まず僕たちが経営理念というのを実は創業する前に検討していて、エンジニアの田島さんと二人で創業した小さな会社なんですけれども、初めからミッションビジョンバリューというのが存在している状態で創業しました。
これは経営理念というものが必要であると世の中的に言われているという知識もあったんですけれども、僕たちの中では大きく三つの理由があって、ミッションビジョンというものが創業当初から必要だよねというような会話をした上で作っています。
一つ目の理由としては、業態の特性ですね。僕たちはB2Bの企業でして、お客様が企業さんであると、主に中小企業さんのクライアント企業さんをクライアントとしてサービスを提供するにあたっては、クライアント企業の決済者さんとお話をする機会が多いという特性があります。
多くの場合、中小企業の社長さんであったりとか、あるいは共同経営者の方であったりとか、あるいは事業部長クラスの方とお話をして、どういうプロジェクトをやっていくのかという会話をすることが多いんですが、
このときにクライアント企業さんの経営理念を理解したりとか、社長さんの考え方であったりとか、こだわり、思いみたいなものを受け止めた上で、単純に儲かる儲からないとか、競合打者と比べて有利であるとか、
そういう戦略的な判断だけではなくて、経営者さんがどういう世界を作っていきたいのかとか、仕事に対して大切にしている考え方、基本的には経営者の考え方に沿ってご提案をしていくことが良いと考えていましたので、
そのほうがその会社にとっての個性、特性が発揮されると考えていましたので、経営理念についてクライアント企業さんとちゃんと話したいと。
そういったときに、僕たち自身が経営理念というものをどういうふうに捉えているのか、自社ではどのように事業活動、組織運営に活かしているのか、ここについて解像度が低すぎると会話にならないと考えていまして、
中小企業の支援をしていくという事業の特性上、自分たちもマストで経営理念というものをきちんと中核に据えた運営というのが必要であるだろうということを考えていました。
もう一つは、二つ現体験があります。経営理念って法人の企業組織の意思決定に使われる意思決定をするときの判断軸になるような考え方をまとめたものだと思うんですけれども、
学生のときに、七つの習慣という本を読んで、ミッションステートメントという考え方を知ったんですね。
このミッションステートメントという考え方を知って、理由はわからないんですけど、当時そのミッションステートメントを作るということがすごく魅力を感じて、自分自身のミッションステートメントを作って、それに基づいて就職活動をしたりとか、
あるいは、社会人になってからいろいろ壁にぶつかって悩んでいたときに立ち止まって、壁にぶつかったときに立ち戻って、自分は何がしたかったんだろうということを振り返るきっかけとしてミッションステートメントが機能した。
言葉のお守りみたいなものですかね。言葉のお守りのような存在だというふうに感じていまして、結構社会の変化が激しくて、SNSとか周りを見渡すと非常に自分よりも能力の高い方が活躍していたりとか、いろんな選択肢がある中で自分はどれを選ぶのか。
この悩ましい状況を解決していくのに、自分はこのために人生を歩んでいくんだというような指針になるミッションステートメント。これがすごく個人的には役に立っているという実感があった。
これが独立するときも不安もたくさんあったので、ミッション、ビジョンというものが悩んだときの指針になるんじゃないかというふうに考えていたというのが2点目です。
3つ目が会社員時代のキャリアの中で経営トップと社長とコミュニケーションを取って、社内の課題を解決していったりとか、新しい取り組みを前に進めていく中で、経営トップと話をする上で経営理念をしっかりと理解をして、
その理念に基づいて経営人と対話していくということが、非常にスムーズに仕事を進める上で機能したなという実感があります。
経営者の方っていろんなタイプの方がいますけれども、基本的には大きな構想を描いて風呂敷を広げる役割になっている方が多いと思うんですけど、
それを社長の下で支える人、あるいは実現していく人っていうのは、風呂敷を畳む人の役割が求められると思うんですが、
これを畳んでいく上で、あるいは具体化していく上で、我が社の経営理念はこうだから、ビジョンはこういう風な言葉で表現されているから、こちらの選択肢を取った方がいいのではないかというような提案であったりとか、
というような経営理念に基づく提案というのが、非常に経営者さんと何かを決めていくための情報提供やアイデア出しをする上で役に立ったなという実感があります。
なんでこの業態がそもそもB2Bであって、クライアント企業さんの経営人とお話をする機会が多い。
それから自分自身がミッションステートメントを作って、個人の人生において知人となるような理念というものがあると、人生の守りになってくれると、意思決定のときの参考になるという体験と、
それから社会人になってから組織の中で自分自身が立ち回っていくのにおいて経営トップと会話するのに経営理念を土台としたコミュニケーションというのがうまくいった。
このような3つの考え方で言を作っています。
