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【年末企画】2024年スタートアップ展望予測を振り返る
2024-12-21 26:19

【年末企画】2024年スタートアップ展望予測を振り返る

トピック

・ スタートアップに関する年末アンケートと回答の難しさ

・ 2024年選挙イヤーの影響(台湾総統選、米大統領選、日本の総選挙)

・ EMPプログラムの後退と金融政策の変化

・ 米中デカップリングの影響と今後の展望

・ 日銀の利上げ検討と金融環境の変化

・ LPの態度変化とVCファンドへの影響

・ スタートアップ投資額の今後の展望と課題

・ ベンチャー投資の持続可能性についての考察


キーワード

EMP, デカップリング, 利上げ, LP, 資本コスト, バリュエーション, 総選挙, 台湾総統選, 米大統領選, スタートアップエコシステム, ベンチャー投資, アセットクラス, 投資リターン, 産業振興, 金融政策, エクイティファイナンス, 投資環境, 持続可能性


2024年の国内スタートアップ環境展望

https://note.com/jockey/n/n1b6812753c17


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00:02
This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と、馬大好きYusuke Asakuraが、スタートアップにまつわる話題について、ゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについて、ゆるふわっとお話をしております。
2024年も終わりが近づいてきました。本当にもう年の瀬だなという感じです。
どの業界もですね、大体年始に、今年1年の業界の展望どうなるかっていう、そういったアンケートを取りますね。
スタートアップの世界でもこれあって、有名なのはダイヤモンドという雑誌、経済誌が毎年年始に去年の振り返りと、今年1年間の展望というものをやっています。
これ来年、常に2025年もあるというふうに伺っています。過去数年、僕もこちらの方、ご回答を差し上げています。
この調査ね、結構回答がトリッキーで、なぜかというと、例えば注目のスタートアップっていうことになると、自分たちの投資先を上げるわけですよね。
これは無理からぬ思いですよね。それはなんか自分たちがいいと思って投資しているわけだし、またそうやって注目のスタートアップっていうところに取り上げてもらうことで、より人目を集まるのであれば、
それはある種、VCの広報サポートっていう意味合いもあると思いますし、そういう意味で言うとね、フォーブスだとか、Jスタートアップだとか、そういう事例のオンパレードですけれども、
それはVCに選ばせている限り仕方ないと思いますし、かといって、VCよりもいろんなスタートアップのことをより深く理解しているアクターもいないので、
集計の仕方としては仕方ないのかなと思っているわけです。こういうバイアスを排出するためにですね、自分たちの投資先以外でっていうことになってくると、これやっぱり難しくて、
知らないわけですよ。いい会社、そんなに深くは自分たちの投資先ほどは。それに、もしもそんなにいい会社だったら、そもそも投資しているわけで、
できなかったってケースがあるかもしれないけど、そう思うとね、投資していないスタートアップでいいところを教えろって言われても、なかなか困ってしまうわけですよね。
今、いいって言われたら言えるけど、すごく浅い理解の中での、なんかあそこいいらしいみたいな、その程度の推薦コメントになってしまう。
そんな感じです。これまた、自分たちの投資先を進めるっていうのも難しい話ですね。
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要は、そうやって進めたスタートアップ以外の投資先スタートアップから、何でうちの名前は出してくれなかったんですかっていうふうに問い詰められるわけですよ。
なんでかって言われると、大抵上げた会社よりも、そんなに事業進捗してなかったとか、場合によっては、なかなかあんまり思惑通り進んでないとか、そういうケースなわけなんですけれども、
スタートアップとしてはね、投資を受けてるんだから、それは応援してくれてるでしょう、おすすめのスタートアップを上げてくれるでしょうと思ってしまう。
これは無理かなのです。
だいたいスタートアップの様子を見るときに、すごくいいバロメーターがあって、VCインタビューなんですよね。
VCがインタビューを受けてるときに、自分たちの主な投資先はこういったところですっていう紹介の仕方をしている会社。
