1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. 「Giveし合える組織」の作り方
2020-11-16 19:58

「Giveし合える組織」の作り方

良いチームを作るために、Giveし合うことが大切っていうのはなんとなくわかるけど、そもそもGiveって何なのか、どう行動すればいいのか、どうチームビルディングに繋がるのか、といったことについて考えてみました。

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では、録音を始めたいと思います。
このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くという解像度を上げていくポッドキャストラジオになります。
今日も、働き方エヴァンジェリスト、田中健士郎がお送りをさせていただきます。
ということで、先週は、キャリアオーナーシップというテーマで、
副業に関して、副業というのがこのキャリアオーナーシップを手に入れる良い手段になるんですよ、という話をさせていただきました。
このラジオ、改めて振り返ってみると、そういったキャリアみたいな、個人を軸にした働き方の話をしているのと、
一方で、チームとか組織、複数の人が関わって働く、そんな働き方、
そして、複数のチームで働く時に、いかに情熱を持って生き生きと働いていくか、そういったことも話をしていたりします。
今日は、個人の話よりも、チームとか組織で働くという話を、少し久々にできればなと思っております。
じゃあ、チームで働くということで、いかに仕事で良いチームを作っていくか、それこそチームビルディングという言い方をしますけれども、
その時に必要なこととして、一つは、期待を合わせて働くということですね。
これ、第6回ぐらいのラジオで説明したんですけれども、まずは、目標達成が必要だとか、みんなで力を合わせてやるとか、もちろんあるんですけれども、
そんなことよりも、まず一番最初に、関係する人たちの期待を合わせましょうということを話をしました。
例えば、経営者からその組織が何を期待されているのか、あるいはチームの上司から自分が何を期待されているのか、
あるいはメンバーがそれぞれ何を期待してここに集まってきているのか、そして自分が何を期待しているのかっていうのをお互いしっかりと見える化して理解する、
そして合意をしていくことが大事なんですよという話をしました。
合意されていない期待っていうものが怒りや悲しみを生むなんていう話もその時にしたんですけれども、
この期待がしっかりと合意されていないと、せっかく頑張ったのに評価されなかっただったりとか、
自分が思ってもいなかったようなところで非難をされてしまったとか、そういったことから結構働くモチベーションが下がってしまう、
いきいき働けなくなってしまうなんていうことが起こるんですよというような話だったと思います。
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それはですね、まず1個目としてチームビルディングの1個目としてすごく重要だなと僕もいまだに意識しているんですけれども、
その期待が合意できたという中で、次の大切なポイントということで、
今日話してみたいのが、ギブをしあえる関係性を作るということですね。
ちょうど昨日Twitterにも書いたんですけれども、
あなたに喜んでもらいたい、メンバーがお互いにギブしあえる関係性になることがチームビルディングにおいて大事ですというような投稿をしました。
ギブをしあえる関係性って皆さんイメージつきますか?
結構ね、ギブ&テイクなんていう言葉がよくありますけれども、ギブっていうのは相手に与えるということですね、そのままですけれども、
誰かに喜んでもらいたいと、そういう素直な気持ちから行動していくこととか、そういったことになるかなと思います。
これがですね、なんで組織、チームビルディングにおいて大事かというと、やっぱりギブしあえる関係性というものができていくと、
すごく大きな力になるんですね。
会社で目標があってそれを達成するぞっていう気持ちももちろん大切だし、
あるいはそれを仕事をすることに昇進するとか、あるいは自分の収入が増えるとか、そういうのもすごく大事なモチベーションだと思うんですけれども、
僕の経験とか過去周り、いろんな方を見ているところから考えると、その仲間だからこそ頑張りたいとか、その仲間のためにも頑張りたいとか、
なんかそういう気持ちがですね、実は本当にきつい時に一番の力になるんじゃないかなと思ってます。
ちょっと大会系みたいな話ですけれども、本当に答えが見えなくなりそうな時とか、結果が出ないそうな時、それでも踏ん張れるかどうかって結構仕事の成果に関わってくるじゃないですか。
あるいは誰かが困っている時とかに助けてあげようっていうふうにフォローに入れるとか、そういったものってチームがすごく強くなっていく感覚とかってありますよね。
そのような形でギブし合える関係性を作るっていうのが、このチームビルディングのおいてはすごく大事なんですよって話をですね、今日は少し深く話をしてみたいなと思います。
では皆さん、ギブをするって具体的にどんな行動かなと思いますか。
