00:00
日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ 月曜日は法学者の谷口真由美さんです。
谷口さん、今日はどんな話題でしょうか。 内閣府が2月4日に男女共同参画社会に関する世論調査というのの結果を発表したという話題なんですけれども、
大きくこの件で取り上げられていたのが、 結婚して戸籍上の姓が変わった場合、働く際に旧姓の通称使用を希望するかどうかという
質問があって、これが2択で、使用したいと思うが43.3%、使用したいと思わないというのが55.2%だったという結果が出ましたよという話なんですが、
使用したいというのが、2023年に同じ調査をしているんですけれども、前回調査よりも4.2ポイント増加して、年代別で言うと30代が57.8%で最も高かったという結果が出ましたよという話が大きく報道されました。
まず第一点、こういう政府が取る調査というのは、基本的に私たちも研究の上で使うものなので、信憑性がありますというふうにはなるんですね。これは統計の専門家が中に入ってやってるんで、ところが、質問がそもそもこれで大丈夫かというところまで見なきゃいけないというのがあって、
今回は選択的夫婦別姓が賛成か反対かということは一切問わず、そもそも婚姻をして戸籍を改正した場合、戸籍で名前を変えた場合に、仕事上は元の旧姓使いたいですかという質問ですね。
今も95%近くが結婚をしたら女性が生を変えるんですね。
ということは、これって誰に向けて聞かなきゃいけない話かというと、女性なんですよ。
大半女性が変えるんで、男性に聞いてもそもそも想像すらしてない感じなんですね。
これから正直なところ、婚姻をすることを期待されている年代というのは、20代30代とかなんですよね。
その年齢の当事者のある人たちが、夫婦別姓についても変えたらいいやんというアンケートが多いというので言うと、
03:08
何故いまだに選択的夫婦別姓が法律上できないかということについて、もう一回考えなあかんと思うんですね。
民法は、婚姻をするときというのは民法750条の規定で、
婚姻をするときというのは、夫もしくは妻の氏にならなきゃダメだという規定があるんですね。
これは世界的に見ると、同志共用制度なんですよ。
同じうちにならないと結婚できませんよという制度なんですね。
世界的に見ても、そんな国ほぼなくて。
私ネタで使っちゃうんですけど、元阪神タイガースの真由美屋貴乃子さんと、私が結婚したいとなったらどうなんねんという話をするんです。
なるほど。
真由美真由美という名前に谷口真由美がなりたいかと言われたら、そんなネタみたいな芸名みたいな名前嫌やと。
どうも真由美真由美ですってなりますよね。
どっちが苗字でどっちが名前やねん言うねん。そんなネタいらんと思う。毎日毎日ね。
それ嫌やというふうに言いました。
これ実際真由美明信さんにネタで使ってますという話をしたときに、
いや、わかるわ。僕も別に谷口明信になりたくないっていう話になって。
真由美さんからも谷口明信なんか拒否だというふうにされたとするじゃないですか。
すごく愛し合ってたとしますよね。
でも私たちは法律上婚姻できないんですよ。
どっちの氏になるのも嫌だから。
そうすると結婚してもいいよと思ってる人が世の中にいてるのに、これが若い場合ですね。
今少子高齢の時代で日本というのはやっぱり基本的に子供ができる前か、できても割と直ちに法律婚をする傾向にあるわけですよ。
そうすると、うちのことで結婚できへんと、嫌やとどっちも言った場合、
これは令和のロミオとジュリエットが誕生するわけですよ。
ましてや子供ができてた場合、子供に不利益をこむるのは、
親が法律婚をしないことの方がこむることってやっぱり大きいです。
今の日本の社会制度の中でいうとね。
何故それを拒むねん、誰が拒むねんっていう話がすごい大事で、
要は反対してる人たちは今から婚姻するんですかっていう話なんですね。
ましてや理由がね、認めないって理由が家族の絆みたいなのがすごく多いんですよ。
06:09
それが損なわれるんじゃないかとかっていうことですよね。
いやでもなんか月曜日の朝からね、ちょっと夫婦なか疑うようなお話で申し上げないんですけど、
