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2025-08-25 12:27

国交省 女性トイレ行列改善へ事例集

法学者 谷口真由美
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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。月曜日は法学者の谷口真由美さんです。谷口さん、おはようございます。おはようございます。
さあ、今日はどんな話題でしょうか。今日はですね、先週、女性トイレの行列改善へ、国交省が事例集を出したというものですね。
そして、2026年度の女性用トイレの行列の改善に向けて、駅や商業施設での精神的な取り組みを収集する方針を固めたというものです。
最近、スタジアムとかでも、わかりやすく、今ここが空いてますよっていう、個室が空いてますよっていうのがわかりやすい、上に看板みたいなのを取り付けてるやつがあったりするんですけども、あそこが空いてるよってわかりやすいとか、デジタルサイネーとかですね、サービスエリアとかでね、ここのトイレ空いてますよみたいな取り組みが進んでるんですけど、
女性トイレっていうのは、男性トイレに比べて便器の数が少なかったり、個室滞在時間が長かったりっていうので、行列ができやすいということがあるからっていうので、国交省が乗り出したわけなんですけれども、その背景にある話をちょっとさせていただきたいなと思っていて、
実はですね、10年くらい前から日本政府は、トイレ代行なんていうふうな言い方をされるんですけど、日本のトイレは海外の人が来てもですね、勝手に空いたりとか、温水便座がどこでもあったりとかするので、すごいなーみたいな空港来てすぐにトイレがすごいねみたいなこと言われてた時期があるんですね。
そういう快適なトイレっていうのがある一方で、例えば避難所なんかになった時に、トイレの数が本当に足りないみたいなことがよくあります。
ちなみに人間というのは、1日、代も省も合わせて、だいたいトイレに5回から7回行くと言われています。
10分から20分、トイレを1日の間に使うんですけども、平均寿命で考えた時の一生に換算すると、なんとですね、15万回から20万回行ってるんですね。
一生のうち、通算8ヶ月から11ヶ月はトイレで過ごしてる。まあまあな時間なんですよ。
だからそれだけの時間を過ごすってことは、それにまつわる嫌なことっていうのは、なるべく減らした方がいいっていうのは、皆さんも分かっていただけると思うんですね。
だから最近は食育ってね、食についてはどれだけ大事か。米の問題とかでもね、皆さんが食って本当に大事だなってことを考えていることは分かるんですけど、食べると出るんですよ。
セットですよね。
飲むと出るんですね。これも単純な話で。
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そしたら、入り口が食だと食べるというのだとすると、出口の排泄のことっていうのは、すごく考えなきゃいけない問題なんですけど、結構タブー視されるというかですね。
だからそういうことは話しちゃいけない、みたいな。
で、排泄っていうのはすごい人間の尊厳に関わる行為で、それこそお漏らししちゃったみたいな。
子供だと笑って許せますけど、まだ大人でそれはちょっとね、みたいな感じになるじゃないですか。
特に災害時に避難所で暮らす時っていうのは、従来、町内会の会長さんとかそういうのにも男性が多くて、避難所の中で、例えば男性トイレを女性に割り当てるみたいな話っていうのを、なかなか女性側からしにくかったりとか、
男性だってトイレ必要なんで、そこに入ってこられるのは、みたいな感じで、止まるわけですね。
で、普段でも一旦外出すると、一般的には個室ってトイレぐらいしかないんですよね。一人になれる空間っていうか。
そうですね。
はい。で、女性はさらにその中で、もちろんパウダールームになったりとかですね、お化粧直しをしたりとかすることもあるので、歯磨きしたりとかですね。
男性もそうですよね。着替えたり歯磨きしたり、荷物の整理したり、メールのチェックをようやくそこでできたりとか、個人的なやつをとかっていうこともあるので、ものすごく大切な空間であるっていうことをちょっと認識して、改めてですね、認識していただいた上で、
実は海外というかですね、避難所になった時の国際基準っていうのもあるのっていうのもちょっとお話ししたいなと思っていて、スフィア基準という、日本ではあまり知られてないんですけども、国際基準が難民キャンプとかのところにはあるんですね。
単純によくスフィア基準と持ち出されるのは、女性のトイレは男性トイレの3倍必要であるっていうこの数字がよく持ち出されるんですけれども、災害時に命を守るために、命の尊厳を守るためにですね、たくさんのことが書かれています。赤十字写なんかが出してるやつなんですけれども。
