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こんにちは、石井ケンイチです。 今週も、たまゆらタイムの時間がやってまいりました。
3月も半ばになりました。 朝の冷え込みはまだ残っているのに、昼間の日差しには、もう冬とは違う明るさがありますね。
この時期の空気は、ちょっと不思議です。 冬はまだ完全には去っていない。けれど、春も確かに近くまで来ている。
そんなふうに、2つの季節が一緒に経っているような感じがします。 この3月半ばという時期は、ただ春を待つだけの時間ではなくて、
冬を見送りながら春を迎える準備をしている時間なのかもしれません。 そして、
この季節になると、街の風景も少し変わります。 花束を持った人、
学校の校門の前で写真を撮る家族、 友達同士で笑いながら、でも少しだけ名残惜しそうに立ち話をしている若者たち。
卒業式の季節なんですね。 さて、ここで少し補足のお知らせなんですが、
1月26日の放送でお話しした北都市サンメドーズ清里で予定されていた 山梨県雪合戦大会ですが、
今年は雪不足のため、安全面を考慮して中止になったそうです。 この番組は収録のため、前回の放送ではお伝えできませんでしたので、ここでお知らせしておきます。
さて、今日3月16日から始まるこの1週間にも、 記念日や過去を振り返るといろんな出来事があります。
3月17日は漫画週刊雑誌の日です。 1959年のこの日、日本で初めての少年向け週刊漫画雑誌が創刊されました。
なんと少年マガジンと少年サンデーが同時に発売されたんです。 ここにはいろんな裏話があるんですけどね、今日はそこは省略してというか、また別の機会をお話しします。
今では漫画は日本文化を代表する存在の一つですが、 その大きな流れもここから始まったんですね。
そして3月18日には日本のスポーツ史に残る大きな出来事がありました。
1989年のこの日、フィギュアスケート世界選手権で伊藤みどり選手が優勝。
女子選手として世界選手権で初めてトリプルアクセルを成功させ、 日本人として初めて世界選手権を制しました。
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今では日本のフィギュアスケートが世界のトップクラスにいることを当たり前のように感じています。
けれどその流れも最初に扉を開いた一人の挑戦があったからこそ始まったんですね。
そして3月20日は伝卓の日です。 1974年に日本の伝卓生産が世界一になったことにちなんで制定された日で、
計算するという行為そのものが大きく変わっていった時代を思い出させてくれます。
こうして見てみるとこの1週間には文化の始まりがあり、スポーツの挑戦があり、技術の進歩があり、いろいろな新しい一歩が挟まっています。
そしてこの季節もまた多くの人にとって新しい一歩の季節です。
学校を卒業する人、長く続けた仕事を離れる人、生活の場所が変わる人、役割が変わる人、
人は春になると目に見える形でも見えない形でも少しずつ次の場所へ動いていくのかもしれません。
そして先週予告したんですが今日は少し特別な音楽を用意しています。
特別というのは何かというと、僕、石井健一が作詞をしました。
と言ってもちょっとAIの力を借りたので、僕が使っているAIライターのブルードルフィンですね。
だから石井健一ブルードルフィン作詞という形にはなるんですけど、タイトルが青のブリズム。
作曲はAIクリエイターのララさんです。
歌っているのはAIボーカルのさくら16。
今日のテーマが卒業なんですけど、この曲に込めたかったのは卒業をただの終わりとして見るのではなく、
その先にある新しい始まりとして見つめたいという思いでした。
学校を卒業すること、会社を退職すること、長くいた場所を離れること、人生にはいくつもの区切りがあります。
でもその区切りはそこで何かが終わるということだけではなく、本当は新しい扉が開く瞬間でもあるんじゃないか。
そんな思いをこの歌に込めています。
若い人にも子供たちにも、そして年齢を重ねた方にも、ここから先まだ何かができるかもしれない。
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです。そういう気持ちで書いた詩です。
