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ミッキーの著作権がフリーになったって本当?#23
2026-03-26 32:14

ミッキーの著作権がフリーになったって本当?#23

あのミッキーがホラー映画に?

著作権に厳しいことで知られるディズニーですが、近年「プーさん」や「ミッキー」を題材にしたホラー作品が次々と公開され話題になっています。

なぜ公式が許さないような二次創作が可能になったのか、その裏にある複雑なルールのからくりとは。

今回もインターン生二人が、著作権の仕組みと、パブリックドメイン化の後に潜む法的リスクを徹底解説します。


■参考

・金井高志(2012年),『民法でみる知的財産法[第2版]』,日本評論社

 https://www.nippyo.co.jp/shop/book/6006.html

・齋藤浩貴・上村哲史(2020年),『情報コンテンツ利用の法務Q&A』,青林書院

 https://www.seirin.co.jp/book/01795.html

・中山信弘(2023年),『著作権法 第4版』,有斐閣

 https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641243682

・サンケイ新聞|「プールの絵著作権違反」昭和62年7月10日号23頁

・文化庁「学校における教育活動と著作権令和5年度改訂版」

 https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/pdf/93869701_01.pdf

・国際小委員会(2012年)「米国著作権制度の特徴点」

 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/kokusai/h24_01/pdf/siryou4_2.pdf

・友利昴(2022),『エセ著作権事件簿』,パブリブ

 https://publibjp.com/books/isbn978-4-908468-60-5


■その他の媒体

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 http://www.youtube.com/@tonaben2509


■目次

プーさんのホラー映画を見た

厳しいディズニー

なんでこんなに厳しいの?

プーさんの闇落ち

ミッキーも闇落ち

著作権の保護期間

著作権の保護期間:アメリカの著作権法

著作権の保護期間:日本との違い

著作権の保護期間:著作権の保護が終了したらどうなるのか

著作権の保護期間:でもディズニーは商標権がある!

まとめ


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【インターン生 吉田(よしだ)】

・プロスパイア法律事務所のインターン生

・法律勉強中

・もちろんディズニーは好き


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#ディズニー #ミッキー #プー #AAミルン #著作権 #弁護士

