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2025-01-23 16:41

#60 致知別冊「母」のインタビューのポイントは「ひとつの命とどう向き合っていくか」|ゲスト: 藤尾佳子さん

【今月のゲスト】

致知出版社取締役の藤尾佳子さん

【今回のトークテーマ】

・「母」創刊の経緯は?

・致知別冊「母」のインタビューのポイントは「ひとつの命とどう向き合っていくか」


東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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サマリー

このエピソードでは、藤尾佳子さんが母をテーマにした雑誌の創刊に至る経緯や、母親としての思い、そして人間学に基づく子育ての視点について話します。「母」という存在の重要性や、出版活動を通じて得た学びが紹介されます。藤尾佳子さんは、子育てにおける命の大切さや親からの承認について言及し、幸せの本質を見つめ直します。また、母から父に届けられる雑誌の編集過程についても触れています。

母をテーマにした雑誌の創刊
TOKYO NORTH MOVEMENT 飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光洋です。
今月は、父出版社取締役の藤尾さんをゲストにお迎えしております。
藤尾さんは、父出版社の取締役というお立場だけではなく、ご自身で企画・創刊された雑誌、母の出版にも中心的な存在として携わっておられるわけですが、
今回はその母、創刊までの経緯や、この雑誌にかける思いなどのお話を伺ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
これは、2019年の6月ということで、5年ちょっと前ということですね。
そうすると、父出版社に入られて、十数年経たれてということなんですが、これはどういうコンセプトで始まったんでしょうか。
ありがとうございます。私が2016年に息子を出産しまして、息子出産のタイミングでずっと携わってきた経理の現場を離れることになって、育休を経て戻ってきたときに、一番最初にタッチしたのが父を広める活動でした。
そのPR活動をやろうということで、取り組んでいた当時のメンバーがみんなママだったんですね。みんな子育てしながら仕事をされている女性で、そのときに父どういうふうに広めようかって話したときに、やっぱりお母さんたちに呼んでほしいよね。
父を呼んでいるお母さんが増えていったら、すごい心豊かな子育てが世の中に広まっていくんじゃないかということで、お母さんたちに父を広めたいという思いで、みんなで会議をしていたんですね。
その中で、私自身も父は人間学の雑誌で、人間学というのは自分という命を育てるための学びの雑誌ですので、人間学という学びは子育てにも活かせる。
父の中にはお母さんが読んでも感動する記事がたくさんあるんですが、私も保育園のママ共にですね、いきなり父をバッと出して、これちょっと読んでみない?っていう、自分ですら言えなかったんですね。
社長の娘である私ですら言えないのに、誰も勧められないんじゃないかというのがあって。
結構表紙はおじいさんの、経営者の肖像が多いみたいなね。
やっぱり男性とか経営者おじさんが読む雑誌って思われてしまうところを、顔つきを変えたら、お母さんたちにも手に取っていただいて感動を届けられるんじゃないかっていうので、
父から別冊母っていう、このダジャレのようなネーミングをあえてつけてですね、母っていうのを出して、お母さんたちにとっての父の世界の入り口になろうということで作らせていただきました。
ママ友にも渡しやすい本っていう、そういうコンセプトですか?
すごい渡しやすくなりました。
これ、お父様なんかコメントありました?この企画について。
はい。父親もですね、かねて父の特集で、母の力という特集を組んだことがあったんですね。
母の力っていう特集を組んだことがあるくらい、母にかける思いっていうのが非常に父親も強くてですね、
やはり人間はみんな母親から生まれてきますので、母の力っていうのがすごく大事だと。
それは、子育てはお母さんがやらなきゃいけないとかそういうことではなくて、母親っていう存在は、どの子供にとってもすごくやっぱり大きなもの、一体だったので。
なので、母っていうところに対して父親もすごく思いがあったので、ぜひやるようにということで、役員会で提案してもすっと通ってですね。
それで2019年の6月に第一弾を出版して、毎年5月か6月に1号ずつ出版してきて、昨年の2024年版で6冊目となりました。
