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#93 あれこれ手を出して消耗する語学学習を脱するためのヒント
2026-08-28 08:51

#93 あれこれ手を出して消耗する語学学習を脱するためのヒント

人間の認知リソースは一定であり、ゆえに、あれもこれも手を出そうとすればするほど個別の要素へのケアはおそろかになります。これは語学学習にも当てはまることであり、自分が払える注意力以上の量を浴びても、なんにもなりません。今回のエピソードでは、「じゅうぶんに注意を振り向けることができる程度に量を少なくする」というアプローチについて説明しています。


【プロフィール】

そっちゃそ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@trans_souta⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式HP⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

本エピソードでは、語学学習における認知リソースの限界に焦点を当て、あれこれ手を出して消耗する学習法からの脱却を提案します。聞き流しとは対極的に、特定の音源にのみ注意を集中させ、それ以外の情報量を意図的に減らすアプローチを解説。これにより、限られたリソースを有効活用し、十分な接触回数と時間を確保することで、効率的な学習と記憶定着を促すヒントを提供します。

ポッドキャスト導入とテーマ紹介
こんにちは、そっちゃそです。 この番組そっちゃその語学ラジオでは、語学学習というテーマを軸に、 その本質やあり方について哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともとYouTubeに公開した内容をもとに、 音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、 通勤中や作業中など、長ら時間にぜひお楽しみください。
それでは今回のテーマに入っていきましょう。
聞き流しと集中学習の対比
こんにちは、今回もポッドキャストを開始したいと思うんですけど、 今回はこのポッドキャストをそっちゃその語学ラジオの記念すべき第1回で公開した聞き流しに関連する話になります。
第1回のポッドキャストで、聞き流しは全く意味がないわけではないという、 ちょっとゴミって話をして、
基本的には聞き流してもあまり効果は期待できないが、 ある条件、具体的には自分が限りなく知り尽くしている内容であれば、 聞き流しても良いのではないでしょうかという提案をその第1回のエピソードでやりました。
今回はこの聞き流しと多分関連すると思うんですけど、 ちょっと別系統で聞き流しとはまた違うモードについて説明したいと思います。
聞き流しというのは特に注意を払うことなく、特に注意を払うことなくというのは、 聞いていること自体に音は知っているけど、注意は別の方向に向ける。
例えば運転をするとか、ジョギングをするとか、家事をする、皿洗いをするとかそういうことをしつつ、 音だけは耳に入れるというのが聞き流しだったんですけど、
今回は正反対というか対極に位置する、ある特定の音源にしか集中しない、 それ以外は何もしないというのをお勧めというかそういう提案をしてみたいと思います。
まさに聞き流しと対極に位置するモードですよね。
これは何かというと、リソースと認知リソースを全てをある特定の音源にだけ集中させるというモードです。
これって聞き流しとはまた別の効果がありそうじゃないですか。 実際多分それはあると思います。
今回はこの話をしたいと思います。
認知リソースの限界と情報過多
さっき認知リソースって言ったんですけど、 これって要するに気が散るとか気が散らないとかそういう話ですよね。
人は情報爆発とか言ったりしますけど、 現代ではネットやAIで処理しなければならない情報の量が増える一方なんですけど、
人間サイドの方は処理能力が全然伸びてないんですよね。
当たり前ですよね。
そうすると認知リソースが一定というふうにこれを説明することが可能で、
そうするとさっき言ったように気がチリチリになったり、 注意散漫になったり疲れたりするわけじゃないですか。
これが認知リソースに対して処理すべき情報量が増えすぎてアンバランスが生じているというのがよくある説明です。
これは良くないですよね。
そうすると必然的にこれは英語学習に限った話ではないんですけど、
処理する情報量、入ってくる情報量を意図的に減らす、 効果的にって言ってもいいと思うんですけど、
効果的に減らす処理、前処理とか事前の処理とか言ってもいいのかもしれないですけど、
そういう事前の作業が必要ですよね。
具体的には気がチリだけのSNSは見ないとか、赤の他人の噂話で消耗しないとか、
ネットのニュース、ゴシップのニュース、週刊誌のニュースとか、 例外なく自分の人生とは関係ないじゃないですか。
そういうのを変なふうに消耗しないというのは、 認知リソースを保護する良い手段ですよね。
これをした方がいいというのが分かると思います。
語学学習における情報量削減の重要性
これはさっき言った語学学習、リスニングにも同様に当てはまります。
