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憲法改正議論の本格化と「お試し改憲」
この時間は、Zoom Up。毎週月曜日は政治です。
先週の木曜日、与野党が衆議院憲法審査会で緊急事態状況をめぐって論戦を繰り広げました。
高市総理は他憲法改正に意欲を示しておりまして、今後の議論にも注目が集まります。
今日は本格化する憲法改正議論にZoom Upしていきます。
ジャーナリストの鈴木哲夫さんです。鈴木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
いよいよ本丸と言いますか、やりたいことの一つ、憲法改正議論が本格的に始まりましたね。
実は田畑さん、永田町で、お試し会見って言うんですね。
お試し会見?
会見って言うのは、憲法改正のことを会見ですよね。
それをお試しで、一回憲法を改正して。
ずいぶんフランクな言い方ですね。
つまり、お試しだから、とにかく憲法改正っていっても、いろいろ大変だし、本当に改正しなきゃいけないのか、いろんな議論があるから、
とにかく簡単なところから、一回憲法改正してみましょうかと。
すごい軽い言い方しましたけど、そういうニュアンスなんですね。
これ、まさに憲法審査会で議論が、今議論しているところが、本当にこれを変えなきゃいけないの?っていう話なんですよ。
とりあえずは、憲法改正を一回やってみようよという、そんな軽い議論になってるんじゃないかっていう、そういう捉え方なんですね。
緊急事態条項の必要性とリスク
実際にそうなんですけれども、例えば今議論になっている一つが、緊急事態条項というのを、その憲法の中に加工じゃないかというのが一つですね。
それからもう一つが、参議院の合区っていいますね。
要するに、例えば中国共同の、こういう合区について議論しようじゃないか。
この今二つがテーマなんですけど、本当に緊急事態条項って必要なんですかっていう話なんですね。
これ今まで、緊急事態条項って何かっていうと、例えば災害が起きたり、
こういうのが起きたときに、もうやらずに、もう時の内閣、要するにそういう意味でどんどん決めちゃっていいよっていう話なんですね。
緊急政令なんていう言い方は政令ですけどもね。
これ一見、災害のときなんていうのはって思うかもしれないけれども、
これ何も憲法をいじらなくても、今ある災害対策基本法とかですね、こういうのも要するに改正すればできるんですよ。
これ実際に防災庁、僕は専門家会議のメンバーだったんですけども、そこでも僕は手で、要するにそういう法改正ってできるんですよ。
だから憲法をいじらなくてもいいと。
で、もし憲法に災害のときにはそういうふうにしようし、時の政権が好きなことやれるわけです。
例えばもう災害のときはそうなんだけども、やったときにはとかね、結局もう好き勝手に権力がやれるようになっちゃうわけですよね。
これを憲法で保障することになるから。
だからこの緊急事態条項っていうのも、もう少し議論しないと大変なことになりますよってことなんですね。
参議院合区と衆議院任期延長の議論
それからもう一つね、今議論で出てるのは、そういうふうに災害が起きたり、例えば戦争が起きたりしたときに、
東日本大震災のときに、ちょっと記憶があると思うんだけど、選挙がやれなかったんです。
やれないじゃないですか、災害のときが。
だから同じように国で言えば、衆議院がね、災害のときに衆議院議員選挙が重なってたら、
これは衆議院の選挙をね、任期を伸ばしてね、
要するにこの災害のときとか、有事のとき、戦争のとき、こういうときは、
衆議院が決まっていても、任期の4年決まってても、それを伸ばしてもいいじゃないか、みたいなことも議論されてるわけですね。
だけど実際今の憲法の中で、そういうことが起きたときには、ちゃんと参議院がそれをカバーするっていう規定があるんですよ。
だから今回の議論ね、これ考えて、おい参議院を軽視してるじゃないかって話になるわけじゃん。
そうなりますね。
うん。俺たちがちゃんと憲法ではカバーするようになってるのに、
それを要するに参議院は信用できない。だから衆議院の任期を伸ばして対応しようなんて、みたいなそういう議論にもなってるわけですよね。
これ通ったら、これはありますか?
ないと思いますよね。
そうなんですよ。だからお試し改憲ということになるわけですよね。
憲法改正の本質と国民への問いかけ
僕はやっぱり思うけど、本当に憲法改正に取り組むのであれば、
やっぱり憲法9条の問題とか、大きな議論になってきたそういうところを議論していくと言うならわかるけれども、
とりあえず9条なんていうのはいろんな意見もあるだろうから、
とにかくまずは緊急事態条項と5億をやりましょうっていうのは違いませんかってことなんですよね。
もう一つ最後に言いたいのは、憲法改正っていうのは高市総理含め今の自民党数も多いです。
なんとかけれど、お試し改憲だったらまずやる必要があるんですかと。
それから憲法っていうのは一体何なのかっていう基本的なところで言うと、
憲法はやっぱり権力を縛ることだと僕は思うんですよ。
だから何をやっていいよ、緊急事態でこうやっていいよ、あれもやっていいよ、これもやりましょうじゃなくて、
やっぱり権力を縛るもの、これをやっちゃいけないよという規定であるとすれば、
今やっているような憲法改正の議論っていうのは本当に必要なのかなと。
それから最後は国民投票ですから。
国民一人一人が憲法ってなんだろうって、もう一回そこに立ち返る必要があるんですね、国民がね。
国民への説明責任とメディアの役割
そういうやっぱり、憲法審査会ではザーッと議論してきたんだって言うけど、その議論、僕らが知ってますかね。
だから今回の緊急事態条項なんかもそうだけども、
もう少し国民にテーマを政治が示してね。
国民一人一人が憲法を一から読んでる。
僕ももちろん読みましたよ、だけどまたもう一回読み直してますから。
そういう国民側としては、そういう姿勢が必要だし、安易なお試し会見だったらどうなのっていう、そういう目でちょっと見てますけどね。
そうですね。
やっぱり国論を二分するっていう言い方をされているので、それに見合った説明とかというところは必要かなと思いますよね。
いや、そうなんですよ。憲法審査会でザーッと議論してきたんだって国会議員が言うんですよ。
でもその中身、僕ら知ってますか。
そこが分かりにくいですもんね。
そうなんです。だからそういうものを示して、それから国論を二分っていう言い方ね。
政治が言ってもいいけど、これマスコミが言っちゃダメなんですよね。
だって国論は3分、4分、いろんな多様な言い方があるわけだから。
だから対立構造を作ってみたいなところに、やっぱり持って行っちゃいけないから。
その辺もやっぱり僕らは気をつけて、国民は気をつけて見ていかなきゃいけないと思いますけどね。
乗せられないっていうかね。
そうですね。おっしゃる通りです。
まとめとポッドキャスト案内
鈴木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも。
この時間はズームアップ。
月曜日は政治をテーマにジャーナリストの鈴木哲夫さんに解説してもらいました。
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