ファッションと自己表現
お聞きの皆様、お運ばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
ファッションについてちょっとお話ししようと思うんですけれども、ファッションは私も大好きで、
若い時からいろんな格好をしてきたなぁなんて、今思い返すんですけれども、
10代、20代、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとにですね、いろんな時々の時代の流行とか、
あと自分自身のその時のなんてでしょうね、今思えばですね、やはりその頃の自分の心のありようというかね、
流行りだけじゃなくて、その当時の自分の生き方そのものがファッションには出てたんじゃないかなということをちょっと思い出したりしますね。
若い頃のファッションと社会人としての葛藤
例えば私10代の時とかは、すごい今思えばですね、荒れてる時期だったなぁとも思って、
ちょっとパンクっぽいようなファッションとかが好きだったように思いますね。
いわゆる典型的なドクターマーティンズのブーツ履いて、
あとデザイナーとかもね、私たちの世代っていうのはすごくファッションが今よりもずっとお金がかかったんですよね、今思うとね。
デザイナーとかそういうブランドとかもすごく私たちは結構追っかけてたと思うんですよね。
例えばですけど、10代というより20代だったかな、ビビアン・ウエストウッドとか大好きでしたね。
ビビアン・ウエストウッドっていうのはパンクの象徴というか、セックスピストルズっていうパンクグループ、伝説的なパンクグループがいるんですけども、
その人たちのビジュアルをちょっとプロデュースしたようなね、パンクの女王というか、仕掛け人的なデザイナーだったんですけれど、
あの人のね、有名な地球儀みたいなマークがあるんですけどね。
ああいった服とかもちょっと取り入れたりとかして、ややパンクテイストなファッションにハマっていた時期もありましたし、
いろんな変換を経って普通に働くようになると、ある程度無難な、働くのにふさわしい格好をするところがですね、
まだね、その頃私はすごいとんがってたんだなと、恥ずかしくなりますけども、
まあ平気でね、その頃なんか素足で、なんか派手なハイヒールの靴履いて行ったりね、結構ハードな外回りの仕事だったにもかかわらず、
で、あとはね、なんかおしゃれ、すごくおしゃれなサンダルではあるものの、でもサンダルで出勤したりね、すごいそれで怒られたりとか、
あとね、ネイルがね、爪がある時期ね、ちまめ色っていうね、本当にどっかにぶつけて、ちまめみたいにドス赤いっていうんですかね、
すごい独特の色ありますよね。あの色のネイルがすっごい流行ってたことがあったんですよ。
これはモデルのケイト・モスとかね、そういった人たち、とんがったモデルさんとかね、女優さんとかがそういうファッションを流行らせたりとかしてて、
で、私もかっこいいとか思って、あのちまめ色のネイルに塗っていったら、もうクソミソ怒られたりとか、
なんかその、Y社時代はすごい私もまだ、今思うと本当になんか、幼いっていうか、バカだったなぁと思って、社会人だしね、
自分のファッションをその、なんか主張する場じゃないじゃないですか、働いてるんですからね。
ですけど、やっぱりファッションっていうのは、自分を表現するツールというか、これは私だみたいな、なんかプレゼンテーションみたいに、
どこか思ってるところがあって、それは今も穴がち、全く抜けてるとは思わないんですよ。
ファッションの対外的な側面と個人のアイデンティティ
ファッションってね、やっぱりその外受け、だからどういう人間だと自分が思われたいかっていうことだから、
もちろん例えば自分が、例えば私だったらリフォームプランナーで、いろんなお客様を接客するんだから、
お客様が私を見て、この人だったら安心して、自分たちの家を任せられそうな人だと思われるような、
そういう適切なね、職業に適した、普通で言えばスーツとか着てることが、おそらく正解なんだと思うんですけれども、
あなたがそういう対外的にどういうふうに見られるかっていうのは、そういう側面もあると同時に、
この人ってこういう、なんかこんなタイプの人なんだろうなっていうその人間臭さというか、
その職業だけじゃなくて、この人ってこういう人なのかな、みたいなってあるじゃないですか。
例えば私周りで言うと、建築家が絶対にスーツ着ないとかっていうのも、あれはやはり自分のステートメントだと思うんですよね。
私はそこらのサラリーマンじゃないよと。サラリーマンというよりは、自分たちはクリエイターに近い建築家なんだっていう、
強い誇りというか、プライドというか、それがあるんで、わざと爪入りというかね、ちょっとスタンドカラーのシャツを着たりとか、
あと一見スーツっぽく見せていても、下はデニムのね、黒デニムとか履いてたりとかっていうふうに、
絶対にサラリーマンのドレスコードのスーツは絶対着ないみたいなのがあったりとかね。
