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起業における「絶妙なタイミング」の難しさ
2025-02-27 18:25

起業における「絶妙なタイミング」の難しさ

■トピック

・ スモールIPOの課題と市場の現状認識

・ ミクシィでの経験から見えた上場企業の苦悩

・ PIPESファンド構想とその課題

・ クロスオーバー型グロースキャピタルの誕生背景

・ 事業立ち上げにおけるタイミングの重要性

・ 投資家視点から見た市場参入のタイミング

・ 先見性と市場理解のバランス


■キーワード

ポストIPO, クロスオーバー投資, グロースキャピタル, エンゲージメントファンド, レイトステージ, 時価総額, マザーズ市場, クローズドエンド型ファンド, オープンエンド型ファンド, M&A, バイアウト, 事業タイミング, 市場参入, 先見性


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This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraが、スタートアップにまつわる話題について、ゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについて、ゆるふわっとお話をしております。
何度か、僕のボイシーボッドキャストで、 授業ってタイミングが大事だよね、っていうお話をしていますけれども、
今日はね、このタイミング、授業を開始するタイミング、 これを私自身のエピソードと言いますか、
実体験に基づいてお話をしたいと思います。 これ何かというと、2017年にシニフィアンを立ち上げて、
2019年にザファンドっていうグロースキャピタルを立ち上げたわけですが、 ここの経緯に紐づく話ですね。
最近ね、スモールIPOって良くないよね。 良くないよねっていうのは、
先々週ぐらいの自分のボイシーボッドキャストで、 ものすごくにちっこくお話をしていますけれども、
企業家自身にとっても、なかなか経営者自身にとっても 大変だよねっていう話もあれば、
産業少数だとか、あるいは市場の機能という、 そういったマクロの観点においても、
なかなかよろしくないよねという、 そういった風潮が出てきており、
そんなこと言われても、すでに上場してしまっている スモールIPOしたポストIPOスタートアップは、
みんな困っちゃうよっていう話だと思うんですけれども、 少しやや厳しいトーンで語られがちであるなと。
企業がとんと大変だよね、思って見ています。
加えて、それに関連してですね、 スモールIPOってよろしくないから、
もっとM&Aによるエグジットっていうのが 増えてしかるべきなんじゃないかとか、
そういった話も出ていたりするわけです。
あと出しじゃんけんみたいな思いになってしまいますけど、
この論点って、私自身2015年ぐらいからずっと、 14年ぐらいかな、ずっと感じていたし、
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何なれば、チャンスがあればそういった話も してきた内容ではあります。
本当に10年越しでようやく認知され始めたのかっていう、 そんな感覚なんですけれども。
私自身、ミクシーっていう会社の代表していて、
ミクシーはスモールIPOでは決してないんですね。
上場した後も自家総額2000億円ぐらい つけてましたし、
そういう意味で言うと非常に大きい、
なんとなればソフトバンクとかファーストリーティング よりも上場時の規模大きいですから、
決してスモールIPOではなかったんですけれども、
どんどんどんどんその後株価下がって、
私が代表就任したとき自家総額200億円ありませんでしたから、
この状態でマーケット出ていても結構しんどいよねっていう、
そんな思いはありました。
周囲を見てみていたとね、割とそういった経営者の人たちはあったし、
また当時2014年、15年ぐらいって、
徐々にスタートアップっていうものに対する認知度が高まっており、
企業がいけてるよねっていう、
そういった風潮が出ていたタイミングではありますけれども、
かたやすでに上場している経営者に目を向けてみると、
結構みんなしんどそう、大変そうだよねと。
未上場の段階はチェアを増やされる一方で、
上場した途端ですね、あんまりそこ見向きも冴えなくなるというか、
なんなら上場株の投資家なんでね、
むちゃむちゃゴリゴリに厳しい人たち、
そもそも小さいIPOだと相手もしてくれないっていう人たちですけれども、
そんないきなり環境が激変してしまうことで、
経営者の皆さん戸惑ってしまうよねという、
そんな思いはあったわけです。
そうしたことにですね、課題意識を持って、
結局のところ小さいまま上場しても、
なかなかその後うまく成長の軌道に乗せるのは難しいよね。
一方で、スモーラIPOになってしまった会社であれ、
何か面白い事業的な発展可能性を持っている会社っていうのは、
結構あるはずだし、また同時に、
株価が安いがゆえに、
投資的な妙味っていうのもあるんじゃないか。
こんなことを2010年代の半ばあたりに、
つらふつらと考えていました。
当初思っていたのは、
そういったマザーズの上場企業を対象とした、
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パイプスのファンドですね。
パイプスっていうのは、
Private Investment in Public Equityの逆なのかな。