それはいいんですけど、言及してない会社ですね、ポイントは。
あれ、2年前はここは一応知らって言ってたのに、今回のインタビューでは、そのときの上げてた会社の名前が出てこないな、
これはやっぱり如実で、なかなか上手くいってないという、そういう状況ですよね。
これは同業者としては非常によくわかります。よくわかります。
それは上げられないよね。
だけど、そういう意味で、VCの一番本音を探りたいときはですね、
投資先のどこについて語っていないかっていうのをチェックするのが、
一番、ある種ちょっと意地悪いかもしれないけど、深読みとしてはとてもいい読みになるんじゃないかなと思います。
何がともあれ、こういったスタートアップのアンケート、今年もある、今年というか2025年も実施するそうです。
それはさておき、じゃあ2024年、どうだったかという話ですね。
私、いつも天野寂な正文なもので、天野寂な回答をしてるんですけども、
毎回言ってるのは、スタートアップって10年先、20年先の未来を見て授業をやってるものだし、
またVCもファンドライフ10年間という期間の中で、物事を見てます。
1年経ったからって注目セクターみたいなのがコロコロ変わることってないと思うし、
それってどうなのよって思うわけですよね。
そんなトレンド予測みたいな感じで毎年コロコロ変わってんのってどうなんだろうなと。
もちろんね、急に新しい技術がバッと出てきましたみたいな、何か大きな変化、
あるいはスマートフォンの普及みたいな、そういうプラットフォーム側、
株構造の変化っていうものがあったときは、そういったアイデア出てくると思うんですけども、
基本的にはそんな毎年定点観測するほど大きく変わるものでもないのかなと。
まあとはいえ、まとめる方としては定点観測毎年するよねという気持ちもわかるし、
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まあそう思うと毎年なんかね、特に去年と変わりないですというつまんない回答になってしまう。
あんまり紙面の面白さとかそういったことに対してあんまり協力的でなく、
なんでそんなことまで協力しなきゃいけないのかこっちがっていう感じはありますが、
普通に真面目に回答するとこういうことになってしまうという話です。
その点、2025年は僕はちょっとビューを変えてもいい年なんじゃないかなと思っているんですけれども、
まあとはいえ、それはまた来年以降、2025年の見立てということでお話をできればなと思います。
2024年の振り返りですね。
一旦ここで私が過去何と言っていたのか、2024年年始何と言っていたのかを振り返ろうと思うんですけれども、
言っていたのは主に2点です。
1つは2024年は選挙イヤーであると。
であるがゆえにその選挙結果というものが大きく影響を及ぼす可能性が高い。
加えて、利上げですね。
この2つの影響が大きいんじゃないかという話をしていました。
私はストラテジストでもエコノミストでもないので、
未来予測なんてことはできないですし、わかんないんだけれども、
ただ大きな影響を及ぼし得るマクロ要因はこの2つだと思いますよということを申し上げました。
結果どうなったかっていうと、
選挙は進んだんだけれども、何かまだスタートアップの営みに対してダイレクトな影響が及ぶまでには至っていない。
というのが今のところの判断です。
ただ、これはどちらかというと2025年以降に発現する内容だろうなというふうに思いますね。
少し深掘ると、2024年、世界のいろんな地域で選挙ありました。
その中で私は特に日本のスタートアップに限った話はないんだけれども、
大きく影響をし得る選挙っていうのは台湾総統選とアメリカ大統領選だと思っていました。
台湾総統選はことの次第によっては一気に台湾環境の緊急緊張感が高まりかねないということ。
台湾有事、単的に言っても対中戦争ですよね。
急展開で進展、ことがエスカレーションしたらどうしましょうか。
大体はね、いろんな識者の方々が2027年勃発というふうに発見してらっしゃいますけれども、
まあ、いつのことでもおかしくないなと思います。
この点で言うと、あんまり中国から面白からぬ人が総統には選出されたけれども、
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何かそこまで急激に事態がエスカレーションするような事態には至っていません。
加えて大統領選ですね、アメリカ大統領選です。
これもね、途中でバイデンが危険したりだとか、トランプ氏が襲撃されたいだとか、
もう波乱の波乱でしたけれども、結果どうだったかというとトランプ氏が選挙勝ったと。
これもまたですね、まだ就任してないから、何か大きな動きっていうのは今のところ見えていないのかなというふうには思います。
ただ来年以降どうでしょうね、2025年以降っていうのは結構ね、影響あるんじゃないかな。
