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スタートアップ実践砲弾シニフィ弾。 こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについて、グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私、As
akuraの3名が、解説、考えをお届けします。
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動を取ることを勧誘するものではなく、 いかなる意味においても、特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。
こんにちは、シニフィアンのAsakuraです。 小林です。
どうも、シニフィアン村上です。
今日は、アクティビズムについてお話をしようということですね。
ここ最近確かに、新聞なんか見てても、アクティビストによる株主提案という話が、結構増えてきたような印象を受けますが、今日はその話をしようということで。
具体的なテーマといいますか、事例がいくつかあるんですね。
そういう意味では、アクティビズムが来る、来ると日本でもずっと言われていてですね。 実は特に2017年ぐらいから、アクティビズムのターゲットとして、日本が一番可能性があるというのは、海外の投資家の間では
言われていたんですね。
というのは、アメリカとかオーシアも、それよりだいぶ前にいろいろ動いていたので、次は日本だ、みたいな感じだったんですけども。
そういう意味では、今年に入ってすごく大きな動きで、象徴的なのができたのは、やっぱりオリンパスだと思いますね。
オリンパスは、実はカメラの創業であるんですけども、稼ぎ頭は内資協のビジネスでして、こちら非常に収益性も高く、シェアも高いということで、超有料事業なんですけども、
その裏で、デジカメ事業、映像事業が非常に足を引っ張っていたということで、切り出せ、切り出せとずっと圧をかけられていたんですが、それが遂に動いたという事案があります。
単に赤字事業を切り出しました、というだけじゃなくて、今回の場合は、アメリカの非常に著名なアクティビストと言ってもいい、このバリューアクトというファンドがですね、
5%保有をして、大量保有報告を出して、かつその後にボードに入ったんですね。これも非常に象徴的だったんですが、2019年1月にボードに入ってですね、そこから1年以上かけて、いろいろ刑法体制だったり事業
の見直しだったりというのを仕掛けていって、
ようやくここに来て、この事業の売却を1年半くらいかけて、そのボードに入ってから1年半くらいかけて、ようやく実現したということですね。
なので、いわゆるアクティビストと言うと、ちょこっと入って、配当払えって言って、短期的にイベントドリブン型で動くみたいなものが、ともすると注目されがちですけれども、
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このバリューアクトのスタイルは非常に長期の取り組みで、このボードに入ってですね、その間彼らは全然株を動かしていないように見えます。
実際、大量保有が出たまま変更届は出ていないので、おそらく動かしていないと思いますが、長期に株を保有して、長期間かけて会社を変えていくということにコミットして、成果を出したと。
株が実際入った時から2倍くらいになっているので、そういう意味では大きな成果だと言えるんじゃないでしょうかね。
かねてからそういう意味で言うと、事業の再編成が必要なんじゃないかといったような話があって、バリューアクトも実際2019年にボードに入ったということだったわけですけれども、
今になってようやくこの状況が変わったというのは何かトリガーがあったんですかね?
これはですね、外からだと実はなかなかわからないんですが、最初バリューアクトが取締役に入った時点ではですね、カメラは売らないと。
明確に社長はおっしゃってたんですね。これは必要な技術であるということで、その時点では少なくとも明確に話が擦り合ってたということではなかったと思います。
なのでそれ以降、いろいろ議論を重ねていく中で、2019年の11月ぐらいにちょっと方針転換を伺わせるような発言が経営陣からあって、
ポートフリードの見直しも必要なんじゃないかという発言がブルンバーグなんかでも紹介されていたので、
この辺りぐらいからおそらく事業売却を考えていたのではないかということは伺います。
ただ、実はすごい大赤字事業ですね。2019年3月期だと売上487億円、営業利益が赤字、営業損失ですね、マイナス187億円、去年もマイナス104億円みたいな感じなので、
非常に赤字なので、引き受け先がいなくて、なかなか売却先が見つからなかったというのが実情かもしれません。
そうですね、ちょっと私これ前職M&Aグループでずっとアクティビズムをやったんで、これ中野を知りすぎててコメントが難しいんですけど、
