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日々考察-ヒビコウラジオ 第222回の放送を始めていきます。
今回のテーマが、信頼は貯金と同じということですね。 皆さん、
信頼残高っていう言葉聞いたことないでしょうか? えっと、
残高、銀行の預金みたいな感じってことですよね。 この今回の放送のタイトル通りのことです。
要は、信頼関係、相手から信頼されるっていうのは、 貯金と同じような考え方なんですよっていう、残高があるんですよっていうことですね。
まあ、この話って実は解釈がいろいろあるっちゃあります。 私の考えをね、お伝えしていきますね。
他人のために動いたら、 残高がプラスになる。他人に動いてもらったら、残高が減ると。
そういうことだろうと思っています。
えっとね、
貯金と一緒っていうことで、最初はゼロなんですよね。 だから、
ちょっとずつね、貯めていかないといけないってことです。 最初っていうのはどういうことかというと、初めて会った人、初めて接する人に対しては、
この信頼の残高はゼロです。ということですね。 つまり、
えっと、 その貯金を増やしていこうと思うのであれば、
先にね、 こっちが相手のために動いてあげないといけないと。
そういうことです。 相手に、相手のためになるように動いてあげると、 こちらのその信頼の残高が増えていきます。
相手のためにね、動いてあげるってことを、 それをね、ずっと続けて、続けていくことでですね、
いざという時に相手に動いてもらえるようになるってことですよね。 これなんとなくイメージできませんか?
普段お世話になっている人だから、今回はその人のことを助けてあげよう、協力してあげよう。 こういうことって
よくあると思うんですよ。 つまりそれは、相手側の方が
信頼の残高をコツコツコツコツ貯め続けていたっていうことですよね。 だから、相手にお世話になった、
なってばっかりだと申し訳ないから自分が、今度はこっちが動いてあげるっていうのは、 相手がそのコツコツ貯めてきた貯金、信頼の貯金を使う、
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使っているっていう状態。 そういうイメージで物事を考えるといいんじゃないかなって感じですよね。
つまり、逆に言うと相手に動いてもらってばっかりの状態ってどういうことかというと、
貯金の残高がゼロになっちゃっている状態ってことです。 あるいは、ゼロよりももっと下で
マイナス、借金をしている状態ってことですよね。 そのように思います。
この理屈に当てはめていくと、自分勝手な人が嫌われるっていうのは、当たり前の状態なんですよね。
貯金がない状態なのに、まだお金を
借りてでも使っている状態ですから、もう信頼がないんですよね。
ですから、相手にたくさん動いてもらっているっていう状態の場合はですね、
どんどんこっち側の残高がなくなっていってますから、
極端な言い方をすると、借金が溜まっている状態。 だから借金を返さないといけないですよね。
そういうことで、 相手に動いてもらっている場合には
必ずそのお返しをしないといけないということです。 これは人柄がどうとかっていうこともあるんですけど、
やっぱりね、どんどん相手にいろんなことをやってもらっているだけの状態は借金が溜まっているのと同じだよっていう
そういう考えをね、持った方がいいんじゃないかなっていうふうにね、 私はそう思っています。
まあもちろんその、 なんていうんですかね、あの
腹黒くというか、 ギブアンドテイクで自分
自分がいい思いをするためにまずは相手にいい思いをさせるっていうのも、 まあテクニック論としてそういう考え方も持っていいんですけど、
えっとね、私はもっと単純に単純にですね、 あの
やっぱり相手と自分でずっと関係をね、継続していきたいと思っているので、 要はどっちかがどっちかに頼り切りの状態は長く続かないんですよね、やっぱり
どっちかがずっと信頼の残高を貯め続けて、どっちかはずっと借金をし続けている状態、 続かないですよね。
ですから、まあなんていうんですかね、 人間関係のテクニックで
自分がいい思いをするためにわざと
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先に相手に与えておくみたいな、そういう なんかね、あの腹黒い気持ちで
やるんじゃなくてですね、 もっともっと単純に相手といい状態を
キープしたいと思うのであれば、やっぱり お互い持ちつもたれつでね、
相手が自分のために動いてくれた場合はすぐお返しをしないと いけないと、それでトントンの状態に戻す
