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おはこんばんちは、早速続きをお話しします。
夜、みんなが寝静まってからですね、チェチェリアはこっそりとですね、
漢字の女性が、いつも赤ちゃんの預かり帳を置いている事務室にこっそり忍び込むんですね。
ここで、この預かり帳を一冊一冊調べていくんですよ。
ヨーロッパによくある、壁面いっぱい、上から下までガーッと本棚になっているような、
大きなオープンシェルフ型の本棚があって、きゃたつに登って、上の棚の本を取るみたいな書棚がありますよね。
そこにずらずらずらずらって、この赤ちゃんの記録が載っているノートがあるわけですよ。
その中から自分の記録を一生懸命探すんですけれども、なかなか見つからないんですね。
いろいろ高いところのノートを手を伸ばして取ろうとした時に、バサッと落としちゃうんですよね。
それがドスンって、すごい重たいんで、ドサッと落ちて、
これに目ざといというか、耳ざとい漢字のおばさんが気づいて、
誰?って言って、この暗みの中にやってくるんですよ。
誰かいるの?そこにいるの?とか言って来たんで、
チェチリアはここでこっそり中に入っていることがバレるわけですよね。
漢字のおばさんは、何やってるの?って言ってチェチリアを叱るんですよ。
でもすぐに察するんですね、彼女はね。なぜチェチリアがこの部屋に入ってきているのかということをね。
一瞬叱るんですけれども、黙ってね、脚立に登って、高いところにあるノートを探し始めるんですね。
その時にね、この高いところに脚立に登って、手を伸ばした時に、
この長いスカートがですね、すっと足首のくるぶしぐらいが見えるんですね。
そうすると、この漢字のおばさんの足首にもですね、
このピエタインに赤ちゃんポストに入って、
預けられた小児の赤ちゃんの焼きごてでね、
ずっと焼かれた楽韻のマークが入っているわけなんですけれども、
おばさんの足首にも同じ楽韻が押されているのをチェチリアはね、気づくんですね。
なので、このおばさんもですね、このピエタインの小児なんですね。
そんな感じで、とにかくチェチリアの記録がありそうなノートを上の方から出してきてくれてですね、
パラパラとページをめくって、はいって言って、
チェチリアの記録のところに貼ってあったカードの端切れをですね、手渡してくれるんですね。
これは前回にも他の赤ちゃんでお話ししたようにですね、
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こうやって親子が将来再会した時の目印として何かしら目印になるものを預けるという習慣があるんですよね。
半分の絵を赤ちゃんが、もう半分は母親がっていう目印なんですけれども、
これ入っておばさんが渡してくれるんですよね。
あなたこれを探してたんでしょって言って渡すんですけれども、
チェチリアはね、もう泣いちゃって辛いんですね。
もう母親が恋しいし、憎いし、そして今の自分の境遇に対してもね、ものすごく苦しい思いをしてるわけなんですよね。
そのチェチリアの気持ちっていうのはね、誰よりも実はこの漢字のおばさんが理解してるわけですよ。
そこでチェチリアにね、あの悲しい気持ちはわかるけども、
もうそれを乗り越えるためにはね、あなた自身が将来いい母親になること、
もうそれ以外に乗り越える方法はないのよっていうふうにね、言われるんですよね。
でもこれに対してチェチリアはね、もう悲しみから今度怒りにもう感情が変わっていて、
もういいですって言ってね、もうこんなカードいりません。
もう私には母親なんかいないんですって言ってね。
で、もうこのせっかくもらったね、この母親の別れがたみというかね、
この絵をですね、もうポイッとノートに戻しておいてくださいって言ってね、もう返しちゃうんですよね。
で、場面が変わりまして、もう外のね、船にね、このピエタインのね、合奏団の娘たちとビバルディがね、船に乗って外出しようとしてるんですね。
で、ここで少し余談なんですけれども、この外出中の娘たちはですね、
全員この三角帽と呼ばれる、何て言うかな、この頭巾のような形の帽子に、
この赤いね、ガウンというかね、マントを羽織って、
