一人旅の計画
耳で旅する週末-ミミタビ-のお時間です。この番組は、働くあなたの週末に耳で楽しむ非日常のひと時をお届けします。
音で声で耳で次の休みに行きたくなる、そんなエピソードをお楽しみください。 リョウタです。今日は12月に行く冬の一人旅について喋ります。
はい、ということで、今日もですね、ユウコちゃんに来てもらっていて、夫婦で喋っていきます。ということで、ユウコちゃん、今日もよろしくお願いします。よろしくお願いします。
ということで、今日は12月から、今撮っての11月末現在なんですけど、
12月の1週目?2週目か?2週目からですね、一人旅に僕が10日間ほど行ってくるので、ちょっとそれについてね、喋りたいなと思います。
ということで、毎年最近、ここ4年ぐらい、コロナ明けぐらいの年、2023年かな?2022年度か。
毎年冬に一人旅に行っておりまして、4年目か?なんですけど、今日はね、そこをどんな感じで行ってくるのか喋りたいなと思うので、
で、この配信の翌週から、おそらくその一人旅についての配信もスタートする予定なんで、
まあその配信の前段階みたいな感じで喋りたいなと思います。
で、なんか最近思うのが、なぜ旅をするのか。
一人で?
そう、なぜ一人旅をするのかみたいに、もう思うわけよ。
30代後半でさ、結婚もしててさ、もう若くもなくてさ、
で、なんか結構20代旅してたけど、みたいな人も結構いるじゃない?
大学生時代は旅してたけど、みたいな。
意外と年取っても続けてる人って、決して多くはないんだよね。
もちろん仕事の都合もあるしさ、子供が産まれたりしたりしたりすると、
なかなか外に長期間出るっていうのも、もちろん難しくなるっていうのもあったりして、
でも俺は急に30代半ばで旅を再開したみたいな人間なんだよね。
その20歳頃に旅してからは全然行かなくなったんだけど、
でもなぜ行くのかみたいなことを、最近というかね、時々考えるんだけど、
多分これって何で考えるかっつったら、旅に出る言い訳を作んなきゃいけないなっていう、
なんか自分の中の変なプレッシャーみたいなのがあって、
だから言い訳を作んないと、ただ一言で言えば行きたいから行くんだけど、
やっぱ大人になってくると何か言い訳を、周囲に対してね。
くるりの歌だったよね。
あ、そうなの?
僕らが旅に出る理由は大体10個ぐらい。
あ、わかる。ハイウェイね。俺その曲超好き。
いい曲だよね。
くるりのハイウェイ。
僕らが旅に出る理由は10個ぐらいあるんだけど、本当は1つもない。
まさにそれなんだよね。
ちょっと後で聞こう。
そうで、そういうのもありつつも、
なんか思うのが、毎回やっぱ行ってよかったなって思う。
行ってる間は、何してるんだろうみたいになる瞬間もあるんだけど、
行ってよかったなって毎回思うのは、
なんかさ、旅って自分探しをしてるみたいにイメージってあるじゃない。
で、俺も20歳ぐらいの時に旅してると自分探ししてる人みたいに思われたこともあるし、言われたこともある。
でも最近思うのは、旅っていうのは自分をなくすためのものなんだなって。
逆に。
逆なんだよね。
自分を探すんじゃなくて、この自分をなくすため、あるいは自分を薄めるためにあるなと思ってて。
結局、今こうやって暮らしてると狭い社会の中、狭い社会ってのは会社の中とか、会社の中でも部署の中とか、同じ働いてる事務所の中とか、
そういう人間関係が濃厚になってくるわけじゃん。
1年間とか働いてると、そうするとそこの人間関係とかがリアルになってきちゃうし、それは家族関係とかでも、実家に帰れば実家の人間関係があるし、地元の人間関係があるし、そこの人間として生活するわけじゃない。
で、それの密度って高まっていくんだよね。
毎年毎年、濃度が高まる。地域社会の中での生き方とか、会社の中での役割とか。
でも確かに人と関わると、その分自分が際立つ感じはある。
で、あと仲悪い人とかも出てくるわけじゃん。
で、そういう濃度が高まった時に、旅に行くと自分が薄まるんだよね。
見たことないもの、触れたことないものとかに触れるっていうのもそうだし、全くの異文化じゃない。
インドに行けばヒンドゥー教の文化が全く違う社会で生きてる人たちがいてさ、
そうすると自分が相対化されるっていうのがある。
そうなってくるとさ、自分が見つかるんじゃなくてさ、自分が薄まるだなって感覚があるのね。
で、これが僕の中では大事だなと思ってて、