というのも、英語のシャワーとか英語のイマージョンとか言うじゃないですか、皆さん。
それってさっきの認知リソースを守るという話と全く同じで、
シャワーなの、イマージョンなのをやっても基本的には処理能力が追いつかないだけ、
疲れるだけ疲れておしまいなんですよね。
そうすると、ここでも情報を事前にカットするという作業が すごく重要になりそうな気がしませんかね。
それが認知リソースを守る、語学学習において認知リソースを守る、
言い換えると少数、一部の少ない場所に認知リソースを全部集中させるという、
そういう事前の取り組みが必要になりそうな気がしませんかね。
これが一体どころなんですよね。
資源というのは限りがありますから、
AAOって頑張れば資源がレベルアップするわけじゃないですよね。
気合入れてやる気入れて大会系のノリで頑張ってもそれは何も変わりませんから、
資源が一定、エネルギーが一定を大前提にしつつ、
じゃあどこに振り向けた方がいいかという話なんですよね。
それと英語のイマージョンなのに英語のシャワーとノリが極めて相性が悪いわけですよ。
量を増やせばそれに応じて勝手に事が良くなるということは、
あまり期待しない方がいいのではないでしょうかというふうに僕は考えています。
毎日勉強を頑張るとか、毎日頑張るぞとか、
そういうのもリソースに対しての量を増やせば何とかなるという期待の一つですよね。
それとすごく似ていると思います。
集中すべき学習対象の選択と実践
ここからが本題なんですけど、たくさん聞くとかたくさん耳に仕入れるとかではなくて、
まず選ぶんですよね。これを聞くぞというのをまず選ぶんですよね。
それはどのように選ぶかというのは完全にお好みですよね。
好きなやつを選べばいいと思いますけど、
ポイントは自分が振り向けることができる認知リソースとバランスですよね。
これ程度問題というか比率の問題ですよね。
十分に時間をかけることができるだろうなという分量を選ぶんですよね。
そのときにそれだけに集中すればいい、
それ以外のことには一切気にかけなくてもいいという状態を作れるじゃないですか。
それってすごく嬉しくないですか。
飽きるまでそれをやったら次に移ればいいわけですよね。
そうした方があれもこれもやって結局何も身につかないまま終わっちゃいましたという状況よりも
何か嬉しくないですかね。これがお勧めしている。
集中学習による効果とパターン認識
基本的に物事を覚えるとか学習のコンテクスト全般で物事を覚える覚えないというのは
接触の回数とか接触の時間に大きく関係するのはなんとなくわかりますよね。
接触回数というのは同じものに何回触れたとかそういう話で
接触の時間というのは1回の接触で何分何十分いくら触れたかという時間的な問題です。
これをいずれも関係しそうじゃないですか。
当然認知理想は振り向ける先が少ない、程度が少ない、量が少ないという状態であれば
接触時間も回数も増やせますよね。
そうすると当たり前だけどそれを覚えることができるという可能性がすごく高まりますよね。
これは学習のコンテクストですごく嬉しいところです。
言い方を変えると何度も見せつけられると覚えなくなくても覚えちゃうというのは
よくある話じゃないですか。それと似ています。
パターン認識と言ってもいいと思います。
これはパターンというのは似たような話を何回も聞くとか似たような現象を何回も見るとかそういう話で
何かこんな感じになっているんじゃないのという感覚を得るのがパターンの認識ですよね。
これって当然1回ちなみにしたら慣れましておしまいというのは期待できないわけですよね。
1つの音源に繰り返して触れるといいのではないでしょうかというのは
人間の能力には程度が差があると何回も面識の回数を繰り返せば
そのパターンは嫌でも身についちゃうという感じですよね。
何度も見せつけられたらさすがにわかるよというのは多分誰にとっても当たり前だと思います。
そんな感じですよね。
不安を乗り越え、少数に集中する勇気
最後に1つだけやる、ちょっとだけやる、少数のことに絞って
注意を振り向ける対象を絞ってやるというのは多分勇気の問題というのもあります。
というのも人は不安になるとあれもこれも手を出したがると思うんですけど
それって不安の払拭じゃないですかね。
それをしない方がいいのではないでしょうかというのが今回のまとめになります。
まとめと関連コンテンツの紹介
今回のポッドキャストの説明エピソードは以上になります。
次回のポッドキャストもぜひよろしくお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
noteやKindleでもこのラジオで扱っている内容をより体系的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学びたい方は概要欄からぜひチェックしてみてください。
また英語発音講座の無料体験を常時受け付けていますのでこちらもお見逃しなく。
詳細はエピソード説明欄まつりのリンクからご確認ください。
オンライン完結ですのでご自身のペースで取り組むことができます。
それではまた次回お会いしましょう。
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