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00:08
私、最近、プーさんのホラー映画を見て、なんかB級って感じだったけど、
まあ割と面白く見れて、割とヒットしたっぽくて。
あ、そうなんだ。
そう。で、2もなんか公開されたらしいんだよね。
なんか、その映画存在自体は知ってたんだけど、そもそもディズニーのもの、そんなことしていいのって感じじゃない?
そうなんだよね。めっちゃ気になるし、なんか映画の宣伝では、なんか著作権が2022年に切れたから、著作権違反じゃないよって、いうふうな。
映画自体がそういう宣伝をしてて、視聴履歴が学習されたのか、ミッキーのホラー映画の予告が流れてきて、ディズニーってそんなありだろう?みたいな思って。
そうなんだよね。なんかディズニーってさ、すっごいなんか著作権保護してて、すごい厳しいイメージがあるもんね。
で、なので今回はミッキーがなんでホラー映画、ミッキーのホラー映画をなんで作れるようになったのか、ディズニーの著作権に関することについてお話ししていきたいと思います。
インターンの吉田と
笹本です。よろしくお願いします。
今回も前回のブレストルームと同様にインターン戦2人でお送りしていきます。
はい。というわけで早速始めていこうと思います。
ディズニーって言うと、漠然と著作権に厳しいイメージがなんかめっちゃあって。
確かにさ、生配信とかでもディズニーの音楽入っちゃったら強制終了みたいな、なんか聞いたことあるよね。
あるね。なんか絶対に許しませんみたいな。それで、なんでだろうと思って、なんかきっかけがあったのかなっていうふうに思って調べてみたんですね。
そしたらある事件があって、1987年の滋賀県の公立小学校で卒業政策として、低学年用のプールの底にミッキーの絵を大きく描いて、卒業式を送る会で披露したっていうのがあったんですね。
そしたら披露した日本ウォルトディズニープロダクション、現ウォルトディズニージャパンなんですけど、の社員が5月になって現れて、ミッキーマウスの絵を消して欲しい、消さなければ著作権違法で訴えるっていうふうに迫って、
無断使用は一切認められない。事前に許可を得てからやるべきだった。子供たちには気の毒だったが、他人の権利を知る教訓になったと思う。というコメントをしたらしいんですよ。
え、なんか厳しすぎない?
そうだよね。ひどいなって思うんだけども。
正解を描いたのに。
これに対して、小学校の校長は、子供たちが一生懸命に描いた、営利目的ではないのだからと、絵を残してもらうように頼んだが、聞き入れられず、とうとう6月中旬、なくなく塗りつぶして消したっていう。
03:00
消しちゃったんですよね。
なるほど。
これって、実際に著作権法上どうなのかなって思って。
そもそも、著作権ってなんだっけ?
著作権っていうのは、今までの動画でもいろいろお話ししたところがあるかなと思うんですけど、簡単に言うと、著作権は思想または感情を創作的に表現したものを保護するものですね。
登録は不要で、生み出した瞬間に保護されるみたいなものです。
絵とか音楽とかそういうものが著作権の対象となるものだよね。
そうですね。で、今回問題というか、この条文が関係するんじゃないのかなっていうふうな条文があって、それが著作権法35条。
学校その他教育機関において、教育を担任する者および授業を受ける者は、その授業の過程における利用に競することを目的とする場合には、その必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、もしくは公衆送信を行い、または公表された著作物であって、公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができる。
っていうような規定があって、簡単に要約すると、学校において授業を受ける者は、その授業の過程における利用に競することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公開された著作物を複製できるっていうふうな規定があるんですよね。
教育目的だったら授業内で使ってもいいですよみたいな感じだよね。
で、これを考えてみると、今回ってどう思う?
どう思う?
実際どうなんだろうって。
でも、卒業政策って書いたんだよね。だから授業内容ではないとはいえ、別に営利目的でやったわけでもないし、生徒の協力して物事を行うみたいな教育の一環としてやったものだから、ざっくりだけど、この条文に当てはまりそうな気がするよね。