オリンパスの件はもう小林さんよりももう10年以上前からずっと、ずっと懸案事業で、
アクティビズムが最近も第3ブームみたいに来てますけど、第1ブームの時も第2ブームの時も常にこの第3ブームのところで動いたという意味では、
私2つ個人的に感じるかなと思ったのは、やっぱり10年からシニアアンスタイルで話しているようなガバナンスの議論がやっぱりすごく進んできたということで、
株主提案というものに対する対応について、より真摯にやらなきゃいけないよという機運が高まったというのが一つと、
あと多分取締役を送った件は正直僕その時はもうシニフェアに作っちゃってるので中身は知らないですけど、
おそらく会社が提案したという側面もありますけど、会社側が取締役として取り込むという判断をした可能性は十分あるかなと思ってまして、
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こういったことをやったケースで過去にもあるんですね。
なのでおそらく最初対立姿勢を強めてたんだけども、いろいろアドバイスをボードも聞く中で、
むしろバリアアクトを取り込むという判断をしたのが取締役を取り込んだ第一歩だったんじゃないかなと、
僕なんか見てて、その結果中に入っていろいろ議論をした結果、
さすがにこれ普通に考えて売却せんとおかしいよねっていう議論が詰んだっていうことと、
具体的に売却先を探してみたところ適切な値段で売れるということがわかったっていう、
その複合技でもうある種これを保持し続けるということがいろんな意味で難しくなったし、
結果的にドクマンジューのように最初持っていたバリアアクトの取締役も中にいて議論を見てるわけだから、
彼ら自身が迫ったというよりは、
ボードの議論としてさすがにこれこのまま何もせんわけにはいかないなってなったということでいうと、
そんな議論を個人的には予想してるんです。
朝倉さんの質問に対しては何かトリガーがあったとすると、
実はやっぱり株主と企業の距離感っていうのが、
この5年10年の日本のガバナンスの進歩によって変わったことによる無言の圧、
これは私一つトリガーなんじゃないかなというふうに勝手に見てます。
そういう意味でいうと、バリアアクトは以前もCinefidanでお話したことあるかもしれませんが、
アドビの事業モデルの転換、リカーリングモデル、サブスクリプションモデルに転換しようといったことを主導したというか働きかけた。
あと加えてこれはコーポレートガバナンスの会でお話したかと思いますけれども、
マイクロソフトのボードをちょっと立て直そうといった提言をして、
結果だけ見る限り、外から伺い見る限りだと、どうもその2つとも非常に相交しているような感じですよね。
だからアクティビストファンドっていうと、一般的には古いイメージだと、
なんか内部流を貯めまくって現金積みまくってるから、早速配当で上げ出せ。
あるいは株式売却しろっていうようなことを迫る。
グリーンメーラー、すで性の人たちっていうような印象を持ちがちですが、
もう少しそれとは違った建設的な議論・経緯を交わす人たちがより出てきているということですよね。
特徴としてはボードに入るということですね。
ボードに入ると当然流動性に対して著しい制限を受ける。
要は売りたいときにいつでも売れるということではなくなるので。
インサイダーですもんね。
そうなんです。
そういう意味ではファンドとしては非常にリスクを抱えるとも言えるんですが、
まさにバリアフトはボードに入ってそこから長期的に会社を変えるという方向にコミットしている。
まさにマイクロソフトもナデラに社長が変わるタイミング、そのきっかけを作ったのがまさにバリアフトなんですけれども、
まさにナデラになってからのマイクロソフトの躍進ぶりを見ると、
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この長期コミットしたのがまさに成果として出たわけなので、
そういう意味ではちょっと入ってちょっとイベントを起こしたらすぐ抜けるっていうスタイルとは大きく違うということですね。
まさにそういう意味では日本で続きそうなのが、
次は東芝が実はエフィシモと3Dオポチュニティファンドというところから取締役の専任を要求されていると。
これが7月末に総会があるんですけれども、
今回彼らは東芝のケースの場合はすでにアクティビストからかなりの資金を増資を受けているということで、
株主としても相当大きい上にボードとしても受けるということになると、
より一層この経営に対するプレッシャーというのは高まってくるんでしょうね。
そういう形で日本でもボードに入った長期的な会社の変革にコミットするタイプの株主というのが増えてくるのかなという気がします。
オリンパスも東芝もそうだと思うんですけど、
おそらく昔の日本企業の感覚だと面倒くさいことを言われてもやらなくてもいいやという、