僕は特にクライマットテックだと思いますけれども、
セクターによっては大きく影響を受ける可能性があり、その点は極めて慎重に事の推移を見守っているところです。
台湾総統選だとか、アメリカの大統領選以上にインパクトだったのは日本の選挙ですって。
あんまり年始の段階では総選挙あるというふうに思ってなかったし、
今年は地方でもいろいろ選挙あって、
存外日本も選挙で大騒ぎした一年だったなと思いますし、
そしてことごとくね、都知事選にしても兵庫県知事選とかにしてもね、ちょっと劇場型と申しますか。
ちょっとオールドメディア、これいよいよ終わりかもしれないなっていう、
いろんな社会情勢の変化っていったものを感じた一年ではありましたし、
この点についてはすでに僕のボイシーで話をしていますので、
ボイシーリスナーの方はよかったら聞き返していただければと。
ホットキャストで聞いてる方はよかったら、それはボイシーにしか挙げてないと思うので、
探していただければ、ディグっていただければというふうに思うんですけれども、
何はともあれ、日本も結構選挙ありました。
まさかに石場さんが総理になるというふうに思っていませんでした。
これの影響っていうのは地味に出ていると思います。
スタートアップ地味に影響出てるっていうところで言うと、どういったところかというとですね、
全く経済にはそもそも関心がない、自分のアジェンダの収穫に据えていない方ではあります。
総選挙前もめちゃくちゃだったなと思います。
城都課税の増税みたいな話も発言されていましたし、
本気かと。新林さんが何だって散々持ち上げておいて、増税って言ったら本当に一気が起きるぞと僕は思いますけれども。
12:08
そんな発言があって。
まぁちょっとだいぶそこはトーンダウンしたので、さすがにちょっと落ち着いたのかなというふうに思いますし、
そうであればいいなというふうに思うんですけれども、
何はともあれ、あんまり経済においては明るい兆しの見える方ではなかろうと感じています。
その上ですけれども、やっぱりスタートアップ5カ年計画ですね。
これ進行してしまった以上、何かもうここがビタッと何か止まるとか巻き戻すってことはないんですけれども、
明らかにトーンダウンしたよなというふうに感じますね。
猫も触手もスタートアップっていう段階から、これは僕は必ずしも悪い状態ではないというふうに思いますし、
もうすでに一部、日経新聞なんかでは感性バブルなっていうような言葉が早くも使われていてですね、
これ自体は僕、5カ年計画の時も言ってましたし、
そりゃそうだよねという感じではありますけれども、トーンダウンしたなと。
あと同様にあんまりスタートアップの人たち、注目薄いかもしれませんが、資産用立国の掛け声っていうのも明らかにトーンダウンの兆しが見えており、
特にEMPあたりとか、EMPっていうのはEmerging Manager Programの略称ですけれども、
新しい振興の投資家、ファンドマネージャーを応援しようということで、スタートアップにどういう設定があるかっていうと、
これはベンチャーキャピタルですね。新しいベンチャーキャピタルを応援していこうという動き。
これは明らかにトーンダウンしたなと思います。
EMP自体はベンチャーキャピタルに限らず、ヘッジファンドだとかバイアウトファンドとかいろんな金融プレーヤーを対象にした試みではありますけれども、
ちょっと雰囲気変わったなという気配がしますね。
これはちょっと明らかに様子が変わってしまったなというふうに思うわけです。
こっちの方が嫌かも、個人的には。それはVCとしてのポジショントークもあるんだけれども、
結局株構造、直接的にスタートアップに何かお金を流すということよりも、株構造をしっかりエコシステムを回していくためには、
同情をしっかりしようという話で、ちゃんとお金が流れている仕組みをどうやって作るかということだと思うんですよね。
ジャバジャバ直接資金収入してるだけだったら、それは確かに完成バブルと言われるわというふうに僕も思いますし。
その点で言うと、ヨリシさんヨリ国のほうが僕は本質に近い、本質を捉まえた話だと思うんですけど、
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ここはちょっと後退した感がありあり伺える。そしてEMPやってますっていうふうに言ってらっしゃる、
そういう金融機関、機関投資家の方々も、これもうご本人たちがそういうふうにご本人たちの口からおっしゃるので、
言ってさえ使えないと思うんですけど、なんとなく金融庁から言われたから、仕方なく書いて出しましたっていう、
そういうトーンですよね。明らかにちょっとやる気はないなというふうに思います。
それは当初からやる気なかったのかもしれないけれども、ちょっとよりそれが深刻化したのではないかなというのが、
