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名探偵は違法である#43
2026-08-13 47:37

名探偵は違法である#43

難事件を鮮やかに解決するフィクションの探偵たち。しかし、現実の探偵がドラマやアニメのように殺人現場にズカズカと足を踏み入れ、証拠品をポケットに隠し、犯人に示談を突きつけたら……住居侵入罪や証拠隠滅罪、さらには非弁行為などで、探偵のほうが逮捕されてしまいます。

なぜ現実の探偵には事件を解決する権限がないのか? そして、なぜフィクションの探偵は現実離れした「謎解き」を続けるようになったのか。 実は昔は同じだった「現実」と「創作」の探偵が、正反対の存在へと分かれていった歴史と、その裏にある複雑なルールのからくりとは。

今回は弁護士の光股とインターンの濱守が、探偵業法のリアルな仕組みから、ミステリー作品の暗黙のルールがもたらした影響まで、法律と物語の両面から徹底解説します。


下記のnoteでも深堀り解説の記事を書いていますので合わせてご参照ください。

https://note.com/prospire/n/nbb79e3bda2ad


■参考

・警察庁,『探偵業について』,警察庁Webサイト

 https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/tanteigyou/index.html

・警視庁,『探偵業ガイド』,警視庁Webサイト

 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/tantei/overview.files/Private_Detective_Guidance.pdf

・警視庁(2024),『探偵業法の一部改正について(令和6年4月1日施行・届出証明書廃止/標識掲示)』,警視庁Webサイト

 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/tantei/notice.html

・一般社団法人日本調査業協会,『探偵業とは/認定資格について』,日本調査業協会Webサイト

 https://nittyokyo.or.jp/annai/

・一般社団法人日本探偵業協会,『探偵の資格試験・認定制度の案内(1級探偵調査士ほか)』,日本探偵業協会Webサイト

 https://www.jda-tokyo.jp/category/1478107.html

・リチャード・ソロモン(2018),『コナンも驚く日本の「私立探偵」の地味な実態』,東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/221661

・Wikipedia,『岩井三郎』

 https://ja.wikipedia.org/wiki/岩井三郎

・Japaaan,『日本で最初の探偵・岩井三郎が挑んだ大正時代の収賄事件「シーメンス事件」の真相【前編】』

 https://mag.japaaan.com/archives/159224

・東京都立中央図書館(2024),『(レファレンス事例)江戸川乱歩が探偵をしていたという情報の典拠について』,国立国会図書館 レファレンス協同データベース

 https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000354938&page=ref_view

・国立国会図書館,「本の万華鏡」『第一話 日本における探偵小説の始まり』

 https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/35/1.html

・Wikipedia,『モルグ街の殺人』,

 https://ja.wikipedia.org/wiki/モルグ街の殺人

・探偵Cafe'プログレス,『探偵の始まり・世界編(ヴィドックほか)』,探偵カフェ

 https://tantei-cafe.com/tantei/hajimari-world.html

・Wikipedia,『ノックスの十戒』

 https://ja.wikipedia.org/wiki/ノックスの十戒

・Wikipedia,『ヴァン・ダインの二十則』

 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴァン・ダインの二十則

・Wikipedia,『安楽椅子探偵』

 https://ja.wikipedia.org/wiki/安楽椅子探偵

・探偵小沢の探偵ラジオチャンネル

 https://www.youtube.com/@探偵小沢の探偵ラジオチャンネ


■その他の媒体

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■目次

名探偵をやると逮捕される

探偵に権限はない

名探偵の行動は犯罪

探偵は行動か思考か

なぜ創作は解くのか

二種類の探偵


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【インターン生 濱守(はまもり)】

・プロスパイア法律事務所のインターン生

・法律勉強中

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#探偵 #名探偵 #ミステリー #法律 #弁護士 #ノックスの十戒 #となりの弁護士放送局

