プリマヴェーラ⑤ #622
2026-06-21 20:16

プリマヴェーラ⑤ #622

【登場人物】
チェチリア 主人公。ピエタ院の孤児でバイオリニスト
アントニオ司祭 新しく赴任してきたマエストロ
ラウラ チェチリアのライバル
院長 ピエタ院の最高責任者
監事のおばさん 娘たちの指導・管理者
エリザベッタ 貴族の令嬢
あざと女子 ピエタ院の孤児仲間
野菜売りのイケメン チェチリアをナンパするチャラ男
サンフェルノ チェチリアの婚約者
#語り部回
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感想

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00:05
皆さま、おはこんばんちは。早速続けます。
ものすごい地響きがするような大砲の音で、何事かと思ったらですね、戦争が終わった祝報というか、花火が打ち上がっているんですよね。
これはですね、チェチェリアにとっては、最も恐れていた瞬間がとうとう訪れたということを意味しているんですよね。
つまり、したくもない結婚の日が近づくということを意味しているんですよ。
この花火をみんなわーって喜んで見ているんですが、戦争が終わるので、本当だったらお祝いモードなんですけれども、チェチェリアにとっては恐怖の瞬間なわけですね。
すぐその足でですね、院長室に行くんですよ。そこでお願いだから、結婚を取りやめたいというふうに直訴するんですね。
院長と幹事のおばさんと、びっくりして、何言っているのだ、もうこの決まっていることをね、戦争前から決まっていることを何を今さらという感じで必死で止めるんですけれども、チェチェリアはですね、お願いですから。
ラウラと同じようにね、ラウラというのは同じこの合奏団の娘で、彼女も非常に優秀なバイオリニストなんで、彼女は結婚のメンバーに入れないでほしいと直訴した子なんですよね。
彼女と同じように、私も一生ピエタインで、合奏団の娘として生きていきたいということをね、言っているわけです。
ですけれども、チェチェリアの場合はもうすでにお見合いが決まっているわけですよ。
さらにはこの結婚相手の方からですね、この結婚に際して、あの持参金というんですかね、お金をたくさんもらっているわけですね、ピエタインがね。
しかも有力な貴族で、今後こういう縁組がまとまればですね、継続的に長期的にずっとピエタインを支持、援助してくれる相手になるわけなんで、絶対そんなことは持っての他なんですよ。
なので、もう絶対何があっても許さないぞって言って、委員長も激怒しているし、で、幹事のおばさんもオロオロして、もうあなたはそんな何を無理なこと言ってんのって言って、一生懸命チェチェリアを説得しようとするんですけれども、聞かないんですね。
今まで自分の人生を諦めると、でも自分には別の人生があるなんて決して夢見てはいけないと、自分に言い聞かせていたチェチェリアがですね、もう絶対譲らないんですね。
で、これはもしお金の問題なんであればね、私が必死でこの合奏団の娘としてめっちゃ弾いて、演奏会で稼ぎますと、お金の問題なんであれば私が頑張って稼ぐんで、それで何とかチャラにしてくださいって言うわけですよ。
さらにはビバルディを出してきて、ビバルディ先生に一回頼んでみてくださいと。彼も私を高く評価してくれてるし、私が抜けたら困ると思うんですと。だから何とかビバルディ先生にも一回話をしてみてくださいって言ってね、頼み込むわけですね。
03:14
こんな感じでチェチェリアがもうすごいヒステリックなんで、もうどうしようもないということで、とりあえずこの場はもう言語道断だって言いながらも、話はとりあえず終わらせるんですね。困ったなーっていう感じで、この委員長と漢字のおばさんは顔見合わせてるわけですね。
こんな感じなんで、ピエタ委員の委員長は困った感じで、ビバルディに話しに行くんですよね。チェチェリアが結婚したくないとかって騒ぎ出してて困ってるんだと。
でも絶対にこの結婚を辞めるってことは考えられないので、何とか君の方からもチェチェリアにうまく言って説得してくれって言うわけですね。
でもビバルディはチェチェリアは非常に才能があるから、彼女の願いを叶えてやったらどうですかっていうふうにチェチェリアをかばうんですね。
ここで委員長はいやーっていう感じで、そういえば最近は君たちがよく頑張ってくれてるおかげでたくさん献金も増えてるし寄附も増えてると。