ここにも自分はそこら辺の人たちと一緒じゃないっていう、強いプライドみたいなものが現れたと思うんですよね。
ことほど左右というか、ファッションっていうのは自分を表すプレゼンテーションでもあったりするので、
定番スタイルとデザイナーズブランドへの憧れ
どこか青臭いっていうかね、私なんかで言うと、若い時すごく青臭くて、そこらの女子大生とか、
OLさんとかと一緒に見られたくないとかっていうのがもしかしてあったのかもしれませんね。
なんかすごい尖がってました。で、尖がってるうちに本当にそのままおばさんになってしまって、
もうそのまま尖がったおばさんのまま、尖がったというか、人間はすごくあの当時に比べてはるかに丸くなったんですけれど、
自分が着心地がいい、自分が自分らしいと思えるファッションっていうのはやっぱり案外変わらないんですよね。
なので、もう流行にあまり流されることなく、これは自分の定番だみたいなのがだんだんできてくるんですよね。
自分がもう、例えば私周りで言うと本当に大して珍しくもないですけど、私はもう常にボーダーシャツは常に着てますね。
いつもボーダーシャツ大好きなんですよね。若い時に、私ゴルチエが大好きだったんですよね。
ジャンポールゴルチエというデザイナーがいました。今もう引退されてると思いますけど、
ゴルチエはですね、何で最初に知ったのかな。
とにかく私たちの世代っていうのは、もうそのDCブランドから始まり、もうブランドを追っかけてきた世代なんですよね。
で、そのうちの一人にゴルチエという人がすごいスターでいたんですけど、私は映画が好きなんで、映画でね、
この人のキカっていうね、スペインのペトロ・アルモドバルっていう映画監督がいまして、この人が作ったキカっていう映画があったんですよね。
この中ですごいかっこいいボンデージファッションが出てくるんですけども、これはゴルチエがデザインした服だったんですよ。
その後もピーター・グリーナウェーだったかな。ピーター・グリーナウェー監督のコックと泥棒とその妻と愛人という映画だったかな。
これでね、私大好きな女優のヘレン・ミレンが主演してるんですけども、これもね、ゴルチエの服で出てきてて、すごい素敵な、
この映画めっちゃ面白い映画でしたけどね。変な、変な、すごい変な映画で、でもとにかくゴルチエのファッションがすごい効いてる映画の一つ。
で、もちろんマドンナですよ。もう私の教祖様、マドンナがある時期ですね、ゴルチエの前、ビスチェとかね、胸がピューンととんがったブラを着けたりとかね、
ゴルチエのコスチュームを自分のツアーの衣装に選んだり、あとボーグっていう、ボーギングの独特の踊りが有名な、
ボーグっていう歌の時もゴルチエの服を着てて、すっげーかっこよかったんですよね。
なんでゴルチエの話を始めたのか、ちょっと忘れてしまったんだけど、とにかく、ビビアン・ウエストウッドとかね、ゴルチエとか、あと何だろう、あと日本人のデザイナーとかもいっぱいね、
イッセイ・ミヤゲダの、ヨウジ・ヤマモトだの、コムデ・ギャルソンだのね、なんかあのファッションがものすごくあのなんかこう、
生き生きしてた、なんかファッションがすごくね、楽しい時代だったなと思いますね。
で私の10歳、年下の岡田社長なんかは、マルタン・マルジェラとか、あと私好きだったのはドリス・バンノッテンとかですよね、アン・ドムスメステルでしたっけ、
そんなような人たちがバッとね、このアント・ワープ派っていう一派で出てきて、これはね、王立芸術アカデミー出身のね、若手の天才デザイナーたちが出てきたりとかして、
でちょうど岡田社長が、あのちょうどこの20歳前後の若者だった頃に流行ってたのが、この辺りだったりとかね。
世代間の価値観の違いとファッション
今こうやってファッションを思い出していると、この岡田は私は自分の雇い主ではあるんですが、それと同時に、私は彼が、私はどう思ってるかわかんないですけど、私は彼のこと、友人だと思ってるんですね。
数少ない友人の一人だと思ってて、彼とはね、ギリギリ価値観を共有できるっていうことが、一つ理由としてあるんですよね。
だから10歳も年下なんで、全然違うかと思うと、まだギリギリ10歳下だと、同じ時代をね、まあまあ体験してるんですよね。
まだ自分たちが子供の時には、それほどインターネットが発達していなかったりとか、携帯電話も出始めだったりとか、私の世代はもちろん大人になるまで携帯電話が出てませんが、彼らもそんなもうすっげー子供の時からそういう便利なものが全部周りにあるっていう世代ではなくて、後からそういうものが出てきて、
かつまだギリギリ景気が悪くて、彼らは今の私の10歳下っていうのは、私たちの世代よりもさらに酷い就職なんの世代だったんですけれど、まあでも子供の頃はね豊かに育ってるんですよね。
まだ自分たちが高校とか行かせてもらってる間は、比較的日本はまだ景気が落ちながらも、まだなんとなくそのバブルの要因とかが残る社会だったんですよね。だからその時代に、幼少期とか青春期を過ごしている人はまだね、ギリギリ何か価値観が似たとこがあるんですよ。