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00:07
探偵って、漫画とかドラマとか、映画とか小説とかと、本物でズレが大きいというか、ギャップがある職業で有名じゃないですか。
確かに、フィクション。 フィクション、うん。
でも、現実の探偵が謎を解いて事件を解決するみたいなのをしないっていうのって、
その超人的な推理能力がある人がなかなかいないみたいな、そういう話じゃないのって知ってます?
じゃない。 じゃない。
能力の問題ではなくて、そもそも根本的に違うものっていう。
それってイメージつきます? わかんないですね。
なんかね、根本的に違うものみたいな。
よく言うのは、実際の探偵は浮気調査とかが主であって、殺人事件とか解いたりしないんだって。
それって殺人事件が現実に起きないからかっていうと、そんなことはないじゃないですか、別に。
未解決事件っていうのが中にあって、なんで探偵はそういう事件を解いたりしないのか。
みたいなのをちょっと疑問に思って、それを調べてみたんですよ、今後。
もちろん、もともと知ってたことってそんなに多くないんで、もともとちょっと調べてみたんです。
なので、現実とフィクションが違うっていうのは常識としてありますと。
現実の探偵は猫を探したりとか浮気調査をしたりとかするのであって、謎を解いて事件を解決するみたいなことってほとんどしてないよね。
っていうのは、ある種前提として、じゃあなんでその違いがあるのか、みたいなことを今日はやっていこうかなと思う。
違い。
意外とあれじゃないですか、なんでって言われた時に確かになんでって思いません?
確かに、でもなんか警察に依頼をされて殺人事件みたいな。
不倫とかはなんか犯罪ではないから、探偵に一旦調べてもらおう、みたいな感じで依頼が来るけど、
殺人事件とかってなんか謎に警察から依頼を受けてみたいなドラマでのあれですけど、っていうイメージがあるけど、それがまずできないとか。
いや、でもそれで言うと、何回か前に法医学の会を笹本さんと取ったんですけど、
法医学とかは、まさに警察が医療の専門家である法医学者とか、医者に対して鑑定をお願いして鑑定をしてもらったりとかするわけです。
なので、哲学的に言えば本来は殺人事件なので推理が得意な専門家に推理をお願いする、みたいなことって可能そうに見えるんですよね。
でも現実にはそれは行われていない。
そこをなんでかっていうこともできますし、逆に言えば、じゃあなんで現実の探偵ってこういう仕事なのに、小説の方では推理をしてるんだっていう話でもあるわけなんです。
ちょっとその辺りを深掘っていこうかなというのが今回のお話です。
皆さんこんにちは。隣の弁護省総局弁護士の三又と、
インターンの浜森です。
よろしくお願いします。
この番組は、法律や弁護士の業務のリアルを隣の席で聞いているような距離感で雑談形式をお届けするビデオポッドキャストとなっております。
今日は、探偵というものについて深掘っていこうということで、まずそもそものお話なんですけど、探偵ってどうやったらなれるかって知ってます?
どうやってなるか。
探偵になりたいなと思って、例えば高校生で文系理系に進もうみたいな時に調べるじゃないですか。
03:03
そこでじゃあ探偵になりたい自分は。そういう人って多分多いですよね。
ごめんなさい。多いですよねは言い過ぎ。
探偵になりたい人は多くはないですけど。
多そうですよね。
多そう。
世の中にあるドラマであったりとかそういうものでの職業に対しての理解度で言うと、探偵になりたいっていう人が多くないのって変ですよねみたいなことか。
そういう意味では。
もしそういう人がいた場合ってどういう流れになるんでしょうね。
資格とかってことでしょ。
資格が必要そう。
でも自分のエピソードで言うと、1回探偵になりたいのはないですけど、東京多そうだなと思って。
美工だったりとか。
探偵になった場合の仕事があってこと?
はい。ちょっと興味があって調べたことがあったんですよ。
なるほど。
アルバイトとしてじゃないのかなって。
生涯の仕事としてやるかどうかともかくとして、ちょっとそういう働き口はありなんじゃないかみたいな。
ちょっと補助業務ではないですけど、そばで見てみたいなって思って調べるときに普通にアルバイトとしての求人はあったんですよ。
人手が必要だと思うんですよね。
張り込みとかをして、浮気調査とかで言えばホテルから出てくるところの写真を撮らなきゃいけなくて、張り込みとかをするわけじゃないですか。
後退制でやったりとかするんで、アルバイトに任せるのかわかんないですけど。
とかは確かにありそうですよね。
じゃあ、求人は出てたから普通にもしかしたら応募すればなれるんじゃないか。
頑張ったら昇給的な感じでなれる。
まずは探偵事務所で働くアルバイトとかで。
やってるうちに認められて、探偵見たらいいから、お前今日から一人前の探偵としてやっていこうという形で探偵になるんじゃないか。
普通の人は全く見当もつかないっていうのが普通なんですけど、まさか求人を見ていたっていう話で。
若干見当がつくっていうのが面白い話ですけどね。
実際のところで言うと、もちろん実際のフローは多分そんな感じだと思うんですよ。
弟子入りみたいな形。
弁護士とかもそうですよね。
いきなり弁護士になるというよりは法律事務所で働きつつ、先輩弁護士の仕事ぶりを教えてもらいながらみたいなところが多かったりするので。
実際にはそういうのもあるのかもしれないですけど。
ちょっと形式的な話で言うと、探偵になるためには一応資格は必要ないっていう整理になっていて。
一応探偵業法っていう法律で規制があるんですけど、届出をすればいいということになってます。
これは都道府県の公安委員会に届出を出すんですけど、窓口としては警察署に対して出す。
警察署を経由して公安委員会に対して提出するという形。
要は警察に対して探偵業を開始届出所っていうふうな書式があるので、その書式に埋めた上で書類を出せばいいという形です。
この届出っていうのは許可とかと何が違うのっていう話があるんですけど、届出は単純に紙を書いて出せばそれで完了。
審査とかがあって許可が出るとかそういうことはないので。
出して結果を待つみたいなことではないんですよ。
06:01
出した瞬間に探偵になれるっていう。
誰でもなれると。なるときには言わなきゃいけないけどなれるみたいな。そんな感じです。ざっくり言えば。
審査は辞書みたいな。
辞書に近いですね。
一応探偵業法の中に欠格自由というものがあって、探偵をやってはいけない人っていうのが定められています。
例えば過去に公勤刑以上の罪を犯した人とか、過去に探偵業法違反をして罰金をされてから5年以上経ってない人とか、
暴力団員とかみたいなのは探偵業を行ってはいけないっていう。
めっちゃ細かい話ですけど、これ結構珍しくて。
慣れない人みたいな欠格自由とかっていうの自体は珍しくないんですけど、普通は許可を出さない自由みたいなところに書いてあるんですよ。
許可を出さない自由。
飲食店を営むとかに許可を出すみたいな場合に、こういう人には許可を出しませんよっていう列挙の中にこういうことが書いてあることはよくあるんですよ。