そうだよね。なんか著作権が保護される趣旨というか、とか、この条文35条がある趣旨とかを考えると、そんな感じするよね。
そもそも、複製がこの場合許される。35条では複製ができるっていうことなんだけど、複製っていうのは、既存の著作物に依拠し、その内容および形式を感知させるに足りるものを再生することを言うっていう定義というか、が判例上あって、
でもちょっと似たような概念として、法案っていうのはあって、法案とは既存の著作物に依拠し、かつ表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的に表現修正増減変更等を加えて、新たに思想または感情を創作的に表現することにより、
06:06
これに接するものが既存の著作物の表現上の本質的な特徴を直接監督することのできる別の著作物を創作する行為を言うっていう定義があって。
まあ、ざっくり言うと複製っていうのは、もともとある著作物をまるまるコピーするみたいな感じのイメージで、で、法案っていうのはよく聞く二次的著作物みたいな感じで、たとえばもともとイラストだったものを人形にするとか、そういうようなことを法案って言うよね。
そうだね。で、これを考えてみると、今回は異挙しているというか、ただ絵を描いただけなので、新たな思想とか感情を創作的に表現するものではないので、複製にあたるのはここは問題ないかなと思うんだけど、
一番問題になるのが、必要と認められる限度においてっていうところかなっていう風に思って、今回はどう思う?
そうだね。そもそも必要と認められる限度って、そういう文言が使われた根拠としては、むやみやたらと授業に使うからっていう名目で、むやみやたらと人の権利を犯してはいけませんよみたいな感じの意味なのかなって考えると、
別に今回はその、みだりに。ミッキーの絵を乱用しようみたいな、そういう目的があったわけじゃないし、やっぱりさっき言ったみたいに、その卒業政策として、そういう教育の一環としてやるんだったら、別にこの需要と認められる限度には収まってるんじゃないかなっていう感じはするかな。
そうだよね。これについてちょっと参考になるかなっていう風に思ったのが、文化庁のパンフレットで、運動会、文化祭における看板でのキャラクター使用はできるよっていう風な記載があって、
そういうことからすると、ザ授業というか、国語の授業での小説とか以外にも、そういう学校行事的なもので使用するものもできるんじゃないかな、これに含まれるんじゃないかなっていう風に思ったので、
とすると、今回小学校の対応としてはどう思う?
確かに、ディズニーの偉い人がやってきて、これはダメですみたいな感じで言われたら、ちょっとビビっちゃうかなっていう感じもあるけど、でも、もしかしたら、そこで弁護士とかに相談してたら、もうちょっといい対応とかはしてもらえたのかもなっていう感じはするよね。
そうだよね。めちゃめちゃ脅迫というか、めっちゃ怖いよね。だから、法的に見れば応じなくても、実際に著作権法で訴えるとか言われてるけど、訴えられたとしても、裁判で著作権侵害が認められることは、可能性としては低いのかなっていう感じがするよね。
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でも、これくらいディズニーって、著作権に対して強固な姿勢というか、めちゃめちゃ厳しいんだよね。
なんでさ、そんな厳しいのかな?
そうそう。めっちゃ気になるじゃん。これについて、日本の法律、35条とかも、学校教育に関しては許容してるし、ディズニーっていう子供向けというかさ、そこの親和性はあるのに、なんでこんなに厳しいんだろうって、めちゃめちゃ疑問に思って調べてみたら、
ディズニーの幻のキャラクターのジュリアス・ザ・キャットとオズワルドっていうキャラクターが深く関わるみたいで。
オズワルドは聞いたことあるかも。
最近って、ほんとなんか最近出てくるというか、グッズになってるの見るよね。
そうだよね。カチューシャとかあるもんね。
どういう経緯だったかっていうと、ウォルト・ディズニーは1920年代にアリス・コメディっていう作品を作ってたんだよね。
で、それはアニメの中に実写の女の子が出てくるっていう画期的なもので、当時から人気の作品だったみたいなんだけど、そこでジュリアス・ザ・キャットっていうキャラクターが登場するんだけど、
言えてるね、さっきから。
なんかね、私が噛んでたんです。ジュリアス・ザ・キャットが言えなくて。
はい、一回ね、ジュリアス・ザ・キャットね。
っていうね、キャラが登場するんですけど、このキャラは日本でも10円ガムで有名なフィリックス・ザ・キャットに似てるっていうことで、抗議を受けて作品が打ち切りになったんですよ。
