【キーワード】
スーダン東部サバンナ/ エジプト文明 / ナイル川 / 薬用効果 / 最終氷期 / ピラミッド建設 / 地中海 / チグリス・ユーフラテス / シュメール / 塩害 / バビロニア王国 / 超重要戦略物資
▼合同オフ会「たべ農ざく」(締切延長11/9)
2023年11月19日(日)
第0部 ~ 自由参加(国立科学博物館)
第1部 ~ オフ会(品川駅前@WIRED CAFE) 参加費:8000円
■ 詳細:https://butubu-now.com/2023/10/03/tabenouzaku/
■ お申し込みフォーム:https://forms.gle/qfQ4YeHwGyDUwb3u9
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サマリー
「たべ農作」という農業イベントが東京で開催されます。このイベントでは、ゴマに関連する数千年の歴史が紹介され、スーダンのゴマの起源やエジプト文明の始まりなどについて話されます。このエピソードは、ゴマの故郷や旅立ちについて語られる前編です。厳しい気候条件のエジプトでは、ゴマ油は神聖な存在とされ、ミイラ作りや労働者への支給品として使用されていました。ゴマは紀元前3000年にはメソポタミアのシュメル文明で食材として使われ、また神聖視されていました。しかし、メソポタミア地方は紀元前3000年頃から乾燥化し、灌漑農業が必要になりました。人口の増加に伴い、森林伐採が進み、森の再生が追いつかなくなるなど、文明は弱体化していきました。ゴマの管理と生産はバビロニア王国にとって重要な戦略であり、中央集権的な国家であったため王様自ら手紙で監督していました。当時のゴマは食料やスパイス、また神聖な存在としても利用され、輸出や給与にも使われるなど、非常に重要な物資でした。