過去に犯罪を犯した人とかには許可を出しませんよとか。
これは届出なんで、許可を出すとかじゃなくて誰でも届出はできるじゃないですか。
届出を出せませんみたいになって変なんで、どういうことかっていうと探偵をやってはいけない人っていうのが定められている。
だからある意味、さっき誰でもやっていいんですよとは言ったんですけど、探偵をそもそもやってはいけない人っていうのが一定数いて、
それ以外の人は全員やっていいみたいな、そういう仕組みになってるっていう。
試しになってみるとかっていうのもありかもしれない。
届出を出すときの手数料とかもないので、紙代ですよね。
世の中の探偵ってみんな無資格なのかっていう話。
じゃあどうなってんのって話だと、一応なんかそういう資格がなきゃいけないっていう仕組みになってないだけで、
民間資格みたいなものは一応あります。
民間資格。
国家資格ではなくて。
あくまでもそういう能力を持っているっていうことを示すみたいな感じです。
官権とか英権とかと同じかのように、一応探偵の能力を持ってますよみたいなことを示す資格はあって、
それが結構いっぱいあるんですよ。
やっていいための資格ではなくて、能力があることを示すための資格なんで、
いろんな民間の団体がそういう資格を出してるので、探偵業務取扱者とか、探偵業務取扱主任者っていう資格、
それから一定探偵調査士っていう資格とか、いろんなものがあると。
こういうものを持っていると、持っている探偵なんで安心ですよっていう広告ができる。
言うことができる。
それも別にこういうのは詳しくないじゃないですか、私たちは。
だからそんなに意味がないような気がします。
確かに。言われても。
一級探偵調査士持ってないんですかとはならないから別に。
あんまり関係ないかもしれないけど、一応そういうものはあるので、
その資格資金を通じて勉強するとかがありなのかもしれない。探偵の何たるかっていうものを。
だから勉強っていう観点で探偵学校っていうものがあって、
要はあれですよね、その探偵のノウハウを教えてくれるスクールがあります。
金額もちょっと調べてみたんですけど、大体1日体験コースで6万6千円から。
開業っていうところまで見据えて、その開業の仕方みたいなところまで全部教えてくれるものが100万円から150万円くらいで教えてくれる。
09:01
どう?高い?安い?
いや、1日体験コースで6.6万円。
高いんじゃないですか。
どうだろうね。弁護士になるとかと比べてみると。
確かにすぐになれるものでは、届出を出せばなれるものではあるから。
イメージあれですよね、伊藤塾の基礎マスターとかを考えると大体100万円くらいですか。
そう考えるの高いか。本格コースで100万円から150万円。
お金払えばなれるもんじゃないけど、同じお金払うんだったら弁護士を目指した方がいいのでは?とかちょっと思うところがあるよね。
どれだけ探偵自体が収益ではないですけど、利益を得れるかにもよりますよ。
探偵というもの自体がね。
こういうものをやると報告書の書き方とかそういうところをやったりとか、あと美行の仕方とか、そういうものも含めて教えてもらえるということみたいですね。
美行の仕方。
ただ一応届出で管理はされているわけじゃないですか。
この届出を出すメリットって何かあるの?っていうのは思いません?
確かに許可とかも別にないのに、公安委員会の方が把握するではないですけど。
誰が探偵なのかな、探偵リストみたいなものを公安委員会では持っているということなんですかね。
探偵側からすれば何か届出をすることによって、正式に探偵と認められるわけじゃないですか。
探偵として認められると何かができるようになるのかっていうのはちょっと疑問ですよね。
だって私たちって探偵の届出を出していないから推移をしちゃいけないんでしたっけって思うと。
気づいたことがあったら言ってあげてもよくないですか、警察に。
この事件の犯人誰々だと思いますよって。
もし分かったのであれば教えてあげてもいいような気がしますよね。
確かにそうです。
デスノートって読みました?
デスノートはドラマで一周だけしてるので、ただの死神だったりとかファンタジー要素。
あれって主人公のヤガミライトはお父さんが警察で、初期はそこから情報を得てたんですけど。
その時に、昔頭が良すぎてお父さんの事件解決に助言をして、それで何か事件を解決に導いたことがあるみたいな設定だったんですよ。
だからキラー事件にも興味があって、お父さんと話をしたりとか、みたいなのが序盤で出てくるんですけど。
探偵業も届出してないから違法なのかっていう問題がありますよね。
確かに何をしたら違法になるのか。
届出をすれば何がしてはいけない状態からして良い状態に変わるのかっていうのは疑問点はあると思っていて。
もしかしたら特別な調査権限、つまり人を備行しても良くなるのかっていうのは気になるところではありますよね。
そうなんですね。
なんですけど、結論から言うと、探偵になることによって特別な権限というものは一切与えられないっていう形になります。
与えられない、何一つ。
そうです。
警察がやるような、例えば捜査をするとか、いわゆるがさい出をするとか。
12:01
コナン君とかしょっちゅうがさい出に近いことやってると思うんですけど。
がさい出をするとか、容疑者を逮捕するとか。
キック力増強シューズでサッカーボールを蹴って犯人を取り押さえるみたいなことをするとか、みたいなことは探偵ではやっちゃいけない。
実は探偵業法があって、それに基づいて届出をしますっていうことをしたことによって何か権限が与えられるかっていうと全くそういうことはなくて。
実際、探偵業法の中にも第6条という条文があって、そこで他の法令で制限されている行為っていうものは探偵業の届出をしても行うことはできないっていうことがはっきり書いてあるんですよ。
なので、探偵って届出をして、かつ民間資格で能力の担保もあると。
正式に一人前の探偵だって形になったとしても、実は法律上の権限っていうのは一般市民と全く同じ立場でしかないと。
じゃあ不倫とか浮気調査とかでお金をもらって調査するわけじゃないですか。
その調査は合法的な調査の仕方をして利益を得ることっていうのは、探偵じゃなくても別にしていいってことですね。
一応そこのお金をもらうっていう、そういう商売を営むことっていうのは届出をしなければいけないっていうのはありますね。
ただ、営利目的で職業として営む場合には届出が必要。
逆に言えば今言ったような調査みたいなものは友達のために調査をしてあげるっていうのと同じことしかやっちゃいけないっていうことなんですよね。
じゃあ届出いるのかとは確かに思いますね。
もちろん職業としてやっていきたいから届出をするっていうのはあるはあるんですけど、実は探偵ってできることって少ないのか。
友達のためにやってあげるっていうことと同じことしかできなくて、探偵の届出をしてるから。
だから胸を張って美行するみたいなことができるかっていうと、やっていい範囲でしかやっちゃいけませんっていうことなんですよね。
実は現実の探偵がドラマとか小説の探偵と大きく違う理由っていうのはここにあって、できることが少ないんですよ。