あ、そうなんだ。
なんかわかる?10円ガムのやつなんだけど。
なんかね、言われたらわかる気がする。
これ。
あ、これです。
わかるわかる。
なんかよく見るよね。
で、ジュリアス・ザ・キャットがこれなんですね。
もうまんまじゃん、ほぼ。
そう。なんだけど、これってどういう経緯でこうなったかっていうと、これは普通にスポンサーの意向で、
この10円ガムの方のフィリックス・ザ・キャットがめちゃめちゃ人気だったんだって、その当時。
だから、それをパクってくれっていうスポンサーの要請で普通にパクったらしいんだけど。
普通にダメなやつだから。
まずダメ。まずね、一回ダメなことをしてる。
それはこっちが悪いね。
そうそうそう、めちゃめちゃ悪くて。で、なんかそこからそのキャラクターは使えなくなったというか、使うのをやめて、猫からうさぎに変えて、できたのがオズワルドっていうキャラクター。
で、これは1927年のドロリートラブルズっていう短編作品から初登場したもので、これも人気になったらしくて、
当時から。このキャラクターについて、権利についてはちゃんと決めてなかったっぽくて。
12:03
当時ディズニーって弱小スタジオだったみたいで。
だから、配給先のユニバーサルピクチャーズっていうところから、権利はユニバーサルと映画プロデューサーで配給業者でもあるチャールズ・ミンツにあるっていうふうに言われて、
チャールズ・ミンツからディズニーにいたアニメーターの引き抜きもされて、キャラクターもアニメーターも奪われちゃったっていうふうな経験があったらしくて。
なるほど。そう考えると、ちょっと敏感になっちゃうのも無理ないかもしれないね。
結局、その後80年後の2006年に、オズワルドの初権利がウォルト・ディズニー・カンパニーに変換されたっていう経緯があって、
今、ディズニーで見かけたりとかするふうなキャラクターになったらしいんだけど、この経験があったからこそ、自身の著作物に対する保護の意識が高いのかもなっていうふうに思った。
でもさ、今話し聞いてて、こんなにさっきの厳しいディズニーが、なんでそんな吉田さんが見たって言ったホラー映画作るのを許されたのかなっていうのは、ますます疑問になるよね。
そうだよね。まず前提として、このプーさんのホラー映画がどんな映画だったのかっていうのを紹介したいと思うんですけど、
どんな映画だったかっていうと、大人になったクリストファー・ロビンが、婚約者をプーさんに紹介するために100エーカーの森に戻ることになって、
でもクリストファー・ロビンに置き去りにされたっていうふうに感じてたプーさんとピグレットが暴走して、斧で襲ってくるっていう話なんだよね。
なかなかツッコミどころが多いというか、ザB級映画みたいな感じのイメージだよね。
見たら本当に低予算で作られたんだなって感じの、セットとかほぼないのね。森とかで撮影されてるのがほとんどだったりとか、
着ぐるみ、プーさん役の着ぐるみとかも、表情を動かせない、被るままだかな、CGとかもないし、みたいな感じで、
そういうものとしてスラスラで面白かったんだけどっていう映画だったんですね。
で、これがなんで許されるかっていうと、このプーさん、ホラーの元になったプーさんはディズニーのキャラクターのプーさんではなくて、
イギリスの作家A.A.Milneが1926年に出版したクマのプーさんっていう絵本の原作のキャラクターらしいね。
後ほど詳しく著作権については説明しようと思うんですけど、原作の絵本の著作権の保護が2022年に終了したらしいんだよね。
なので、絵本のほうのプーさんを使って、ホラー映画を出したっていうことらしいんですよね。
なので、ディズニーキャラクターのプーさんを自由に使えるわけじゃなくて、原作の絵本とディズニー版って、わりとちょっと違うところがあって、
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赤いトップス着てないとか、あとキャラクター像もちょっと違って、ディズニー版はオッチョコチョイな一面があったりするイメージとして、
そのキャラクター像は原作ではあそこまでドジじゃないらしくて、
あとはディズニー版はクマをデフォルメした見た目だけど、原作はテディーベアに近い見た目だったりとか、ちょっとずつ違う。
なるほどね。
だから、この映画はディズニーの見た目に寄らないように、でもディズニーのプーさんのほうが有名だからさ、ちょっとそう見られたいじゃん。
