00:04
うちのチームにね、愛すべき中3の女の子がいるんですよ。
で、その子はね、ほんとキャラクターがいいんですよね。
なんか愛嬌があるというか、人に愛されるというか。
で、僕も割と好きなんですよね。
なんか、割と好きって言うとなんか失礼な表現になるけど、
やっぱなんか愛嬌があって可愛いなと。
この子のために何かをしてあげたいなというふうに思わせてくれるような子なんですよね。
で、その子がね、小学生にね、問題を出されてたんですよ。
猫は英語でキャット、犬はロック、ヘビはシャークって言ってね。
小学生大爆笑してました。
小学生にね、「スネークだよ。」って言われて、「ああ、そうだったそうだった。」みたいなことを言ってるような女の子なんですね。
この子はね、2年ぐらい前までは、なんかね、やる気もなくやらされてる感じで水泳をずっとやってたんですよね。
でもね、ここ最近、言われたことは絶対やるけど、言われたこと以上はやらないんだけど、
こいつやる気あんのかなと2年ぐらい前は思ってたけど、
ここ最近は、なんかちゃんと水泳選手になってきたなーって思ったんですよ。
中学校3年生、次から高校生になるんでね。
頑張ってき始めたなーとかっていうのをとっても感じてるんですね。
で、コーチはみんなそうだと思うけど、練習見てて、この子はこれぐらいで行くだろうなっていう予測を立てるわけですよ。
で、僕の彼女に対する予測はものすごく高いレベルを求めてたんですけども、
この間の大会、そして昨日の大会、2つの大会で、
なんでこれ行きそうやのに行かんなーっていうのが続いたんですね。
これは、1つは悪い方向で考えると、僕の予測のセンサーが狂っている。
もしくは何かを見落としてて、行けると思ってしまっているのが1つ。
で、もう1つは、こういうね、行けると思ってるのに行けない子って、何回かそれを繰り返すんです。
僕の感覚では3回、3回目で飛ぶ子が多いです。
1回目の大会行けるよな、あれ全然行けんかった、なんでだろうーって言って、
2回目やっても行けない、あれなんでだろうーって3回目で、
なんでそんなに行ったの?って飛ぶ場合がある。
このステップアップの3回目は結構デカい場合が多いなっていうのが、
僕の今まで経験した中で、なんで3回なのか分かんないんですよ。
03:01
だから最初は出ると思って行ったけど出なかった1回目。
2回目は、いやおかしいなと思ってもう1回全力で行くけど出ないと。
おそらくその過程の中で出るはずっていう自信を持った1回目と、
出なかった2回目を経ると、自信はあるけど悔しさが結構出てくるんちゃうかなと思うんですよ。
練習にさらに熱がこもっていく中で、飛ぶ準備をしてたものが3回目でドンっていくから、
彼女をここから練習をちゃんとさせることで1月の大会でボンと飛びそうな気がしてるんですよね、僕はね。かなり。
だから期待値って変わらない場合と下がる場合と上がる場合ってあるんですけど、
彼女に関しては試合の結果がそんなに良くなかっても、
僕の期待値っていうのは下がってないパターンなんで、
これであんまり失敗したことはないかなとは思ってます。
あとはでも彼女自身がどう考えてるのか分からなかったんで、
その辺を試合が終わった後ちょっと深掘りして聞いてみたりはして。
ただ言ってましたね、本当にヘビオシャークっていう子が一生懸命考えて、
おかしいなあ、いけると思ったんだけどなあ、おかしいなあって。
うーん、悔しいなあって言ったんですよ。
で、僕、彼女の口から初めて悔しいなあって聞いたんですよ。
今まではね、お前悔しくないんかって聞いて、
うーん、まあとかって言ってたけど、
なんか自分で一生懸命考えてたんですよ。
考えて考えて、うーん、おかしいなあ、おかしいなあって。
で、悔しいなあって言って、
あ、こいつ悔しいっていう感情が初めて見えたぞってちょっと感じて。
若干僕はね、そこに心の中でガッツポーズしましたね。
あ、そうそうって。
結局、言われたことをやる子っていうのは自主性っていうのはそんなにないわけですよね。
もちろん主体性なんか皆無なわけで。
だけども、言われたことをやる、
じゃあそのやれるっていうのが次のステップが、
多分言われそうなことをやらなければならないことを
自らできるっていう自主性になるはずなんですよ。
で、その自主性をクリアしていくと次は主体性。
私は僕はこれがしたいっていう方に入っていくと。
で、それをそこまでいったらもう全国に近づく形が取れると思ってるんですね。