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それではお聴きください。さくら16で青のブリズム。
午前5時静まり帰る街の隅 使い古したカバンに夢を詰め込んで
遅いかななんて誰かの物差し 気にしなくていいんだよ 君は君のまま
シワの増えた鏡の奥 まだ火を灯すあいつがいる
泥だらけの靴を履いてどこまでも駆け出したあの日の熱
忘れなきゃいけない理由なんて一つもないだろう
響け僕らが笑顔までの涙さえも明日へのエネルギーに変えてね大人も子供も関係ない
今輝き現実を見ろなんてもっともらしい言葉聞き流していいんだよ
正解はここにある小さな手のひらも大きく育ったその手も掴みたいものはきっと同じはずだから
ミスを恐れて立ち止まるそんな時間はもういらない 空を見上げたその瞬間に新しい風はもう吹き始めている
何度だって物語は書きな進め限界 君が笑えば世界はほらこんなにも鮮やかに変わる
まっすぐな幼い瞳の憧れだっていい
混ざり合って響き合ってこの時を照らす光
響け僕らが描く未来昨日までの涙さえも明日へのエネルギーに変え
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青いどこまでも君が笑えば世界はほらこんなにも鮮やかに変わる
鳥よくなっても消えない魔法好きを信じる
まっすぐな青い今向く希望
聴きいただいたのは桜16 青のプリズムでした
さて後半改めて卒業ということについて少し時間をかけてお話ししてみたいと思います
卒業という言葉を聞くと多くの人はまず学校を思い浮かべると思います
教室黒板机毎日会っていた友達効果卒業証書
そういう風景がすぐ頭に浮かびますよね
でも考えてみると卒業という言葉は学校だけのものではありません
ある場所を離れること一つの役割を終えること
長くいた環境から一歩外へ出ること
そうしたものも広い意味ではすべて卒業だと思うんです
そして卒業にはいつも2つの顔があります
一つは別れもう一つは始まりです
私たちはどうしても卒業を別れの方で受け取りやすいんですね
でも本当は卒業というのは席を立つことではあっても
人生から降りることではないんですよね
その席を立った後には必ず次の席がある
あるいは自分で新しい席を見つけに行くことができる
僕はそこをとても大事にしてほしいと思っています
特に若い人の中には学校を出た就職をした
でもうまくいかなかった
思っていたものと違った何をやっても
自分だけ取り残されている気がする
そんな風に感じてしまう人も今は少なくないように思います
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そして年齢を重ねた人の中にも
定年退職を迎えてここで大きな区切りがついた
もう新しいことを始めるには遅いんじゃないか
そう感じてしまう人もいるかもしれません
でも本当にそうでしょうか
僕は人生は何歳からでも
次の一歩を踏み出せるものだと思っています
もちろん若い時の一歩と年齢を重ねてからの一歩は
同じではないかもしれません
体力も違う環境も違う背負っているものも違う
勇気の重さもきっと違います
それでも新しいことを覚えることはできる
新しい世界に触れることはできる
新しい喜びを見つけることはできる
そしてそこから大きく育っていくことも
決して不可能ではない
何より人生のベテランであるという強みがある
僕はそう思うんです
卒業とは過去を否定することではなく
過去を抱えたまま前へ進むことなのかもしれません
だからもし今自分はもう遅いんじゃないか
もうここから先は難しいんじゃないか
そう思っている人がいるなら
僕はそんなことはないと言いたいですね
先ほど聴いていただいた青のプリズムという歌も
そういう思いを込めて作った曲です
人生はいくつからでも次の世紀へ進める
そのことをこの季節の空気と一緒に
今日は強くお伝えしたいと思って
ここまでしゃべってまいりました
先ほど聴いていただいた歌は
おそらくアーカイブでも流れていると思うので
また後日聴きたい方はそちらで聴いてみてください
さて今週のたまゆらタイム
そろそろお別れの時間です
今日は3月半ばの季節の話題
この1週間に重なる出来事
そして卒業という節目についてのお話をしました
それではまた来週この時間にお会いしましょう
石井健一でした
たまゆらのような優しい時間をどうぞお過ごしください