っていうので、赤いチャックのシャツにオーバーウォールとか着てて、赤いトップスだけのディズニーのプーさんとは違いますよっていうのを、ちょっとアピールしてたかなっていうふうに思うんだよね。
なので、私が見たプーさんのホラー映画は、ディズニーとは関係ないものだったんだよね。
とはいえさ、なんて言うんだろう、著作権上問題ないとしても、倫理的にというか道徳的に、一般的にちっちゃい子を見て、それを愛されてるようなキャラクターをそんなものに使っていいのかみたいな感じの問題はあるよね。
そうだよね。しかもなんか、プーさんといえばさ、原作あったこと知らなくて、プーさんといえばディズニーのプーさんっていう感じだから、それを考えるとね。
なんか、けっこう無理矢理な主張というか、砲の穴をついたみたいな感じの。
上手いなって思うよね。
印象あるよね。
そうそう。って考えると、ディズニーのプーさん自体が二次著作物にあたるから、なんかちょっと思うと、ディズニー作品、二次著作物の方がこんなに有名なのって、すごいなというか。
まあ確かにね。
ディズニーの、たとえばプリンセス系の物語とかも、もともと神話?ミニム童話とか。
そうだよね。
そう、そういうおとぎ話をディズニーが、ディズニー化したじゃないけど、そういうものをよく考えてみると、けっこう意外とあったりするかもしれないよね。
そうだよね。
なんかだから、こういうふうにプーさんを作るっていうところでも、原作に影響したプーさんを作ったとしても、ちょっと似ちゃうというか、同じ近いところにいるから、似ちゃうのはしょうがないよね、みたいなことが前提になってて、
なるほど、なるほど。
だから、本当に似てないと、ディズニーを真似したっていうくらいのことがないと、複製とか本案とかっていうふうに見られづらいのかなっていうのは、ちょっとあるよね。
確かに。
で、いよいよミッキーも著作権が切れて、ホラー映画化されちゃったんですよね。
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あ、そうなんだ。
ミッキーっていうのは、プーさんとかと違って、1928年の蒸気船ウィリーで初登場したキャラクターなので、ディズニーが作ったキャラクター。
で、ウォルト・ディズニーからしたら、オズワルドの権利が奪われた後に作られたものなので、新しいキャラクターを作ろうっていうふうな意向というか、頑張ろうみたいなときに作られたのがミッキーらしいんだよね。
じゃあ本当にディズニーが原作者みたいな感じだよね。
ちゃんと見てもらうと、今まで出てきたフィリックス・ザ・キャットとかオズワルドとかミッキーとか、進化の過程が分かるというか。
なんとなくね。
そうそうそう。似通ってないですね。
分かる分かる。
そういう順番で作られたらしくて、この映画の公開日である11月18日がミッキーとミニーの誕生日になってるらしいんだよね。
そうなんだ。
そういうのちゃんとあるんだと思って。で、公開から95年が経って、2024年の1月1日に著作権の方が終了したらしいんでしょうね。
なので、ミッキーを題材にしたホラー映画だったりとか、ホラーゲームとかも次々と公開されてるらしくて。
ゲームまであるんだ。知らなかった。
調べてみるとね、本当にいろいろあった。
でもあくまでも、この映画で出てきたミッキーの著作権の保護が終了しただけ。
で、ミッキーは何回かリニューアルしてるので、今回対象となるのは、手袋をしてなくて目が黒いミッキーだけなので、
パッと思い浮かぶ赤いズボンを履いた現代的なミッキーの著作権はまだまだ残っているってことなんだよね。
このミッキーについては、ウォルト・ディズニーが著作権を有していたキャラクターだけど、
悪意のなかった小学校にまで権利主張してるけど、ホラー映画とかホラーゲームに対しては権利主張してないじゃないですか。
確かに。
そこで、著作権の保護が終了した著作物はどのような利用ができるのか、法律について説明していきたいなっていうふうに思います。
このように、原作の絵本だけど、プーさんとかミッキーとかが自由に使われているのはなぜかっていうことを、著作権法の観点から説明していきたいと思います。
そもそもなんだけどさ、著作権に関する規定って、日本とアメリカって同じなの?
これについては、今回問題となるプーさんとミッキーのホラー映画はアメリカで制作公開されたものなので、
アメリカの著作権法の規定をメインに紹介したいんだけど、同じかどうかっていうのは、次に話すベルヌ条約っていうのが基礎にあって、
それを元に分岐していくというか、っていうイメージで持ってもらえるといいかなと思います。
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同じではないけど、
