夫婦別姓の導入と障害
お疲れ様です、たけのむです。お昼休みということで、今日はですね、むかし、むかしって言っても15年前ぐらいですかね。
それぐらい。私が結婚したタイミングでっていうことなんですけども、最近ちょっと話題になってる夫婦別姓ですね。
話題になってる夫婦別姓は、戸籍上の夫婦別姓の話なので、厳密に言うと私がチャレンジしたのは、戸籍上っていうよりはね、所属してる会社の中で夫婦別姓にチャレンジしたっていう話なんですけども。
そもそも夫婦別姓って、なんでこんなに話題になってるかというと、女性、基本は今多いのは女性ですよね。性を変える。
場合によっては男性が性を変えるっていうこともあると思うんですけど、それは結構少ないと思うんですけど、結婚して性を変えた女性の方は思い当たると思うんですけど、名字を変えるってね、めちゃめちゃ面倒くさいんですよね。
そうですね。クレジットカードの名字とか、確かあの辺も変更が必要ですし、戸籍はコイン届出したら自動的に紐づいて変更されるので、そこは連携されてるんでそこまでめんどくさくないと思うんですけど、
さっき言ったようなクレジットカードとか、あと会員系とかもですね、もろもろ。その辺ね、名字を変えるってすごい労力かかるんですよね。そもそも何を変えないといけないのかわかんないんですよ、すぐには。
で、15年前ぐらいですかね、私が結婚した時に、私は結婚の相手、今の妻ですけどね、相手は同じ会社の中、社内結婚ですね、いわゆる。で、結婚しました。
当然結婚前はね、それぞれ別の名字なんですけど、結婚するってなって、戸籍はそんなに別々の名字を維持したいなっていうのは2人ともこだわりはなかったので、そこは普通に私の名字になったんですけれども、会社の人事システムですね。
人事システム上、名字も変えないといけないってなると。で、会社って、同じ会社の中で結婚するとめんどくさいのが、仮に私が田中で妻が鈴木だとすると、今まで田中さん鈴木さんでずっと通ってたのが、いきなり同じ田中に呼びになるとめっちゃややこしいんですよね。
で、対会社というか、社外でね、話してる時も田中鈴木でやってたのに、いきなり名字変わって田中じゃなかったり、まあまあめんどくさいっていうのもあって、私たちがチャレンジしたのは何かっていうと、漢字の名字はもう田中に統一すると。
逆か、漢字は田中鈴木を維持して、漢字で鈴木って書いて読み仮名を田中で人事システムに登録できるっていうことが、我々はシステムエンジニアなので、仕様を確認したらできることが分かってですね。
苗字の選択とアイデンティティ
で、かなで名前をチェックして、給料振込とかのチェックとかに使ってたんですよね、確か。で、やったのは田中っていう漢字は使いつつも、かなは鈴木で通して、あれごめんなさい逆か、まあいいや。
片方の読み仮名を変えてっていうことをやって、システム的には無事登録できて、今はその会社、私も妻ももう所属しないんですけど、その会社の中ではずっとそのデータで給料振込とかも多分すんなりいってたはずですね。
会社の中での読み方の運用はどうなるかっていうと、結局ですね、今までずっと田中鈴木で通ってたので、その苗字で呼ぶこと多いですよね、実際は。そこは何か、苗字変わったから新しい苗字で呼ぶって、そういう人もいたかな。
誰がどうだったかはっきり覚えてないんですけど、苗字って人によったらアイデンティティというか、自分の親しみのあった苗字が変わってしまうということにすごい抵抗を持つっていう人もいると思うんですけど。
我が家の場合は妻もそこまであまり苗字に執着がなかったっていうところもあって、書いたんですけど、今話題になってるね、夫婦別姓っていうのも、選択的夫婦別姓。
あれもよく言われてますけど、別に別姓じゃないといけないわけじゃないので、選択的夫婦別姓って書いてること自体が別姓を強制してるように聞こえるので、ちょっと言い方変えたほうがいいんじゃないかみたいな話もちょっとありましたね。
あれに反対してる意見がまだまだ根強いっていうのが、感覚的にはあまりわからなくてですね。私自身も、別に継がないといけない家があるとかじゃないので、あんまりそういうこだわりというか、苗字に対してどうこうっていうのがないんですよね。