なのであなたが前から頼んでいた楽器を増やしましょうというようなことを委員長が言うんですよね。
これを言われたんではビバルディはもう黙るしかないわけですね。
言っても自分がよりもっと大きな編成のオーケストラとか弾いてはオペラを作曲したりとかね、そういう本にも自分は創作欲がどんどん湧いてきてるんでね。
楽器増やすとか人員も増やそうじゃないかとかってうまい話をされて、結局この話はうやむやになっちゃうんですよね。
この2人がなんとなく話し合ってるのを遠巻チェチェリエは心配そうに見てるんですけれど、結局はビバルディが委員長に丸め込まれてるんだろうなっていうことは声は聞こえなくてもわかるわけじゃないですか。
がっかりしてるわけですね。
これはよく会社の中なんかでもよく起こることですよね。
不当な人事とか嫌な決まり事とかそういったことを直訴しに行ってもですね、直続の上司にね。
ですけど上司は意外にそれをさらに上の人に何か掛け合ってくれて大きく何か問題を解決するように動こうとかいうことはないですよね。
同じようなことがここでも起こってるんですよね。
場面が変わりましてまた娘たちとビバルディは外に出かけてるんですね。
これはですね貴族の館に出かけて行ってですね。
そこでベッドに横たわっている人がいるんですけれども、これはねちょうどもう死に行く人。
06:05
もう貴族状態の病人のベッドの横にチェチェリーを含めて3、4人の楽器奏者がいて静かに演奏してるんですね。
これは死者を送る伴奏というか演奏会なんですよね。
死者に最後の音楽を聴かせて安らかに旅立てるようにっていうことですよね。
こういったこの隣住の場で演奏するっていうこともこの当時はよく行われていたみたいですね。
これすごくいいなと思いましたね。
私も自分が亡くなるときには美しい音楽で送られたいなと思ったりしました。
とにかくこの演奏をして、この間チェチェリーはもう絶望的な気持ちでいるんですよね。
もう何とか自分の結婚をやめさせてもらえないかということを自分自身で自家談判し、
ビバルディは自分の才能を買ってくれてるわけなんでね。
もっと自分のために味方になってくれるかと思ったんですけれども、どうやらやってくれてないということが分かってるんでね。
この死者を見送る演奏しながらずっと考えているわけです。
こうやって結局このピエタインはね、結局は全て金なんだと。
自分の結婚も金のためですし、こうやって死者を見送るための死というものそのものもビジネスなんだと。
金のためにやってるんだって。
死とお金と音楽と、もうこれ全部お金のために回ってるんだっていうね。
そんなことをね、いろいろ苦々しく考えてるわけですね。
夜になってまたまたチェチェリアの独りタイムが来るわけですけれども、またここにビバルディがやってくるんですね。
邪魔しないって言ったのに、もうなんだよみたいな。
チェチェリアはね、もうムッとしてるんですけれども。
そこにね、ビバルディが来たのはですね、バイオリンを持ってきたんですよね。
戦争が終わって、祝いの花火が上がっていたあの日に再寸してましたけれども、
チェチェリアの体型に合ったバイオリンが完成されたんですね。
それを届けに来てくれたわけですよ。
ほら、君のためのバイオリンだよって言って持ってきたんですけれども、
いやもうどうせ私も結婚するから、もう演奏とかできないしって言ってね、チェチェリアはね。
本当に前もちょっとお話ししたんですけれども、これほど才能があろうがなんだろうが、
とにかく結婚して嫁いだ後はですね、完全に演奏家としてはね、キャリアを立つということが条件になっていたようですね。
これは理由は、両家の家に嫁いだわけなんで、身分のある程度高い夫人が、
09:05
演奏会をしたりとかプロフェッショナルで仕事をしているということがあまり望まれない。
女性がそういう職業を持っているということが望まれないということもあったでしょうし、
やっぱり家庭の中にちゃんと自分は妻として、もしかしたら母として、
そこの主婦になるということをね、それが彼女たちの一番の仕事になるということもあったでしょうし、
あとはですね、自宅で家族だけでね、うちうちで何か楽器を弾いたりとか、
あくまでも趣味レベルの演奏は別にして、客を呼んでお金を取ったりとかするような演奏は一切できないという決まりだったようなんですよね。
なので今更ね、そんなもう結婚を反対するのをね、一生に味方してくれるわけでもなく、