胸元、少しだけ鎖骨ぐらいが見えるぐらいの空き具合のね、長いドレスにこの赤いガウンを着てるんですね。
で、顔がですね、顔に黒いお面をつけてるんですよ、全員。
ビバルディ以外がね。
彼女たちはちょうど鼻のあたりまでが覆われていて、口は一応見えてるんですけれども、
こういったマスクをして外出しようとしてるんですね。
で、この当時のこういった洋服なんですけれども、
これはね、割と最近のドラマで非常にヒットしました、ハンドメイズテイルっていうね、
ディストピアもののテレビドラマがありまして、
これフールとかね、ワウワウで放送されたんですよね。
で、ちょうど去年でしたかね、最終シーズンが終わったんですけれども、
これは本当に近未来というか、本当に今の現代のあたりよりちょっと先ぐらいの未来を描いているドラマだったんですけれども、
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この近未来にですね、非常にダンソン上品な社会が、
なぜかアメリカでまた再びそういった政権がクーデターで国を乗っ取ってですね、
昔のような古い女性をもう霊俗的な立場に押し込めて、
男性の福権というかね、男性がまた政治も家庭での立場も、
全ての権力を男性が司り、女性はこの男性たちの付属物というんですかね、
男性の庇護のもとに過ごすというね、非常に恐ろしい近未来の世界を描いたドラマで、
この中でですね、若いまだ出産が可能な女性たちがみんなこのハンドメイズテールっていうね、
メイド、つまりカソリック教会のね、次女の服装させられてですね、
みんなこの格好で現代的な普通にキャリアウーマンだったりするような女性もですね、
みんなこの格好で男性たちの次女にならされるというような話だったんですよね。
この際のこの次女の服装がまさにこのピエタインのこの女の子たちがね、
娘たちが着ているような服装はここから着装を得て、この衣装になっているんですよね。
修道場とかね、そういう人たちと同じような格好なんですけれども、
普段ね、ピエタインの中にいるときは至って疾走な地味な服装でいるんですけれども、
こういった外に出かけるときは赤いマントで、ちょっとこれでもおしゃれをしてるんですよね。
顔をマントで、要するに目だけ穴が開いてて、目は見えるんですけれども、
目と口以外は全部、鼻まで顔半分が覆われている黒いマスクをしていた理由なんですけれどもね、
これは、子児である彼女たちの身元とかね、プライバシーの保護のためというのもありますし、
あとは顔半分が黒いマスクで覆われていて、非常にミステリアスに見えるんですよね。
なので、非常に魅力的で、仮面の下にはどんな顔が隠れているんだろうというね、好奇心を掻き立てられるというのがあって、
これは将来的にはですね、パトロンとか将来の結婚とか、そういうときに有利に働くのではないかというところをね、
狙っていたような裏の意味もあったみたいですね。話に戻りまして、このような姿の娘たちとビバルディが、とにかく船に乗って外出しているわけですね。
これはですね、貴族の野外パーティーに、演奏者として呼ばれているんですよ。雇われているんですね。楽隊としてね。
ここで綺麗な川沿いの、緑豊かな原っぱでですね、盛大なパーティーが行われていて、たくさんの来賓が来て、そこで彼女たちがね、ビバルディの指揮の下で演奏しているんですよ。
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このようにね、ある種今で言うBGMっていうんですかね、貴族が行くところに音楽を奏でに、こうやって雇われていっているわけですよね。
非常に盛況で、大変ね、みんなからも、貴族たちからもね、拍手・喝采を浴びて、非常にいい気分なんですね。
演奏会の後はですね、この美しい川沿いをね、みんなでちょっと散策したりして、束の間の自由を彼女たちは味わっているんですね。
そこでですね、このパーティーに来ている貴族の子供たちとかね、がいっぱいいて、それにね、チェチリアがね、ヴァイオリンで弾いて、子供たちがね、チャッチャッチャッと踊ったりね、暴れたりしているのに、バンスをつけてあげているんですよね。
