サマリー

最近の料理の自動化について考えると、自動化が進んでいくと「それは〇〇をしたとは言えない」と思われるタイミングが来るのではないかと感じられます。料理やシステム開発の例を挙げながら、負荷価値や興味の範囲によってその行為がどこまで認識されるかが変わることが示唆されています。自動化を進めると、「それは〇〇をしたとは言えない」と思われるタイミングが来るかもしれません。AIがさらに進化していくと、翻訳や絵を描くなどの作業もAIに置き換わる可能性があります。

目次

料理の自動化
みなさんこんにちは、TRY-CATCH FMです。このポッドキャストは、それぞれの企業で働くソフトウェアエンジニアと プロダクトマネージャーのお二人が、テック、キャリア、ライフスタイルなどをテーマに 雑談形式でお送りする番組です。
やっていきましょう。 よろしくお願いします。
あのー、須田くん、料理するとき、家で料理するとき、
なんか、それこそ新しいレシピとかにチャレンジするとき、どうやってやってます? YouTubeとか見てる?
最近あんましてないけど、割と何だろう、コココロキッチンっていうYouTuberをたまに見てるので、それとか、あとはもう作りたいものとか、食材、ふと目についてこれを買っちゃったんだよなぁ、しょうがねえか、
そういうレシピサイト、もしくはYouTuberとか、その組み合わせとかで見てるかな。
僕の場合はですね、大学生になって、一人暮らしでご飯作るようになってからは、
2010年とかそのあたりじゃないですか。 だいぶ昔ですよ。
その頃はフィーリングで作ってましたね。
ああ、そう。その時はね、多分時代としてはクックパッドなんですよね。
そうだね。それぐらいしかなかったんじゃない?むしろ。
そう、そう。か、もう本で見るかみたいな。
オレンジページ?だかなんだかみたいな。
ああ、あるね。そうそうそう。
で、まあそれがまあ、一時代としてあって、その次に、まあ多分2014年とかそのあたりくらいからクラシュルとか出てくるんですよね。
15年かな?わかんないけど。
ああ、そうだね。あとあれじゃない?個人ブログ前世紀だと結構ブログにレシピ載せる人がいたよね。
ああ、そうかそうかそうか。
それで検索するところからプラットフォームみたいな感じ。
クラシュル見てたんですよね。で、まあショート動画前世紀みたいな感じだったのかな。
なるほどね。
いろんな、いろんなその料理系の、なんだっけな。デレッシュキッチンだっけな。忘れたけど、まあいろんなあったんですよ。
で、それがまあ第二次代としてあって、で最近はね、なんかやっぱYouTubeが多いなと思って、その中でもやっぱみんな見てると思うんだけど、リュージュのバズレシピ結構見てて。
あれ本当にみんな見てる?いや僕も別にたまに見るけどさ。あれがどのくらいの認知度を持ってるのか知らない。
見られてると思うよ。見られてると思うよ。だから登録者数どれくらいいるんだろう。ちょっと今見てみようか。
いまいち自分が知ってるYouTuber少なすぎてさ、その人の認知度がわからない。
477万人だよ。
それは日本人YouTuberだとかなりすごい。
かなりすごいと思う。でこれね、やっぱね、YouTubeの中のSEOがマジですごすぎるなと思って、これ多分結構意識してやってると思うんだけど、
どんな料理名で検索しても基本1位に出てくるんだよね、リュージュのバズレシピが。
おーなるほど。それは本当にどんな?
いやなんかね。
それっぽいやつって言ってくれてるんじゃなくて。
どうだろう。まあさすがに超ニッチなやつとか出てこないかもしれないけど、考えられる家庭で作る料理とかだと、基本1位に出てくる感じはあるんだな。
じゃあちょっと今シークレットモードにしてなんか適当な料理名くくってみよう。え、Google検索で出てくるの?