一番最初、ミッションビジョンを作ったときには、ミッションは価値の提供者とそれを求める顧客の成果を最大化するということを定めていて、
ビジョンは成長と革新のエンジンになるということを定めていました。
これは直近、少し変化をつけたいという話を社内でしている状況になっていますが、
ミッションは何に自分たちのリソース、時間とお金とそして心、精神を削くのかというところが、価値の提供者とそれを求める顧客の成果を最大化するというところで、
価値の提供者というのは、僕たちがお手伝いしているクライアント企業さんですね。
会社というのは、何らか世の中にあるいは顧客に対して価値あるものを提供することによって存続するための対価を得るという存在かと思うんですが、
B2Bの支援会社、僕自身はウェブ製作会社と広告代理店とコンサルティング会社を経験したんですけれども、
ともすれば、相対しているクライアント企業さんに提案を通すための動きに、特に営業サイトとかはなりがちなのかなと思っています。
なんですが、各企業さん、クライアント企業さんには、さらにその企業さんの先にいる顧客がいてですね、
いると思います。顧客がいると思います。
なので、クライアント企業さんがハッピーになるためには、そのクライアント企業さんの先にいるクライアント企業さんの商品やサービスを受け取っている顧客、
エンドユーザーがハッピーになる必要があると。
なので、お客様のお客様が嬉しいと、お客様も嬉しいというような参法用紙のような状態を作るということが、僕たちの仕事において、
それがミッションですよと、一番大事なことですよということを掲げています。
ビジョンとしては、このビジョンというのは、会社によってどういう社会を作りたいのかというのをビジョンと言っている会社もありますが、
どういう事業を作っていきたいのかというのをビジョンと言っている会社もありますし、
自分たちがどういうふうになりたいのかというふうに言っている企業もあるんじゃないかなと思うんですが、
僕たちはこの成長と革新のエンジンになるというので、矢印が自分たちに向いている状態のビジョンになっています。
これも創業当時の焦りであったりとか、こういう存在になっていかなくてはお仕事が成立しないのであるという考えがありまして、
価値を提供するクライアント企業さんと、そのクライアント企業さんのお客様、
この2社の成果を最大化する、そんな大きなことを言うのであれば、自分たち自身は成長し続けなくてはいけない、革新し続けなくてはいけない。
これは成長とか革新というのは事業規模なのか、あるいは所属するメンバーのスキルであったりマインドなのか、
この辺りは明記していないんですけれども、意味合い的にはどちらかというと、自分自身が変化の激しい時代にアップデートし続けないとまずいという期間からこのようなビジョンを設定しています。
あと3つ目にマネジメントポリシーという定義ももう1つ定めていまして、ここは不意気流行、変わり続け原則を知るという言葉を書いています。
僕たちが所属している業種といいますか業界、いわゆるデジタルマーケティングとかテック業界みたいなところは非常に技術の変化が激しくてですね、
1年前にあったサービスがなくなってしまうとか、あるいはサービスを提供している大きなプレイヤーが入れ替わるみたいなことがしょっちゅうあるんですけれども、
マーケティング、つまりお客様が求めるものを知って、それをどのように提供していくのか。
どのようにより良いものを提供していって、お客様や社会に喜ばれるようにしていくのか。
このようなマーケティングの目的といいますか原則というものは、人間が大きく人間の購買行動、商品を買ったりとか、何か喜怒哀楽ですね、みたいなものが変化しない限りは原則変わらないのではないかというふうに思っているので、
目の前の短期的なトレンドであったりとか、テクノロジーの変化に踊らされることなく、どうやったら中小企業がこの変化する社会の中で生き残っていけるのか。
生き残っていくためにお客様により良い価値を提供し続けられるのか。
あるいは一緒に働いてくれる仲間が能力を伸ばして自分の価値というものを広く発揮できるのか、みたいなところは探究していきたいというような意味で定めています。
ミッションビジョンとマネジメントポリシーだけで割と時間をとってしまったので、バリューについては少し駆け足で紹介をしていきたいと思うんですが、
このバリューは覚えやすいものがいいなと思って、バリューは行動指針なので、仕事をしていく上でチームに所属するメンバーがどういうような行動をしていくというのか。
ということを書いたものになります。
僕たちのバリューはNext Mediaの7 Basicsというふうに言っていて、7なので7つのバリュー、行動指針があります。
それぞれ頭文字がABCDEFG、アルファベットの頭文字になるようにして覚えやすくしています。
1つ目はAll For One、チームは一つのミッションのためにというものになっています。
2つ目はBeing First、どうありたいかからスタートしよう。
3つ目がチャレンジ、チェンジ、チャンス、機会は挑戦するものと変化を歓迎するものに訪れる。
DはDo Our Best、チームとしてベストを尽くそう。