予定通り自分は結婚する身なのにね、そんなバイオリンできたぜって言って持って来られようがね、なんだよっていう感じなわけですよ。
ビバルディはそう言わないでよと、君には才能があるし、だけど人生っていうのはある程度宿命みたいなもので変えられないこともあるんだよっていうふうに言うんですね。
それに対してチェチェリアは恨み事を言うんですよ。
あの時なんでね、もっと反対してくれなかったんですかって言うんですけど、いや僕が反対したとてどうなるっていうのって言うんですね。
僕がどれぐらいの権限があってここにいると思ってんのって、所詮ね僕だってここで雇われてるだけの身だよと。
だから僕なんかがたとえちょっと反対したって、そんな君の運命を変えたりするような力はないんだよって言うんですね。
これに対してラウラはとにかくバイオリンを弾けないんだから、ラウラに譲ってあげてくださいって言ってパパパって行っちゃうんですね。
ビバルディは悲しそうに見送ってるんですよね。
そして数日後にですね、いよいよチェチェリアは結婚相手の男性と会う日が来ます。
これは久しぶりにね、戦争終わってお見合いした日に一度会ってると思うんですけれども、久しぶりに再会するという場面で院長と漢字のおばさんと立ち会ってるところでね、面談室みたいなところで会うんですよね。
初めてこの映画の中でこのチェチェリアの結婚相手が出てくるわけなんですけれども、中年の、がたいのいい大人の男なんですよね。
サンフェルノという名前の人物で、戦争で活躍して将校になって帰ってきている人なんですよね。
今チェチェリアがチェンバロを教えている貴族の霊嬢、エリザベッダのいとこだという人なんですけれども、この人ね、ジョン・シナに似てる人でしたね。
12:05
ジョン・シナっていうのはWWEっていうアメリカのプロレスラーのチームのメンバーの一人なんですけれどもね。
有名なプロレスラーで、この人に似たニヒルな感じのマッチョな感じの男の人なんですけれども、チェチェリアはしらっとした感じでね、この場にいるんですね。
このサンフェルノはですね、すっかり娘らしくなって年頃の女性らしくなっているチェチェリアを見て、大変ごまんえつで、戦争の前に会ってから久しぶりだけれども、ずいぶん君は成長して様子が変わったねって言ってね、つまり綺麗になったねという感じで非常に満足げなんですよね。
でもチェチェリアはもうすごい自暴自棄なんで、「ああ、ありがとうございます。」みたいな感じで、もうね、全然清掃な、ちょっと気恥ずかしそうにしているような姿が本来求められている場だと思うんですけれども、しらっとしているわけですよ。
このサンフェルノという男はですね、戦地でいろいろ苦しい思いもし、大変な命からがらのいろんな体験をしてきたけれども、この日を楽しみにして私は戻ってきたんだよっていうようなことを言うんですね。
そうするとチェチェリアは、「そんな立派な戦争で手柄を立てた立派な軍人のあなた様に見合うような私ではございません。あなたみたいな立派な方とお話をできるような知的な人間じゃございません。」みたいなことを言うんですよね。
ちょっとね、「え?」っていうね、サンフェルノもちょっとびっくりして、チェチェリアの顔をね、じっと見るわけですね。で、もう委員長と幹事のおばさんはね、もうおろおろしちゃって、「え?え?」っていう感じで、2人で顔を見合わせておろおろして、なんとか、「いやいや、今のはね、チェチェリア、ね、ね、とかって言って冗談だよな。」とかっていう感じで、なんかこう仲裁しようとするんですね。
で、そうするとチェチェリアもですね、「はい、もう冗談ですよ。」みたいな、「冗談です。」みたいな感じで、もうね、もう本当にこの厳格なね、ピエタ院で、規律正しくね、清楚に、つつましやかにね、育てられているはずのね、乙女とはね、到底思えないような、なんか擦れた態度を取ってるんですよね。
で、これにはね、このサンフェルノっていう男もね、「ん?」っていうふうにちょっと軽減な顔はしてるんですけれども、そうするとちょっと空気が悪くなったところで、さっとチェチェリアが、「今のはもうとにかく冗談なんで、あのね、今冗談ですから。」とかっていうふうにちょっとごまかすんですよね。
で、そうね、とにかくあなたみたいな立派な大人の方に、私ごときがね、あのどういうふうにお話ししたり、あなたの前でどういうふうに振る舞っていいか分からなかっただけなんです。