極端な話、今から妻の方の元の苗字になるってなっても別に全然抵抗ないですし、あまりね、名前はさすがにそうですね。名前が変わるとややこしいんですけど、苗字にあんまりこだわりがないんですよね。
なのでね、そこはなんか、田中家を守らないと、鈴木家を守らないとみたいなね、人の感覚っていうのがやっぱりちょっとわからないですかね。論点がもう一つあって、子供の苗字をどうするんだっていう話があるんですよね。
ある一定の年齢に達したときに、田中、鈴木どっちかを選ばせるっていうのがいいんじゃないかとかっていう話もありますし、生まれたときに田中か鈴木か親が合意のもとを決めるっていう話もあるんですけど、やっぱり子供の苗字をどうするかっていうのが課題になってて、そこの議論が進みづらいっていう話もあるみたいですね。
まあ子供そうですね。しばらく苗字なしっていうわけにはいかないか。そこは難しいんですかね、やっぱり。子供がどうしたいかって、別に大人っていうか成長してからこっちの苗字が良かったとかってなったら、そっちに書いてもいい気もしますし。
そこまで子供が、兄弟で田中と鈴木ちょっと違ってると、ややこしかったりするんですかね。
でも苗字が同じじゃないと、家族っていう形が守られないとかって、昔からの考え方というか超保守的な人が言うんですけど、果たしてそうかなって感じはしますけどね。
苗字が一緒じゃないと家族じゃないっていう考え方がそもそも不思議な気がしますし。
極端な話、結婚して妻は苗字変わっても妻の両親とかとは家族のわけでしね。
夫婦別姓制度の必要性
そこは苗字が違うから違う家庭というかね、疎外感というか仲間外れ感を感じるかというと全然そこは感じないので。
さっさとって言ったら乱暴ですけど、夫婦別姓、選ぶのは本意の意思なんで、さっさと選べるようにしたらいいのになあっていうのが個人的な感覚ですね。
運用的な話だけで言っても、苗字を変えるって本当にやっぱりめんどくさいですし、何書いたらいいのかわからんっていうのが本当にめんどくさいですよね。
ここもね、マイナンバーカードとかで一元管理できて、それぞれ連動しても勝手に変わるとかだったら楽な気もするんですけど、
役所に行って紙出してとか、会員カードとかだったらそれぞれの会社に連絡して変えてもらってとか、その時にまた証明書出せとかね、免許証なのか戸突き等法なのか何なのかわからないですけど、
それを結婚する家庭が基本的にやってるって考えるだけでもすごい労力ですよね。
またそれを受け付ける自治体の窓口であったり企業のサポートデスクとかで考えると、本当にパワーとしては超無駄なパワーかかってる気がするんですよね。
そこまでして苗字を一緒にする必要があるのかっていう話が個人的には本当に疑問で、
いろいろ課題はあるのかもしれないですけど、夫婦別姓制度もさっさとやればええやんっていうのが私の個人的な意見ですね。
苗字とか変わらなければ会社の人事実施システムとかね、あるんですよね、結婚したら届出出して苗字も変更するみたいな申請。
会社にそれぞれ申請のやり方はまちまちだと思いますけど、極端な話、紙で多分運用変更届とか出してるところはあるんじゃないですかね。
中小とかだったらなおさらかな。大企業は人事システムが入っててっていう感じですけど、それでも届け出さないといけないっていうのは変わらないので。
大昔ってそもそも苗字なかったわけですよね、一般市民は。
極端な話、その時代で不都合なかったんだから、そこまで戻るのもやり方としてはありじゃないかなっていう感じもしますけどね。
苗字を誇りにっていうか、そういう感覚で意識してる人がどれだけいるのかっていうのはちょっと測りかねませんが、あんまり聞いたことないですよね。
田舎の、田舎の地が旧家というかね、守るべき苗字があるみたいな家はやっぱあるんですかね。そこはね、私にはちょっとわからない感覚で。
ちょっと夫婦別姓のニュースとかを見てて、そういえば昔会社で人事システムの穴をついて、そんな登録をしたなというところですね。
今でもそうですね、戸籍当本じゃないな。各種証明書で提出するときに、ここはビジネスネームはもう田中鈴木で分けてるわけですよ。
昔からの仕事の繋がりとかあったりして、妻は旧姓で仕事してるんですよね、ビジネス的には。
