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この時間は、Zoom Up。毎週月曜日は、政治です。
Journalistの鈴木哲夫さんです。鈴木さん、おはようございます。
おはようございます。
東日本大震災から13年となりまして、ただまだ一向になかなか復興というのはね、思うようになっていないですね。
そうですね。これも一応、防災というか、危機管理、自然災害、私もずっとテーマでやってきていますので、
あれから何年なんていうのは勝手に、我々取材者もそうだし、それから行政なんか特にそうなんですね。政治行政もね。
10年を節目にとかね、いろんな組織も10年を一つのメドにとかね、言うんですよ。
何で10年なのって僕は言いたいわけですよね。
あの日がまだ現場では続いている、たくさんいるわけで。
最初に言うと、やっぱり僕は政治行政の自然災害、東日本大震災はそうですけどね、重要なのは2つあると思って。
一つはまず寄り添うということ。もう一つがやっぱりお金の使い方なんですね。
寄り添うというのは、10人被災者、100人被災者がいたら、10通り100通りの被災があるわけですよね。
これ現地に入って毎回言うんだけど、時間が経てば経つほど、心の問題に変わっていくって皆さんおっしゃるんですね。
生活とか町は戻っても、今度は心の問題。
これはあの時がいつまでも忘れられない、あの時に例えば家族を失った、
それから自分がまだクヨクヨクヨ自分がしてる、それを自分で責めたりするんですって。
だからそういうものにやっぱり政治行政が寄り添うってことで、最後の1人までね。
こういう姿勢がまずあるか、それとあとお金の使い方ってすごい露骨のない言い方をしましたけど、
要するに政治行政がこの復興とかに対してどうやって支援をしていくかってことなんですけどね。
やっぱり国のお金っていうのは必ず制約があるっていうか、
法律上これができるできないとかね、そういうふうに制限がどうしてもある。
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それからむしろ制限をしておきたいっていうか、
例えば財務省なんか勝手にお金使われたくないわけですよ。
だからあれこれ使い道なんかを決めながら支援していくんだけど、
地元、現地被災地は、もっとこういうことに使いたい、もっと自由に使いたいっていうのはあるわけですよね。
そういうところがいくら予算をつけても、その法律とかルールで使えないものがある。
だからこういうものをどうしていくのかって、これも10年以上経ってますけど、
本当に国のお金とか支援ができてるのか、お金の意味でね。
この2つを今日はもう一回反省しなきゃいけないっていうふうに思いますよね。
あと具体的に言うといろいろあるんですけど、
今言いました最初の寄り添うで言うと、心の問題もそうなんですけど、
復興住宅でやっぱり孤独死っていうのがずっと続いてるんですよ。
復興住宅っていうと、
実際に東北なんか行くとものすごく立派なマンションみたいなのが建ってるんですね。
復興住宅をつくって、そこに被災者、戻る人のところのない人はそこに入ればそれでよしっていうところがあるんですよ。
政治や共生からするとね。
だけどそこで何が起きてるかっていうと、要するに孤独死がある。
これ3件でこの13年間で、計算の仕方はちょっと違うんですが、
500人から600人以上の方が亡くなってるんですね。これ孤独死なんですね。
結局何が起きてるかっていうと、
高齢化して一人暮らしの高齢者がものすごく多いんですよ。
立派なマンションみたいなのができたんだけど、
それまで住んでたところから急にそういうところに引っ越してきて、
そしてコミュニティが壊れて、隣近所は誰も知らないんですね。
私10年目のときに行ったときに、
そういう復興住宅の一人暮らしの高齢者の方って、
朝からショッピングボールなんかに行って、
そこでずっとベンチに座ってるんですって。
結局行き場がない。隣近所に挨拶をする人もいない。
しかも高齢化が今どんどん復興住宅でも進んでますから、
こういう人たちが行き場がない。
もちろん孤独死の中に自殺者も結構いるんですよね。
見回りとかそういうのもなかなか行政は手が回らなくて、
ボランティアなんかがやってるけど、
こういうところに対してどう寄り添うのかっていうことを言いましたけど、
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どうするのってことでしょうね。
いまだに多いんですよね。
もう一つ言えば原発かな。
これは去年、原発の稼働を伸ばしましたよね。
天然ガスが入ってこなくなるなんて言って、
これは以前も話したことあるけど、
政府の中の原発推進の人たちが、
これはいいチャンスだと、戦争だ、天然ガス入らないよ、
じゃあ日本どうするの?やっぱり原発しかないじゃないかと流れに持ってったんですよね。
60年まで検査次第では運転できるなんてやりましたけど、
やっぱり福島はまだ全然福島原発のね。
今年年明けにニュースがありましたけど、
電力デブリっていう廃棄物を取り出すロボットのアームなんかがうまくいかなくて、
結局ダメになったりとかね。
今年に入ってありましたよね。
だから目標の2051年だったかな。
もう無理じゃないかって言われてるんですよ、その廃炉がね。
結局なんだかんだ言ってますけど、
二葉町なんかも避難区域に戻ってきたりしてるとは言っても、
まだ数百人でね。
もう町は壊れたんですね、原発事故によってね。
だからそういう検証とかそういったものもまだやれてない中でね、
原発再稼働って。
方針転換しましたからね。
そうなんですよ。
だからこういうのも議論ほとんどありませんでしたから、国会でも。
だからね、僕は本当に東日本大震災が残した教訓とか、
行政はどうやるべきかっていっぱい課題はあるんだけども、
僕らは13年だよねって節目をつけて考えようと、
僕らメディアもしますけど、
逆に政治行政はどんどん逆に風化させてるっていうかね。
もういつまでも引きずらないよと、復興住宅建てたから終わりでしょとかね。
原発も一生懸命作業はやってるけれども、議論もなく原発は復活させるとかですね。
だからそういう風化っていうのかな。
僕は政治行政に対してはそんな気が今日はしますね。
民間だったらアフターサービスの方が大事だと思うんですよ。
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なのに政府ってやったことでもうおしまいみたいな。
そこが国民との感情との乖離みたいなものにつながってるのかなと思うんですよね。
いいことをおっしゃいます。最後一つだけ。
自民党のかつて危機管理の鬼って言われた後藤田正春さんの人からね、
これ阪神大震災のときに名言を残したんだけど、
天災はしょうがない。自然災害は人間の手で止められないけど、
起きた後は全て人災だぞっていうふうにあの人言ってたんですね。
また今田川さんの言葉と同じでね。
あの13年前起きた、それはしょうがない。
だけどそこから先起きてることは全部人災。
まさにアフターサービスどう処理するか、これ人災ですよ。
政治行政の。だからそこをもう一回今日は反省してほしいなと思いますけどね。
鈴木さんありがとうございました。
ズームアップ。この時間はジャーナリストの鈴木哲夫さんでした。
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