私の現在の肌感です。
ちなみに2024年の予測については、私はダイヤモンド等々に記載した内容、ほぼ同内容をノートにも転載してるので、
後ほど概要欄にそのノートのリンクも貼っておこうと思います。
いずれにせよ選挙イヤーだったということですね、この影響。来年またじわじわと影響出てくることと思いますし、
既に米中のデカップリングっていうのは、ちょっともう何だろうな、ポイントノーリターンなんじゃないかなというふうに思っています。
トランプ政権になっていきなり習近平とトランプがすごく仲良くハグしてるシーンって、ちょっと想像つかない。
わかんないな、トランプ何やる人かわかんない人だから、あるのかもしれないけど、あったらあったらいいですね。
だけど、ちょっと厳しいんじゃないかなというふうに思ったりするわけです。
ということで、米中のデカップリング、これはもう既に日本でも出てますね、影響。
どことは言わないですけど、VCの分割の話だとか、あるいはやっぱり中国系の投資家の取り扱い等々、これは影響出てますし、
仮に企業家の方であれば、これ意識してないのは、僕かなりやばいと思います。
絶対に意識しておいたほうがいいと思います。そんな感じでしょうか。
加えてなんですけれども、2024年年初、もう一つ挙げていた重要なファクター、利上げですね。
利上げが実行された場合、これ結構スタートアップの世界に影響出てくると思いますよと、そういう話をしていました。
ロジックは簡単で、それこそ2022年以降アメリカで起こったのと全く同じことが起こるということですね。
要は利上げされたことによって、より保守的な金融商品の魅力が高まって、株式の魅力が下がる。
もっと言うと、こういう大棚投資なおかつ流動性のないベンチャー投資なんてものは、むちゃくちゃ投資家から持てなくなるということですね。
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VCがあんまりお金を調達できなくなると、スタートアップに行き渡るお金もあげる。
VC嫌いなスタートアップ関係の皆さん、たくさんいらっしゃると思いますからおめでとうございます。
これでベンチャーキャピタルは非常に鎮座を意味にありますよ。おめでとうございますという感じですけれども。
また同時にスタートアップが本来を追う資本コストっていうのが高まると思います。
これ何を意味するかというと、より高いリターンを出さなきゃいけないということですね。
バリエーションを下げようというような制服がよりかかることになります。
ないしは優先株の条件が厳しくなる。
あるいは上場するときの株価をもっとちゃんとしっかりつけてくれよっていう、ちゃんと成長しようというプレッシャーがめちゃくちゃ高まる。
これは悪い話じゃないのかもしれないけれども、そういう状況になるんだろうなというふうに予測をして、
実際どうかというと、今12月18日水曜日にこれを収録していまして、
まさに日銀が開行している最中なんですよね。
これ12月18日、19日とやって、19日に発表されるのかな?20日かな?
ちょっと分かんないですけど、今この時点で実際日銀の金利が上がるかどうか分かりません。
分からないので、これどうなるか分からない。
なおかつ金利末起きっていうような観測記事も既に出ているので、
ひょっとしたら後張るかもしれませんけど、そうなると本当は金利変わらないという可能性もなきにしもあらせたなとは思います。
とはいえなんですけれども、やっぱり既に金利上昇の機運予兆っていうのは高まっており、
LPサイドなんですよね、の方々からするとすごくプレッシャーはすでに感じていらっしゃいますね。
スタートアップとの接点を持つ、例えば分かりやすく言うと地銀のスタートアップ関連部門の方々なんか、
結構このプレッシャーを必死と感じていらっしゃるんだろうなということ。
これは複数のところでやっぱり伺いますね。
要はなんでそんなスタートアップ、ベンチャー投資なんて儲かんないことやってるのとか、
ベンチャー向けのベッドとかやってる意味あるみたいな。
普通に金利上がるんだけど、銀行儲かるんですけどっていうような、そういった話。
もう長らくのゼロ金利ですからね。
そういった機運すでに高まっていて、これは実際アメリカで起こったことですよね。
なんでそんな貸し出さなきゃいけないの、スタートアップみたいな話。
なおかつ、ベンチャー、VCへのLP出資ってのはどうなの?みたいな話も出てくる。
これね、アメリカも全然VCがLPに対してリターン出せてないというような話が、
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2024年秋頃少し話題になりましたけど、
これアメリカのVCの話ですね。
日本においても、ビンテージ8年ぐらい経つVCがなかなか元本を回収できていない。
こういう状況を目の当たりにすると、