なんていうのかな、その日々に詰まったものが調整されるっていうか。
あと、歴史に触れるわけじゃない。その仏教とかもそうだけど、その国にあるさ、長い何千年という歴史とかさ、
に触れるとさ、まあどうでもよくなるんだよね。狭い人間関係とかさ。
でも分かるぞ。なんか私も仕事とかしてて、はぁ、みたいな瞬間あっても、
まあでも私ウィーン行ったしな。気持ちになると、気持ちが立て直るっていうのはあるよ。
なんかそれが大事だなって思って。それがやっぱ自分を薄める、なくすっていうことだなって。
逆に若い頃はやっぱ自分って見つからないんだなと思ったのかもしれない。
ちょっとこれ後付けかもしれないけど、20歳ぐらいの時は少なからず何かが見つかるのかなって。
確かに思ってた時期もあるかもしれない。まあ自分とは思ってないけど、見つけるものが対象がね。
でも特に何かが見つかるっていうのとは違うものだよね。
それは特に30代40代とかで旅をすると、自分を薄められるなっていうのが、
これがねいいよね。でも多分奈良が好きなのもそうなんだよ。
奈良が好きなのにも通じるだと思うんだけど、
奈良もさ古いじゃん歴史が。国内で言うとさ1500年ぐらい前の話になるしさ、
奈良ってやっぱ直接中国につながってるじゃん文化がさ。
そうすると中国から大陸文化につながっていくしさ、
そこにやっぱすごい壮大な歴史があるなと思うしさ、逆にその奈良から今につながる歴史も
壮大だしさ、なんかそういうのもあって奈良に惹かれる部分もあるのかなって最近ね思う、僕が旅に出る理由。
ということで、今年は12月に韓国経由で渦辺岸に行ってきます。
まぁだいたい10日かな全部で。福島から一旦成田に出て、そっからソウルに行って、
ソウルは2泊して、そっから渦辺岸の首都の多志県とっていうところに行って、
渦辺岸の何個かの町を回るようなルートで行ってきます。
で、何から喋ろうかなって感じなんだけど、まずなんで冬に一人旅をするのか。
これ仕事の都合。僕旅館で働いてるから、4月から11月までが結構忙しい。
波はあるんだけど、もちろんゴールデンウィークとかね、お盆、桜、紅葉とかピークの波はあるんだけど、
全体を通すとだいたい4月から11月までがめっちゃ忙しい。
で、あとまぁもちろん年末年初も忙しい。ただそれ以外は結構換算期みたいな感じで、
だからその休みもね、冬が増える。
まじ、秋とか7日しかないからね、月に。
多忙だよね。
多忙。
ただまぁ冬はね、休みが多いね。で、有休も消化しやすいから、
まぁ冬にね、まとめて休んで、その期間に旅行するみたいなのを始めて今4年目。
一応コロナ前も中国行ったりはしてたんだけど、
まぁまぁその毎年って風になるのは4年目で、で今回渦辺岸さんに行ってくる。
で、まぁ初めての中央アジアの国で、丸々スタンってつく国ってあるじゃん。
カザフスタンとかウズベキスタン、トルクメニスタンとか、キレギスもキリギスタンっていうのが、
あとまぁアフガニスタンとかね、いろんなスタンってつく国とかもあるんだけど、
まぁこのスタン系国家みたいなのも初めてだし、
あと旧ソ連なんだよね。ウズベキスタンって旧ソの国。
旧ソの国も初めてかなっていうところで、結構初めて行くアイリア、で中央アジア。
でその中央アジアの中でもなぜウズベキスタンかなんだけど、まぁまず一番はね、旅行しやすいんだよね。
なんか治安すごくいいって。
そうそうウズベキスタン自体の治安もすごくいいし、あとね、ちょっとカザフスタンも悩んだよね。
ただね、すごい寒いらしいんだよね冬。
ウズベキスタンもすごい寒いんだけど、1、2月はもう氷点下10度とかいっちゃうらしくて、
ただその12月だったらまだギリギリ行けそう。
ただカザフスタンはもう12月でももうちょっとロシア寄りになるから、もう相当寒そうな。
でちょっとそこまで寒いとね、ブランケット一枚では。
楽天の。
そう楽天のブランケットだけではなかなか乗り越えられないなというのもあって。
で、あとね、やっぱ観光立国でもあるからウズベキスタン。
その観光、治安がいいのと観光なのと、あと気候的にギリギリ行けるっていうのもあって、
中央アジア行きたいなっていうところから、
最終的にウズベキスタンに、まとまるところにまとまったっていうところでもあるんだけど、行ってくると。
仏教遺跡の探訪
で、ウズベキスタンって何個か有名な町があるのね。
まずサマルカンド。シルクロードの中継地点で、モスクとかがね、すごい有名な町で、名前ぐらいは聞いたことがあるような響きの町だと思うんだけど、