で、全国で勝負する子は全員主体性がないとなかなか難しいので、
そこも含めてね、ちょっとずつステップアップしてる。
ただ中3なんで、そんなに時間ないよなって思ってるんですよ。
ただ最近僕がね、これは良いか悪いかわかんないけど、
大学に特化しようというふうな形を取っていって、
そうなると大学水泳の道っていうのも少し出てくるんですよね。
06:03
だからなんか親御さんちょっと話したときに、
もちろんうちの子さんは2人ともそこの大学に行くし、
1人はもう水泉が終わってる、もう1人は一般で勉強で行くんですけども、
同じ大学に行くし、僕はそこの大学の水泳部を見るという話をしてるので、
その中3の女の子もそこに行こうかなとかって言ってて、
チーム内だけだけど道筋選択肢の一つとして、
こういうのあるよっていうのは出てきてるんだろうなというふうには感じてます。
良いか悪いかわかんないです。選択肢を逆に狭めてしまってるのかもしれないけどね。
だけど彼女が全国に行くのは、
僕は本当に高3のギリギリのインターハイじゃないかなと思ってるんですよ。
ただそこで行こうと思うと、高2では勝負をしておきたいんですよね。
となると中3の終わりか高1で、
まずは県内のトップにグッと踊り出ないといけないんで、
そこが結構な勝負になると思う。
これを彼女に言って、どう感じてくれるかっていうのはわかんないんですけども、
難しい話すると、わからんって言われるんですよ。
だからなるべくシンプルに言葉を出してるんですね。
ただそれでも伝わらんことはいっぱいあって、
だいたい伝わってないときは口が少し半開きみたいになったままうなずいてます。
こういうときは、ああ、これダメだなって思う。
逆にわかったときは結構リアクションします。
ああ、わかったわかった。今のはわかるとかって言って。
今のはわかるんだったら、その前のはちょっと何言ってるかわからなかったとかって言われるんで。
そういうところも僕は結構好きなんですよね。
人として魅力があるって、あんまり子供に感じることは少ないんですけども、
今僕が見てる子でいけば、高3の男の子2人いるけど、
そのうちの1人は結構僕は面白い子になるんじゃないかなと思うし、
あとは中3の女の子、中1の男の子、小5の女の子。
この辺はマインドが最終的に整いそうな子たちだなって感じてるんですよね。
だから結果は急いでほしいとは思うところもありますよ。
ところもあるけど、来年の夏は大学生で全国を目指すけども、
中高生はじっくり育てようって腰を据えたんですね。
だから今までは毎年絶対に全国を目指す戦いをずっと繰り広げてたんだけど、
09:02
それを大学生にシフトして、大学生を引き上げた上で中高生を上げていこうと考えてるので、
アプローチの仕方や内容っていうのは、
どうしても自主性を重んじて主体制に切り替わるみたいな。
そっちにシフトしてるんで、
それが高校生はできるかもしれないけど、中学生にはまだ早いんですよね。
自主性や主体制っていうのをテーマに置くと、
一人一人がどこまでそれがあるのかっていうのを見やすくなったんですよ。
これが僕にとって意外な点で、
この子はまだ自主性もないねってなったら、
まず言われたことをちゃんとしようと。
その次に言われなくてもできるようにしようと。
最終的に自分がやりたいことを見つけて、
それができるようになろうっていう段階でいくと、
どこなのかっていうのを一人一人に当てはめていくと、
その子に対してどんなアドバイスが必要かっていうのが、
わりかし見えてきたんですね。
これはものすごい僕の中では意外なことで、
大学生の指導をシフトしたときにそういうことを考えた結果、
今のうちの自主性や主体制っていうののレベルが、
明確に分かり出したことはとっても面白いなというふうに思ってるんですね。
ここから先どうなるかっていうのがね、
それはまだ分からんし、
ただやっぱ過去の経験で予測はできると。
そこをでもなぞっていっても似たような結果にならないので、
やっぱりちゃんとアップデートしていくというか、
スパイラルアップ的な要素を入れないといけないんだろうなとは思ってるけど、
彼女に対する僕の評価は依然高いもの。
でもそれは彼女にあんまり言わないんですよ。
なんかまだ早いかなって思ったりする。
難しいけど、最近一人一人を僕はよく見てるんですよ。
意外と知らない点もあるなとか、こんなふうに考えるんだとか。
ちょっと面白いなとは思ってる。
距離感も大事にはなるよね。
ちょっとその辺はまた次に話そうかな。
はい、それだった。