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学校の大会、いわゆるインターハイをかけた大会でも、学校から出てる大会に、ぶっちゃけ行かないコーチもいるし、僕は行くよ。
行くんだけども、なんかね、僕の住んでる県は、中学校の県中学総体っていう全中予選と、四国高校総体っていうインターハイの予選が同じ日なんですね。
で、中学生は毎年県内で、高校生は県外で行われるから、どちらかにしか僕は行けないんですよ。どちらかにしか行けない。
で、今回は高校生について行きます。理由は、高3が2人いるから、全国を狙ってる高3が2人いるから、迷うことなくそこって決めてるんですけど。
かといって、じゃあ中3、これダメかっていうと、そうではなくて、もう中3でもね、この間100を55秒でちゃんと泳いでたから、まあまあ早いんですよ。
200が主戦場の子で、100は55秒だったら、これ2分割れるかなって感じてるんですけども。まあまあそんな子もいるけども、高3に絞るんですね。
で、じゃあ会場に行って、お前何してんだって話なんですけども、基本的に学校の先生が院卒して、学校で固まって動いてるから、
僕は観覧席に座ってるわけですよ。座って、でもあいつら不思議なもんで、ここにいるよって言わなくても僕の横に来るんですよ。毎年。
必ずそこの会場にいる子たちは、スッて来て、「あ、コーチ、今日ね。」とか、「いや、アップは良かったけど。」とか、適当な話して帰る場合もあれば、
あの、本当にね、なんか切羽詰まったような顔で、こっちに来て、「いや、コーチ、これどうしたらいい?」とか。
で、その時に、その子の顔を見て、僕は何を言おうかなって決めるんですね。
今更迷うな、言ってこいわって言った方がいいか、大丈夫だって、お前だったら必ずできるからとか、そういう言葉をかけた方がいいのかとかっていうのは、
その子の、その瞬間の判断ですよね。まあ、空気感というか。で、パッと見て、どっちにしろ、僕に話しかけてきた子は、その後、ものすごい落ち着いて、スッとあって、「わかりました。じゃあ行ってきます。」って、
みんな行ってくれるから、少なからずなんかここに座っていることに意味があるんだろうなというふうに僕は勝手に思ってるんですね。
【佐藤】そうですね。で、まあ、記録を狙うし順位も大事になってくるので、まあコーチとしてはいろんな分析というかパターンとかっていうのは見てるんですよね。
だから、もしその記録を狙うんであれば、相手のことは気にしなくていいので、もう自分だけに集中すればいいんだけど、こと順位を狙うとなると、若干それがね、難しくなってくるんですよ。
だから、その他の選手の特徴であったりとか、どうすれば勝てるのかっていうのを戦略として伝えて、でもそれが実行できるかどうかはその子の能力次第ではあるんですね。
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で、でもこんなことはコーチだから想定してるわけですよ。まあ戦略を、むちゃくちゃな戦略をその子に与えてズタボロになってほしくないわけですから、
その子が実行できる、勝率が一番高い方法を伝えていくわけです。で、それをちゃんと話して理解したら、あとはええかと。
そこまで練習してきたんだから、やれることちゃんとやるぞって言って送り出して、そして勝っていくビジョンまでを全部作っていくと。
だから、なんかね、会場にいるから何してるんですかって言われると、座ってるだけなんですよね。座ってるだけなんだけど、
なんかね、電話では伝わらない。その場の会場の雰囲気と、なんかあるじゃないですか、やばいなって感じるときと、いけるなって思うときって、
そこに座ってるとわかるけど、ちょっと離れてるとわかんないんですよね。だから保険みたいなもんですよ。
いざ子供がバババって駆け込んできたときに、コーチにどこ行って、ちょっと話してから行ってくるわって、それでスッキリしてよっしゃ行ってくるって流れをとってくれたら、
それで落ち着くだろうし、それだけの対話であったりとか関係性は構築してるので、そういった意味でね、僕はそこにいるだけなんですね。
学校の試合は、僕はお客さんというか観覧席で見てるから、自分の選手以外のときは本当にただ単純に水泳を見てるだけ。
自分の教え子のときに若干心拍数が上がり緊張はするし、それだけでも、でも勝ってほしいなと思って、勝ったときの
やったなって思う。やったぞって思う瞬間が最高なんですよ。それを僕は味わいたいなと思って。
負けたらもうちょっと辛いね。何て言うんかな。想像もしたくない。でもね、負ける想像も何回もするんですよ。
それが嫌すぎて必死で練習してるから。でもそれは、なんかコーチはずっとそうなんですよ。コーチとしてはそうだけど、子供がこの心境になってくれるのは、まあ高2の終わりぐらいからかな。
なんか、なんか必死さのベクトルが合うというか。そこが合ってくるから、コーチはコーチとして成長するし、選手は選手として成長する。
でもね、あのね、わずかその高2の秋ぐらいから半年ぐらいでガーンって成長する、あのスピードがすごいね。だから僕は最後まで競技を続けた方がいいと思ってる。
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なんかね、いつまでも続く時間の中でなんとなくやってきた競技者と、終わりがあるっていうのを理解して、それでも必死に頑張ってきた子って、競技をした歴が
どうこうじゃなくて、その瞬間本気でそこにいたのかどうかっていうのはめちゃくちゃ大事だと思う。
今僕が見てる高3生が2人いるんですけど、1人はね、もう僕は小2からずっと見てます。小2だったら何歳だ?
