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こんにちは、たまこです。
君と夏の終わり、将来の夢、大きな希望忘れない、でしたっけ?
そんな歌ありましたよね。すごく好きな曲なんです。
まだ夏の終わりじゃなくて、夏の初めですけれども、でもね、本当に日が長くなって、
その外で遊ぶ子供時代の、あんまりないけど楽しかった夕暮れのことって、なんか切ないなぁと思います。
子供って、すごい狭いところが好きだったりしますよね。
そういう空間を見つけると、そこが秘密基地みたいな感じになって、
そこに通うのがすごい楽しいっていうことあったかなぁって思います。
怪物という映画ですが、子供たちにとっての秘密基地、それって居場所なんだなっていうことを強く感じました。
その居場所は、この映画の中ではね、やっぱり人目につきにくい、とてもある意味危険な場所でもあったんですよね。
だけど、そこに行くことで、そこにいる時だけは、自分らしく本音を言えて、友達と笑い合えるっていう、そういう場所が、きっとこの映画の子供たち2人にはね、なかったんだろうなと思うわけです。
居場所って大事ですよね。
私も子供時代、居場所なかった方ですね。親とうまくいかなかったというところが背景ですから、よりそうなりやすいわけです。
カトリックの小学校に1,2年通っていたんですね、2年生まで。
その時に教会には外にですね、ルルドのマリア様を肩取った崖みたいなものが作られていて、
その壁の後ろ側を人が一人通れるぐらい通路になっていたんですね。
その細い通路を通るのが、私めっちゃくちゃ好きだったんですよね。
そしてある友達と2人でね、そこで落ち葉を燃やして遊んだりして怒られたのがめちゃめちゃ思い出せる思い出、といえば思い出なんですけれど。
そんな感じで、秘密基地?居場所?そういうことが感じられる怪物という映画の、それはまた味わいの一つだなというふうに思うんです。
みんな居場所が必要ですよね。おすすめの映画です。ぜひご覧くださいませ。
ということでタマコでした。