フリーランス 浅沼和馬 さんのお話〜意識高い系の大学生から、フリーランスとして自由な生き方を選んだ浅沼和馬さん。彼が体験したエコビレッジでの暮らし、経済的自立と精神的自立の関係、そして月15万円で生きるという選択とは?「自由とは何か?」を問いながら、お金と生き方の本質を見つめ直してみましょう。
サマリー
エピソードでは、浅沼一真さんの経験を通じて、意識高い系男子が求める真の自由について探求しています。彼は最果てというエコビレッジでの生活を通じて、経済的自立や選択肢の重要性に気づいています。
意識高い系男子の挑戦
さあ始まりました、タダの箱庭ラジヲ。本屋では買えず増札もされない、読み手から読み手へとギフトされる1万冊の箱庭本についてお話ししていきたいと思います。
まずはこのエピソードが掲載されている章なんですが、第3章、「お金で手に入れたいモノとは?」というテーマになっております。
損得感情やギブアンドテイクの関係は私たちの何かを損ねることがあるようです。
ですが逆にギブアンドテイクの関係があるから実現できることもあるのではないでしょうか。
この章では私たちがお金や交換の取引で手に入れているモノの正体とは一体何なのかということをインタビューさせていただいております。
ということで今日のテーマは、「意識高い系男子が手に入れたいモノ。皆さんの周りにもいませんか?意識高い系男子。」
最近あんま聞かないかもしれないですけど、社会的にね意義のある仕事をして高いお給料を稼いでみんなにすごいと言われるようになりたいみたいな。
でもどこか空回りしてしまっているみたいな。そんな今日のテーマですね、エピソードは一人の若者、浅沼一真さんの物語になります。
彼は学生時代にいろいろなワークショップを受けたり、カメラを趣味にして表現を学んだり、海外に出かけたりとかですね、意識高い系と言われるような活動をたくさんしていました。
ですがなんとなく物足りない。そんな感覚を抱えていたそうです。そんな彼の転機となったのがあるエコビレッジとの出会い。
皆さんは最果てというエコビレッジを聞いたことありますでしょうか。 僕が10年住んでいた、今も住んでいる場所なんですが
ルールもない、リーダーもいない、お好きにどうぞという独自の価値観で共同生活を営む人々が住んでいた場所でして、これさては2023年の11月11日で一応フィナーレを迎えてですね、今はまた同じ場所でですね
最果てでの価値観の変化
浮かれて遊ぶ街、富裕街という場所に生まれ変わってですね、今また新しい場所づくりが始まっているのですが、そんな浅沼さんもですね、大学卒業する手前ですね、就職先もある程度決まっているみたいな時にですね、ちょっと僕と出会ってしまい
就職先を蹴ってですね、最果てに来てしまうという経験をした彼なんですけれども、社会のルールではなく、自分たちの哲学に従ってある意味生き方を選び取ることができる場所だったのかなと思います。
浅沼さんはそこで、最果てでの暮らしを通じてですね、自分のこれまでの価値観が大きく揺さぶられたと言っています。社会のルールって本当に僕らを幸せにしてくれるものなのか、これまで意識高く生きてきたつもりだった彼が、全く違う視点からですね、生き方、人生を見つめ直すことになります。
小ヴィレッジ最果てでは、遺食住を自分たちの手で賄うことが当たり前というか、食事は畑で採れた野菜だったり、住む場所もみんなで作る。電気やガスといった現代のライフラインに頼り切ることなく、必要最低限のものをですね、暮らしているというか、彼自身も4人の仲間と大工、家作りを教えてくれる。
当領のもとでですね、約1年間自分の手で家を作るというプロジェクトに参加していました。
そして、そんな最果てでの暮らしでですね、彼が驚いたのは、社会のレールを歩まなくても、つまり便利さや快適さがなくても、不幸ではなくむしろ満たされるという感覚でした。
経済的自立と精神的自立と言っていいんでしょうか。
最果てでの特殊な経験を経て彼は気づきます。
自由も大事だけど、結局社会で生きるためにはお金が必要だと。
ただ、お金を稼ぐためだけに働いていたら、自分の自由はどんどん奪われていく。
彼はそこで自分のスキルを使ってフリーランスとしての道を歩み始めました。
例えばカメラや映像制作の仕事を始め、最果てでのDIYの経験を生かしながら、家の内装などコネクションを増やしながらも少しずつ固定費を減らしていく。
そして彼は気づきます。収入が増えると欲望も増えていく。生活の質を求めると、より多くの収入が必要になる。
逆に月15万円の生活で満足できるようになったとき、彼はもうお金に縛られなくていいのではと考え始めることになります。
生活のコストを最小限に抑えることで、余計な心配・不安がなくなり、稼ぐことに追われなくなる。
すると精神的に余裕が生まれ、人間関係も変わっていく。
自由と選択肢の需用
無理な営業や付き合いすることもなくなり、より自然体でいられるようになったのです。
もちろん彼女ができ、結婚して、今大使の出産もありまして状況は大きく変わっているとは思いますが、
皆さんは収入と精神のバランスについて考えたこと、もしくは挑戦してみたことはありますでしょうか。
収入がたくさんあったら幸せになれるのでしょうか。
以前どこかの記事で年収800万円までは収入と幸福度が比例して高まっていくという記事を読んだことがあります。
ただそれ以上に収入がなっていくと、その精神的なバランスが損なわれるとか何とか。
まあ年収800万円ってことですので、まあ簡単に月70万円くらい。
どうでしょうか。月70万円あったらめっちゃ幸せだろうな。どうなんですかね。
確かにもう僕も個人的に、僕は家族いて子供3人養って、子供3人と妻と養っているので、
妻から月最低でも30万円は家に入れてくれと言われていますけれども、年齢とともに家に収める金額を上げてくれと最近ではよく言われるので、
もうちょっとで41なので月40万は家に入れなきゃいけないとかいう話になってくるとなかなかあれですよね。1日1万円以上稼がないといけないですからね。
手元に残るお金ですからね。経費やら材料費やらってなってくると、売り上げで言うと30万稼ぐのも半分必要だったら60万円売り上げなきゃいけないと。
それが手元に50万60万70万ぐらいまでいったらそれは幸せな気がしますけど、すいません話が揃いました。
そんな浅沼さんは今ですねフリーランスとして働きながらも家族とともに暮らしています。
でもこれは単なる好きなことだけして生きるっていう話はないじゃないでしょうかね。
つまりどんな選択肢を持つか。それこそが本当の自由なのではないでしょうか。
例えば稼ぎたいならどこまで頑張るのか。生活のコストを抑えることでどれだけ自由を得られることができるのか。
そして彼はそんな自分自身の挑戦をしながらですね、こんな風に言っていました。
本当の自由とは何も持たないことではなく、僕は選べることなんではないかと思っていました。
つまり選択肢がないと自由は存在しない。
お金を持つことで選択肢が増える。
でもそれが何か義務だったり別のものになった瞬間自由ではなくなってしまう。
皆さんはどうでしょう。お金を稼ぐことも大事。
でもお金のために働くだけでは自由は得られない。
大切なのは自分にとって本当に必要なものを見極めるその自由なのかもしれません。
というわけで今日は意識高い経団子が手に入れたものというテーマでお話ししていきました。
次回も皆さんの心に響くお話をお届けしたいと思います。
それではまたお会いしましょう。ありがとうございました。
09:59
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