あ、YouTube検索。
YouTubeでか、OKOK。
YouTube SEO。
ちょっともう、YouTubeログインしてない状態でシークレットウィンドウで何だろう、チンジャオロースとかでいいか。
あ、チンジャオロースいいね、それくらいのニッチさ。
チンジャオロースはカタカナなのかどっちだ。
まあいいや。
あ、ちなみに1位で出てきたね。
えっと、俺漢字で検索したけど。
僕3位だね、僕が検索したの。
あ、じゃあ俺がめっちゃ見てるから1位で来るみたいなやつあるのかもしれない。
それはあり得るよ。
まあでも見てなくて3位、リセットして3位だからすごいとは思う。
一番上がもう料理研究家康健哲って言ってるから、もしかしたら中華メインの人。
で、次マカロニとかも媒体系のやつでリュージョンがあるレシピだから、実際すごい。
実際すごい。
キムチチャーハン見てみよう。
キムチチャーハンは別に、その界隈だと強そう。
あ、でも1位だ。スポンサーを除くと1位っすね。
おお。
麻婆豆腐。
ビーフシチューだと2位ですね。
あ、2位か。
麻婆豆腐も1位だ。
ナポリタンとかやってるのかな、あの人。やってそうだけどな。
あ、ナポリタン1位だ。
541話再生された。やばい。
すごいよね。
本当にバズらしてるから、1個1個強いんだろうね。
そうだね。しかもね、やっぱね、なんだろうな。
クラシルで見てた時代は、なんかすごい正統派のレシピっていう感じで見てたんだけど、
なんかやっぱね、ゆーゆーのバズレシピはちょっとその正統派というかちょっと邪道感があって、
なんかこう、見たくなってしまうんだよね。
なるほどね。
うーん。そうそうそう。
すごいな。再生数、多分再生数が単純に高いから上に来てるの。
あの、無限ループで。
まあね、確かに。
上に来るから再生数も上がるし、繰り返してる感じがちょっとあるな、これ。
すごいもん。他の上に並んでるやつ25万再生とかないさ。
この2位に入ってるリュウジだけ346万再生とかだってさ。
数の暴力だろうねって思ってる。
そういうことっすよね。
ほんとにね、助けられてますね、リュウジさんには。
まあね、最近はなんかもう味の素否定派とずっと戦ってる。
ああ、それはちょっとね。
フォローしてないけど、味の素に関するやつだけにツイートでもあげる。
わかるわかる。
いいじゃんと思うけどな。
まあ別に使ったらいいんじゃない?
使ったらいいんじゃないの話があれでも、
さっき僕がしたココロキッチンっていうユーチューバーとかもやってたね。
なんなら足の素とハイビーの違いの話とかも。
なるほどね。
まあそんな感じで、いや強いな、いいなと思ったという雑談でした。
参考にするところは多そうっすね。
じゃあ次が全本題ですね。
システム開発の定義
はいはい。
これはこそ全本題の中株で。
なんか最近ふと何をやってて思ったんだっけな。
もうなんかツイッターぼんやり見せて思ったぐらいだったと思うんだけど、
いろんなことを現代は便利になってきて自動化されてるじゃない。
そうなると、それあまりにも自動化されすぎて、
それをやってるって言わなくない?みたいなものあると思うんだよね。
どっかでその時が来る。
正直じゃあ、昔は火起こしみたいなものがあったとしてさ、
今はコンロのボタンをポチってやって火をつけることをさ、
僕ら火起こして言わないじゃん。
それ火起こしとは言わないよねって思ってるよね。
火は起こしてるんだけど火起こしじゃない。
あまりに簡略化された技術は、
元々やってたそれをやってるとは言わなくするような気がしていて。
なるほど。
料理で言うと、ホットクックかその次ぐらいが料理をしてるって言えるギリギリな気がする。
食材を切るじゃん、あれは。
食材を切って入れて、調味料も自分で測ったりしてさ、
もしくは好きにアレンジして入れるじゃない。
考えたら、加熱の過程とかは全部任せたとしても、
まだ料理やるっていう気がするけど。
分かる。
だんだんさ、もう食材の加工もしなくなって、
火を通す過程も見なくなって、
味はもうちょっと辛くがいいなみたいな、
別に何のスパイスを使うとも言わなくなってってなったらさ、
それ料理じゃなくて注文だよねみたいな話になると思うんだよね。
なるほどね。
なるほど。
例えば僕らで言うシステム開発とかだったとしたらさ、
どっからが開発でどっからが開発じゃないんだ。
開発って広そうな気がするけど、
もうちょっとデベロップメント?