実際推理をするとかもありますけど、本当に推理するだけの探偵って少ないじゃないですか。
実際では調査をしたりとか、結構してますよね。現場に行って何かを発見するとかしてますけど、あんなことやったら証拠隠滅なわけですよね。
一般人と同じことしかできないっていう現実の探偵がドラマ通り、フィクションの探偵通りに動いたらどういう罪にあたるのかというところなんですけど。
例えば基本動作として殺人が起きましたっていう場合には、殺人現場に入って現場を観察をした上で、証拠があったらそれを発見して拾って、その証拠をよく観察したりとか、
場合によっては実験をしたりとか、生産管理舐めてみたりとかっていうことをするわけじゃないですか。
絶対ダメ。
そういうことをするっていうのは全て現実ではアウトということで、当然住居侵入罪には代表する。
そもそも殺人現場に入るだけで住居侵入、もしくは建造物侵入という形にはなります。
例えばさっきも言ったように証拠隠滅というものですよね。
15:00
証拠隠滅っていうのは証拠を消すことを言うわけではなくて、当然その証拠って紙じゃなくて物なので、マジシャンじゃないから消すってできないので。
実際には消すだけじゃなくて、状態を変えたら証拠隠滅罪という形になるんですよ。
なので発見されにくいような状態にしたりとか、もしくは証拠としての価値を下げたりすることというのが証拠隠滅罪に該当するので、
実際ドラマとかの探偵っていうのって一旦警察に持っていかれないように確保するっていう行動をとりますよね、多くの場合で。
確かに自分の推理のために。
コナン君とかマジでそうで、警察に持っていかれちゃうと調査ができなくなるから一旦隠したりとかするんですよ。
それは証拠隠滅罪です。
完全に。
ちょっと失礼っていうやつね。あれはダメですということは。
完全に証拠隠滅罪にコナン君は該当してるんですね。
よくあるのが警察って、現実でどこまで本当にやるかわからないですけど、
キープアウトって書いた黄色い線とかに規制線を張って一般人が入れないようにするじゃないですか。
それに対してズカズカ名探偵が入っていって、何も知らない若手が止めようとするんだけど、上の人がその人はいいんですけどどうするとかする。
よくあるよね。
あの時点でもう若手が正しくて、はい、検討物侵入罪ですと。
要で逮捕という形になるっていうことなんですよね。
実はこれで言うと名探偵コナンは結構現実に忠実で、ちゃんと止められるんですけど、
毛利心、眠りの心の毛利心が元警察だからその良しみて入れてもらうみたいなことをしてるんですよ。
一応許可を取って入れてもらってるみたいなことをやったりとかしてるんですけど、
そういうことがないと除去侵入罪になっちゃいますということ。
当然さっきポッキーに入れて隠したりとかするとか言いましたけど、それも窃盗罪になる場合もありますからね。
いろんな罪状が。
例えばそれって封筒の中身を開けるみたいなことをした場合には審証開封罪とか、いろんな犯罪になり得るっていうことなんですよ。
これらの犯罪を犯さずに、本当に純粋に推理だけで探偵業ができるかっていうとなかなか難しいよねっていうお話ですかね。
あとはどこまでを探偵と呼ぶかみたいな話ではあるんですけど、
我々弁護士の弁護士業務との兼ね合いも正直あります。
つまりどういうことかっていうと、探偵の中では大体自白をさせて謝らせてとか、
本当の意味での事件の解決、犯人を見つけるっていうところだけじゃなくて、
そのトラブルのもとを立つみたいなことをやったりとかするじゃないですか。
それってやっていいんだっけっていう話で。
あるいは非弁行為ではっていう問題。
つまり弁護士でない人が報酬を得る目的で弁護士でなきゃいけない弁護士業務をやるということはいけないものなんですけど、
例えばさっきの不倫の話とか、不倫とか浮気の話で浮気調査をしました。
浮気をしているってことを見つけました。
で、報告をしますっていうのは現実の探偵なんですけど、
そこからその現場に急行して不倫をしているということを突きつけて、
医者料を払えっていうことを言う。
たぶんドラマとかフィクションの探偵を不倫の現場っていうところに連れていったら、
たぶんそれやると思うんですよ。
真実はいつも一つ。
セリフも。
18:00
浮気をしただろう、犯人はお前だみたいなのを言うわけじゃないですか。
揺り寄せしているんですよね、絶対。
それで医者料を払えって言ったら、これってお金をもらって、
医者料が払わざるを得ない状況に突きつけて払えっていうわけなんで、
これって弁護士業務の範囲に入るんじゃないか。
時短交渉の中に入っているのではっていう話があって、
それは非弁行為になっちゃいますよねっていうことなんですよね。
当然それって非弁行為ではっていう話もしましたけど、
そんなやり方したら強活罪でもありますよね、そういう問題もある。
確かに何の権限もない人だから。
こういうのを精緻に考えていると結局できることって、
何もない。
証拠にまとめて報告書にすることだけなのかなと思うんですよ。
できる範囲でやろうとすると、
自ずと現実の探偵の業務の内容になっていくっていうことなのかなとは思ってますね。
なのでまとめると、現実の探偵の仕事っていうものは特別な権限がなくて、
かつその証拠に触ることもできない、基本的に。
証拠が見つかった後の交渉っていうのも弁護士業務だからできない。
入り口としても入っていけないし、たまたま中にいたとしても触れないし、
出てきた後にそれを使って何かするっていうこともできない。
っていうふうになるので、中立なものとして周りの聞き込みがあったりとか、
見えるものを見て証拠にまとめるとか、そういうことしかできない。
なので現実の探偵の職業の範囲っていうのはそういうものになっているという。
じゃあ何で利益を本当に現実の探偵の方々は得ているんでしょうか。
やっぱりその浮気調査であったりとか。浮気調査っていうのは厳密に言えば正しくなくて、
不倫をしているかどうかを暴くっていうのはやっぱり難しいんですよ。
できることっていうのは、この日にホテルに行ったかどうかをチェックするとか、
っていう範囲でしか動けないっていうことなんでしょうね。
誰でもできるけど、めんどくさいことっていうか、本人がいたらばれちゃうんで。
知らない人っていうのが大事なのか。
そういう意味では特殊なノウハウ自体があると思うんですよね。
発見されにくい見込みの仕方とか、張り込みの仕方とか。
最近見つけたYouTubeで探偵ラジオっていうのがあるんですけど、知ってます?知らない?
知らないです。
その探偵の人がこんな感じでポッドキャスト的に話してるラジオがあって、面白いんですよね。
張り込みをしながら喋るとかもあって。
じゃあその人届けでちゃんと出して。
出して、そうそう。正式な探偵としてやってるのがあるんですけど。
あれとかを聞いてると本当にすごい大変そうですよね。
張り込みをしながらずっとホテルの出口のところを出てくるのをずっと待ってて。
出てきたら写真で収めるっていう。
記者みたいな感じですね。
何近いかもしれないです。
もはや記者も名探偵というか、探偵な可能性もありますね。