例えばすごく文化っていうかアートとかそういったものにお金をかけたいっていう価値観ですね。つまりね、だからその好きなマルタンマルジェラの服だったら、それが何万円したとしても買いたいみたいな、まだユニクロとかがちょっとブレイクする手前みたいな時代ですからね。
もうユニクロで10分の1とか20分の1の値段で、ほとんど品質的には劣らないような服が買える時代はまだ来てないわけですよ。だから結構お金を使ってたんですよねファッションに。で岡田社長の世代とかも割とその時代を知ってるんで、なおかつ彼はファッションが好きだったから一旦アパレルの世界に行ってる人でしたしね。
だからその辺がね、私もインテリアも好きだしファッションも好きだし、デザイナーが大好きだったりとか、そういったところで少し共通点があったなって今思い出しました。
だからこんな30年もね、デフレとかやって、もう1円でも安いものを探すみたいな風になって、品質の良いものがすごく安く買えるからありがたい時代が続いていたとも言えるんですけども、あまりにもね、このやっぱり物価が変わらない時代を長く経験してきた今、
何かね、私自身こうやってリフォームとかインテリアでお客様と接して接客したりとかした時に、やっぱり岡田の私の10歳下よりもさらに下の世代と喋っている時にものすごく話を合わせるのが難しいところがあるわけですよ。
今のだから30代あたりの人たちっていうのは、あまりというか、かなり経済的には苦労している世代なので、もうインテリアとかファッションとかにお金をかけるっていう価値観はもう皆無と言っていいほどないわけなんですよ。
でもユミズのようにね、ファッションとかインテリアに金かけてきた世代としては、何を話していいかわかんないっていうぐらい難しいんですよ、話を合わせるのが。
それこそ海外旅行行ったりとか、男性だと車にめっちゃハマって外車とかにお金めっちゃかけたりとか、あの時代が良かったとかは一切思いません。
私はもうバブル嫌いですしね、浮かれてたあの狂乱の時代とかっていうのは別に一つの時代としていい時代だったなとは思いませんが、ただそういうあの頃にはまだ文化っていうか美しいものとかそういうクリエイティブなものをもっと知りたいとかもっとめでたいとか理解したいとかっていうね、やっぱりそういう意識っていうのはすごくあったよなっていうことを今なんか思い出しましたね。
でも今ってもう安いのがもう正義みたいになっちゃって、いきなり今こうやってあのコロナが終わって、なんかいろんな気がつけばですね、物価がボーンって上がってインフレの社会が突然また出てきてね、でもうなんか追いついてないわけですよ。
もう長年安く生活できたっていうこの期間が長すぎるためにね、でこんなんで生まれながらにこういう感覚で育ってきた人にしてみたら、今のこのなんか寝上がりのなんかこのスピードもですし、こんなものがこんなに高くなってるみたいな意識が抜け切らないから、そのやはりね同じ。
自分が20代であったり30代だったりとかした時のことを思い出すとね、今の2,30代の人たちは全く違う時代を生きてるし、価値観がとにかく全く違うんですよね。
だからあの私たちが、私たちってなんかやたらタチとか言ってなんか主語を大きくしてますけど、私はとにかくファッションが好きだったなということを思い出します。
トークイベント告知
というわけでですね、ここでちょっと告知なんですけれども、来る22日の日曜日、夜の8時からですね、ファッションインフルエンサーのマリミハさんと一緒に大人のファッションについてオンラインのトークイベントをやる予定でございます。
今回もですね、夜間飛行さんの企画でやる予定です。で、振るってご参加いただけたらと思います。これはですね、いろいろ私周りの年齢になってきますと、若い時は似合っていた服がだんだん似合わなくなってくるとかね。
この色が大好きだったのに、顔うつりがくすんで見えるようになって着れなくなっただの、髪の毛がままならなくなってきて、どんな髪型にしていいかわからないだの、体型がちょっと変わってきて着る服のバランスが難しくなっただのね。
いろいろ私も含めて悩みが増えてくる年代の方々もいらっしゃると思いますので、このイベントで楽しくね、プロのマリミハさんを交えて大人女子がね、どうやってこれからファッションと向き合っていけばいいのかっていうあたりをね、皆さんと楽しく語り合えたらというイベントになりますので、ご興味がある方はぜひ振るってご参加の方よろしくお願いいたします。
申し込みフォームの方にアンケートもついておりますので、そこで皆様いろいろこんなことを話してほしいとか、こんなことで悩んでるんですけどどうしたらいいみたいなことを書いていただければですね、当日皆様のご質問も取り上げて、みんなでどうしたらいいかっていう感じで、わちゃわちゃとお話が盛り上がるのではないかと思いますので、
ぜひね、参加にご興味がある方はアンケートも含めてご協力の方よろしくお願いいたしますということで終わろうと思います。はい、それではごきげんよう。