大元は同じってことか。
だけど、比較してみると割と全然違かったりとかもあるので、これについてちょっと紹介していきます。
早速著作権について、そもそも著作権はどれくらいの期間守られるのかっていうのを紹介していこうと思うんですけど、
ベルヌ条約っていう著作権の保護に関する条約があって、日本もこれに加盟していて、現在加盟国が179カ国のほぼ、
結構多いね。
全世界同じかなっていう、加盟国は同じルールなのかなっていうふうに言えそうなんだけど、
加盟国はベルヌ条約に沿って国内法を定めるっていうことになってる。
けど具体的な定め方は、加盟国ごとに必ずしも同じでなくていいよみたいな感じなので、今回はアメリカに注目して紹介していきます。
もともとアメリカの著作権法で定められた保護期間っていうのは、発行後75年っていうふうにされていて、
1928年に発表した蒸気船ウィリーは2003年に切るはずだったんだよね。
じゃあもうだいぶ前に切れてることになっちゃうよね。
なんだけど、75年っていうのが短いというか、
まあそうだよね。
っていうディズニーの意向があったのが、ディズニーがロビー活動をして、
それによって1989年に著作権期間延長法っていうのが成立して、これによって保護期間が95年に延長されたんだよね。
ロビー活動っていうのはさ、なんか、なんていうんだろう、デモとかそういう感じのことを言うのかな?
イメージとしてはあってて、特定の主義とか主張とかを国の政策を通じて実現するために、
政治家に対して行われる各種団体とか陳述団とかの働きかけをロビー活動っていうみたいで、
そういう活動をディズニーがして延長を勝ち取ったというか。
20年も延ばされてるもんね。
結構ね、保護される期間が変わったなって感じはあるけど、
アメリカではこの著作権期間延長法のことを揶揄してというか、ミッキーマウス保護法とか、ミッキーマウス延命法とか言われてるらしいんだね。
なんかアメリカンジョークを感じてるというか、そのユーモアは感じるよね。
で、このプーさんのホラー映画の話に戻って、なんでホラー映画が作れたかっていうと、
アメリカの著作権法では、保護期間の起産点が著作物自体の公開の時らしくて、
映画では1と2があるんだけど、1ではプーさんとピグレットだけだったのが、
2ではその他にティガーとかオウルっていうキャラクターが出てるらしくて、
24:05
で、この差はなんでかっていうと、プーさん、クマのプーさん原作の方は、
1巻は1926年に発行されて、2巻は1928年に発行されたので、
1巻に出てきたプーさんとピグレットは、2022年に著作権の保護期間が切れて、
で、2巻に出てくるティガーとオウルは、2024年に著作権の保護期間が切れたから、
2巻はこういう感じで、解禁みたいな、このキャラクター解禁みたいな感じで、
2巻の時には増えたっていう経緯があるみたいなんだよね。
そこまでして出させたいんだね。
すごいよね。
全キャラクターを。
その気持ちがすごいよね。絶対に出してやろうみたいな。面白いなと思って。
ちゃんとギリギリで、切れてから出すっていうのを徹底してた。そこはちゃんと守ってるよね。
確かにね。
ここで日本の法律、日本の著作権との違いをちょっと簡単に説明すると、原則日本は保護期間っていうのの起算点は、
著作者の死後70年後なんだよね。団体名義とか映画の場合は公開後70年なんだけど、
これにプラスして、外国のものについては、特定の外国なんだけど、戦時加算っていうのがあって、
サンフランシスコ平和条約15条の4によって、第二次世界大戦の間は、
我が国、日本では、連合国民の著作権が実質的に保護されていなかったっていう風な理由で、
戦時期間を法期間に加算することが義務付けられている。
なるほど。
具体的には、連合国民っていうのはどこかっていうと、アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、オーストラリアとか、
サンフランシスコ平和条約に署名した国について、3794日か。
大体どれくらいだと思う?
1年が365日だから、10年ちょい。
およそ10年5ヶ月なんだけど、この日数については、海外の著作物については保護期間を延長するっていうのがあるので、
日本の著作権法で考えてみると、原作のプーさんは戦時加算をした上で、著作権の保護期間は2017年5月まで。
で、蒸気戦ウィリーについては2020年5月までなので、ホラー映画が公開された時点では、どちらも著作権の保護は終了してるっていう風な感じになってました。