10歳ぐらいか?10歳、8歳ぐらいか。そのぐらいからずっと見てるわけですよ。ずーっと見てきて、10年ぐらいいる子と、
もう1人は14歳から見てて、18歳だから4年間とかね、ぐらい。でもね、2人とも、最後の瞬間、限られた時間、その中でいろんなもの、不安であったりとか、恐怖であったり、恐れであったりとかっていうのを感じながら、
でもこれから2週間で、それを全部振り払って、跳ねのけて、勝負していこうというふうに思う。この怖いけど、でも自分を信じて頑張るっていう状況っていうのは、やっぱり最終学年で時間に限りがあるっていうのを理解した子だけが体験できることで、
スポーツをしてると、僕はそれは体験しといたほうがいいと思うんです。小学生のうちに早かった、全国に行きましたって言っても、それはタイムだけで見たら、高校生のそんなに早くない子よりも遅いと思うんですよね。
だからタイムに価値がある、全国に行ったことが価値があるよりは、僕は一番上の学年になってそれでも戦い続けている、もしくはそこで勝って上のステップに行っているっていうほうが、ものすごい価値が高いというふうに思ってるんですよ。
だから小6まではおのれのポテンシャルだと思うし、中1以上はやっぱりそこだけじゃ足りない何か努力値っていうのが必要になってくる。それで本当に辛い思いや負けて悔しいとかいろんなものを経験して、それを織り混ぜて何とか力に変えてスタート台に立っている子たちしかいない高校3年生の四国高校総体っていうのは見ごたえがあるんですよね。
一応、所属クラブの子は僕は応援するけど、結局何でか不思議なもんで愛媛の高3、そこにいる頑張れよって思うんですよね。その瞬間はすごい思う。
特に今年の高3世代は中3の時にみんな早かったから国体のリレーに選ばれたいと思ってそれぞれが得意の100メートルで頑張ったけど、選ばれず、わずかに足りず、リレーも組まれず。
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本当にみんながなんで組まないのって研究力出るじゃんっていうところだけでも組まなかった世代だから、その子たちが3年後、高3になった時に次こそ必ず俺たちで組もうぜと。だから文句言われない結果を絶対出してやろうぜって今やってるから、そのうちに僕のチームのバタフライの子もいるから絶対に。
こいつら男だらけですけども、4人で焼肉行ってね、各種目の県内のエースたちが焼肉を食いに行ってね、俺たちは必ず4人でリレー組んで行くんだと。県外に出ても誰にも負けないようにきっちりやってやろうぜっていう形にも取れてるから、それも個人的に応援したい。
で、僕のチームの子はもちろん迷惑かけたくないし、なんなら引っ張って行ってやろうというふうに思ってるから、そういうのもね、いろいろ加味していろんなドラマがね、見られてくるんだろうなというふうに思っております。
で、パッと見た感じ、でもね、うちのチームの子は体調不良だったし、それ以外の平泳ぎと背泳ぎの子は悪いところで安定してしまってるって感じがするし、クロールの子も調子が上がってないんですよ。だから全員今ね、そんなに調子が良くない。この2週間。
だけども、こっから、この2週間で各コーチたちが自分の意地とプライドにかけて上げてくるから、僕もやっぱそこはね、絶対に爆上げしてやるから、まあ負けたくもないしね。
だけど、そうやってなんかちょっと競い合いながらの、まあ種目は違えどライバル関係であり仲間である子たちが、一緒にね、コクスポでリレー組んで活躍してくれたら、僕としてはそれも嬉しいし、もちろん個人で行くことも狙っているんですけども、個人で行くプラスそのリレーとかもうまく機能してくれたらええなというふうに思ってます。
さあね、どうなることやら、楽しみですよね。
まあこれはね、こっから余談になるんですけども、今までこの3週間、僕の生活スタイルが、大学の水泳プールに行って、選手を、中学生以上を5時、7時で見て、片付けしてたら7時半、そこから20分かけて、いつものプール行って、8時、9時で小学生を見るっていうのを3週間やったんですね。
体力が本当に奪われて取られたけども、自分で全員を見るって決めてやったから、それはそれで、特に後悔はしてないし、小学生もこの間結果がね、結構良かったんで、まあ見て良かったらというふうに思ったんですね。
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ただ、こっから2週間に関しては、もう天秤にかけるシビアですけども、2拠点に僕はもう行けないとなったときに、やっぱり高校生、もう残り少ない子たちを見ると、考えると中学生から大学生までがいる大学のプールに、僕は全てをこの2週間つぎ込むと。