そうするとね、サンフェルノが、「なんだ、そういうことか。」っていう感じで、「全て私に任せておけ。とにかく君は身を任せておけばね、僕が手ほどきをするから。ニヤリ。」みたいな感じで言うんですよ。
15:12
俺ね、だからつまり、夜のね、この男女の間具合のことを言ってるんですよね。ドスケベ親父なんですよね。それでもうね、この委員長と幹事もね、「はははは、またご冗談がお上手で。」とか言ってね、おべっか使って、とにかくうやむやにしてですね、この場はなんとか収めるわけですよ。
でもですね、実はこうやってサンフェルノっていうね、オッサン、スケベ親父とこうやって会談してるわけなんですけれども、実は秘密があるんですね。
これはですね、実はチェチェリアはですね、野菜売りの青年がいましたね。化粧をされて、エリザベッダにメイクされて、困惑して、走ってる時に廊下でぶつかった野菜売りの青年に言い寄られているという場面があったんですけれども、実はこの青年とその後ね、初体験を済ませていたんですね。
この野菜売りの青年との初体験を回想しながら、このサンフェルノってオッサンとね、面談してたんですね、チェチェリアはね。
この回想シーンでね、野菜売りの青年とね、本当に結構いい加減なというかね、とにかくプライバシーないわけじゃないですか、こんな厳格なね、ガチガチに管理されている環境で生活してますのでね。
人気がない廊下みたいなところで、立ったまま、服を着たまま、ことに及んでるんですよね。
情熱的にこの野菜売りの青年はね、チェチェリアを抱き寄せてキスしたりしてるんですけれども、ものすごく男の方が興奮状態でね。
チェチェリアはどうしていいかわからないわけですよね。もちろん初めてたんでね。
気がついたらですね、くるっと身体を後ろ向きにされて立ったままですよ。背後からね、ことに及ばれてるんですね。でも痛いし、って思ってるんですけども。
そういえば、ハスッパなね、同じピエタインの友達の麻生女子にね、気持ちいいふりしなさいと。気持ちいいふりしてれば早く終わるからっていうね、アドバイスとかもありましたし。
一生懸命ね、痛いの我慢してるんですけれども、あまりにも結構向こうは乱暴なんでね、もうちょっと優しくしてって言うんですけれども、相手は若いし、勢いがついてるんで、痛い思いしてるわけですよ。
だから麻生女子がね、アドバイスしてくれてたじゃないですか、そういう気をつけろと。ですけど、これはチェチェリアはわざとこういう行為に及んでるんですよね。
18:00
で、案の定ですね、その後チェチェリアはいよいよ婚礼の準備で衣装のために体の採寸したりとか、いろいろし、そしていよいよ問題の症状膜チェックですよね。
で、お医者さんの前で股開いて、中のね、窒の中を見られてるんですけれども、そうするとね、チェチェリアはね、じっとこう、点を見てるわけですよ。
ね、あの、医者の、医者にこの股を見られてる間ね。で、そうすると医者が、あの、診察を終えて、頭を上げた時に、もう、あの、漢字のおばさんの方をじっと見てるわけですよ。
つまり、症状じゃないっていうことがバレるわけですよね、ここでね。で、もう次の場面では、「こら、おめえ、何やってくれてんだー!」みたいな。
「何やってんだー!」みたいなんで、もう院長はもう激怒り、で、漢字のおばさんももう激怒してるんですね。
もう、「何なの、あんたは!」っていう、「どういうつもりなんですか!」みたいな。
「いつの間にそんなことに!」って言って。で、もう乱暴にね、腕を掴まれて、ガーってもうね、このピエタ院のね、この地下みたいなところ連れて行かれて、で、独房の中にね、もうぶち込まれるんですね。
でも、「反省しなさい!」みたいな感じで。で、これはでもね、この反省しなさいどころではなくて、大問題なわけですね。
前回もお話ししましたように、ピエタ院のね、この合奏団の娘を妻にするということは、貴族やブルジョアの裕福な力のある男性にとっては、トロフィーワイフを得るということなんですよ。
なので、本当に手塩にかけてね、いろんな一般教養、家事も身につけさせ、そして純潔を間違いなく守るように育ててきているということは絶対条件なわけですよ。
それが処女じゃないと分かれば大変なことなんで、どうするということで大騒ぎになるんですよね。
でね、ちょうどいい時間なんですけれども、どうしようかな。はい、続きはまた次回といたします。すいません。
またすぐにアップさせていただきます。ごきげんよう。
20:16

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