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ギブっていうとなんかあげるだから、プレゼントをあげるかなとか思いますけれども、それもすごくいいと思うんですよね。
僕が結構びっくりしたのは、副業先のリボンっていう会社ですね、代表が何か出張でどっか行ったりとか、お祝い事があったとかそのたんびに結構プレゼントをくれてですね。
そんなにいいのにとかって思ったりするんですけど、やっぱり結構リボンの羽渕さんっていう代表はすごく根っからのギバーであって、ギバーって与える人なんですけれども、そういう日々のところからすごく意識をされているし、だからこそ仲間が集まっていくみたいなのがあるなと思うんですけれども。
わかりやすいプレゼントをあげるとかじゃなくてもですね、結構ギブできることってあるなと思っていて、例えば悩みを聞くとかですよね。
ちょうどこの間もですね、それも副業先だったかな、とあるチームメンバーがちょっと普段悩んでること、しかもその仕事に関することじゃなくて、別の仕事の副業先の話ではないところの悩みだったんですけど、
それをみんなの雑談会みたいなところで1時間聞いてとかってやったんですけども、やっぱりそういうのって聞いてくれるだけでもありがたいっていうのを結構感じることってありますよね。
僕もチームとかでも結構あったりはするんですけれども、なるべく家族の中でちょっとトラブルがあったとか、プライベートのこととか、もちろん仕事で悩んでることとか、もやもやしてることとかもなるべく聞くようにしてるんですね。
そういうことを聞いてくれたっていう時に、じゃあ逆にもう一人の人が悩んだ時に、あの時聞いてくれたから、自分も聞きたいなと、何か力になれないかなと思ったりとか、そういうのもありますよね。
なのでなるべくそういった悩みを聞くとか、逆に悩みを伝えるっていうのもすごいいいのかなと思ったりします。
もう一つはですね、教えるっていうのもすごく大事な義務だなと思うんですよね。
僕は結構自分の本業の方のチームがほぼ全員かな、ほぼ全員っていうぐらい、もともと大学生だったんですよね。
たまたまなんですけれども、インターンとして入って、それがそのまま新卒として入社してみたいな形が結構多かったんですけども、
本当にインターンとか大学生とかって、スキルとかそういう意味では本当に最初は何もない状態から始まるっていうのが当たり前っていうところで、
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それこそ本当に手取り足取り、基礎的なところから教えていくみたいなところってあると思うんですけれども、
やっぱりそういった時から一緒にやってきたからこそ、本当に今、もう数年経っていますけれども、何かあった時のお互いの絆みたいなものってすごく強かったりとかってあると思うんですよね。
だからもしかしたらすごい優秀な転職してきたチームメンバーとかよりも、やっぱり教えるっていうところから深く一緒にやってきたメンバーの方が、いざという時に強いチームになるんじゃないかなという感覚が結構あったりするんですよね。
逆に僕は教える立場だったけれども、逆に最近だと僕子育てしていて、例えば子どもが生まれる時とかっていうのもありますし、あと結構子どもが病気をして入院しなくちゃいけなくなった時とかに、結構もう仕事を思いっきり休まないといけなくなったりとか、1週間出れないとか、育休も結構僕1ヶ月2ヶ月取ったりとかしてますし、
そういう時にすごいチームメンバーが僕の仕事をカバーしてくれたっていう経験がすごくあって、本当にそれは感謝しかないというか、その時に本当に来たメールとかも別にほっといてもいいものとかも代わりに、
むしろ一番最初に返信してくれた、自分の業務よりも先にカバーしてくれたりとか、返しておきましたっていうメッセージだけが残ってたりとか、そういう経験とかがやっぱり、だからこそ自分も何かしてあげたいというか、何か困った時にはすぐにフォローに入れるようになりたいとか、
そういう気持ちが芽生えてくるっていうのはありますし、こういった形でお互いに相手のために何ができるかっていうことを考えて行動して、それが繋がっていくっていうようなループが生まれていくと組織っていうのはすごく強くなるんだな、
意外とここをおろそかにしてしまうと、それこそ丁寧に教えるみたいなことだったりとか、誰かの悩みをとにかく聞いてあげるとか、何か一見無駄に聞こえるじゃないですか、何か本当、業務には関係ない、特に悩みを聞くとか、家族との喧嘩の話を聞くとかって何か一見無駄に感じるんですけれども、
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それが回り回ってチームを強くするっていうのは僕はすごくあるなと思っています。
だからこそ、先ほど大学生からやったとかって話をしましたけれども、弱いこととか人よりできないみたいなことは全然マイナスではないし、むしろプラス、関係性を作る意味ではなくすごくプラスだと思うし、
結構自分の弱みとかをどうしても隠したいって思うと思うんですけれども、むしろ弱みを見せれるような組織の方が、その相手のために力になれるっていうふうに行動が生まれていくので、逆に強いチームになるのかなと。