システムを技術者として作るっていう観点で言うと、
どの辺がやってると言えない状態になるんだろうね。
正直パイロットとかってまだまだやってるような気がするんですよ。
分かる分かる。
個人的な意見としては、
その人が負荷価値を出してるか否かみたいなところなのかなと。
なるほどね。その人がいてもいなくてもみたいな話。
そうそうそうそう。
要は、その人がいるかいないかによって違いが出るかどうかっていう話か。
技術の範囲
なるほどなるほど。
さっきのホットコックとかの例だと、
具材を切るスキルみたいなのは仕上がりに反映されるわけだよね。
うまく切るかどうかみたいなのは。
だからそこに負荷価値が出てきてて、つまりその人がやったと言えるでしょう。
なるほど。
あとはその技術、開発っていう範囲で言うと、
技術寄りの内部仕様にどこまで興味を持つかな気がして、
全く興味を持たなくてよくなったら、
システムアプリ制作というか、そういう別の名前の何かになるような気がするんでね。
開発じゃないっていうか。
制作?使用策定?みたいな。
使用策定。
使用というか、要望検討になるんでね。
まあまあそうだね。
だからユースケース考えるところまで、
これはとても重要なシステム開発の一部なんだけど、
でもユースケースとして、これができて欲しいなだけ言ったら、
それを完全に満たすものが出てきてくれるってなった場合、
それはシステム開発なんだっけって言われると、そうではないような気がする。
まあね。
でもじゃあちょっとクラスとしてはこういうクラスがあって、みたいなことを考え始めたりとか、
自動化による変化の影響
内部的にはこういう技術使ってるから、ここで遅延が発生するから、
ちょっとそこを加味して、ここは並列にしておきたいよね、みたいな話を考え始めたら、
そうやって内部仕様に興味を持って開発をしている状態なのでは?っていう気がする。
まあそうだね。
設計にしかいらんかいだよね、それっていう感じなので。
それすらいらなくなったら、初めて僕らはシステム開発をしていないのではないかっていう気がするんだけど。
まあでもただ、どうだろうな。
ちょっとまあ難しいですけど、仮にAIがここからさらに進化していって、
じゃあ例えばもう、今もそんな感じにはなってると思うけど、
じゃあGoogleの上級エンジニアみたいなレベルになってるとするじゃないですか。
それにやっぱりいいシステムを作ってもらうのは、
それも誰でもできるスキルじゃないと思うんですよね。
やっぱり頼み方っていうところに違いが出てくるというか。
それで違いが出てるのって、結果的に内部仕様を加味してるから違いが出るのか、
ユースケース的にユーザーはこういうことを気にしててとか、
こうやると離脱率が減ってみたいなことを知ってるから、
ドメイン知識とか、もうちょっとビジネス寄りの方向でできてるのかっていうので、
ちょっと興味範囲が分かれるっていう。
でもそれどっちもだと思うけどな、やっぱり結局ビジネスの領域と、
例えばアーキテクチャとかそういう技術的なところって、
切っても切り離せないから。
例えば今後こういうスケールの仕方があるので、
こういう設計にしておいてくださいみたいなことって、
多分伝えないと分からない部分が絶対出てくるんで。
まだまだそれはあるから開発だと思ってるけど、
じゃあそういうことも気にしなくてよくて、
それはそうなった時に言ったらスクラップビルドなのに、
もう先に勝手に考えて、
全くそういうことを気にしないで伝えてたら、
その時欲しいものを伝え続けたらいい感じのものができる。
アジャイルのプロダクトオーナーかな、これは。
何が欲しいかを伝え続ける人。
スケールフォルダをやってたらできるんだとしたら、
それはいつかソフトウェアデベロップメントではなくなる。
ソフトウェアAIではあるかもしれないけど。
確かに確かに。
っていうような気がしてる。
その辺の境目がまだまだ先な気がしてて、
そうなるとエンジニアの仕事がAIに奪われた話も、
まだそういう意味でのデベロップメントは、
しばらく残るんじゃないかっていうような気がしてる。