そうですね。要はパパラッチ的な記者と同じですもんね。
やってることは。
芸能人がホテルに行っていたかどうかを調べるのと、
既婚者が別の人とホテルに行っていたかどうかを調べるのと同じですもんね。
一緒ですね。
そういう意味では、本当の意味でそういうパパラッチ的な動きをするような記者になりたいのであれば、
インタビュー的なことじゃなくて、パパラッチ的なことをする記者になりたいのであれば、
探偵学校に通うっていうのがある。
ノウハウをちゃんと開業までの150万円を知らなくて。
21:01
することによってスクープを他の人たちよりも圧倒的に得ることができる。
もしかしたら、これって私たちは笑ってますけど当たり前のことかもしれないです。
世の中では。スクープを取る人たち界では当たり前のこと。
当然、一級探偵長として持ってないの?みたいな。
新卒でもう取ったよ?みたいな。
もしかしたら当たり前なのかもしれないですね。
価値っすか?
いや、わかんないけど。
初めて聞きました。こんな。
日本探偵業協会っていうものがあるのがあるんだっていう。
確かにこういうものがないと再現なく品のない悪いパパラッチとかあるじゃないですか。
ああいう感じになっちゃいそうですよね。
そうですね。
確かに探偵が問題を起こしたではないですけど、あんまり聞かないですよね。また探偵がやったみたいな。
確かに。あんまりありそうだけどないっすね。
探偵によるプライバシー侵害がすごい問題になるみたいな話って。
そこはちゃんとみんなスクール通って身につけたものを発揮してるんで。
あとはやっぱり事件自体が地味っていう話もあるのかもしれないです。
現実の。
そう。なかなかやっぱりトリックで事件を隠すみたいなことって少ないのじゃないかっていう話はありますね。
やっぱり現実の世界って広いんで。
そもそも例えば死体が見つからないようにするほうが、巧妙なトリックで死体が見つかるから誰か殺したかわからない状態にするよりも楽だよねっていう。
確かに。
密室トリックとかをやるぐらいだったら山の中に連れてって埋めちゃうとかのほうがはるかに楽だよねっていう話ですよね。
結局やっぱり裁判の中でも、密室トリックをどうやって解いたのかみたいなものが裁判で争われることってほぼない。
実際なんか私も一件も知らないぐらいないですし。
単純にDNA鑑定であったりとか、通信記録をデジタルホレンジックで分析するとかみたいなことで解決する場合がほとんどなのかなっていう。
あんまり謎というか不可解なものっていうのは根本的にはそこまで実際はない。
そうですね。もちろん警察の捜査の目の付けどころとして、ものすごい天才的な人の頭脳によって目の付けどころが変わるみたいなことはあるのかもしれないですよ。
ただ警察の捜査の中ではもしかしたらあるかもしれないんですよね。
この線から洗ってみたらどうかみたいな目の付けどころがあるかもしれないですけど、ほとんどの場合ではほぼなくて。
何事件を天才的な探偵が解決するみたいなシチュエーション自体がそもそもなかなかないのかなっていうことですよね。
なんかよくある話だと思ったんで、あんまり深掘ってないんですけど、現実の探偵って何やってるか知ってます?さっきの浮気調査。
犬とか猫を探すっていう。迷子の犬猫探し。
それも本当なんですか?
これは実際あるらしいですよ。
そうなんだ。
ペットがどっか行っちゃうとかって結構多いらしいんですよ。それを探すとか。
いや、ぐらいしか全然思い浮かばないですね。それで生計立ててらっしゃるのかなっていうイメージ。
よくあるのは人物調査みたいなことがよくあるみたいです。
例えば娘が結婚するって連れてきた彼氏がどういう人物かっていうのを探ってほしいみたいな。
例えばここに実家があるって言ってるけど本当にそうなのかとか、仕事はこれをやってるって言ってるけど本当にそういう仕事をしてるのかとかを理工したりとか、
24:09
もしくは公開情報からいろいろ探っていくみたいなこともよくあったりするらしい。
基本的には調査なんですよね。
あとお母さんを探す。
そういうのもあるかもしれないです。
行き別れになった兄弟とかお母さんとか。
テレビで見たかもしれないです。
そういうのはまさに探偵の仕事かもしれない。
調査ですね。
なので基本的に探偵の仕事っていうのは事実を発見する、記録をする。ここに集約されるわけなんですよね。
推理っていうよりは、推理みたいな謎を解き明かすというよりは見えにくい事実を見える状態にするっていう。
隠されたものとも違うかもしれないですけど、記録するっていうところが実は重要な現実の探偵の仕事。
なるほど。地味ですね。割と。
だから実はさっき資格の名前なんだっけって言いましたけど、探偵調査室って名前だったじゃないですか。
調査。
実は調査なんですよ。
なるほど。
という風になってくると、そもそも探偵って何なのかっていうのがだんだん怪しくなってくるじゃないですか。
確かに。文字ですら。
そういう言葉がないだけで、フィクションの中の探偵っていうのは推理人みたいな、推理する人であって、
現実の探偵っていうのは調査師みたいな、調査人みたいな形で、そもそも違うものを指してるのではと。
フィクションと現実が違うって話じゃなくて、違うものを同じ呼び方で呼んでるのではっていう感じがしません?
確かに。ズレとかではなく、そもそも違うみたいな。
それで言うと、創作、フィクションの中の探偵には、現実の探偵でいう調査というところとものすごくかけ離れた概念があって、
安楽椅子探偵っていう概念があるんですよ。これ知ってます?
全く分かんないです。もう一度言ってほしいです。
安楽椅子探偵。
安楽椅子探偵。
安楽椅子っていうのは、説明難しいんですけど、こういう椅子。
おじいちゃんとかが腰掛けるような、ゆったりして肘掛けがついててみたいな。
リラックスできる。
ああいう椅子?
ああいう椅子。
のことを安楽椅子って言うんですけど、そこに座ったまま、頭脳だけで推理をして解くような探偵が、
主人公の類型の推理小説のことを安楽椅子探偵っていう、一つのジャンルとして言うんですよ。
要は現場に出て、いろいろ調査するタイプの推理小説。
例えばシャーロックホームズとか典型的で、シャーロックホームズって戦ったりとかもするんですよ。
何なら。
バリッツっていう独自の武道を武器に戦ったりとかして。
探偵が。
女子のワトソンは医者ですもんね、確かね。
現場で応急処置をしたりとか、バリッツで戦ったりとかっていうゴリゴリにアクティブな探偵がシャーロックホームズなんですけど、
それとも対局のジャンルとして、そういうことはある意味邪道で、
推理だけをする探偵っていうのが安楽寺探偵っていう推理小説のジャンルですよね。
27:02
そしてこういうものがあるんですけど、この安楽寺探偵に出てくる探偵たちっていうのはまさに行動は一切しなくて、
頭脳だけでやるっていうことなので、調査士っていう語感で言うところの現実の探偵とはまさに真逆の存在と言っていいと思うんですよ。
情報を自ら探しに行く、ではなくて与えられるってことですか?
その情報だけで。
それはいろんなパターンがあるんですけど、多くの人は助手が聞いてきたりとか、