ちょっとこれ逆間違ってたらごめんなさい。
なんですけれども、
要は上場している会社の株式っていうのを、
バットカーで買うのではなくて、
例えば大量保有している株主、
分かりやすくは創業者ですよね。
そういった方々から相対で獲得する、
こういったことをメインにした、
投資手法のファンドで。
考えていたのは、
そうやってセカンダリで直接経営投資者から、
株式の一部を譲り受けて、
そこに対して、
エンゲージメントファンドですね。
言い換えるとフレンドリーアクティビストと言ってもいいかもしれないですけれども、
事業のところにもっともっとコミットしながら、
プライベートエクイティ的な活動っていうのを、
上場のマーケットでやっていこう。
こんなことを当初考えていました。
実際今、そういった活動に近いようなことをやっているプレイヤーたちは、
ほらいるよなと思ったりします。
どちらかというと、
PE出自の人たちがそういったことをやっているような気がします。
当時のマザーズの上場企業であれば、
割と接点も多くあること、
そういったことができるんじゃないかな、みたいなことを、
当時考えていました。
ただ正直この構想ってのは結構難しくて、
何が難しいかというと、
これやるにあたって、
ファンドの形式、クローズエンド型のものを想定していたんですけれども、
クローズエンドって基本的には、
クローズエンドって10年間とか8年間とか、
そういうファンドの期間が設定されているファンドですね。
クローズエンドってあんまり上場株の投資っていう意味において言うと、
一般的にはあんまりない投資手法で、
一方でしっかり長い期間、
特定の会社に寄り添ってエンゲージメントしていこうと思うと、
何かその会社が、
その会社というよりも、
マーケット指標が悪くなって、
ガーッと株価下がったから、
LP投資家がすぐに解約したいって言い出してしまうと、
そんなしっかりしたエンゲージメントできないじゃないかと。
ある種、エンゲージメントするってことは、
インサイダー情報を持つような、
そういった側面も出てくるかもしれない。
そこまで踏み込まないと、
会社の成長サポートなんてできないと思いますから。
そう思うとですね、
オープンエンド型、
つまり出資者がいずれも売買できるような形のファンドだと、
なかなか、
それだと、
解約したいですって言われた時に、
即座に対応できなくなってしまって、
困ったことになってしまう。
そんなことを考えてました。
09:00
であるがゆえに、
クローズドエンドで上場株投資をするっていう話をしていたんですけれども、
この話になるとですね、
どうしてもアセットオーナー側、
ファンドに出資する人たちっていうのは、
クローズドエンドって基本的に大棚でやってるもんだよね。
じゃあ大棚の部分で検討しますってなるんだけど、
一方大棚の部分に行くと、
いやだって投資の上場株ですよね。
じゃあこれは上場株じゃないですかみたいな。
まあなんかよくわかんない。
なんだろうな。
仕方ないんですけど、
今までの規定のやり方を前提にして検討してしまうと、
なんていうか、お見合い落球というか、
どこの守備範囲にも収まらないで、
ほとりと落ちてしまうということ。
また結構そういった取り組みって、
斬新であまりやってる人もいないものですから、
であるがゆえに、
私は興味があるんじゃないかって当時考えたんですけど、
やってる人がいないことに面白みがあるんだけど、
やってる人がいないことって、
なかなかお金がついてこないっていう。
こういうジレンマを感じたわけですね。
2017年にシニフィアを作った時に、
ポストIPOスタートアップが日本の未来を作るみたいな、
そんなブログを書いたんですけれど。
問題意識としてはね、
スタートアップって盛り上がってきていていいんだけれども、
上場したね、やったねで終わっていったらダメでしょと。
結局その後スタートアップが成長して、
本当に世の中を揺り動かすか、
社会変革をできるか、
それこそが大事なんじゃないですか。
これも今マリア・マラス・ピッツで言ってることと全く同じで、
そこは一切触れてないんですけど、
そういったことを常に思っていて、
であるがゆえに、
上場したらさようならっていうのは違うんじゃないかと思い、
そこを支える、そういった投資を取ろうと思って、
先ほど言ったような、
パイプスのエンゲージメントファンド、
フレンドリーアクティビストみたいなものを想定していた、
構想していたっていうことですね。
で、なんか呼んでいただいて、
経産省でもお話ししましたし、
また財務省でもお話ししましたし、
そんな話を、アイディア話したことがありますけれど。
ただやってみると、
なかなかお金がついてこないっていうことで厳しいもんだなというふうに、
私もそういうスタートアップじゃなくて、
ファンドのお金を集めするっていうのは初めてで、
なかなかこれは一本一筋縄ではいかないもんだなという、
まあこの時になりまして、
で、なるべくそういう意味で言うとアナロジーだとか、
あるいはお金を出す方にとってイメージしやすいものを
提案していかなきゃいけないんだろうな、
まあこのように考えたわけです。
で、そこで考えたのが、
グロースキャピタルです。
それもクロスオーバー型のグロースキャピタルというふうに言ってましたけど、
要は上場株の段階から入ろうとすると、
それはクローズドエンドだと設計が難しいということで、
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やるならば投資するタイミングっていうのはあくまで未上場のタイミングです。
