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こんばんは、たまこです。
昨日、あなたは気づける人ねって言われたのが非常に嬉しかったという話をしました。
そういえば、私は司会者なんですけれど、司会の仕事っていうのは気づく仕事と言ってもいいんじゃないかと感じました。
先日ですね、あるご披露宴で、進路の職場の上司が主品の挨拶をしました。
その時に、ちょっとね、進路をディスるような感じになってしまったんですね。
とっても人柄が優しい進路なんですよ。
仕事は営業です。
ですから、こんなに優しいんで、ガツガツ数字を追いかけなくちゃいけないような営業の仕事、大丈夫かなと思ったんですよ。
っていうのを、1回なら良かったと思うんですよ。
2回、3回、え、まだ言うの?って誰もが思ったように、多分5、6回同じことをおっしゃったんです。
そしてその方のスピーチは20分くらいあったんですね。
ですから、誰もがおそらく、早く終わんないかなーって感じていたと思います。
で、私は彼のスピーチが終わった時にですね、
そういう優しい人でありながら、新しいお客様を開拓するところでは、社内で一二を争う好成績を残しているっていう、そのギャップがね、進路の魅力ですよね。
そして、いかにその主品の方が進路に期待しているかっていうことをすごく感じられるスピーチでしたね。
ありがとうございました、みたいな形で締めました。
披露宴が終わって、進路のご両親に挨拶に行ったんですね。
で、その時、あちらから、あの主品の挨拶、本当ひどかったよねーって、お父様もお母様も言うわけですよ。
で、あなたがラストに、そうやって言ってくれて本当に良かった、さすがプロねっておっしゃったんですよ。
私は何かこう、そんなことを深く考えてコメントしたわけではないんですけれども、
でもまあ結果として、進路のご両親にはそんな風に感じていただいて、喜んでいただけたっていうことはですね、
あ、良かったなって思いました。そういうコメントができていたのであれば、本当にちょっとほっとしたなという風に感じました。
司会者って、そういう風に何かがあった時に、はっ!って気づいて、その時に一番ふさわしいコメントをするっていうのがきっと仕事なんですね。
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ですから、今回の私のコメントがベストだったとは言えないかもしれませんし、もっといろんな言い方があったかもしれません。
ですけれども、そういうことをスッと言えるっていうのがですね、司会をしていて一番楽しいところ、醍醐味を感じるところだなというのは、
確かにあるなということで、非常に良い体験をさせてもらいました。
ということで、またお耳にかかりましょう。たまこでした。