その前提には企業を潰れないし、放っておいても大丈夫だし、
こういうぬるまいあったと思うんですよね。
多分オリンパスもこの医療機器での競争環境の激化、
彼ら自身の希少性は昔から変わらないですけど、
そう考えたときに、デジカメうんのにこだわってやっているうちに、
自分たちの医療機器が本当にブローバーで勝てるのかというところの本題、
ここにちゃんとリソース効果をしなければいけないという、
ある競争環境の激化、おそらく東芝もそんな余裕ないじゃないですか、明らかに。
余裕ない中でいろんな提案を来たときに、それは無視です、大丈夫ですって、
東芝なんか明らかに難しい状況っていうのは一般にもわかると思いますけど、
オリンパスだってグローバルの競争環境でも厳しくなっていると。
なので先ほどのガバナンスの話に加えて、やっぱりでかい会社、
大きな会社ほど競争環境に晒されていて、
それを考えたときに、真っ当なアクションはやっぱり取らざるを得ないし、
そういった提案が来たときに、もちろん全部鵜呑みするわけじゃないですけど、
いい提案が来ていれば、当然真摯に検討しなきゃいけない。
こういった厳しい環境に置かれているっていうのもですね、
もう一つ後押しになっているのかなという気がします。
それこそ先ほど村上さんから、ガバナンスの姿が、
コーポレートガバナンスっていうものがだいぶ浸透してきたことが、
今の結果なんじゃないかっていう話がありましたけど、
アクティビストっていうと、それこそ12,3年前の2007年頃かな、
スティールパートナーズとか、なんだっけ、オリバーソースだっけ、
ブルドックソースだ、その印象が強いし、
あと少し前だとそれこそ分かりやすいところで言うと、
村上ファンドの村上さんとか、その印象が強いわけですけれども、
そういう意味で言うと、企業側もやっぱりガバナンスってことって重要だなって
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いったような意識の高まりはあるんでしょうし、
また同時に投資する側も、やっぱり単に金吐き出せじゃなくて、
もう少し洗練された会話をするような、
そういう準備が徐々に双方でできてきたっていう、
それがよく言えばそういうことなのかもしれません。
その通りですね。
そういう意味だと、アクティビスムのブームって、
第2波がグローバルだと2011年ぐらいから来てたと、
日本にも最初、サードポイントがソニーにアタックしたりとか、
ソフトバンクに行ったりって時代あったと思うんですけど、
結局なんかホヤホヤって消えていったと思うんですけど、
あの時ぐらいから、むちゃくちゃアクティビストにお金が集まりだしたんですよね。
要はアクティビストのファンドが2、3千億から数兆円とかそういうふうに
巨大化したわけですよね。
それもアクティビストのビジネスでポートフォリオを何百尺も形じゃないから、
じゃあ何兆円あったらどこ狙うのっていうと、
305円の会社を1万社アタックするわけにはいかないし、
そうする必然的に当時Appleとか、
そういうところがターゲットになっていった流れですよね。
同じく今もまさに朝倉さんおっしゃった通り、
資金が集まって、そうすると1回の投資額が大きくなるし、
ファンドの規模が大きくなると中で働く人のクオリティも数も増えるわけだから、
当然ものすごい頭の人たちが一生懸命分析して、
オリンパスや投資盤に迫るわけなので、
そういう意味だと必然的に、
両質ともにクオリティのあるコメントで迫られるっていうことが、
ようやく日本のガバナンスの進化と合わせて、
結果というとちょっとおかしいかもしれないですけど、
何らかのコーポレートアクションにつながるのが、
冒頭小林さんがおっしゃったオリンパスの事例なのかな、
というふうには感じますね。
それで言うと僕は象徴的だなと思うのが、
2020年6月、今から言うと先月ですけれども、
新しく日本で設定されたファンドで、
マネックスさんが設定された、
マネックスアクティビストファンドというのが、
アクティビストファンドっていう名前もそのままなんですけれども、
これは広報型で売っているんですよね。
要はマネックスで証券口座を開いている一般のリテール、
私たち市民ですよね。
私たち一般消費者であれば、
普通に買うことができる、
そういうアクティビストファンドというのが出てきた。
これなんか結構象徴的だなと思っていて、
僕は海外でこういった、
リテールで売っているアクティビストのファンドって、
どの程度あるものなのかよく存じ上げないですけれども、
聞いたことないですよね。
結構象徴的な、
それぐらいアクティビストっていうと、
ちょっと前までであれば、
本当に悪の権限みたいな扱われ方をしていたところから、
これあえて今回エンゲージメントファンドみたいな、
遠極な言い方じゃなくてアクティビストファンドって言ってますから、
それぐらいそれが意味のあることだというふうに、
認知されているのかなというのも感じますし、
あともう一つ何でしたっけ?