このDo Our Bestで自分のベストを尽くそうという言葉ではなくて、チームのベストって何だろうというのを考えましょうというのが
割と最初に出てきた行動指針のキーワードでして、
これは一緒に創業した田島さんと僕の、よく言えば個性ですし、悪く言えばデコボコな能力といいますか、
できることとできないことが結構明確になっていて、
一緒にチームを組んでやると仕事がちゃんとこなせる部分もあったりとか、
喜んでいただけるような仕事をすることができるんですけれども、
一人のビジネスパーソンとして見たときには、結構ステータスがデコボコで、
割とできないこと、苦手なことというのも一般的には目につくようなタイプの2人なんじゃないかなというふうに思ってまして、
できないこと、弱みにフォーカスして修正する。
これもすごく大事なのですが、チームとしてどういう連携をすると一番価値を提供できるのかということを考えようというのを、
一番最初にこれを大切にして一緒に仕事をしていきたいなと思って作ったバリューになります。
Eがエキサイトワーク、エンジョイライフということで、わくわくする仕事をして人生を楽しもうというバリューになっています。
これもワークライフバランスというものがあって、仕事と人生が切り分けられている。
人生を楽しむために仕事の時間を効率的にやろう。これも一定正しいかなとは思うんですが、
僕自身の経験、僕たちの経験では仕事がうまくいっていない。
つまり社会を回すために会社が事業を営んでいて、その会社組織に所属している社会人ですね。
社会を構成する一人としてビジネスパーソンがいるというような構造になっていると考えると、
仕事でうまくいく、価値を発揮してお客様とか仲間に喜んでもらえる状態を作ることというのが、
人生を楽しむための前提条件にもなるのではないかと思っていて、
仕事と人生というものを切り分けるのではなくてつながっているので、仕事にワクワクして人生を楽しもうというような価値観にしています。
Fがフィードフォワードなんですけど、フィードバックではなくてフォワード、前にですね。
未来の可能性を信じて解決策を示そうというものになっています。
最後がGreatness from Gratitude。
偉大は感謝さから生まれるということで感謝を忘れずにいましょうと。
感謝する人、感謝するチームに偉大さというのが宿っていくんだと。
というような内容になっています。
このミッションビジョンバリューというのが一番最初に設定して、
これをもとに小さい会社ですけれども、組織を運営していこうという風に考えて準備したものになります。
ちょっとこれが、いろんな方と話したりとか仕事を続けていく中で、
もう少しここを見直したいなみたいなのが出てきているのですが、
それは次回話ができればいいかなと思っています。
この経営理念というのが、過去所属した働いていた会社でも掲げてはそれぞれあったんですけれども、
実際にその理念を信じてみんなが働いていたかというと、
なかなかよく言われるように理念が形外化してしまうとか、
スローガンになって標語みたいな感じでポスターに貼ってあるだけになってしまうみたいなことも言われたりしますけれども、
そうなってしまうのが怖かったので、
僕たちは割と実際の業務の中でこのミッションビジョンバリューというのを組み込んでいこうという取り組みも行っていたりします。
具体的に言うと、毎日やっていることとしては、朝礼でその話をすることがあったりとか、
レビューというのが、毎日お昼頃に開催している社内のミーティングがあるんですけれども、
ここでのフィードバックというものが基本的にはミッションビジョンバリューに基づいたフィードバックになっています。
あとは毎週毎週勉強会をやっていまして、この勉強会でもこのミッションビジョンバリューについて取り上げることも多くなっています。
あとは月ごとで言うと、毎月メンバーとのワンワンというのをやっているんですが、
ワンワンの中での仕事に対する振り返りもこのミッションビジョンバリューに基づいたものにしています。
あとは採用活動ですね。僕たちカジュアル面談の場を設定しているんですが、
カジュアル面談に来てくださった方に社内でも使っているNextpediaというWikipediaに書けたような名前をした書類があるんですけれども、
ドキュメントがあるんですけれども、これはミッションビジョンバリューの各項目に関する解説をまとめた10ページぐらいの資料になっていて、
各バリューに基づいて、これが推奨される行動である、これが推奨されない行動であるという具体的な行動の例を挙げて解説するようなものになっていたりします。
あとは僕個人の活動として、専門学校の非常勤講師としてウェブマーケティングの授業を担当させていただいているんですが、
ここで割とこのマーケティングにおいて、お客様にどういう価値を提供するのかということを考える際にも、
あるいは専門学校生が卒業すると就職する方がほとんどなので、初めて組織で働く場合に自分の好みで考えているところから、
所属している会社、組織の理念に基づいた意思決定、あるいは立ち振る舞いということをすることが、社内で自分の価値を発揮することにもつながるよ、みたいな形で、
ミッションの重要性を伝えるところにもつながっているのかなと思います。