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こんばんは、たまこです。先日、素晴らしくスピーチが上手いなぁと思う方がいました。
ある披露宴のラストにですね、通常どちらかのご両家のお父様、通常は新郎ですけれども、
謝辞ということで、皆様今日はありがとうございましたと言ったようなスピーチをなさいます。
何が上手かったかというと、やっぱり言葉が滑らかであること、そして声がいいこと、
そしてちゃんとつかみがあって、聴衆の笑いを取れるっていう、その3つだったなって思います。
笑いを取ったところはですね、うちの息子は、お年寄りと虫には好かれるんだけれど、
今まで彼女なんか紹介してもらったことがなかったんです、なんていうところで会場がドーッと笑いに包まれました。
そんな息子がどうしてもこの人と結婚したいと言って連れてきたお相手がですね、
なんとも可愛らしい美しい方で非常に感動したといったようなお話をされました。
その後にですね、新郎の謝辞が続きます。
自分のお父さんが挨拶した後に自分が締めるという流れが通常ですよね。
で、その新郎がまた素晴らしかったんですよ。
何かっていうと、短く言い切ったっていうことなんです。
お父様は比較的長めの挨拶でした。
で、披露宴の時間的にはですね、結構押し気味だったんですね。
あの所定の2時間半を若干オーバーしているというような状態でした。
新郎はそれを分かっていたのか、そこは定かではありませんけれども、
僕からは一言だけ言います。幸せになります。以上だったんですよ。
本当にそれで一言で終わったというところで、会場からは温かい拍手が起こりましたし、
みんなあのやっぱりちょっと長いなーっていうところはありましたので、会場のスタッフは特にですね、
いやなんて素晴らしいスピーチだったんだろうというふうに思いました。
そうやって短く一言で言い切るっていうことって意外と勇気がいりますよね。
でもそれをやってのけた彼は非常にかっこよかったなと思います。
その場の状況に非常に合ったスピーチだったなって思うわけなんです。
披露宴ってね、とても幸せな空気に包まれますし、
私のように自分の実家とうまくいっていない人、そして幸せな結婚式を知らない人にはですね、
よそ様の結婚式から非常に学ぶところが多いんです。
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普通の結婚式ってこうなんだと、あったかいんだなーっていうことを何か疑似体験させていただいているというか、
非常に感じるところが多いわけなんです。
ということで、またお耳にかかりましょう。たまこでした。