ただその後も順調に成長できるように、
そういったスタートアップを上場を支え続ける、
クロスオーバー型のファンドっていうのをやるのがいいんじゃないか。
理想は最初から大きく上場できること。
日本において2010年代って、
数十億の資金調達なんて本当にレアでしたし、
100億以上の資金調達なんて数えるほどしかなかった。
まあ今も似たようなものかもしれませんが。
そうなると、もうね、未上場にいても資金調達できない以上、
スタートアップとしては上場せざるを得ないわけで。
であるがゆえに、どうしてもスモーラー系にならざるを得ない。
だってそのままマーケットにいても資金出してがいないんだもん。
そういう構造にあるなといったことを問題意識持って、
今申し上げたような、未上場段階、レートステージに通す。
一方で上場していこうも持ち続けることができる。
こういったザ組を考えた次第です。
それを作ったのがザファンドですね。
これはレートステージっていうある種のアナロジーというか、
説明の仕方でご理解はいただけて、
ご出資いただき、運用開始することができたわけですけれども、
ただやっぱりそこに行き着くまでは結構苦労があって、
なかなかいろんな方にお話しても2回言えづらかった。
そこをピシャッとご判断いただいたのが三蔵銀行さんであり、
本当に頭が上がらないんですけれども、そういった経緯があります。
一方ですね、最近まさにICCというスタートアップのカンファレンスで一緒に
登壇もしたんですけれども、旧リアルテックファンド、
今もリアルテックファンドっていうのはあるんですけど、
それのGPカンパニーが今アントロッドっていう名前になっていて、
そこの代表を務めていらっしゃる永田さん。
以前はユーグレナでCFOを務めていらっしゃる永田さんですね。
とお話をしていて、彼は引き続きディープテックに対する投資もしていくんだけど、
アントロッドって未投っていうふうにらしくてですね、
仮文にして知らなかったんですが、ディープテックに関わらず未投の投資は
いっぱいやっていきたいと思っていて、クロスオーバー投資なんですって
おっしゃったんですね。それ聞いた瞬間、俺言うとったやないかいみたいに
やっとったやないかいって思ったりもしたわけですけど、
ただ、スモーラIPに対する問題意識だとか、
あと、2014年代、15年代に設立されたファンドっていうものが
そろそろ満休を迎えるにあたって、
15:00
応用している株式を行って、放出しなければいけない。
そんな時の受け皿になるっていう意味において、
クロスオーバーファンドであるんだったらひょっとしたら今だったのかもしれないな
っていうふうに思ったりはしますね。
そういう意味で言うと、トンジは他にも似たようなことを考えていた人
いたんでしょうけれども、
考える目の付けどころっていうのは間違ってなかったし、
結果としてもそんなに悪くないとは思っているものの、
ベストタイミングだったかっていうと、そうでもなかったなと。
ただ、じゃあベストタイミング待ってたらね、
カテゴリーとさえして認知されて、
ああ、何々カテゴリーねっていうふうに言われるようになってしまうと、
その時はもう既に先行プレイヤーもいるわけであり、
なんだか面白みがなくなってしまう。
差別化が難しくなってしまう。
こういったことを考えるとですね、
本来的には早いタイミングから発展し止まっていくっていうのが、
成功法なのかなっていうふうに思うこともあり、
普段スタートアップの皆さん相手に、
タイミング大事だよ、タイミングだ、タイミングだって
偉そうに話しているんですけれども、
タイミングを見極めるのって本当に難しいよなっていうふうに
思いますよね。
ひょっとしたら、スモールIPO話題になっている今、
そうね、
東証グロースに上場しているポストIPOスタートアップを対象とした
ファイアウトとかMBO用のファンドとかそういうのも
ひょっとしたらいけるかもしれないなっていうアイディアがあったりしますけど、
そういったことも10年近く前に散々考えて、
ある種捉えしようとしたわけですが、
今思うと早かったんだな、当時はというふうに思います。
思う一方で、自分たちはやっている当時では割と目雑多いから、
その問題意識というものにすごい鋭敏になっているし、
AVになってしまうといろんな事例を見るたびに、
あれもこれもそれも全部当てはまるじゃないか、
俺の問題意識にっていうふうに思うんだけど、
それってね、どんどんどんどん、
世間の問題意識だとか興味関心から
ずれてしまいやすい道筋なのかな、
道筋なのかなというふうに思っていて、
結果今日もまた何も落ちないんですけども、
めっちゃ難しいよな、どうすればよかったのかなというふうに思いますね。
どうすればよかったのかというと、ちょっと待つっていうのと、
初めてじっと耐えしろぐっていう、
おそらくこの2つなんだろうなというふうに言ったりはするわけですが、
タイミングを狙えと気安く言うけれども、
タイミングを狙い撃ちするのは難しいという話ですね。
せめてドンピシャー当てることはできなかったとしても、
ちょい早いねぐらいの方がいいのかもしれないなという気も
したりします。
18:00
そうするとものすごくそこに、
そのある種のイシューに、
A、Bにアンテナが立っている人からすると、
ちょっと遅いねぐらいの方が
よいのかもしれませんね。
はい、ということで、
今日は自分の我が身を振り返りつつ、
授業を始めるタイミングって難しいよねという、
そんな雑談でした。
おしまい。
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