で、その分、小学生はアシスタントコーチに見てもらうと。アシスタントコーチも僕の教え子なんですけども、まあ教え子は言ったんですね。頼むと、この2週間だけ俺を中学生以上のところの練習に集中させてほしいと、特に高3、2人に何としてでも結果を出させてやりたいんだと協力してくれないかって言ったら、いやもうそれはもちろんですよ、もうこっちは任せてくださいって言ってくれて、
それと同時にね、いや夏だねって言われて、なんでって聞いたら、いやコーチが暑いって。夏が暑くなるというよりはコーチが暑くなって、夏が来てるなって感じがするから、毎年やっぱこれ来たら夏だなって言われて、ああそうなんだって。でもやっぱ必死なんですよね、こっちも。なかなかね、甘い戦いではないから、必死ですよ。
必死。今見てるとね、バタフライの子は7割ぐらいの確率で行くだろうと。でもクロールの子は2割の確率ぐらいなんですよ、今。そこが、それは子供たちには言わないよ。言わないけど、そっからどうあげるかとか、どう作戦を取るかってめっちゃくちゃ大事で、
じゃあ今2割っていうのは実力値で2割かなって思ってるところを、じゃあ例えば、人は朝イチ体が動かないと。じゃあ2週間前から起床時間を1時間半早めてちょっと散歩したりとか、で朝食事を取れるようにしておけば、それだけで朝から体が動く状態を作れるから、これはコンディショニングとして非常に有利である。
それをどこまで本気でやるかっていうと、本気でやるんですよ。で、それをやって予選をとにかく通過して、実力者が落ちたとして、自分がちょっとでもベストを更新すれば、高い順位でまずそこに迎えるんですね。で、それをちゃんとできた後で、決勝でどれだけ周りが上がってくる中で自分も同じように上げれるかっていうのが、まあ最後の戦いになるんだろうなと。
バタフライの子も余裕では全くないんですけども、全く余裕はないけども、こいつ大事な試合の前とかにちょっと調子悪いときって、なんか僕に怒られるんですよね。何やってんだこんな時にって。それやってからやっとエンジンがかかりだすんで、なんだろうねこいつって思うんですけど。
今回もその例に漏れず、昨日大会だったんだけども、その前の週にもういきなり体調不良で月過数休みやがってね。で、木金堂で泳ぎ出したんだけど、木曜日久しぶりに来たら調子良かったからって言って、急ぎ試合に調子を合わせて行き過ぎて、あんまり良くなかった。
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で、200も帰県したんですよ。帰県したのは僕が、200泳がなくていいから100だけちゃんと泳げるようにしようって言って、焦って準備してるの見てたから、200泳いでも大した結果出ないだろうと思ったんで、100に集中しようと。でも100はね、まあまあやみあがりにしてはそこそこっていうぐらい。
で、まあ泳げてたからまあまあいいかなと。こういうね、いろんなことがあるんですよ。だけども最終的には僕は、自分の教え具は勝つというふうに信じてますし、僕自身それに向かって突っ込んでいくしかないので、まあ今ね、その7割とか2割とか言いましたけども、そんなものはひっくり返して取りに行くんですよ。
絶対に負けないぞというふうなエンジンをね、フル回転させながら突っ込んでいったのかなというふうに思っております。
当日ね、いい報告ができればいいと思う。だから2週間後の土日は、僕は高知県で戦ってるけど、土曜日にいい報告、まずクロールのこと、できればバタフライのこの200も。
いけましたーって言って、2日目も切って、最高でしたって終わりたいね。
だからそれを考える時と、ボロ負けで全然ダメでっていう時を考えるのが、揺れ動いてるのがこの今週なんですよ、この2週間。これ先週もそうだと思う。
勝てるって思ったり、負けるかもって思ったりとか。この揺れ動く不安の中で、いかにベーシックなこと、今まで通りいつもやってきたことをやり抜いていくのかっていうのが、結果に直結するから。
そこはね、でも、コーチも揺れてるからね。できるかな、どうかなって揺れる。でも、来週になったら、よっしゃ来いよと。大会すぐに来いよと。
いつでも行ったるでって状態になるんで。それがうちのチームのピーキングで、僕はこのピーキングが最も得意で、この大会で戦うぞって決めて、そこを外すことはないので、しっかりとね、結果を取りにいこうというふうに思っております。
なんかね、長くなっちゃったけど終わります。それじゃまた。