チャッチャッチャラララン、チャララランとかってね、ヴァイオリンを弾いてあげると、喜んでね、子供がくるくるくるくる回ってね、チェチリアのヴァイオリンの音色に合わせて踊ったりしている、非常に可愛らしいシーンなんですね。
そこからですね、チェチリアはヴァイオリンを持ったまま、うっとりと自然を堪能しているんですよね。
川のせせらぎ、小鳥のさえずり、なんかこう、心地よく、温暖な気候で、非常に天気も良くて、木のせせらぎとかね、そういうのも聴きながらね、うっとりと自然を堪能しているんですね。
そこでね、おもむろに、ヴァイオリンでね、なんとも言えない、普段自分たちが弾かされているような、しっかりしたバロック音楽ではなくて、ヴァイオリンのキュンキュン、キュララララン、キュラララン、キュララランっていうね、なんかなんとも言えないね、ヴァイオリンの魅力というんですかね、この弓と弦が醸し出す、なんとも言えない音色を出してね、
遊んでるんですね、チェチェリアはね、リラックスして、それをね、遠巻きからビバルディがね、おもしろい音を出すなっていう感じでね、チェチェリアの様子をね、じっと眺めてるんですね。
このヒューンっていうね、私のこの下手な言い方ではわからないんですが、これはいずれ将来大変有名でですね、うちの夫でさえもね、この曲は必ず聴いたことがあるという有名な曲のフレーズに使われることになるんですよね。
で、場面が変わります。楽しかったこの演奏会のね、外出は終わって、また船に乗ってピエタ院に戻るわけです。戻った後はですね、外出の後、体をね、清めて入浴するんですね。
娘たちはみんな順番に風呂桶に入って、みんな入浴していくんですね。ここでもちょっとまた余談なんですけれども、みんな娘たちはね、お風呂に入るのに裸にならないで、薄いね、白いね、ガウンを着て入浴するんですよ。
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これはね、別に若い乙女たちだから着ているっていう風に一見見えるんですけどね、これ実はヨーロッパの貴族って、イギリスとかもね、男性も薄い羽織物を着て入浴したりとかしてたんですよね。
なんでなのかなって思うとですね、これは当時ね、ペストとかこういう感染性の恐ろしい、死に至るような病気が恐れられていたわけです。
お風呂で温まってですね、毛穴が開くじゃないですか。この毛穴からその悪い病原菌が侵入するっていう風にね、その当時は信じられていたんですね。
なのでそれが危ないんでね、こうやって薄い布を体にまとってお風呂に入るっていうね、そういう習慣があったみたいなんですよね。
話を戻してですね、こうやって一人一人お風呂に入って、チェチェリアもね、お風呂入っているんですけど、なんとなくみんなね、暗い顔してるんですよ、この外出したメンバーはね。
で、このピエタ院ではね、みんな交代交代に家事とかやるんで、この娘たちが入浴している時は、他の入浴係の担当の子たちがですね、上からお湯をかけてくれたり、シャワーとかありませんから、この時代はね。
水を沸かして、それを瓶に入れて、頭からね、ジャバジャバってお湯を入れてくれたりとかして、髪の毛洗ったりね、そういうのもみんなでお互い、なんかこう手伝いながらね、やってるわけです。
で、ここにですね、あざと女子のね、いろいろこう、男女の性生活とか、そういうことに詳しい、例のあざと女子がですね、いて、どうしたのみんな、なんか暗い顔しちゃってって言ってね、言ってると、一人の女の子なんかね、チェチェリアはね、ぼーっとこう、暗い表情でただお風呂に浸かってるんですけども、一人の女の子はなんかね、めそめそも泣いてるんですね。
で、これは、まあ先ほどのね、自由を満喫してきてですね、本当に楽しかった分だけですね、またこの厳格な、あの、規律ばっかりでね、がんじがらめのこの、またピエタ院の中に戻ってきて、みんなどんよりしてるわけですね。
で、これにまああざと女子が、どうせね、私たちは本当の意味では自由になれないんだから、こうやって外出して落ち込むぐらいだったらね、もう外出なんかしない方がいいわよね、っていうことをね、言うんですよね。
で、このね、あざと女子はね、あの、こうやって時折ね、出てきて、なかなかね、鋭いことをいつも言うんですよね。