雑誌制作における工夫と喜び
そういう非常にコンセプトもはっきりして、ターゲットもはっきりしてということなんですけれども、実際に雑誌を作り始めて、ご苦労された点とかってございますか?
はい、そうですね。雑誌を作り始めて苦労、そうですね。
割とスッと自分たちの必要だと思っていることとか、そういうものを載せていって、降り落ちるものがスッとできた感じですか?
そうですね。本当に先ほど申し上げたように、父の記事の中にはお母さんが読んだら感動する記事がたくさんあったんですね。
なので半分は父に以前載せた記事から、半分は新しいインタビューとか対談を企画して作ってますので、
これまで46年、今は46年、当時は41年とかだったんですかね、積み重ねてきた宝物がたくさんありましたので、それを宝のような記事をですね、ご紹介させていただける喜びと、
また新しい対談企画では、第一弾の時は沢穂丸さんとバレーボールでママになっても日本代表で活躍されてきた荒木恵梨香さんのご対談とか、
あと杉山愛さんのお母さんと吉田沙織選手のお母さんの対談とかですね、こんな対談聞きたいっていう企画を全部実現することができて、楽しくて仕方がなかった。
その方々のお話を聞ける喜びとか。
この番組も実はそうで、今日も藤尾さんに来ていただいて、こうやって伺ってて、すごく楽しくてしょうがない。
やっぱり藤尾さんにお会いした時に、こうやってまとめてお話を伺いたいと思ったんですよね。
だからそういうのは実現するとすごい嬉しいですよね。
そうですね。ありがとうございます。
どうでした?そうやって自分自身も楽しく前向きに作られた雑誌でしたが、その時の第1号、反響や手応えはいかがだったでしょうか。
反響はですね、父が母って出したということで、これまで父とあまり接点がなかった方とか、
以前父を読んでて、父大事だなと思ってたけど辞めてしまわれてたお母さんとかもいらっしゃったんですが、
父出版さんが子育て中のお母さんのことを気にかけてくれているというので非常に喜んでいただきまして、
またご愛読者も60代の方が非常に多くいらっしゃるんですが、
自分たちが大事にしてきた人間学、愛読してきた父の学びを娘とか息子にも伝えられるツールができたので、それも喜んでいただきまして、
第1弾がやっぱり一番反響が大きかったんですけれども、本当にこれまでで累計6万8500部ですね、版を重ねることができて。
子育ての学びと人間学
先ほど一冊、父の場合には定期購読ということで、一冊ずつは売る体制がないということですけど、
実際には一冊ずつ手に取っても何か必ず学びがあるし、
例えば母も一番新しいものを読んでも、遡って読んでいっても決して古びてない。
それはやっぱり人間学を基礎にしてるんで、古びないんでしょうね。
本当にそうだと思います。
本当に古い記事だと、七田敷の七田誠先生の記事をご紹介させていただいたりしてるんですが、
1900何年みたいな記事だったりとか、本当にもう何十年も前の記事もご紹介しても皆さん感動してくださるっていう形なので、
古びないっていうのは本当にそうだと思いますね。
そうですね、本当に何もない時代にこういうことを大切にしてとかっていう、そういう学びもあると思いますが、
どうですか、藤尾さんご自身が息子さん3歳の時に創刊ということで、これまで続けてこられて、
母親としてのご自身、段階を踏んでこられたと思うんですけれども、
ご自身、出版するプロセスの中で学んだことがあったら教えてください。
はい、もう学んだことばかりですね。
自分の子育てに母がなかったらどうなってたんだろうと思うくらいなんですが、
ちょっと別の話になってしまうかもしれないんですが、
私、息子が2歳くらいの時ですかね、そろそろ幼児教室行かせた方がいいのかなと思い始めまして、
何歳、男の子幼児教室とか検索したら、いろんな教室が出てくるんですね。
久保高岡式とか、モンテストーリーとか、英語教育とか、いろいろ出てくる中で、
調べれば調べるほど不安になってしまったんですね。
不安になって、自分の息子に最適な学びを与えられてないかもしれない。
どんどん不安になっていったときに。
全部習わせなきゃいけない。
そうなんですよ。
知るほど新しいのがたくさんあるので、その時にふっと我に返って、
あ、そうか、私たちは人間学だったんだと。
こういうやり方を追い求めていると、どの芝も青く見えてしまって、
そうじゃなくて、人間学っていうのは、命を見つめて生きるっていうのが人間学の一つのコンセプトではあるんですが、
息子という一つの命を見つめて生きれば、それでいいんだと思えたときに、
やっぱり母に立ち戻ろうっていうのを思えてですね、
やっぱりその一つの命をどう向き合って生きていくかっていうのが、
母の記事の中にはたくさんの方がインタビューでお話しくださっているので、
