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2025-04-21 12:22

2024年度 スポーツ指導のパワハラ相談、過去最多

法学者 谷口真由美
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この時間は、日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。 月曜日は、法学者の谷口真由美さんです。谷口さん、おはようございます。
おはようございます。 さて、今日はどんなニュース、話題でしょうか。
今日はですね、スポーツハラスメントですね。 増加傾向にありますというのが、
報道で日本スポーツ協会が出したという 統計が出ていたんですけれども、
2024年度ですね、去年、暴力パワハラなどの相談窓口に 536件の相談が寄せられましたということを発表されました。
統計を開始したのが2014年なので、 2014年以降最多で、2023年度その前年を51件上回りました。
日本スポーツ協会としては、そのハラスメントに対する社会の意識が高まってきたということと、
窓口の認知度向上などが要因だと分析されていますけれども、
依然としていわゆる不適切指導というのがなくならないという話なんですね。
実は、2022年の7月からですね、相談窓口に寄せられる相談のうち、小学生、中学生、高校生、
子どもが相談しやすい相談窓口体制を整えるという取り組みを始めたので、
それが増えてきた。子どもからの相談が増えてきた。もっと言うと、子どものケースで保護者からの相談が増えてきたということになっています。
増加傾向と言いつつもですね、新型コロナウイルスの時は部活動できませんでしたので、
この時は減っているんですけれども、依然として多いということになっています。
そもそも、2012年に大阪の桜宮高校のバスケットボール部のキャプテンが、
スポーツハラスメント、現在言っているスポーツハラスメントというものを区に実施したという事件を受けて、
この相談窓口というのが日本スポーツ協会に開設されることになったんですけれども、
その前の2012年ですね、岡山でも野球部のマネージャーだった2年生の男子生徒が実施しているという事件がありました。
その後も岩手とか沖縄とかでも、スポーツハラスメントを区に高校生が実施をするという事件が相次いだということがあります。
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14年開設してたつにも関わらず、今年15年目ですけれども、増加傾向にあるというのはですね、
もちろんそのハラスメント自体が認知されてきたというのはあるんですけど、一方で不適切指導がなくなっていないということなんですね。
それで、すごく問題だなというふうに思うのは、この不適切指導がなくならないという背景に、指導者の意識がまだ変わりきれていないというところがあると思うんですね。
そうなんですよ。それで、スポーツに関わったことのある人なら、1つや2つや3つや4つ、ハラスメントを体験したことがない人いないと思うんですよ。
それぐらい理不尽なこととか、それからなんかもやもやする、そういう言われ方とか、暴言とか、それから自分の扱われ方に対してもやもやするということがある人が少なくないと思うんですね。
今は、私実はスポーツハラスメントゼロ協会というのをやっているんですけれども、やっぱりハラスメントの形態っていうのも時代とともに変わってくるので、いわゆる殴る蹴るの有形力ってやつですね。
わかりやすいハラスメント、これハラスメントじゃなくて暴力なんですけど、この間のいじめと同じでですね、暴行罪とか障害罪にあたるようなものなんですけど、それが教育の現場とかスポーツの現場だと、ハラスメントっていう言葉になってしまうところもあると思うんですね。
で、そのハラスメントっていうかそういう指導を昔受けた自分は、とても最終的には人生に良かったから感謝しているみたいな指導者が少なくないんですね、日本の場合。
割と、私は恩返しホールディングスって呼んでるんですけど、スポーツしてる人って自分のスポーツにしてたスポーツに恩返ししたいっていう人多いんですよ。
で、もう鶴かスポーツの人しかいないと思って。
恩返しだけにね。
恩返しだけにね。
それくらいみんな自分のスポーツに対して何かをしたいという気持ちがあると。
その中に自分がかつて育ててもらったスポーツということに、理不尽さとかハラスメントが含まれてるケースが多いんですよね。