で、それにはね、もうチェチェリアはね、同意も否定もせず、じーっと、あの、なんていうかね、沈黙を守りながら、自分の思いにね、沈んでるんですね。
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で、また、それから日が経ってですね、ある日の日曜日のミサのコンサートですね。
で、この時はですね、もう、もう、あの、礼拝堂がね、ぎっしり、もう人でいっぱいなんですよ。
で、もう、あの、席がね、もうないんで、もう会員の席とかもね、いっぱい作って、さらには立見の、あの、参拝者までいるような、あの、状態なんですね。
もう、すし詰め状態で、で、まあ、そこで、あの、ヴィバルディがね、音楽バーッとやって、で、もう、みんなね、うっとりと、この音楽を聴き入ってるんですよ。
で、みんな、あの、なんていうかね、あの、1階の、あの、客席で聴いていて、で、この演奏しているヴィバルディとね、娘たちはですね、これかなり高い位置で、まあ、弾いてるわけですね。
作越しにね。で、それをね、もう、みんなね、もう、なんかね、あの、天使のね、歌声を聴いてるかのような感じでね、みんな見上げてね、涙浮かべて、中にはもう、もう、しくしくね、感激のあまりね、泣いてる人までいるんですよ。
で、もう、素晴らしい演奏がバーッと終わるとですね、もう、うわーって、もう拍手喝采で、スタンディングオベーションなんですよね。
で、もうね、これにはもう、このピエタ院のね、あの、院長もね、もう、ほくほく顔で、もう、しめしめっていう感じで、で、この献金箱ね、あの、教会は、あの、こうやって献金の箱に、あの、みんなね、あの、お金を入れていくわけなんですけども、ここがギッシリで、もう、やったぜ、みたいな感じなんですよね。
で、まあ、こんな感じで、もう、あの、ビワルディがね、来てから、もう、娘たちの演奏技術はもう、格段に、もう、もともと才能のある子ばっかりなんですけれども、もう、さらにみんな上達して、で、また、この、ね、あの、合奏する曲もですね、もう、何もかもがね、もう、すごい、あの、レベルが上がってですね、で、もう、大好評なわけですよね。
で、まあ、ここでですね、もう、あの、気を良くした委員長がですね、このビワルディを自分の、まあ、あの、事務室に呼びつけてですね、いやあ、君のおかげでね、まあ、ずいぶん、この、上手くいってるよ、って言ってね、で、もう、おかげさまで、だいぶ、資金も溜まってきたよ、みたいなことを言うとですね、ビワルディが、ここでまあ、自分の献金を上げてくれっていう交渉ではなくてですね、それであればね、ぜひ、あの、楽器を増やしていただけないでしょうか、って言うんですよね。
で、ここで打楽器とか、管楽器とか、あの、もう、たくさんたくさん楽器が欲しいんですって言うんですよ。で、これにね、委員長は、うーん、という感じで、まあまあ、ちょっと考えておくよ、って言って、返事するんですよね。
つまり、これはビワルディは、いよいよね、今の状態ですと、約これ何人ぐらいだったかな、20人ぐらいの娘たちの、あの、あの、ヴァイオリンを中心とした、あの、弦楽競奏曲なんですよね。
で、そこにちょっとだけ、この、まあ、打楽器が少しとか、まあ、そんな感じなんですよ。だから、あの、あの、どんどんどんというドラムとかね、あの、ティンパニーとか、そういった、あの、管楽器、打楽器、および、あの、管楽器はね、このクラリネットとか大声とか、あの、クラリネットまだこの時代なかったのかな、大声とかね、あの、そういったものがまだないんですよね、トランペットとか。だから、もう、そういうものをぜひ入れておくのが欲しいということをね、言ってるんですよ。
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だから、つまり、もっともっと、ね、今までの弦楽競奏曲や、ソナタや、そういったね、小編成のしょぼい、しょぼくないんですよ、しょぼくないんですけれども、もっとね、大編成の曲を書きたいと思ってるわけですよ。
で、もう、なんならオペラまで、あの、書きたいなっていう野望がね、この辺りから、そろそろね、ビバルディの中には多分あったと思うんですよね。
