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2026-03-16 04:25

朝の言葉|始まりの温度(詩の朗読)

おはようございます。コーヒーでも飲みながらゆっくり考える時間の「朝の言葉ラジオ」です。

今日はオリジナル詩の朗読。
タイトルは「始まりの温度」。

大きな変化はいつも大きな音と一緒に来るわけではなくて、
ほんの少しのぬくもりやまだ名前のない予感のようなものから始まるのかもしれません。 #詩 #詩の朗読 #創作詩 #哲学 #思想

感想

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00:06
おはようございます。
コーヒーでも飲みながらゆっくり考える時間の朝の言葉ラジオ-パーソナリティーのタカーシーです。
今日は、まあね、昨日はデカルトとかやってましたけども、オリジナル詩の朗読でございます。
タイトルは、朝の…朝じゃないよ。違う違う。始まりの温度というものです。
それでは早速読んでいきたいと思います。
始まりの温度。始まりには音がない。
気づいた時にはもう少しだけ世界が動いている。
朝の机に光が落ちる。
それだけのことで、昨日までとはわずかに違う空気が生まれる。
誰もそれを革命とは呼ばない。誰もそれを運命とは呼ばない。
けれど何かが確かにほどけている。
固く結ばれていた考えの端が夜の間に少しだけ緩んでいる。
人は大きな始まりを欲しがる。
分かりやすい合図。はっきりした境目。
ここから先が未来で、ここまでが過去だと言えたら、どんなに楽でしょう。
でも本当の始まりは大抵そういう顔をしていない。
それはまだ名前を持たない。
まだ意味を言い切れない。
まだ誰のものでもない。
ただ暖かすぎず、冷たすぎもしない。
一つの温度として手のひらの内側に残っている。
その温度を人は希望と呼ぶこともあるし、予感と呼ぶこともあるし、
気のせいだと通り過ぎてしまうこともある。
けれど、世界が変わるとき、本当はいつもそのくらいのかすかな温度から始まっている。
誰かが昨日より少しだけ長く考えている。
誰かが昨日より少しだけ深く黙っている。
そのことが見えない場所で世界の向きをわずかに変えている。
03:06
始まりは遠くにあるのではない。
ここにある。
まだ言葉にならない一つの漢字の中にある。
朝、カップの縁に指が触れる。
そのぬくもりとよく似た仕方で、未来はまだ小さく息をしている。
だから始まりには音がない。
そっと触れた人だけが気づく温度がある。
そして世界はその温度の方へゆっくり傾き始める。
ということで、始まりの温度という詩でした。
今日はこの辺りにしておきましょう。
昨日長かったですからね。
またコーヒーでも飲みながらゆっくり考える時間を一緒に持てたら嬉しいです。
朝の言葉ラジオ、パーソナリティ高橋でした。
それじゃあね。またね。バイバイ。いってらっしゃい。
04:25

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