で、アップデート、気持ちのアップデートとか、現在その例えばコンプライアンスとかで言われるような社会の動きについていけてなくて、結果的にそのハラスメントする指導をしてしまう人っていうのが少なからずいてるっていう現状だと思うんですね。
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で、他にですね、保護者がハラスメントを求める体質っていうのもあると思うんです。
これはですね、チームが勝つことを最優先されるというあまりに、プレイヤーの体制を失うようなトレーニングが行われてるっていう現状が結構あるんですけども。
いわゆる勝利至上主義というのを目指している保護者っていう存在もあります。
要は自分の子供が、例えば高校とか大学とか進学がかかってる場合に、先生がいなくなったら、例えば進学先とのつながりがなくなるとか、それから学校として弱くなるんじゃないかみたいなことで、
うちの子も何していただいてもいいんで、強くしてくださいみたいな保護者の方っていうのはやっぱり少なからず存在しています。
そうすると先生たちもやっぱりそれでいいんだっていうふうに思ってしまう。指導者もそれでいいんだと思ってしまうし、子どもたちもそれを容認しないと、もちろんお家でも保護者の方に叱責されたりするわけですね。
今日のあのプレーは何だったんだみたいな。だから海外でもそうなんですけど、結構スポーツの送迎の時の車の中っていうのが子どもにとっては地獄だっていうのがあって、
例えば野球とかサッカーとかラグビーとかもそうですけど、やっぱり子どもが小学生ぐらいの間って親が送迎しないとダメだっていうのがありますけども、
その中で今日のあのプレーは何だったとか、先週あんなにだらしなかったんだから今日頑張んなさいよみたいなことを親が言ってしまうケースっていうのもあるんですね。
そうすると子どもは逃げ場がないわけですね。どこに行っても。結局親御さんも意識をアップデートしていただかないと、
全体で学校は学校で、例えば自分のところの学校の名前を打って受験生を増やしたいという気持ちがあったりとか、
全体としてハラスメントをする体質というのが日本の社会の構造上出来上がっているということが挙げられます。
結局恐怖とか理不尽さっていうのはハラスメントって言葉ではなくて暴力行為なので法的責任が問われるということもありますし、
スポーツしている指導者の人とかパパさんプレー、パパさんコーチ、ママさんコーチとかも、
ハラスメントのリスクとか問題とかを考える機会がないまま指導者になってしまっているというケースがあるので、
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ハラスメントについて構造的な問題であるということを根本的に学んでいただかないといけないなと思っています。
私たちはスポーツハラスメントゼロ協会というのは明日なくなればいい団体というふうに呼んでいて、
日本からスポーツハラスメントがなくなったら解散しようと思っているんですけども、
人権をベースにして居場所になりたい、裁かない、誰もが被害者にも加害者にもなり得るという
3つの心構えのもとをやっています。なので、ご興味のある方はスポーツハラスメントゼロ協会で調べていただいて、
私たちは検定を通じて学びを持続するということで、ハラスメントをなくそうと思っているので、
夏前までには子どものためのセーフガーディング検定というのも始めるので、
やっぱり子どもを守るということをいろんな方が、あの手この手で保護者の方も含めて環境を作らないと、
誰か激しい保護者の人ですね、見てて子どもに試合中どうなったり練習中どうなったりする保護者の方がいて、
注意していいかなどうかなと思っている保護者の方が注意をできるという環境を作っていかなきゃいけないと思っているので、
そういうふうな人たちのためにも、ちょっと思うところのある方はぜひ検定とかを受けていただきたいなというところと、
今話した話というのは日常にあふれているので、ぜひ興味を持っていただきたいというところです。
指導者だけじゃなく部活動とかクラブチームに預けている保護者もそういうふうにね、しっかりハラスメントというものに目を光らせる必要がありますね。
谷さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は谷口真由美のブラッシュアップをお送りしました。
バッテン少女隊の春野きいなと、
青井リノアです。
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