もしくは相談に来た人の話を聞くだけで、天才的な推理力で全てがわかるっていうのが安楽寺探偵。
さっき探偵っていうのが現実でできないのは、現実にやろうとすると違法行為に片足を突っ込むからだっていう話。
現場に行くとか、処方品を取るとかみたいな話をしてたんですけど、
これで行くと、実はフィクションの中で唯一実際に行える探偵っていうものがあって、
これがこの安楽寺探偵です。
安楽寺探偵ができるほどの卓越した頭脳があれば、これは確かに現実でも実行可能っていうのはあるかもしれない。
なるほど。
それほどの天才が本当に存在するのであればっていうことですよね。
それで言うと、何のドラマか忘れたんですけど、推理、頭がいいとかではなくて、
瞬間記憶能力みたいな。
一回見たものは忘れないから、それが推理していく上で、調査していく上で解決にその人の調理を導くみたいな。
そういうタイプは警察に依頼されてって感じ。
でもさ、それって写真でいいんじゃないかな。
確かに。今はもう写真。
その人が瞬間記憶能力で記憶したものっていうのを一人で一生懸命考えるよりも、
一つの写真を10人ぐらいで見た方がいいんじゃないかな。
確かに。あれが何の探偵の解決に導いたのかもあんまり覚えてないですけど。
なんかドラマとかでありそうですよね。ドラマ映しそうなんで。
それドラマですか?やっぱ。
ドラマでしたし、今思えば探偵学園みたいなドラマだったかもしれない。
探偵学園9とかありますよね。
あれか。あれの中にいるんでしたっけ?瞬間記憶能力の人が。
もういるし、視力が4.0の人もいたりとか。
視力4.0。瞬間記憶能力の人もいるのに視力4.0の人もいるんですか。
美行とかしてて。
弱くない?魔裟斗族とか視力6とかあるでしょ。
確かに。
もっと超能力っぽくてもいいのに。そんなのありましたっけ?
結構昔のドラマですけど。
そうですよね。
そういうのもあったかもしれない。
美行してたらどこの駅に行くのか。対象の人が。
その切符買う場所の何円っていうのがわかるみたいな。4.0あるから。
そうかそうか。盗み見ができるみたいな。
私瞬間記憶能力がいるから路線図を覚えていて何円だからここに行く。
みたいな。っていう探偵。
結局瞬間記憶能力とかものすごい視力とかを生かそうと思うと現場に行かないと意味がない。
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確かに。
それは適法な範囲でも有効にはなり得るのかもしれないですけど。
結局それってどこかのところで違法行為になる可能性って高くないですか?
全然ある。
それこそ住居侵入とかになる可能性は全然あり得るのかなとは思いますよね。
能力があるからといって。
そういえばそんなとこありましたね。私漫画で読んでるんですよ。原作の。
本当ですか?探偵学研究。
結構最初の方にそういう話があった気がしますね。路線図で切符を覚えてみたいな。
めっちゃ昔だよね。切符を券売機で買うっていうのが結構前だもんね。
まずそもそも昔、確かに学園ありましたね。
それって警察の人がそういう能力を持っている人に助けを求めるかっていうと、
警察の人だったら駅員さんに記録を見せてもらえばいいもんね。
スイカの履歴とかを見せてもらえばいいから。
警察じゃないのに子どもたちだけでも推理をしようと思ったらそういう能力が必要かもしれないけどね。
じゃあ逆のお話なんですけど。
なんでそんな探偵、現実のそういう探偵を元に創作が作られるわけじゃないですか。
なぜ創作では推理をしているのかっていう方がむしろ疑問だなと思うわけですよ。私としては。
別に現実の探偵も地味ですねとか言ってましたけど、別に面白いじゃないですか。
その探偵ラジオもめちゃめちゃ面白いし、聞いてて面白いし。
実際にはできるんじゃないかなって思うんですけど、なんで推理っていう全然違うことをやっているのか。
アンラクイス探偵なら実際の探偵も探偵業ができる。探偵業というかドラマっぽい探偵業ができる。
としても実際の探偵がアンラクイス探偵をやっていないのに、なんでフィクションでアンラクイス探偵なのって疑問じゃないですか。
と思っていたので、今回面白そうだなと思って台本を作るときにいろいろ調べたんですけど、
実は昔の探偵は現実でも推理をしていたっていう話が出てきました。
本当にそのドラマのような。警報がなかったとかですか。
どっちかっていうと、アンラクイス探偵に近い、アンラクイス探偵ではないんですけど、
卓越した推理能力というか頭脳をもって警察に助言をしていたみたいなことなんですけど。
1895年、明治28年の話なんですけど、岩井三郎っていう人が岩井三郎事務所という探偵事務所。
当時は探偵事務所というものが一般的じゃなかったので、探偵事務所というふうに名乗っちゃったかどうかわからないんですけど、
探偵事務所的なものっていうものを開いたそうです。
この岩井三郎っていう人は元警察官の人。警察を引退した後も私立探偵としてやっていたと。
元警察の能力とか知見というものを活かして、警察がタッチしないようなところを警察的な解決をするみたいな、
そういうやり方をしていたっていうことみたいなんですよね。
それを探偵と呼ぶかどうかっていうのは、今では探偵と呼ぶんですけど、みたいなそういうお話です。
中でも大きいのが汚職事件であるシーメンス事件という事件。
汚職だからたぶん歴史には習わないのかな。私も全然知らなかったんですけど。
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これが探偵業界では有名な逸話らしいんですよ。
日本海軍と戦前の話なので1914年。戦前の話なのでずいぶん昔の話なんですけど、
日本海軍とドイツの兵器会社のシーメンス社による大規模な増収割スキャンダルっていうもの。
これすごい話ですよね。
要はたぶん海軍で使う武器をどこの武器使うかっていう時に、
賄賂を渡してここの武器を優先的に仕入れてもらうみたいなことがあったってことなんじゃないかなと思うんですけど。
武器でそういうことが行われるんだって感じですけどね。
結局当時の山本内閣が掃除職に追い込まれたということになりました。
そりゃそうだよね。わからないけど、戦争に使う武器、兵器をどこから仕入れるかっていうところで、
めちゃめちゃ日本のためにベストの武器を仕入れるべきじゃないですか。
当時の価値観からすれば。
っていう時に汚職で賄賂をもらってベストじゃない武器を仕入れてたって、
ものすごい叩かれるだろうなっていう話。
それは間違いないと思うんですけど。
人の命もかかっている。
戦争だからあれだけどね。
相手の命をどうこうって話があるけど。
この中で汚職事件を暴いたっていうところで、
岩井三郎っていう人がかなり寄与したというふうに言われている。
どういう寄与をしたのかっていうのは正直あんまりよくわかんなくて、
探偵業界で語り継がれる逸話として、山本内閣を掃除職に追い込んだっていう、
ものすごい伝説的な探偵がいたんだっていう逸話として業界で語り継がれているそうです。
戦前の話なので正直よくわからなくて、
どういうことをどういうふうに推理したのかとかわかんないんですけど、
ただ当時の探偵っていうものがどれくらい世の中に影響を与えていたか、