以前からそういったLP出資されている金融機関の方々なんかは、
やる意味あんの?みたいな。大丈夫?みたいな。
そういった話になるわけですね。
もちろん現場の方々は個々に大変思い出を持って頑張ってらっしゃいますし、
そんな中でベンチャー盛り上げていこうということを言ってるわけなんですけれども、
いよいよその人たちの肩身が狭くなっていくということです。
これはね、僕、前から言ってますよって言っていいと思うんですけど、
かなり前から言ってるつもりでいるんですよね。
エコシステムが健全に回るためには、
やっぱりこういったあくまでベンチャー投資ってアセットクラスなので、
これが意味のあるアセットクラスであるというふうに社会認知さえなきゃいけないと。
で、この中でちゃんとリターン出せてない以上、
うーん、なんだろうな。
信任されないし、いつまで経ってもそんなアセットクラスでも
金が回ってくるはずないじゃないですか。
そういうことです。
ベンチャー投資、これはスタートアップに対する直接投資も、
あるいはVCに対するLP出資も、
なんか、博打みたいになってしまってないっていう。
そういうことをですね、再現性を持ってちゃんと投資リターンを創出できない限り、
うーん、早かれ遅かれ、
僕は日本のスタートアップっていうカテゴリーが捨てられると。
で、そうね、二番食以後みたいな、
そんな状態になるというふうまでには思わないんですけれども、
ただ、今と同じ状態で、
5年後、10年後続く、ないしはもっと成長するっていうのを
所要とするのは極めて危険だなというふうに思います。
ベンチャー投資っていうとね、なんかどうしても
政策的な面、こういう事業を育てていかなきゃいけないっていうかいう、
そういう産業振興のところに目線が向きがちなんだけれども、
うーん、だけどやっぱりね、
これなんか、まあ儲けるのと似てるかもしれませんね。
リッションを追求するって話と儲けるって話、
これを両立させるっていうのが、
株式会社では大事なこと、事業会社だと大事なことだと思いますけれども、
そうしないと続く可能性がないから。
似たような話なのかもしれないなというふうに思います。
産業を振興するっていうミッションと、
ちゃんとそれをエクイティーファイナンスで
リターンを創出するっていうことが両立しない限りにおいて、
まあこういうスタートアップっていうのは、
本当にブームで終わってしまいかねない。
だからこれはもう若干予測の話に踏み込んでしまいますが、
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僕は年間ベンチャー投資額が5000億円の時代に後戻ったとしても、
驚きはしないなというふうに思います。
こないだ5年会で友人と、NJ投資家の友人とそんなこと話してたら、
おそらく関係者の中で一番ペシミスティックな見立てだと思うよっていうふうに言われてですね、
まあそうかもしれないなと思います。僕はかなりペシミスティックな思い方をする人間なので。
ただ少なくとも、僕は評論家じゃなくて、
実際ベンチャー投資家として投資してる人間だし、
リターン出さなきゃいけないし、もっと言うとチームの人間をちゃんと
雇用していかなければいけない、そういう立場なんで、
そういう立場である以上、最悪の事態っていうことを考えながら、
それでもちゃんと立っていられる状態っていうのをどうやって作るか、
そのために最適な打ち手ってのは何かっていうことは、
常に頭を走って考えてなきゃいけないなというふうに思います。
なんでそのうちちょっとまた答え合わせしたいですね、5000億円っていう水準が。
これが外れたら万々歳だし、当たったらね、なんだろう、
5000億に達したのっていつだっけ、2016年とか7年とかそれぐらいですかね、日本だと。
もうちょっと後かな。
まあ、そういう意味で言うと5000億でも随分と大きなサイズ感に来たっていう話だと思うんだけども、
8000億円、9000億円時代を前提にして動いているプレイヤー、
これは投資家もそうだし、企業家もそうだし、そういった人たちは多分痛い目を見る。
よくね、パフェットが言うようにバブルの最中は誰が裸で泳いでるかわからないけれど、
水が引いた瞬間、誰が裸だったかわかる。
そういう事態になりかねないなというふうには思っていますし、
そういった現実認識の下、自分は自分で一事業家経営者として、
ベンチャーキャピタルファームを運営する経営者として立ち振る舞っていかなければいけないというふうに考えています。
そんなことで2024年を振り返り、結構2025年まで予測まで踏み込んでしまいましたが、
2025年予測はまた日を改めて収録したいと思います。
ということで今日はこんなところです。おしまい。
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