1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. レッドオーシャンでLet’s討死..
2024-03-17 12:00

レッドオーシャンでLet’s討死、上等だ #12

リフォーム業界はレッドオーシャンだけど、だから何だと言うお話をします。
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#ブルーオーシャン
#レッドオーシャン上等
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。今日は、レッドオーシャンという言葉がありますよね。
これは、もう飽和状態の市場、マーケットのことを言います。で、なるべくビジネスっていうのは、ブルーオーシャンを見つけて、そっちで勝負しましょうということが一般的に言われています。
これについてちょっとお話ししたいと思って、今日はこのかなり難解なテーマに挑もうと思っています。
皆さんご存知の通り、ブルーオーシャンというのは、真っ青な綺麗な海で、誰もまだ泳いでいない、競争相手がいない、そういったマーケットを見つけて、
もう真っ赤っかな、ライバルだらけの飽和状態の赤い汚い海はやめて、ちょっとでも人のいないところで勝負しましょうというのがビジネスの原則と言われていますよね。
なんですけれども、先日ある打ち合わせの時に、レッドオーシャンっていうことがちょっとたまたま議題に出てきて、そこからずっとちょっと私、頭を悩ましている部分があって、その話をちょっと共有したいんですよね。
実は今私が所属している会社のホームページをちょっとリニューアルしようということで、今まで頼んでたところとは違う、今ちょっと結構人気が出てきているデザイン事務所さんにお声掛けしたんですよね。
初めての顔合わせなので、どういうホームページにしたいのかとか、どういう人に読まれたいのかとか、いろいろ聞き取りをしてもらって、打ち合わせ2時間くらい、結構長く喋っていたんです。
なんですけれども、その時にデザイナーさんがずっとこっちの要望を結構悩みながら聞いていて、どうしたのかなと思って、そこのデザイン事務所さんのポートフォリオの中にですね、設計事務所とかリフォーム会社はたまたまなかったんですけども、
設計事務所とか、新築のお家を建てている公務店とかのホームページも手がけられている実績があるんですよ。
なので別にリフォーム会社のね、私の会社のようなところの仕事っていうのは別に全然慣れてないはずもなくて、なんかね、でもずっと頭がうーんとか言って歯切れが悪いんですよね。
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で、なんだろうと思ってね、ずっとなんか釈然としない打ち合わせだったんですよ。
で、ぽつってね、最後の方に、いやーリフォーム会社っていうのはね、レッドオーシャンなんでって言われたんですよね。
レッドオーシャンだから、他の会社と違いを見せるっていうのがすごい難しいんですよって言われたんです。
で、結局何か、売りは何ですかっていうのもすごい言われたんですよね。
私の所属している会社の最大の売りとか、他の会社にはない特徴っていうのは何でしょうっていうことをすごく聞きたがっていたということなんですよね。
当然、ホームページを制作するデザイン、デザイナーさんからすれば、それはA社、B社、C社とあればですね、それぞれどういった特徴がある会社なのかっていうのを把握しないとね、いいものが作れないので、当然いろいろ聞いてくるのはわかるんですけれど、
レッドオーシャンだって、この業界はレッドオーシャンだから作りにくいって言っちゃったことが、正直にあまり良い気持ちはしなくて、
なんでその良い気持ちがしないのかなって、単になんか感じの悪いこと言うなっていうので、うんって思ってるんではなくてですね、
なんで私自身がリフォーム会社がレッドオーシャンだと言われたことに、そんなにちょっとなんとなく気持ちが考え込んでしまってるのかっていうのが、逆になんでだろうってちょっと自分で思ってですね、ずっと考えてたんですけれど、そうなんですよ、リフォームは言われなくてもレッドオーシャンです。
でも、だから何?ってちょっとね、思っちゃったんですよね、っていうのがですね、それはね、ブルーオーシャンを見つけて勝負しろっていうのは、いやそれはそうだろうと、なんだけどもね、きれいごとだよなと思ったんですよね。
つまりレッドオーシャンにしか飛び込めない人もいっぱいいるんだよっていうね、そういう人の受け皿になってるわけですよね、レッドオーシャンっていうのは、そこでいっぱい打ち死にしたとしてもですね、もう飛び込む意味がここしかなければですね、ここで必死で飛び込んでね、必死に過等な競争にね、晒されたとしてもですね、