氏一緒やから、身内一緒やからって仲良い夫婦ってどんだけいるんですか。
むしろ身内一緒でも、絆なんかとっくに失われてる夫婦山ほどおるわ。
ほんまや。
だからもはや、それは思い込みであって、事実上何のエビデンスも存在せえへんやんと、
しょうがないやんって話なんですね。
そうしたら、ほんまに何のためにってなると最終的には、いろいろ聞いていくと、
お墓を誰が盛りすんねん、要は家どうすんねんみたいな話に行ってくるんですよ。
家制度ですよね。
家制度の名残というのは結局墓盛りのとこに来るという話になると、
お墓を見てもらわれへんみたいな話になってくるんですけど、
でもさっき言ったみたいに95%ぐらいの女性が富士を帰るほうに行くとするとね、
女の人の家のほうどうでもええんみたいな話になるわけですよ。
男の人の家は大事だけれども、女の人の家どうでもええんかという話になってくると、
これまたね、例えばお家に女の子しかいいひん場合に養子さん取らなあかんとか、
この間も若い女の子が私に言ってやると言ってたんですけど、
成人養子っていう制度を残してること自体が、なんでなんて思いません。
だって家を守るためにっていうよりも身余地を守りたいっていうことでしょ。
で、その身余地はなんでかって言ったらお墓屋っていう話になったら、
ちょっと墓の話しましょうよってことだと思うんですよ、今度は。
で、身余地が変わったからって言って、自分の、私が女ですけど、
女型の親の墓見えひんかという、そんなね、
そうだとしたら、そういうふうに育ててしもうということですよ、墓見てくれひんような子に。
なるほど。
だから別問題がたくさん存在してるにもかかわらず、家族の問題とかを、
この旧姓というかですね、うちのとこに全部今入れてるっていうのが、
話をややこしくしてる多分出発点だと思うんですよね。
だから一回そこから自由になって、解放されて、
ほんまに、例えば今実際、宇治を変えた女性、私も変えてますから、
そういう意味で言うと国籍上の宇治はね、変えてるんですけど、
どんだけしんどかったか、めんどくさいし、
09:03
マリッジブルーっていうのの大半は宇治を変えることにあるっていうことすら言われてたりするので、
要は自分のアイデンティティーとか自分が何者であるかってこと、損なわれるわけなんで、
それこそ親から初めてもらったギフトとか名前ってそういう風に言ったりするじゃないですか。
ならびも谷口真由美って言って、うちの親はいいと思ってつけてるわけなのに、
変えた時にどんなになるかみたいなことってね、分かんないじゃないですか。
だからいろんな意味で問題があるから、
これは男の人の方が自分事として考えなあかん話なんです。
経済界もそういういろんな不便、女性が変えることによっていろいろあるからっていうことで、
経団連なんかも早く進めた方がいいよって言ってる政策で、
反対してる人たちの理由がもう一つ曖昧ちゃうかというのが今日の話ですね。
あと、こういうアンケートとか捜査の時の説問に、
実は気をつけた方がいいよっていうお話をした次第でございます。
確かにデータ、数字の方ばっかりに注目するんじゃなくて、
そもそもの前提条件がどうなって出たものなのかっていうのを
ちゃんとチェックする必要はありますよね。
わかりました。谷口さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は谷口真由美のブラッシュアップでした。
落語家の立川翔司です。
一週間のニュースの中から気になる話題を題材に
新作落語をお送りしているポッドキャスト番組
立川翔司のニュース落語、もう聞いていただけましたか?
政治家の問題発言や動物たちのほほえましいエピソードなどなど、
落語の世界でお楽しみください。
Apple、Spotify、Amazonの各ポッドキャストで
立川翔司で検索してフォローお願いします。
またYouTubeでも聞くことができますよ。
さらに生放送でいち早く番組をチェックしたい方は
ラジコでRKBラジオ立川翔司キーサイトを聞いてください。
毎週金曜朝6時半から10時まで生放送中です。
さらにこの立川翔司ニュース落語は本で読むこともできます。
お近くの書店、ネット通販でお買い求めください。
本と音声両方で立川翔司のニュース落語、どうぞご引きに。