弱みを見せられる組織は強いって結構逆説的に言ったりすると思うんですけれども、実は、だからこそギブをし合える、だからこそ強いチームになっていく、そういった理由があるのかなと、最近自分の中に腑に落ちたりしています。
で、ちょっと一つ注意がありまして、これはアダム・グラントさんという方の本にも書いてあったんですけれども、ギブをする人の中でもちょっと辛くなってしまう人っていうのがいて、それはギブをするんだけれども、ある意味それが自己犠牲のレベルまでギブし続けちゃう人っていう。
だから、自分が犠牲にしてでも誰かのためになるならみたいな感じでひたすらやってしまう人っていうのは結構辛くなってしまうことが多いと。周りにそういう方いらっしゃいますか、自分がそうだって思うこともあるかもしれないですけれども。
そこで重要なのが、その利他的、誰かのためになりたいっていうのはある意味イコール利己的なこと。他者のためがある意味自分のためにもなっているっていう状態をちゃんと意識してギブをするっていうのは大事なのかなと。それは本に書いてあったところなんですけれども、そこが一つ注意点としてあるかなと。
だからこそ、今回はあなたの困っているところを助けてあげたけれども、こっちの件についてはちょっと今自分もきつい状況だからちょっと今回だけはごめんねっていう断れるみたいな。断れるみたいな関係性っていうのも実は大切ですよと。
そういった意味でいうと、前回のキャリアオーナーシップみたいな話じゃないですけれども、自分の中にちゃんと軸を持って、一つ一つを選択していくという意味で、今回ある意味誰かを助けるとか誰かに教えるっていうところとかも自分にとってもプラスがあるんだっていうことをしっかりと認識して、自分で選択しているという感覚を持ってギブし合うと。
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それが最終的に本当の意味で強い組織を作っていくんじゃないかなと思います。
最近は副業でいくつか関わっている組織とかもちょっと増えてきて、いろんな組織で働くことがあるんですけれども、やっぱり副業ってなってくると結構皆さん時間ないんで、この辺をどうしてもおろそかにしちゃうんですよね。
期待を合わせるみたいなところももちろん抜けがちですし、ギブをし合うっていうところの中で、なかなか悩みを聞き合うとか、誕生日祝うとか、仕事ができない人に対して教えるぐらいだったら優秀な人を採用したいなとかって、
やっぱりより時間が限られるとあると思うんですけれども、そこをチームビルディングの段階ではあえて無駄と思ってもそれをやっていく、ギブをするっていう習慣をつけるっていうことが最終的にすごく良い関係性をチームの中に作っていって、
それが最終的には良いチームを作るというところにつながっていくんじゃないかなと思っています。
ということで、今日はギブをし合える関係性を作ると、これがチームビルディングの一つの重要な要素ですよという話をさせていただきました。
ということで、またゲスト会とかもやっていきたいんですけど、今週から始めたこととして、このラジオの概要欄のところにですね、僕のツイッターのアカウントとお便りフォームを貼り付けさせてもらいました。
お便りフォームってラジオっぽくないですか。需要があるのか全然わからないんですけれども、なんとなく貼り付けてみて、特命で書けるような感じでやっているので、こんなこと話してほしいとか、あるいはこういう人ゲストに呼べないかなとか、あるいは私ゲストに出たいですとか、別にDMでもいいんですけどね。
何かあればお便りフォームの方にもぜひ寄せていただければと思います。感想とかでも嬉しいかもしれないですね。そういったところからまた新たな話題を提供できたりしたらいいのかなと思います。
今日ちょっと早めですね。早めに終わりましょうか。
雑談をするなら、そうですね。今日パジャマを買ったんですけど、全然どうでもいい話なんですけど。
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寝るときにずっと30年間くらいスウェットにTシャツみたいな、いらなくなったTシャツとかで寝てたんですけど、2年前くらいからパジャマでちょっといい生地のパジャマを着るようになってからすごい快適に眠れるようになった。
一生の中で寝る時間って1日の中のある意味3分の1くらいは寝てるわけじゃないですか。その時間を快適にするっていうのはすごく人生の中で大事だなっていうところから、パジャマって意外といいですよ。
今日も今パジャマ着てるんですけど、安いところとかだと無印良品とかも結構フランネル素材のいいパジャマとか売っていて、そういうのもおすすめですし、
あとグッドナイトスーツっていうメーカーさんのシルクのような肌触りのスーピンマコットンを使ったパジャマとかもあって、すごい着心地が良かったりとか、何の話なんだろうっていう感じなんですけど、ちょっと今日寝る前なんで、なんとなく思いついたんで話してみました。
ということで、睡眠の質も良くすることが生き生きと働くことにつながるんじゃないかなと、最後ちょっと無理矢理つなげまして、今日も終わりにしたいと思います。ではまた来週。
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