この場所で勝負して必死で頑張るしかないんですよね、例えばなんですけれど、リフォーム会社ってアパレルから転職してきている人が結構多いんですよ、アパレルってあのもう数年前からどんどんどんどんやっぱり食えない仕事になりつつあってですね、
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ファーストファッションとかゾゾタウンのようなネットで服を買うみたいな時代になって、お店に来てお洋服を選んで買うっていうようなね、人がどんどん減っているということもあって、なかなかですね、そこのブランドの服が好きだとか言ってね、就職してセレクトショップとかね、そういうところの店員さんになったりとかしてもですね、給料は一向に上がらなかったりですとか、
シフト性の結構厳しい勤務体系でですね、もうその自分が結婚したり子供ができたりしてもずっと続けられるっていうにはハードすぎる仕事であったりとかですね、ここも完全にレッドオーシャンなわけですよね。
まあもうここはちょっともうこれ以上続けていったりとかするのは難しいと判断した人がですね、今度は常に人手が足りていないリフォーム会社とかそっちにまあ転職してきたりっていうケースがよくあります。
そして残念なことにこのリフォーム会社もですね、急激な需要があってどんどんどんどんもうね、ニョキニョキとたくさんできていっぱいあるんですけれども、ここももうね、私何度か配信しているように飽和状態ですので、ここもいずれ淘汰されてくる業界だと思います。
とは言ってもですね、アパレルにしてもリフォームにしてもですね、じゃあ完全にゼロになってしまうかと言ったら、もちろんそんなことはなくて、洋服はやっぱりみんな着ないといけないし、服が好きな人ももちろんいますし、リフォームも家が古くなってきたら直さなければいけないですし、絶対にここは完全になくなってしまうということはもちろんない業界ですよね。
なので例えレッドオーシャンだとしてもですね、この中でもちょっとでも生き残りをかけて、ビジネスを工夫したりですとか、どういうニーズがあるのかということを一生懸命考えてですね、いろんな業態を変えて、やり方を工夫して、何とか頑張って歯を食いしばって、この中で必死で泳いでいるということそのものをですね、
レッドオーシャンにあえて飛び込むなんて馬鹿ねと、なんだか人からね、ちょっとこう、馬鹿にされているように感じてしまったんですよね。とても大人げないなと我ながら思うんですけども、でもですね、このレッドオーシャンっていうのはね、そんなに悪いことばっかりじゃないんですよ。
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やっぱり初めからですね、非常に恵まれているとか、あのこう、次元があって、そういう初めから誰もが入れない業界にね、入る切符を手に入れている人って言ったらいいんですかね、あの元々すごく能力が高いとか、
マーケット感覚が特別優れていてですね、次はこういうものが来るぞとか、そういったことがね、すごくアンテナが、いいアンテナがあってですね、そういうのをかぎ分ける能力がある人はですね、どんどんどんどん、そのブルーオーシャンの方に行くんだと思うんですけれども、大半のね、凡人で底辺の、私のような人はですね、
ね、そんな初めから、もう若い時から自分のキャリアパスみたいなものをね、しっかりプランできてですね、なおかつそれ、仮にそのキャリアパスがちゃんと作っていたとしてもですね、その業界が本当に今後もね、末長く、将来20年30年にわたって発展していく業界かって、そういうこともですね、こんなの有るんじゃないですか。
そういったものがたまたま自分が好きで入った業界が、アパレルみたいにですね、もう尻すぼみの業界だったりすることもあるわけで、そういう場合にも、大きく扉を開いてくれているのが、レッドオーシャンなわけですよ。
学歴がない人も、あるキャリアで挫折した人も、わけ隔てなくですね、資格もいらない、特別な才能もない、でもここなら自分の居場所を見つけられる可能性があるわけですよね。
なので、たとえここで打ち死にしたとしてもですね、ここでしか戦えない人がたくさんいる。それをですね、もうたかだか、デザイン事務所だってそうでしょって、私はもうそれを最後に言いたい。
デザイン事務所なんてそれこそ星の数ほどあってですね、その中でもう本当に世界的に有名なデザイナーだけが存在意義があるんですかって思いませんか。こっちはね仕事依頼してるんですから、別にコンサルをね頼んでるわけじゃないので、なんでねそのレッドオーシャンだとかって言って、
そのなんかね、あのバカにしてるって言うんですかね、なんか特色が出せないと依頼受けにくいんだよねみたいな態度を取られなければいけないんだろうと、まあちょっとねもうここと仕事しない方がいいなぁと思ってます。
というわけで尻滅裂な内容になりましたけど、今日はこれで失礼致します。ごきげんよう。
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