っていうものがわかるという話で。
重要なのはそこじゃないんですよ。
かつてそういう推理によって警察の事件もそうだし、
もっと言えばこういう内閣の掃除職に追い込むような、
ものすごく大きいところに関与しているような探偵が存在したっていう話。
推理小説とかミステリーの教科でものすごく有名な江戸川乱歩。
そもそもコナンくんの名前も江戸川、コナンの江戸川も
ホームズと隣にあった江戸川で撮ったっていう、
コナンドイルと隣にあった江戸川乱歩から撮ったっていう話がありますけど、
江戸川乱歩が小説家としてデビューする前に、
岩井サブロー事務所の採用面接を受けに行っているということがわかりました。
濱森さんと全く同じ探偵のアルバイトとか興味があって、
探偵のアルバイトしてみようということで採用面接を受けに行っているということがありました。
実話ですね。
実話とされている。これもあんまりはっきりはわからないんだけども、
そういう小説があるんですか。
そう。弟子として勤務したとか、採用面接を受けたみたいな記述がいろんなところに書いてある。
すごい。
なので、そこである意味探偵としての業務を間近で見つつ、
それを参考にしているっていうところが絶対あると思うので、
江戸川乱歩の小説の中で有名なのが明智小五郎シリーズなんですけど、
その明智小五郎のモデルなんじゃないかみたいな話が世の中では言われていたり言われてなかったりみたいな。
あんまり岩井三郎っていう探偵がモデルになってますとまでは言われてないんですけど、明らかに影響を与えてるよねというものがあります。
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なので実はある小説家が推理小説として急に探偵に推理をさせ始めましたっていう話ではなくて、
まずその推理小説のように事件を解決する探偵が存在しました。
そこに採用面接を受けた小説家がそれを参考にした結果、推理小説というもので推理がされるようになりましたっていう順番っていうことなんですよね。
なるほど。じゃあいたんですね、本当に。
本当にいたっていう。
ただこれは日本の話じゃないですか。
別に江戸川乱歩ってそんなすごい昔の人じゃないんで、提案時代とかの人じゃないので、
じゃあヒャロー・コームズとかは違うんじゃないっていう話があるわけなんですよ。
別の海外のものはどうなのっていうことなんですけど、海外でも同じようなことが起きてるんですよ。
江戸川乱歩っていうペンネームなんですけど、ペンネームの由来って知ってます?
江戸川乱歩っていう外国の小説家の名前からもずってるんですけど、江戸川乱歩の元になった江戸川乱歩の話。
モルグガイの殺人っていうのが有名な小説があるんですけど、推理小説で。
このモルグガイの殺人を書いた江戸川乱歩っていうのも、当時1841年にモルグガイの殺人を公開する前の段階で
同じように探偵の話を聞いて、実在の探偵であるウィドックっていう人物。
このウィドックっていう人物が脱獄を繰り返した元犯罪者だったんですけど、そこからパリの警察の密偵。
要は元々犯罪者なので、警察に入った後に潜入捜査みたいなことをするみたいな形で密偵になって、犯罪捜査局の局長になるというようなことをしたこのウィドックっていう人物。
この退職後に世界初の私立探偵事務所を開いた男なんですけど、なので全く一緒ですよね。
ウィドックが面白いのはあれか。元々犯罪者で、犯罪者という経歴を生かして警察で活躍し、犯罪の経歴を警察で生かしたという経歴を生かして私立探偵になった人。
ていうのが、実はそれが世界初の私立探偵で、その私立探偵をモデルとして江戸川藍邦がムルグガイの殺人を書くという順番になっているのか。
なので世界的にも全く同じような経緯をたどっている。
江戸川藍邦なのか江戸川藍邦なのかわからないくらい参考の限度を超えている。
これを考えると江戸川藍邦ってすごいな。完全に江戸川藍邦と同じ動きをしているっていうのがすごいですね。
もしかしたら同じことをしようと思って、そもそも岩井三郎事務所の採用面接を受けたとかはあるのかもしれない。
そんなに詳しくないのでわからないんですけど。
なので日本でも世界でも、基本的には謎を解く名探偵というものは現実に存在をしていて、ただ一部の名探偵以外は現実の探偵の動きをしているという状態の中で、謎を解く名探偵の方にフィーチャーして、そういう小説が書かれたというのが、大阪の探偵が謎を解く理由。
それは本当にいたから。
でもじゃあ当時の岩井三郎であったりとか、このモルグガイの撮影の元だったりとか、ウィドックというのが推理しかしてなかったかというと、そんなことはないと思うんですよ。
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おそらく現場に足を運んだりとかもしていたと思うし、引き込みとかも多分していたと思うんですよ。
ただ推理小説はある意味邪道とされていて、安楽寺探偵みたいなものが、いわゆる至高のというか純粋な推理小説みたいな形の方向になっていくんですけど。
これは何でかというところがあると、やっぱり小説としての奥深さとか面白さを追求していくと、そういう方向になっていくっていうことだと思うんですよね。
有名な話でノックスの十戒っていうのがあるんですけど、これ知ってます?
聞いたことないですか?
聞いたことないですが、十戒っていうのがワードとして聞いたことあるような。
十戒はね、もともとモーゼの十戒っていう宗教上のものがあるんですけど、それを元にした話で、推理小説を書くにあたって守らなければいけない十のルールみたいなお話なんですよ。
もちろん本当の意味で守らなきゃいけないわけじゃないんですけど、これを守っていればいい小説というか、守らない小説は邪道みたいに言われているものがノックスの十戒っていうものがあるんですけど、
この中で基本的にはわかりやすい話で言えば、探偵方法に超自然能力を用いてはいけない。
超能力で解決するとかは邪道、あくまでも推理でやるべきとか、未発見の毒薬とか難解な科学的装置を用いてはいけないみたいなのがわかりやすくて、
小説の読者も謎を解ける状態の中で、例えば解けたりとか、悔しいけど読者は解けなかったものを中の探偵は解いたりとか、
というものを楽しみましょうっていうのはノックスの十戒というもの。
わかりやすい話で言えば、探偵は読書に提示していない手がかりで解決してはいけないとかがあったりします。
双子とか一人二役をあらかじめ読書にさせておかなければいけなくて、実は双子でしたっていうのはダメとか。
知らなかったよってなりますね。
なえるっていうのはそうですよね。夢落ちとかと同じで。
っていう話があったりとかして、この辺りからフェアに詩的なゲームとして読者との対戦じゃないですけど、
っていう形の機運が醸成されていったと。
十戒で。
ノックスの十戒ってちょっと面白い話があって、全然関係ないんですけど、
ノックスの十戒の中に主要人物として中国人を登場させてはいけないっていうのがあるんですよ。
人種差別。
これ人種差別じゃなくて、何でかっていうと、中国人って中国雑技団とかあったりとかして、ものすごい小さい箱の中に入ったりとか、
