ベッドって変えても印象は変わりますけど、
意味は変わりません。どっちもベッドを意味します。
ただこれをやりすぎるとベッド、ベッド、悪い、良い悪いの悪い、ベッドになっちゃうんで、
やりすぎると意味は変わるんですが、少なくとも写真とアンパンと同じ理由で、
ベッドには多少ずれても意味は変わらないっていう特徴があります。
が、タイ語の場合のヒンエンシンマエディタセマって結構センシティブなんですよね。
ちょっとずれると意味が変わっちゃうんですよ。
1つはヒンエンシンエンシンの違いで意味が変わっちゃうっていうのがあります。
例えば、タン、トンってなんですけど、タンっていうのはさっき言ったようにアライブのことです。
トゥじゃなくて、トゥって延伸にすると、延伸にして口を揃えると、
袋、バッグ、ビニール袋とかコンビニの袋のバッグっていう意味になります。
これは多分日本語チークに比べてどっちもトゥンなんですけど、意味は変わります。
意味の違いになるのが、さっきのヒンエンシンかエンシンかっていうすごくわずかな違いなんですよね。
そのすごくわずかな違いで意味を識別するっていうのがすごく面白いポイントだと思います。
だから、タン、トン、タン、トンですよね。
まとめと今後の学習案内
というのが、今回ヒンエンシンが訪れたセマっていう母音を簡単に解説してみました。
これはいつも僕は英語の話をしてるんですけど、英語の話ではありません。
日本語、一部の日本語、そしてタイ語に出てくる音で、
母音の全体系を理解するためには、一つ一つの母音の特徴とか、
どういう言語でどんなように採用されているかっていうのはある程度把握する必要があるんですけど、
それを達成するために今回動画を作ってみました。
今回の説明は以上になります。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ノートやKindleでもこのラジオで扱っている内容をより体系的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学びたい方は概要欄から是非チェックしてください。
また、英語発音講座の無料体験を常時受け付けていますので、こちらもお見逃しなく。
詳細はエピソード説明欄、まっすりのリンクからご確認ください。
オンライン完結ですので、ご自身のペースで取り組むことができます。
それではまた次回お会いしましょう。
07:47

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