これとっても重要なことだと思っています。
で、まあその信頼の残高を貯めるっていうお話なんですけど、 今の話って自分が受け取る場合の、受け取る立場の場合で言うとですね、
全く逆の考えができるんですよね。 どういうことかというと
自分が動いてあげた場合、 相手はどうしているのかってね、これとっても重要だと思っています。
つまり、 相手がですね、
こっちがやってあげたことに対して、 相手が何も返してない場合、要はこちらの行為にね、
甘えてしまっている場合、 これどうしたらいいかっていうと、
相手がずっと借金を作り続けていることになりますから、 その相手とは長続きしません。
いいことになりません。 それはもう相手が甘えてしまっているっていうことに対して、ずっと
こちらが提供してあげる、それを続けるっていうのはやめた方がいいです。
やっぱりね、それ以上良くしてあげても自分が苦しくなるばっかりなので、
つまりね、そういう 相手の方が
そういう自分が借金を作り続けているんだっていうね、 そういう
認識がない、 認識のない人と接するときには
気をつけないといけないですよね。 あの与えたら与えた分をずっと吸い取られ続けることになります。
ですから、自分が与える立場の時も、与えてもらう立場、 受け取る立場の時も、こういう信頼を
貯金の残高であると、そういう認識で
皆様、人間関係を作っていっていただきたいなと思います。
うちの会社のメンバーの話でいきますと、 信頼残高を貯めている人いますね。
やっぱり周りの人にとって
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迷惑な行為を全くしていないってことですよね。 例えば
当社のお仕事の中でですね、
図面を描くっていう作業が発生します。 この図面を描くときに、役割分担、手分けしてやるんですよね。
ですから、どっかでバトンタッチするタイミングがあるんですよね。
途中から別の人に渡すっていう、
そういう場面が発生します。 このときに
信頼残高を貯めている人ってどういう人かというと、その途中までの作業の中で間違いが全くない
ということですよね。間違った状態で次の人に渡してしまうとですね、
その次の工程の人がその間違いを正してあげた上で完成させないといけないってことで、ものすごく手間なんですよね。
あとは、
何をしてほしいかわからないっていう場合があるんですよね。 やっぱり図面っていうのは毎回同じ作業ができるわけじゃなくて、
状況ごとにですね、やらないといけないことが変わってきます。 ですから指示が曖昧で、
何をしてほしいかわからないっていう状態、この状態で次の作業の人に渡してしまうっていうのは非常に
まずいわけです。 ですから、信頼残高を貯めている人っていうのは、そういう指示が的確で、
次の、要は次の手順の作業をする人にとって何のストレスも負担もなく、作業が進められる状態ってことです。
これをずっとやっていることによって、
ストレスをかけない仕事の渡し方を毎回している人って信頼されるんですよね。
ですから、その人の言っていることは普段からいつも正しいよなっていう、そういう認識になってくるんですよね。
ですから、 その人の言ったことがめちゃめちゃ説得力が増します。
で、なおかつ信頼残高っていう話になったら、
いつもそうやってきっちり仕事をしてくれるから、今回はこっちがちゃんとしてあげようって、相手がそういうふうに思ってくれるんですよ。
ですから、たまに
小さなミスをしたとしても、ここのミスは、
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この間違い直しておいたよみたいな感じで、向こうがそれを気を使ってくれた状態、
こういうことを作ってくれるんですよね。 ちょっとごめんなさい、今言葉がよくわかんないことになってましたけど。
要は、普段きっちりしている人はもう信頼残高が溜まっています。 だから今回はついつい気を抜いてボンミスをしてしまった、あるいはうっかりミスをしてしまった、
そういう場合に、向こうが逆にそれで気を使ってくれて、 ここは直しておいたよみたいな感じで、頼んでないことまでプラスで修正とかをやってくれるんですよね。
これは貯金が溜まっているから、その信頼の貯金を使って相手に動いてもらったっていういい例だと思いますね。
逆に信頼の残高を貯めずに借金ばかりしている人もいますね。 私の同期で、今参院の部門にいる社員がいるんですけど、
その人は本当に後輩に対して雑用を押し付けたりして、 すごく嫌な感じなんですよね。
感じが悪いんですよ。