子育てと命の承認
そういうのを本当に羅針盤にしながら子育てさせていただいてきたっていう形になります。
やっぱりそういうふうにお母さんの構えがドシッとするっていうか、大きくなると、
子供も慌てないっていうから、言い方ちょっと違うかもしれませんけど。
もう些細なことは気にしないとか、本当に生きて今ここにいて、
自分にも命があって、息子の成長を見られる幸せとか、
息子に命があって目の前で笑ってくれていることが、
それだけでも幸せで仕方がないっていうのに立ち戻れたら、
そういう幼児教室とかどうでもいいやって思えたっていう。
いろんな教室に行っても別に悪くないと思いますけど、
僕はそこで自分の子供の頃とかで思い浮かべて、何が大事かなって言ったら、
やっぱり母親から褒めてもらえる。父親でもそうなんですけど、
親から褒めてもらえるってものすごく嬉しかったっていうのを、
今お話ししてて思い出されてきましたね。
よくやっぱりうちの両親、特に母親も褒めてくれましたね。
大人になってわかるんですよ。誰も褒めてくれないということがね。
やっぱり本当に一生の中で裏表もなく、
自分自身も嬉しくなって褒めてくれるのって、
やっぱり親しかいないんですよね。
だから褒めるために何か習わせて、それが上手になったからっていうのは、
僕すごく異様な気がするんだけど、
逆になんでダメなのとか、あなた下手ねとかって言われるんだったら、
それをやらない方がいいんじゃないかって感じですね。
なるほどね。そうですか。
お子さんはどうですか?そういうお母さん、そこに立ち止まれて。
お子さんの、今だいぶ大きくなったと思うんですけど、反応っていうか。
そうですね。息子はですね、すごい承認欲求の器が広い息子なので、
私結構承認欲求の愛で埋めてあげてると、
満たしてあげてると思ってるんですが、
お母さん見ててっていうのがすごくてですね、
ちょっとでも目離してるぞ、見てなかったってすごい怒られてですね。
怒られるんですが、そういう学びは結構仕事に生かせてですね。
大人も褒めて欲しいんだな、年上の部下の方もいらっしゃいますので、
一緒に仕事している方もやっぱり頑張ってるところとか、
見てて欲しくて褒めて欲しいっていうのは、子どもも大人も一緒だなと思って。
母に関する雑誌の編集
そうなんですよね。
会社の中で息子が教えてくれたことを生かしてですね、
会社員の皆さんにいつもありがとうございますって伝えるようにしている。
大事なことですよね。
もちろん仕事ですから、このところをやりなさい、やりなさいっていうのは、
的確に言っていく必要はあると思いますけど、
でもやっぱりまずできてることを褒めるってね。
だからね、あっちの方でディレクターの人がいるじゃないですか。
でね、あの人たちが終わるとね、最後すごいニコニコした拍手。
これで僕ら1年間続きましたからね。
素晴らしい、素晴らしいですね。
ということでございますが、
母の紙面作りのこだわり、
今年はもうやはり夏ぐらいに出したんですか?
はい、えっと2024年の6月に。
そうするともう今、2025年の6月に向けた準備を進めるということですか?
そうです。はい、ちょうど始まったところで。
まだまだ時間あると思いますけど、どんな感じをイメージされてるんでしょうか?
そうですね、ちょっとどうしようかなってまだ迷ってはいるんですけれども。
どのぐらいのスタッフで皆さん?
企画を立てるのは3、4人のスタッフで立てながら、
ただやっぱり父の編集部が本当に全国にいろんなネットワークというか持ってますので、
母の主催のチームが主談考えて、月間父のチームにも意見を聞いて、
1号を作っていく形になるので、そういう意味では総勢10名くらいが携わっているみたいな形ですね。
そうするとこれからインタビューする方のキャスティングだとか。
そうですね。
企画がベースがあって、じゃあどなたがいいかということをやっていかれるみたいなね。
そうですね。
なるほど。
そうですから6月楽しみですね。
はい、ありがとうございます。
私6月生まれなんで、母が出るたんびに年を取っていくみたいな。
ぜひまた読ませていただければと思います。
今週は藤代さんが手掛けられている、一年に一編出される父に対しての母という雑誌のですね、編集についていろいろとお話を伺ってまいりました。
最終週である次回は、母を出版されている藤代さんにとっての子育てのための人間学についてお話を伺ってまいりたいと思います。
来週もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
16:41

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