改正健康保険法の成立とその概要
この時間はズームアップ、毎週月曜日は政治です。 先週金曜日、市販薬と成分や効果が似たOTC類似薬を処方された患者に追加負担を求めることや、
出産費用の実質無償化が柱となる改正健康保険法が成立しました。 今日はこの改正健康保険法にズームアップしていきます。
ジャーナリストの鈴木哲夫さんです。鈴木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
スピーディーに決まっていきましたね。
早かったですね。もうちょっと議論が必要だったんじゃないかな、僕はそう思いますね。
医療費増大の原因と現役世代の負担
いろんな意見があって、医療費そのものがどんどんどんどん膨らんでいってますよね。
これ一番の原因は少子高齢化だと思うんですよ。
高齢者、私もそっちに入ってますけど、いろんなところが調子が悪くなっていきますしね。
ある意味では、いわゆる保険料っていうのかな、負担しているのは現役世代がやっぱりですから、
その現役世代がどんどんどんどん人口が減っていってるわけだから、
今のまま医療費全体の負担がどんどん増えていくという、だから何とかしなきゃ、これはもうその通りなんですね。
OTC類似薬の負担増への懸念
だけど、この薬の部分で果たして国の予算をなんとかしていこうということがいいのかどうかってことなんですよね。
言うんだけど、オーバー・ザ・カウンターという意味で、カウンター越しにっていう意味なんですよね。
この薬っていうのは、通薬とか解熱剤とかシップとか、
要するに普通に薬局でカウンター越しに買えるものですよね。
こういうものについては、保険を適用して、お医者さんでこういうのはどんどん買おうと。
そうすると、そこの部分の値段ももちろん上がるわけで、負担も落ちることなんですよね、ざっくり言うとね。
これによって、たとえば今回1,100品目納与するにおよそ、その薬に負担が増える。
僕らは負担しましょうという、余計25%の負担しましょうってことになるんだけど、
それによって若い人たちが払っている現役世代が払っていると、何十円かなんですよ。
そんなに効果はないですよね。
ビビったるものですね。
そうなんです。しかもこれによって何が起きるかっていうことになると、
たとえばシップ、時々飲む程度の人はいいんですが、
たとえばシップ薬なんていうのは、病気によってはずっと貯めて買い続けて貼り続けなきゃいけないような、そういう病気もあるんですね。
これ実際に厚労省なんかに、鎮上でこれなんとかしてください、寝上げなんかしないでくれって言った団体の中で、
アトピー、分かりますね。
だからこの団体が申し入れに行ったんだけども、
温めておかなきゃいけない、オンシップとも言ってもいいんだけども、
それをものすごくたくさんキープして、ずっと貼り続けなきゃいけないんですね、このアトピーの方たちってね。
だからとんでもない負担になりますって話なんですね。
それからこういうふうに値段が上がっちゃうと、そういう一部の薬が値段が上がっちゃうと、
それに頼っている人たちはね、そんなにお金がかかるならもう薬をね、要するに買わないというようなことが起きて、
だって財政的にきついじゃないですか、一人暮らしの高齢者なんかもね。
じゃあもう買うのやめようかなとかね。それからこれ、もうお医者さんに行くのやめようかなとかね。
そういう要するにその医療そのものを、お金がかかるっていうことで自分でコントロールしちゃうわけですよね。
これはもう絶対に良くないわけですよね。こういう問題が起きてくるという可能性が非常に高いわけですよね。
日本維新の会の主張と負担増の効果
今はこれ1100品目なんですけど、
戸倉さんがスッスッと行きましたねっておっしゃいましたけども、
このやり方を強調してたのは日本維新の会なんですね。
連立を自民と組むときに、自民と維新がいろんな協議をしてたんだけども、
今は1100品目なんだけど、これはもう全部、トータルで7000品目ぐらいになるんですけど、
最終的にはこれ全部負担を増やすべきだっていうのが維新の考えなんですね。
じゃあ全部やったところで、さっきいくら現役世代の保険料が減るかっていうと、
これ7000品目全部やったにしても月に700円ぐらいなんですって。
減るのが効果あるのかなって話なんですよ。
で、さっき言ったように逆にマイナス面が結構あるわけですよね。
こんな負担になると戸倉じゃないけど、もう買えなくなっちゃう薬があって、
チップ薬が買えなくなるし、こんなにお金かかるならもうちょっと薬を控えようかなってことになる。
社会保障制度の根本的な見直し
だからこれ医療改革っていうのは大事だと思うんですよ。
その医療費がどんどんどんどん増えていって、国のかかる医療費を負担してあげるわけです。
少子高齢化で現役世代の負担が大きくなる。これもなんとかしなきゃいけない。
もうその通りなんですね。だけどこの薬のところで、それをなんとか自分たちでお金出させようなんてやってもあんまり効果はない。
だから僕はやっぱりこの社会、もう年金この3つですよね。
だからこれは根本的にどう変えるのか制度も含めてですよ。
それからそれにかかる費用っていうのは、個人が負担を均一に取るとかですね。
薬のところで医療するにお金を取っていこうっていうのはやっぱり僕はもっと議論が必要なんじゃないかなと思うんですけどね。どうでしょうかね。
薬が必要になるときもすぐ治る見込みのものと慢性的なものと違いがあるじゃないですか。
それで負担の期間が違うから、その辺を分けられないものかなとかね。
おっしゃるとおりです。さっき言ったアトピーなんかそうですよね。
今回の改正でいろんなそういう配慮もあるんですけれど、やっぱりトータルで薬のところにっていうのは、
ちょっと僕はしっかり考えて、今おっしゃったようにね、僕がさっき言ったアトピーじゃないですけど、
そういう病気の種類によってはね、やっぱりちょっと変えていくとかね。もっと細かい議論が必要だったと思うんですよね。
それが何となく今数がありますから、国会は自民党維新ですごい衆議院数持ってますから、
それのでトントントンと進んでいくその怖さの一つがこの問題だと僕は思うんですけどね。
人口減少と社会保障制度の設計
僕らの健康の問題ですから、命の問題と言ってもいい。
そうですね。同じくその金曜日に国勢調査の速報値が発表されましたけど、ますます人口減っていうのが見えているので、
やっぱり社会保障制度の設計自体、今のままじゃちょっとっていうところはね。
そうです。まず少子化はこれどうなってるのって話じゃないですか。そこはなんかで、議論もまだはっきり一向しませんからね。
少子高齢化をまず先にやれとかそういう話も僕は抱える方もあると思うんですよ。
本当におっしゃるとおりだと思いますね。
まとめ
わかりました。鈴木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はズームアップ。月曜日はジャーナリストの鈴木哲夫さんでした。