なんだったら、日本の災害時の避難所っていうのは、ソマリアの難民キャンプ以下だって言われることもあって、本当に数もないし、整えられてないっていうのが現状でしたということです。
例えば熊本地震の時の災害関連死と認定された方は、200人を超えてるんですけれども、建物の倒壊などの地震の直接の影響で亡くなった人の、実に4倍から5倍亡くなっておられますということが出ています。
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で、その中で避難所の生活とか車中泊を経験した人が少なくとも100人以上はいてて、全体の4、50%に上るというふうに言われています。やっぱりその中でトイレは汚いし並ぶと、行かずに住むように飲まず食わずで暮らしているというようなことが、熊本地震の時もそうですし、ノトの時も出てきました。
で、結局災害関連死の中で結構あるのが決戦なんですね、足の。いわゆるエコノミークラス症候群になって、動かない、循環しないということで亡くなられている方が多いんですけども、結局水気を取っちゃうと排泄するっていうので、トイレ行くのがすごい並ぶとか汚いから嫌だみたいな感じになって、行けなくてっていうこともあります。
で、結局そういう事態を防ぐために作られているのがスフィア基準というやつなんですけども、もともとは赤十字社が作った、国際赤十字が作ったもんですけれども、アフリカのルワンダの難民キャンプで多くの方が亡くなったっていうのがあって、そこで災害とか避難の時の最低基準、人が人として暮らしていけるための最低基準っていうのが定められたっていうのがあります。
で、例えばトイレだけじゃなくてですね、居住空間でいうと1人当たりのスペース、最低3.5平方メートルを確保することってあるんですけど、これ畳2畳分ぐらいなんですね。
それぐらいなかったら1人当たりのスペースとしては狭すぎるということなんです。
寝返りを打ったりとか、スペースを保ったりするために最低このぐらいは必要だということが言われています。
で、熊本自身の避難所では、例えば避難者1人当たりのスペースが1畳ほどしかない場所もあったということなので、こういうことが大事ですよと。
で、トイレについては20人に1人の1つの割合で設置してください。
避難所でトイレが足らなくなるようにするためには20人に1つが最低いりますよ。
さらに男性と女性の割合は1対3ですと。
なぜならば女性は男性の3倍トイレに時間がかかる。
しかも生理的にもですね、女性は男性より尿道が短いので、
ならやっぱり行く割合が頻度が高くなるというのがあります。
なので今、スポーツスタジアムとかの設置の時でも、このSOFIA基準をもとにですね、
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女性トイレの方を増やそうという動きが新しいスタジアムなんかではあったりするんですけども、
大体なんか平等にしなきゃいけないって言ったら、広さを一緒にするとか数を一緒にするっていう風に思いがちなんですね。
だけどやっぱ公平っていう点で言うと、それぞれの人の特性もあるので、
そういうものに応じた対処っていうのが必要になるということなんです。
だからやっぱり各地の避難所なんかを見た時にも、ドライブインとかスタジアムとか見た時にも、
女性ばっかりがたくさん並んでるっていう状況っていうのはちょっと風物詩みたいな感じで、
昔は笑いのネタだったんですけど、笑えないですよっていう話があるということなんですね。
ようやく行政の専門家とかにもSOFIA基準が行き渡ってきて知られてきたんですけども、
私も東北の震災の後ぐらいからSOFIA基準と女性の防災への参画っていう話をあちこちでするようになってるんですけれども、
このSOFIA基準っていうのはあくまでも最低基準であるということなんです。
20人に1人も最低基準。しかもいろいろ見直していくと、やっぱ和式トイレが仮設トイレには多かったりとかして、
実は今お子さん、和式トイレ使えないんですよ。
そうですよね。家庭でも様式だし、学校も様式化されてますからね、どんどん。
そうなんです。なのでそういうことがあるのと、災害時はみんな我慢して当たり前っていう日本人の美徳を
ちょっと変えなきゃいけないっていうところがあると思います。
我慢した当たり前ではなくて、我慢しなくてちゃんと生き延びられるようにしなきゃいけないっていうことを、
みんなで生き延びましょうっていうことを考えるきっかけにしていただけたらなというふうに思って、
今日この話題にしました。
はい。ということで今回は谷口真由美さんでした。谷口さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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