じゃあ日本でも、これらのキャラクターを使って、新しい作品を作ろうと思えば作れるっていうことか。
27:03
自由に皆さんも作れる。
このように著作権の保護期間が終わった場合は、どうなるのか?どういう利用ができるのか?いうことで言うと、
その著作物はパブリックドメインっていう風になって、著作権法上の保護を受けることができなくなり、自由に利用することができるようになります。
アメリカの著作権法は日本とは違って、そもそも著作者人格権の保障が限定的なんだよね。
著作者人格権ってさ、どういうのがあるんだっけ?
著作者人格権っていうのは、著作者が事故の著作物につき有している人格的利益を対象とした権利で、
具体的には公表権、氏名表示権、同一性保持権、名誉・性望を害する方法で著作物が利用されない権利、
著作物の修正増減権、出版権の消滅請求権が著作権法に規定されているものなので、これらが著作者人格権ですね。
だから、自分の著作物を公表するかどうかとか、それに自分の氏名を載せるかどうかとか、どういう名前を載せるかとか、
あとは、著作物を改編するときに、原動まで改編を認めますよみたいな、そういう感じの権利が主に著作者人格権の中に入っているよね。
はい、その通りです。
アメリカにおいては、認められるのは、少数の部数8個の芸術作品に限り、氏名表示権と同一性保持権が著作者人格権として保障されているに留まるんですよね。
そうなんだ。じゃあ、著作者人格権が発生する著作物自体も少ないし、そもそも著作者人格権として認められている権利も少ないんだよ。
そうなんだよね。
結構限定的なんだね。
さっき説明した通り、日本の法律においては、結構いろんな権利があって、これって他国と比べても結構多いみたいで、結構しっかり保障されていて、
しかも、著作権の保護期間が終了しても、著作者人格権を害することにならないか注意が必要なんですね。
著作権の保護が終了した後も、著作物を公共に提供表示するものは、著作権が損するとしたら、著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはいけないっていうふうな規定があって、
これに反する場合は、遺族等が差し留め請求権とか、名誉回復措置の請求をすることができるので、
この請求権じゃん。遺族がいなくなるまでは、生存しているときの著作者人格権と同じような権利が保障されているんだよね。
そうなんだ。
本当に手厚い保障があるというか。
そうだよね。
そうそう、そうなんだよね。
30:02
今聞いた感じだと、アメリカの著作権法基準に考えたら、上級戦ウィリーに出てきたミッキーだけを使うんだったら、何をしてもいいってことになるってこと?
そう思いそうなんだけど、でもミッキーはディズニーの代表的なキャラクターじゃん。
だから商業権登録がされていて、餃子のシールの動画とか、
私やったやつね。
そう、そう、そう、古きの動画とかで商業権については詳しく話しているので、ぜひ詳しくはそちらを見てほしいんですけど、
商業権っていうのは登録をすれば、永久的に権利が保障されるものなので、
商業的に商標登録されたミッキーを模倣した消費者が、これディズニーの商品だよねっていうふうな誤解をするような商品を発売することは、商業権侵害になる。
なるほど。
じゃあ、完全に自由に何でも使えるってわけじゃないってことか。
そうなんだよね。
なるほどね。
だから、恒例に版紙の原図でホラー映画とかは作られてるっていうことになるんです。
このように今回はディズニーと著作権の関係について見てきたんですけど、
今の感じの踏まえで言うと、著作権の保護期間が切れてるとはいえ、やっぱりその理由には注意が必要ってことがわかりましたね。
そうだね。これからディズニー行く時とか、ディズニー映画見る時とか、これいつ著作権切れるんだろうなとか考えちゃいそうだなって思いました。
確かに確かに。そういう視点でディズニー行っちゃうよね。
行きたいね。
それでは、今回はこのあたりで終わりにします。
この動画がいいと思ったらチャンネル登録、高評価、感想のコメントお待ちしております。
皆さんの好きなディズニーキャラクターや、著作権が切れたらこんなことをしてみたいみたいなのもありましたらコメントよろしくお願いします。
お願いします。
概要欄にお便りフォームがありますので、お便りの方もお待ちしております。
それではまた次回の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
32:14

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