なので、証明書出すときにどっちの苗字でやってたかなっていうのが結構ややこしくて、書き方としてはもう田中かっこ鈴木みたいな感じでね、苗字を書くこともありますね。
なんかそもそもめんどくさいですよね。
旧姓と社会的影響
あ、405さん、私も旧姓で仕事します。そうですよね、これ405でいいのかな、読み方。
私も旧姓ということで、まあ旧姓で仕事してる人多いですよね。というかめんどくさいですよね、途中から苗字変えるっていうのが。
社内の人はね、結婚したんだなとかでわかりやすいかもしれないですけど、社外の人がね、特にテキストコミュニケーションとかだったら、いきなり田中さんから鈴木さんに変わるとかって、どこまで浸透するかというか。
なんか挨拶メール送ったりするのかな。
それもまたね、なんかもう前時代的というか。
なのでやっぱもうね、旧姓というか、もうずっと別姓でいいじゃんっていう個人的な考えですね。
そこはちょっと乱暴な意見と言われるかもしれないですけど。
あ、そうそうそうそう。これまで仕事で築いてきた信頼貯金があるので、姓が変わると誰かわかってもらえない。
今までずっと田中で仕事してきてたのに、そこでね、信頼というかその人のね、余信をね、勝ち取ってきてるわけですよね。
で、苗字が変わるとね、いきなりそれがわかってもらえればまた戻るのかもしれないですけど。
自分のね、築いてきた信頼関係とか人間関係っていうのがリセットされちゃうというかね、わかってもらえないとこありますよね。
やっぱね、女性がね、基本的に苗字を変えることが多いので、
そこもね、もちろん向こう入りっていうのかな、男性が苗字を変えることもあるんですけど、少ないですし。
まあこのね、姓と苗字を統一するっていうこと自体が、なんか前時代的な感じだなという感じはしますよね。
なのでまあね、もうさっさと別姓でええやんっていう結論に至ってるんですけど、
夫婦別姓制度の議論
これは今回の時期というかあれですかね、回帰で別姓とおる討論があるのかな。
一応議題には挙がってるんで議論してると思うんですけど、
ニュースでは選択的夫婦別姓制度に賛成する立場の自民議連が会合ということで、
でも賛成している議連もあるわけですね。
自民党で言ったら野田誠子さんとかもね、選択的夫婦別姓についても語ってますし、
細野豪司さんなんかも選択的夫婦別姓ね、よく語られてますよね。
なんか石破さんもね、最初は選択的夫婦別姓を進めるみたいな感じのコメントしてたんですけど、
最近なんかちょっとトーンダウンしてるっていうね。
これはまあ評伝というか保守層に配慮してのトーンダウンなんでしょうね。
でもここ最近は夫婦別姓の議論加速が自民党の責任って言ってるので、
産経新聞なんかはもう顕著ですね。
なんか戸籍の分解になりかねない選択的夫婦別姓の議論加速が自民党の責任って言ってるので、
なんか戸籍の分解になりかねない選択的夫婦別姓・自民・山下氏が野党案の問題点を列挙とかって書いてありますね。
まあもうなんかニュースとか見てたらわかりますけど、産経新聞はもうめっちゃあれですね、
夫婦別姓反対な感じですね。
ねえ、まあそんなに苗字大事かという感じがね、守るべき苗字が大事かという感じがしますよね。
やっぱりその人自身をユニークというか、一員に把握できるっていうのが一番大事なんで、
ねえ、まあこんだけ揉めるんやったら苗字なくそうっていう、なくしてみるっていうのもね、なんか面白いって言ったらね、あれですけど、面白い気もしますね。
苗字がどうこうね。
今回で夫婦別姓制度が通るのかどうかっていうのはありますけど、これね通ったらどうしようかな、なんか夫婦別姓にしてもいいなとか思うんですよね。
まあややこしいか、今さらね。
なんかちょっと社会実験的に夫婦別姓やってみたいなっていうのもちょっとあるんですよね。
子供がね、子供は今、そうですね、私の苗字になっているので、まあそのままにしてとか。
そもそもあれですもんね、離婚したりしたら、あれは戻す戻さないは決めれるんでしたっけ。
でも別に苗字変わってもね、子供の親は変わらないわけですし、やっぱり苗字にそこまで重要な意味があるとも思えないんですけどね。
はい、ということで、なんか最初の話をだいぶ逸脱しましたけども、今日はちょっと夫婦別姓について語ってみました。ありがとうございました。