はい、で、また場面が変わりまして、このレッスン室に、また貴族の女性が来てるんですけど、これは、あの、前にも登場しているエリザベッダっていうね、あの、ここにたくさん、このピエタ院にたくさん寄付をしている、あの、家の御霊場ですね。
で、この人は、あの、前、もう、めちゃめちゃ、もう、ボロンボロンのチェンバロで、もう、あの、全然素質なかったんですけれど、今はね、あの、チェチリアが教えてるんですね。
つまりチェチリアは、ビバルディが赴任してきてから、自分が第一奏者のね、第一バイオリンになり、結構ここでの彼女の立ち位置が、あの、偉くなってるっていうかね、あの、ちょっとリーダー格になってるということなんですよね。
で、こうして貴族の御霊場とかね、御夫人に、まあ、この楽器をね、教えるところまで、あの、おそらく、あの、あの、なんていうかな、この彼女の役割が、まあ、あの、責任が増えてるんですよね。
これもちょっと補足説明なんですけれども、このようにですね、ピエタインのこの合奏団の娘たちはですね、この、あの、前のようにこのミサの、あの、演奏会とか、あの、貴族のパーティーに呼ばれてね、演奏したりとかっていうのも大事な資金源なんですけれども、このようにね、個別、プライベートレッスンを、この貴族とか、ブルジュアの、あの、女性たちに、あの、あの、レッスンするっていう、これも大事な、あの、資金源なんですよね。
で、これは、当時の身分の高い女性たちが、まあ、たしなみとして、あの、楽器が弾けたりとかね、そうした方が、まあ、女性として、あの、教養を深めるという教育の一環として、まあ、こうやって楽器を習わせたりとかしてたわけです。
で、まあ、ピエタの、この女性たちは、あの、本当にもうプロの演奏家なんでね、うん、だから、こうやって、あの、金持ちの、あの、御礼嬢たちに、まあ、レッスンしてあげてたわけですよ。で、で、ここに、まあ、このエリザベッダも来てて、で、まあ、前回、あの、時はですね、非常に下手で、チェチェリアが、まあ、呆れてたんですけれど、その時の指導していた女の子は、もう結婚して、あの、もう、あの、とついでるんですよね。
で、その人のポジションに、まあ、チェチェリアが、あの、ついてるんですけれども、チェチェリアはね、なんかね、すごい厳しい、あの、先生なんですよね。で、このエリザベッダの方が、あの、明らかに、あの、チェチェリアよりも、年上の、おそらく20代とかの女性だと思うんですよね。で、チェチェリアは一方まだ17歳とかね、18歳ぐらいの若い娘なんですけれども、あの、違う違うとかって言ってね、もっと、あの、情熱的に弾いてくださいっていうね、楽器、あの、楽譜にはそういう風に書いてありますでしょう?って言って。
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意外にもね、結構熱血指導なんですよね。で、そうするとエリザベッダが、「はいはい、もう分かりましたよ。」っていう感じで、一応ね、ここはちゃんと先生と生徒なんでね、あの、身分を、あの、身分関係なく、ここはね、あの、従順にレッスンを受けてるんですけれど、確かにね、あの、ド下手だったエリザベッダが、どうやらね、結構上手くなってるんですよね。
これはね、あの、ヴィバルディの影響だと思うんですよね。チェチェリアはね。あの、ヴィバルディの指導というかね、そういうスタイルがチェチェリアにもね、あの、身についていて、結構教えるのが上手いんだと思うんですよね。
で、チェチェリアはですね、「パッショナート!」とかってね、言ってるんですよ。で、まあ、そんなこと言ったら、「そういえば、情熱的といえば、あなた、もうすぐ結婚するんじゃないの?」って言って、エリザベッダがね、あの、話を変えてくるんですよね。で、チェチェリアはね、もうそんな、そんなこと考えたくないわけですよね。もうすっかりね、あの、もともと、まあ、バイオリンの才能があるわけですし、で、なおかつこのヴィバルディに認められて、今やもう本当に演奏することがね、おそらくすごく楽しくなってるんですよね。
で、そんな時にもう、思い出したくもない結婚の話をね、振られて、ちょっと急に顔がこもっちゃうんですよね。はい、というわけでね、続きは、あの、ちょっとキリが悪いんですけれども、えー、次回といたします。ごきげんよう。