先日あれバリューアクトでしたっけ?
どこかのアクティビストファンドを抜けて、
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バリューアクトです。
ESG投資をするっていう人も出てきました。
あれすごいですね。
だから僕ESGとかなんだろうな、
その文脈とSDGsとかの文脈とアクティビズムって、
まさにアクティビズムですからね。
活動化ですからね。
本来めちゃくちゃ相性良さそうだなと思っていて、
なおかつそれが何ていうのかな、
別に事前でやってるんじゃねえと、
これでリターンを上げるんだって言ってるところが、
面白いポイントだなと思って、
ある種時代の変局みたいなところを感じますね。
そうですね。
本当にパッシブじゃなくて、
アクティブに運用して、
ある種日本語で言うところの、
物を言う人のところに、
色々お金が集まって、
そういったものはESG含めて、
企業活動そのものをある種我慢するような動きとして、
機能するっていう意味では、
本当にグローバルで動いてるトレンド、
まさに売ってるなと感じますよね。
この動かし方も特徴的だなと思ったのは、
前はアクティブエースというと、
キャンペーンを売って、
対外的に自分たちは、
こういう提言を会社にしました、
というのをウェブサイトだったり、
PDFだったりとかで出して、
このぐらい余地がある、
みたいなのを示す、
それ自体がある種のイベントのきっかけになって、
株価が動くということがあったんですけども、
正直それを狙ってやってる、
キャンペーン主導型の方々って、
残念ながら多かったと思うんですね。
逆にマリオアクトの特徴は、
キャンペーンをガンガンやるのは、
彼ははっきりJFWはノイズだと、
いうふうに言っていてですね、
実際このオリンパスも、
キャンペーンをバンバン打ったわけではなくて、
ずっと対話を続けて、しかもボードに入って、
きちんと経営の一角として議論を、
進めていたということなので、
外に明るめに出して、
ビビらせるというのではなくて、
本当に中に入って動かすというところが、
大きな違いで、
これはマイクロソフトの時は、
まさにそうだったと思いますね。
そういう意味だと、
昔は騒がないと動かせないという、
ゆすることで、
人の動きを起こしていたつもりが、
結局あまり動かないというのは、
日本だと明らかですけど、
グローバルでもあって、
動かしても動かないのがカッコ悪いし、
スマートにさすとこさして、
アクションを取らす方がスマートかつ、
むしろ一番実行的だというように、
学習、
個人的には時間がかかったなと思いますけど、
そういう意味では、
そう言っているというのは、
逆にそういうスタイルで、
アクティビストファンドが来るからこそ、
キプテとしても、
ただの騒がし屋ではなくて、
真っ当な人だからこそ、
より無視するようになっているのかな、
という気がしているので、
この対話ってますます進むんだろうな、
と思っていますね。
これややガデンインスになっちゃうかもしれないけれども、
その点でいうと、
未上場の投資、
ベンチャーキャピタルだとか、
我々の場合はグロースキャピタルとして、
レイトステージのスタートアップの投資をしていますけど、
そういった人たちが、
対話をするのって当たり前じゃないですか。
別にそれは、
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決して内部情報を吐き出せない、
配当を出せないと言ったことは一度もないし、
そうじゃなくて、
どうやってより会社の規模、
会社の事業の価値を上げていくことができるか、
ということを主軸にしてお話をしているはずで、
実はひょっとしたら、
この点において言うと、
ベンチャーの方が一歩進んでいるのかもしれない。
ベンチャー投資の方が、
先立っているのかもしれないし、
こういった取り組みというのを、
もっともっと上場企業の世界で、
広げていけるようなことができれば、
いいよなというふうに思います。
その通りですね。
日本の上場企業、
大半の人がコーポレートガバナンスと言う前に上場しているから、
未経験ですからね。
ある種スタートアップの方が、
ガンガン言われて、
経験済みで上場しているので、
僕はボトムアップで広がる、
特に日本の場合は、
文化じゃないかなと思っているので、
僕らも貢献したいと思います。
全く朝倉さんのディレクションにアグリですよね。