一番有名なのがそのサマルカンドで、その北に行くと、ブハラとかキバっていう、世界遺産にもなってるような町がいくつかあるんだけど、
僕が行くのはサマルカンドと、あと南部にあるテルメズっていう町に行く予定。
で、このテルメズが仏教遺跡のある町になっていて、で、だいたい2000年前ぐらいの仏教遺跡。
そのインドから西に、中央アジアの方に広まっていった時に残ってる仏教遺跡があるんだけど、
ウズベキスタン行こうって思った時に、どこの町を目標にしようかなって思って、さっき言ったようなキバとかブハラっていうのが結構定番ルートなんだけど、
今回はどうせならその南部のテルメズ行ってみようと思って、その後サマルカンドに行くっていうような予定でいます。
でね、最近のテーマが世界の仏教遺跡に回りたいなっていうのがあって、
インド行った時にブッダガヤに行って、ブッダが目覚めた場所、お釈迦様が目覚めた場所のブッダガヤに行って、
結構その初期仏教の面白さに触れて、去年はネパールでね、ネパールの南部にルンビニっていう町があるんだけど、そのルンビニでお釈迦様が生まれてるんだよね、ブッダが。
で、そこも仏教の聖地になってるんだけど、そういう外国にある仏教の聖地みたいな遺跡に寄るのが面白いなと思ってて、
で、今回ウズベキスタンだとそのテルメズっていうのが該当するから、ちょっとそこも一箇所寄って。
テルメズは何が仏教?
仏教のね、平たく言うとガンダーラって呼ばれてるエリアがあるじゃない、ガンダーラって。
その仏教、シルクロードを伝わって仏教が入ってくる時に、ガンダーラの本場ってパキスタンとアフガニスタンなの。
パキスタンの北部からアフガニスタンにかけてがガンダーラって呼ばれた王朝になったエリアで、そこで仏教文化が栄えるの。
で、どういうふうに栄えるかって言ったら、インドから仏教がガンダーラ地方に伝わる、それと同時にアレクサンダー大王が来るのね、ギリシャから。
ギリシャからアレクサンダー大王がガンダーラ地域に遠征に来て、ギリシャ文化、いわゆるヘルニズム文化を持ち込むんだよね。
で、そこで仏教とギリシャ諸国が出会って、仏像が生まれるのね。
そのガンダーラエリアの東の端っこあたりがテルメズ。
だから本場ではないみたいなんだけど、ただパキスタン北部とアフガニスタンってちょっと僕のレベルでは行けるところではないから、行ける範囲だと思う。テルメズとかになってくると。
そういうガンダーラで栄えた仏教文化が中国を伝わって日本にやってくる。
奈良の薬師寺にある薬師の雷座像があるんだけど、その雷座が特徴的な文様になってるんだよね。
草のふわふわっとした、ふわふわって言うとあれなんだけど、日本っぽくない模様っていうか、たぶん6、7世紀ぐらいにできてるものなんだけど、
すごい異国情緒のある雷座デザインになっていて、それはシルクロードを伝わってやってきたヘルネズム文化の影響で、そんな風になってるみたいな薬師寺の雷座があるんだけど、
それも要するにガンダーラからギリシャヘルネズム文化がやってきてるものなんだよね。
冬の一人旅の計画
そんな感じで、テルメズ。結構もうだいぶ後輩はしてるみたいなんだけど、そんな感じで寄ってから、サマルカンド寄って、外のイタシケントも寄って、帰ってこようかなっていう感じ。
でもそういう文化が出会うところって面白いよね。交わるところっていうかね。
なんかやっぱいろいろ思うのが、アジアとヨーロッパの境目が面白いなって。
アジアって言っても、中国文化圏のアジアとインドのヒンドゥ文化圏のアジア、あと遊牧民族のアジアがあるんだよね。
その3つと、あとヨーロッパ側でも、ヨーロッパ側の文化、キリスト教文化もそうだし、
さっき言ったアレクサンダー大王、キリスト教以前のギリシャ文化っていうのもあるし、中東にはイサラム王朝とかもできたりして、それが全部混ざり合う。
さっき言った旧ソ連だと、ソ連ができた後だったら共産主義の影響とかもあったり、すごい文化の交わるエリアだよね。
そういうのも面白そうだなっていうのは結構楽しみにしてるかなっていう感じで、冬に行ってくるので、来週からおそらく配信が始まると思います。
最初旅行中に編集しなきゃいけないから、もしかしたら間に合わないかもしれないんですけど、間に合えば12月12日からですね、この冬のひとり旅編始めていく予定でいます。
じゃあその旅行中に配信するってこと?