超能力に近い身体技能があるっていう。
確かに。
単純に身体能力高いっていうだけじゃなくて、中国人って神秘的な力を持ってそういう雰囲気とかが。
占いみたいな。
占いとかもそうだし、中国だっけ、伝統芸能で変面ってありますよね。
あります。
すごいスピードで。
あれとかもマジック的じゃないですか。
確かに。
そういうのを見ると、実は双子でしたとか、実は超能力でしたとか、実はこの世界にはこういう科学兵器があるんですみたいなのと同じで、
実は中国人だからできたんですっていうのが苗るっていうこと。
確かに、苗る。
なんじゃないかというふうに言われてます。
ノックスの十戒どういう理由があるとかあるわけじゃないんで、分かんないんですけど、おそらくそういう理由で中国人を登場させちゃいけないってなってる。
なるほど。
面白いですよね、これって。
確かに。
これだけで見るとやっぱり人種差別。
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なんでよって感じ。
本当に。
だんだんこれをやることによって、クイズとかに近いような知的な頭の体操みたいな方向にどんどんミステリーとか推理表達がなっていくことによって、
現実の犯罪の人間模様みたいなものも組み込むは組み込むんだけど、メインではなくなっていく。
レポートとは違うのでやっぱり、メインではなくなっていって、だんだん論理パズルみたいな形になっていくので、
徐々に徐々に現場に張り込みとかそういう描写がどんどん少なくなっていって、
で、しまいには暗楽S探偵までいくみたいな形。
なんで今は本格的なミステリー探偵っていうのは基本的には推理書みたいなものをやらないと、あんま探偵小説って感じじゃないよねっていう風にはなってしまうってことなんですよね。
解決してしまえば、住居侵入しても犯人を捕まえるためだったからみたいな。
ドラマの中でもう傷ついた人が、住居侵入罪だよっていう探偵の人に言ったら、今はそれどころじゃないでしょみたいな感じで、
で、結局解決してパーになるみたいな。
よくあるのはあれですよね、小説とかじゃあんまないですけど、ドラマとかだと解説をこうなんかちゃんとスイカとかでタッチとかしないで飛び越えたりとかしますもんね。
あれとかまさにそうだよね。ドラマとか映画とか多いか。
ああいうのはまあそれはフィクションだから、細かいことを除くっていうだけの話かもしれないけど、現実だったらそれも生産していきましょうっていう話になりますもんね。
一個一個、これも罪です、これも住居侵入ですとかっていう話になりますもんね。
アクションシーンとかを作るのするとどうしてもそうなりますよね。
金箔感というか。
ここまでをまとめると、現実の探偵と捜索の探偵っていうのはやっぱりなんか別のものであって、調査をする人と推理をする人っていうのが、
たまたま元々が岩井三郎であったりとかミドックであったりとかというように同じ人から着想を得ているので、
同じ名前で呼ばれてしまっているだけであって、そもそも違うものを指しているんだっていうことがわかりますよね。
現実の探偵っていうのはあくまでも記録をしたり調査をしたりとかする人であって、
調査会社みたいな言い方をした方がわかりやすいのかもしれない。
一方で捜索の探偵っていうのは、そういう側面を残すものもあるけども、基本的には推理っていうところによって謎々を解くみたいな人。
そういう装置として使われていることがほとんど。
それってどっちが正しくてどっちがフィクションみたいなことで考えられがちで、
本当はこうだけどもフィクションの世界ではこう。
その構図ではあるんですけど、嘘とかとはまたちょっと違って、そもそも別の側面を切り取っているんですよっていうことがわかるかなというふうには思います。
これは意外なのが、もともとは一つのものだったのが二つに分かれたというようなところで、
もともとは岩井三郎であったりミドックというような現実の探偵が両方をやっていたというところで、
現実にこの人たちじゃなくても普通にできるものとして、現実の探偵の調査というところが切り出されていって、
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一方で推理小説のほうは調査ではなくて推理という部分がすごく面白いぞということで、ここだけがどんどん専念化されていったというものなのかなとは思いますね。
そこの専念化される中にはノックスの十回のようなルールというところが、より調査部分をどんどん取り除いていくのに一役買っていったことによって、
同じ名前なのにもかかわらず今では二つのものが存在してしまっているという状態になっているという、そういう話なのかなと思います。
平野 じゃあ現実の探偵は一切の推理というか、頭をめちゃくちゃ働かせるみたいなことはしていないのがほとんどなんじゃないかなと思いますけどね。
平野 YouTuber、YouTubeの探偵ラジオの人とかも。
平野 もちろん頭を使っていないというつもりではなくて、調査の中での推理とかもちろんあるとは思うんですよ。
例えば不倫現場を抑えるということをしたときでも、こういう行動パターンだからここで落ち合うはずとか、この日にはおそらくホテルに行くはずみたいなのは分からないといけないので、頭を使っていないとは言わないんですけど。
だから現実問題として、例えば刑事事件の中で何か助言をするとか、そういうことはないんじゃないかなと思いますね。
刑事事件の中でって言いましたけど、そう考えるとすごく分かりやすいのが、捜索の探偵は刑事事件で、現実の探偵は民事事件ですね。
平野 そうですね。一切不倫系もあるでしょうけど、ああいうのは多分出てこない。
平野 出てこないことが多いですよね。おそらく不倫とかの話の中には推理という場面が非常に少ないからなのかもしれないとは思います。
意外と調べてみたら、もともとは一つで分かれていった、今は別々のものとしてあって、嘘と本当みたいな話ではないというのは結構意外な話だったかなと思います。
そのところで今日はこの辺りで終わりにしましょう。
今日は現実の探偵は名探偵みたいに動こうとすると逮捕されるというような入り口から、なぜ現実は事件解決の主役になれないのか、
そしてなぜ捜索は逆に謎を解くのかというものを法律と物語の観点から掘ってみました。
次ミステリーを読むときは、このトリックを暴くために現実だと探偵側が何でいいんだろうというようなことをちょっと嫌な視点でも楽しんでもらえると嬉しいです。
ユーチューブでご覧の方はチャンネル登録と高評価。
ポッドキャストの方はフォローをして次回の配信をお待ちください。
それから概要欄にお便りフォームがあります。
ご質問やこんなテーマを話してほしいというリクエストはこちらから。
番組で取り上げるかもしれないのでぜひよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
お相手は弁護士の三又と
インターンの浜森でした。
ありがとうございました。
47:37

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