結局気にしないといけないってことは、専門性が出るじゃんっていうことで。
逆にその辺りをちゃんとやってないとすぐ取られるよって話があるよね。
そうだねー。
だからまあちょっと手を動かすだけだとまた、
よりは使う方にシフトしてるんだろうね、きっと。
それこそ火を起こすのが早かった人よりは、
もう火は起こせるようになっちゃったから、
火を使って上手く料理ができる人の方がみたいな話になってくるのかもしれないね。
あとSE、例々とSIRの開発フェーズだってやってる人とかね、危ないね。
そうだねー、それでも結局全部がAIに置き換わるわけでもないだろうから、
いろんなところで、だって今だってね、
すげーレガシーなシステムなんて無限に残ってるわけで、
っていうことを考えると、別に居場所がなくなるわけじゃないんだけど、
なんか幅が減るから、やりたかったら他のこともやったらいいかもね、
くらいの感じじゃないかな。
開発で言うとそんな感じだけどさ、
他のことで言ったら何なんだろうね、
AIの分野とかで言うとさ、
生成AI、絵とか翻訳とかが多いわけじゃん。
はい。
どうなんでしょうね。
翻訳ってさ、僕らが翻訳をしてるとは言えないじゃん、あれ。
ペッて貼ったらポンと出てくる。
まあね、確かに。
翻訳はしてないよねっていう。
それに対して、ちょっと英語的にここちょっとおかしいな、
ちょっと直したろ、主語。
主語直したろ、みたいな。
あれは翻訳なのか?
そんなことはない気がする。
いいぞ。
そんなことはないね。
もうLINEを超えてるよね。
中には不可価値発揮してる翻訳家の人もいると思うけどね。
そうそう、だから彼ら、そういう専門の人はちゃんとやってるけど、
一般の人は翻訳をやってると言えないレベルになったような気がしてる。
AIによる作業の置き換え
そうだね、そうだね、確かに。
絵とかどうなんだろうね。
僕なんか、昔、
昔じゃないな、1、2年前くらいにやったさ、
あの、ネーム、漫画のネームみたいな。
ここに山があって、川があってみたいなやったら、
いい感じに絵描いてくれる。
あれがギリだと思うんだよね。
まあ、そうだね。
構図とかを決めて、
ここにこれって配置して、
伝えてって言うので、
で、微調整をある程度やってって言うんだけど。
複雑なこの、
プロンプトを描いて絵を出してもらうのは、
どのLINEなんだろうね。
載ってるのかな、絵を描くに。
っていうのは、いまいち分かってない。
いや、分かんないね。
ちょっとドメイン知識がなさすぎる。
漫画の、漫画のドメイン知識がなさすぎる。
ちょっとどういうステップで作ってるのかが。
そうなんだよなー。
まあでも、
細かい、うん、はいはい。
かなり職人技だからな、漫画って。
そうねー。
漫画とか絵は、
あと作曲とかも出てきたりするけど、
なんか何までやってたら、
何でやってると言えるんだろう、みたいなさ。
結局昔から絵でも、
アナログからデジタルになった時とかさ、
いろんな時に、
そういう、それって描いてるとは言えないじゃないか、
って人はいたらしいんだけどさ、
AIってそのレベルを超えるじゃん。
マジでやってない領域にたどり着くじゃん、
AIって。
だから、いつどうなったら、
作曲をしてるとは、
絵を描いてるとは、
あんまり言えないのでは?
みたいな時が来るんだろうね。
それって僕らに分かるのかな。
ちょっと気にしてるよね。
なかなか、
哲学的というかなんていうか。
そうだね。
もしかしたら来年ぐらいには、
あの辺が境目だったねって言ってるかもしれないので、
それを覆う時が来たら、
また話してみましょうかね。
はい。
じゃあ終わりましょうか。
はいはい。
はい、ではこんな感じで、
週2回のペースで配信しているので、
もし面白いと思っていただけたら、
Xのフォロー、ポッドキャストのレビューなど、
ぜひお願いします。
今回も聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。
18:01

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