そう、今喋ってるのが12月5日の金曜日に配信予定になるから、その翌週分がストックがないから、ストックがないから、編集はそんなにしないであげるかもしれないけど、できるだけ配信途絶えないように。
今のところどうにか1年間は週1配信続いてるから、来週も途絶えないように編集頑張ってやっていこうかなと思います。
でも初めてじゃない?その旅中に録音してそれを配信する。
そうそう、録音はやってきたけど、配信までやるのは、そうだね、間に合えばだけど、単純にストックがないから。去年とかストック作っていったっていうのもあるんだけど。
最近気づいたんだけど、ソウルの方が国際便の数多いの。東京より。
そうなんだ。
やっぱなんか、韓国の人の方が海外旅行してるみたいなんだよね。日本人のパスポート出国率が17%とか言うじゃない。なんかね、韓国の方が便が多いんだよね。どこ行くにも。
だからあの、ゆわれこっていうさ、youtube番組。あの、ピエール滝がやってるyoutube番組。ゆわれこでもね、ハンガリー行ったり、渦引きさん行ったりしてるんだけど、全部韓国経由なんだよ。
で、日本から渦引きさんの直行便もあるんだけど、週に2本とかで、予備が合致しないと使いづらいっていうのもあるから。
だけど、韓国行くと大体毎日渦引きさんへの便が出てたりして、だからね、今後旅行するとき、韓国経由増えるなと思ってね。遠く行くときは。
それもあってね、今回初めて、俺ソウル行ったことないんだよね。今まで。だからソウル2日、1.5日ぐらいしかいないから、本当フィンキーを味わうぐらいにはなるんだけど、ちょっとソウル寄ってから行ってこようかなって。
なので、今回は韓国経由渦引きさんということで、来週はおそらく韓国編の配信をやってるんじゃないかなと思います。
あとね、実はちょっとずつ西に行ってんのよ。一人旅だと。インド行って、ネパール行って、中央アジア行って、ちょっとずつ西に行ってはいて、
文化の連続性みたいなのが、ちょっとずつ移動することで感じるものがある。インドに行ってからネパールに行ったら、インドとネパールとの歴史とか文化の繋がりとか、なんとなく感じるものもあるし、
そこからちょっと離れるけど、中央アジアに行ったら、さっき言ったように仏教とかで線を繋げちゃえばさ、中央アジアというか、渦引きさんがどういうエリアなのかなっていうのが感じられるのかなというふうにも思うし、
来年もね、行けたらまたもうちょっと西に行きたいなと思うし、っていうふうに連続してね、行けるかなっていう感じですね。
ということで、来週からね、どんなふうに録音しようかすごく悩んでるので、これまでネパールとか鳴門とか万博とかで現地で録音して、
現地で録音した音声をそのまま繋げて配信っていうのもしたんだけど、聞いてる人がもっと雰囲気が伝わるにはどうすればいいかなみたいなのは、
ちょっとなかなか答えが出ない部分であるんだけど、どういうふうにね、やっていこうかなって。
今回もしできたらビデオポッドキャスト風に映像付きにはしたいなとは思ってるんだけど、まあどんな感じでね、その映像がつけられるかっていうのはあるんだけど、
まあまあまあ、ちょっと自分でもどうなるか、まだ分かってないんだけど、
まあぜひね、来週から無事何事もなければ旅に行ってるはずなので、配信が始まる予定です。
ということで、じゃあ今週はこんな感じです。
よければチャンネルのフォローと高評価お願いします。
SpotifyXメールフォームからコメントもお待ちしています。
来週金曜日の18時にまたお会いしましょう。
それでは耳たびで良い旅を。