先日の社内アンケートで、ついにパワハラだっていうふうに書かれてしまったんですよね。 複数人からこいつはパワハラだって言われてしまったんですよ。
話を戻すと、
先輩社員が後輩社員に対してちょっと面倒なお仕事を頼む、こういう機会ってありますよね。 普通にあるはずなんだけど、
じゃあなんでそれに対してパワハラっていう言葉を使われてしまったのか、ここが大事ですよね。 やっぱりその
仕事を頼む立場っていうのは、相手に動いてもらうってことで、
簡単に言うとですね、 信頼残高を貯金を使って相手に動いてもらうってことですよね。
ですから相手に動いてもらうためには、普段からそのような 残高を貯めている人じゃないと上手に相手に動いてもらうってことはできないわけです。
ところがそのパワハラって言われているやつはですね、 もう残高をとっくに使い果たしているのに、それでもなお相手に動いてもらう
そういう行為をたくさん何回も何回もしちゃっているわけです。
ですからもう、残高を使い切って
借金を作っている状態ですから、 周りの人が
こんな仕事ばっかり押し付けてパワハラだっていうふうになってしまった、 言ってしまったっていうことですよね。
すごくわかりやすい例だなと思って
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ですから、
最近、昨今ハラスメントっていうことにものすごく敏感な世の中になっています。
けども、ハラスメントっていうのはその言葉とか行動、それ自体がハラスメントになるわけじゃないんじゃないかなって
最近はね、ちょっとそういうふうに感じることが多いです。 どちらかというとその信頼残高を使い切っている人が
使い切っている人がさらに相手に動いてもらうように強制する。 この場合にパワハラっていうふうに
見なされてしまう、そういうことじゃないかなと最近は思っています。 やっぱりね、あの最初の話でこの人のためだったらどうにか動いてあげたいとかね
そんな考え方を持ってもらっている人もいますよね。 やっぱり信頼している上司から多少面倒なお願いを受けたとしても
それはまあ今日はやってあげようかなって思うじゃないですか。 ですから
それはねハラスメントには該当しないんですよね。 ちょっとねあの失礼な言葉を言われたとしても本当に信頼している要は
普段自分にいろんなことを与えてくださっているそういう先輩からですね ちょっと嫌なこと言われたとしてもそれはねなんかね
日常の会話の中でスルーできるんですよね。 やっぱり嫌な奴に嫌なことを言われたからハラスメントですよっていうことに
そういう判断になると思います。 まあまとめるとですね
そうやって信頼されていない人がさらに信頼されない行動をとると 相手にとってはものすごく嫌なイメージを持ってしまうということです
私も言葉を間違えることってねよくあります。 言葉の言い方を間違えます
でも それでごめん間違えたっていう今の言い方悪かったわって
とっさにあの言い直した時にねそれで済む場合の方が多いです。 ほとんどの場合はそうです
こないだ言われたあれ一生許さないからなっていう感じになったことはないですね なぜかというと
やっぱり普段からそういう言葉遣いとか丁寧にしたり 相手の気持ちを察するっていう行動をとってですね
それで信頼の預金残高をずっと溜めている状態 これをキープしているわけです
やっぱり 職場だけじゃなくてですね人間関係あらゆることにおいて
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まずは相手に信頼をされましょうと そういう考え方ってとっても大事だなって思います
はいちょっとねいろいろと熱く語ってしまいましたが 信頼は貯金と同じ皆様これ聞いてみていかがだったでしょうか
お仕事の話を中心にしましたけれどもやっぱり人間関係の基本は どれだけ信頼を積み重ねているか
今までのやり取りの中で信頼がどれぐらい重なっている状態なのか これをこれがですねとっても重要になると思います
何かね思うことがありましたらコメント欄お気軽に書いていってください 普段はですねこのような人間関係とかコミュニケーションあるいは仕事の技術の話を中心に
行っています またサブチャンネルではですねあの
ライブ配信でいろんな雑談をしています時にはお酒を飲んでベロベロに酔っ払った状態で よくわかんない話もしていますので合わせてねあの
聞いて聞きに来られてください 私のプロフィール欄にねそのサブチャンネルのリンクも貼っています
ということで 長くなってしまいましたがこの辺りで終わりますね
日々考察日々講ラジオ第222回の放送 信頼は貯金と同じというお話をいたしました
ここまで聞いてくれてありがとうございました