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この放送は、現役教師であるテキトー教師が、毎日 AI と教育のニュースを国内・海外問わずチェックしておるので、
その中で興味のある情報をもとに深掘る、あるいは語っていく、そういう放送になっています。
ではまず、告知から入らせてください。
今週の金曜日の夜8時から AI チャレンジ黙々会の3回目を、
Zoom ではなくて、ごめんなさい、Google Meet ですね、オンラインでやらせてもらいます。
こちらは無料で参加できますので、どんなものかと言いますと、教育と AI、AI を使って学校でこんな風に使えるんじゃないかなというのを、
僕であったり、あるいは情報の先生であったり、特別支援の先生であったり、小学校の先生とか様々な先生で、
ゆるくご紹介しながら学んでいくと、そういう勉強会になっています。
1時間ほどで終わりますので、もし興味がありましたら、概要欄から参加の方を表明していただけたら嬉しいですので、よろしくお願いします。
それでは今回のニュースは、カリフォルニア州のニュースとなっています。
またカリフォルニア州ですね。
どのようなタイトルかと言いますと、アメリカで700名以上の生徒に、どんな質問、勉強について聞きたいですかということに対して、
子どもたちはAIに質問する方が質問しやすいですよと、そういったデータが出てきましたよというニュースとなっています。
詳しいタイトルは今散歩中で、リンクは英語になっているので読めないので、詳しくはリンクのほうを参照ください。
僕が気になったニュースですね。この調査の結論、計4つを紹介させておきます。
1つ目、生徒の20%は教室で質問するのが全く快適ではないと明らかになった。
2つ目、21%の生徒は先生以外の人に尋ねるか、後でオンラインで情報を調べることを好むことが明らかになった。
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3つ目、27%の生徒は教室で直接教室に質問することをまだ快適に感じている。
最後、学生の32%はAIツールに助けを求めるのが最も快適だと感じているということを報告した。
そういう結論、データがアメリカの700名以上の生徒を対象にした調査で明らかになったということです。
ここからどういうことを思ったかといいますと、1つはAIというのは完全に教育を飲み込むものではなくて、子どもが学ぶ上での選択肢が1つ増えたというところです。
ですので、教師に聞く方が早くて確かなという生徒は、教師に引き続き聞いたらいいと思いますし、
生徒の中には聞きづらい生徒もいるので、聞きづらい生徒で今回明らかになったようにAI、例えばChatGPTに聞いた方が少しドキドキして気まずい思いをしなくてもいいし、気軽に聞けるので、そっちの方が自分には合っている、そういう生徒が出てきてもいいよねという選択肢が1つ増えた。
あともう1つ僕がこのニュースを受けて心配なのは、これからおそらくここまでAIのデータがどんどん海外に出てきたということは、おそらく日本にもどんどんAIを当たり前に使う波が、おそらくあと数年でやってくると思います。
そこで出てくる簡単に予想されるのは、学校でAIを使うルールを決めるというときに、めちゃくちゃ細かく決めてしまうというところです。
例えば、こんなふうに質問したらダメとか、極端な話、勉強以外の質問をしたらダメとかですね、そういう使い方に対しての細かなルールを、やっぱり学校の先生っていうのはすごい真面目に決めてしまいがちで、
学校ってやっぱりちょっと大きな組織であればあるほど、何かそういうおかしいでしょって言えない空気が出てきて、言えずにそのまま、例えばこういう細かなルールのままを作って、そのまま生徒に下ろしてしまうということが起こりがちです。
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そうなるとやっぱり選択肢が削られてしまうということと、子供の方がやっぱり使い方は大人よりも長けてるので、細かなルールを設定したとて、その上、大人の目を飼いくぐる方法を絶対に見つけてくるので、
それを例えば上手いことを使った子供がいたとしたら、例えば全員AI禁止とかね、そういうふうに制限してしまうことが予想されます。
それってすごいもったいないことで、やっぱりそういう最新のテクノロジーって子供に任せたら、やっぱりすごい上手いことを使う子も出てくるので、個人的に僕がやっぱりやってほしいのは、大人ができることってそんな細かなルール設定よりも大きな枠組みを作ることだと思います。
例えばAIで言えば、法律関係、著作権関係のほうですね。これをしたらやっぱり法律的に罰せられるよとか、そういうことをやっぱり教えていくと、あとは倫理面ですよね。
学習してしまうAIを使うのであれば、そのことも子供たちに分かってもらって、個人名が入ったものを使ってしまうとか、そういうことを検索したら絶対ダメだとか、そういう、僕は主に大きく法律関係と倫理面、この2点において大きな枠組みを作っておいて、
その枠組みの中であれば、ある意味何してもいいよと、もし何かそういうトラブルがあったらそのとき一緒に考えようねと、そういうスタンスがやっぱり大事なんじゃないかなということをすごい思います。
今回ですね、この調査から、やっぱりAIに聞くほうが便利だよねっていう生徒は絶対出てくると思ったということ、そこから子供の選択肢が一つ増えることがポジティブだよねっていうこと、
あとは、これからAIがどんどん学校にも浸透していく上で、ルール作りをするときに気をつけないといけないこと、この大きな2点において、ちょっと今日は考えさせてもらいました。
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テキトー教授はですね、毎日AIと教育のニュースを国内、海外、国外、無関わらず調べていますので、もし興味がある方は、Xダルとか、ディスコードもやっていますので、そちらに入っていただけたら、いろんなイベント、AIに関するイベントにも参加できますので、ぜひご参加の方、よろしくお願いします。
それでは今日は以上です。 ありがとうございました。