優勝争いの状況
大相撲受信機、リッスン場所
どうも、本田受信料と申します。この番組は、大相撲ファンの私、本田が、初心者目線で手軽に大相撲の魅力や感想を喋っていきます。
令和6年1月の初場所について、リッスン限定で毎日配信していきます。 賞杯はネタバレ全開でいきますので、取り組み結果が気になる方は、後日お楽しみください。
では本日は1月24日、1月場所の11日目となりました。 さあこの本日を入れてですね、先週落まで残すところあと5日ということになりました。
完全に終盤戦に入っていったということですね。 特に今日は全体感でいくと、これはもう最終盤の
総当たり、特に上位陣の総当たりの前の嵐の前の静けさというか、そんな感じでしたね。
なので結論からいくと、優勝争いと言いますか、優勝争いを演じている横綱大関関和圭人は抜き並み本日勝利としていますので、優勝争いの状況は大きくは変わっていません。
ただ平幕で調子の良かった力士たちがそれぞれ横綱や大関と当たってはいるんですけれども、いずれも一歩及ばずということで、逆に優勝争いから早期脱落っていう感じですかね。
このあたりはちょっと残念ではありますけれども、実力も見ればしょうがないかなというところです。 横綱輝之は本日2敗でトップにいた、トップ勢にいた大関、前頭14枚目大関に寄り切りで勝って、9勝2敗を守っています。
大関二人もそれぞれ勝って2敗ということで、トップを走っている一敗の琴之岡、これただ一人です、にピタッと後ろをついてきているというところですね。
その関脇琴之岡も本日前頭11枚目の王宝に勝ってですね、10勝1敗のままというふうにしております。
琴之岡、今日の王宝戦もですね、結構2日連続続けて、体格の良い期待の若手というか、今後職望されているメンメントの一番ですが、それも全てですね、なんというかもう大関横綱らしい相撲を完全に取ってますね。
こういう意味ではもう、番付けが下乗り騎士たちにはもう一切負けないなという雰囲気が出ています。
あとは明日を終えて、これから金土二次で行われる、おそらくその大関横綱戦、この辺でどうなるかっていうのの次第かなというのは全てですね、なんて本当に終盤にならないとわからないですというところでした。
そこから後は新入幕してね、非常に注目されていた大の里なんですが、本日大関の宝鐘流に負けてしまってですね、これも8勝3敗ということで、残念ながらということですね。
そして明日大の里は照ノ富士との一番も待ってますので、これで関分けやって、大関やって、最後に横綱、新入幕でいきなり横綱が組まれるというのはかなり久々だということですので、注目度が伺えますね。
これを照ノ富士最終盤に向けて落とすわけにはいかないですし、大の里からすればですね、優勝争いから一歩退いたとはいえ、まだまだ目はある、そしてまずは集中して勝ち越し、勝ち越しは決まってるんですけれども、集中して星を上げていくという意味では横綱に勝つって夢ありますよね。
まあちょっとロマンがあるところなので、少しちょっとそこはほのかに期待しつつ、まあとはいえ経験の差っていうものがあるかなというふうな予想はしてますけどね、まあそういった形で多分明日もですね、それぞれ横綱大関関分けは、あのそれぞれ平幕の調子のいい力士たちとの一番ですが、まあ基本的な大きな路線ではまあぶなげなく勝つかなと思いますので、
結局あとはですね、その後の総当たり、星のつぶし合い、この中でどういう状況になるか、誰かがすべて勝って優勝決めていくのか、なんかもうじゃんけんみたいなことになっちゃって、わちゃわちゃして3敗4敗っていうところ、まあ4敗はないですね、まあ少なくとも3敗ぐらいで争うということには可能性としてあるのでね、
そうなった時にすべての薬力士との戦いを終えた若元春が3敗のままじゅわじゅわ来てますので、昨日言ったこのダークホースっていう可能性も、まあありやなしやっていうところですかね、まあちょっとそこはまあ本当にダークホースっていう感じで大穴っていう感じですかね、いずれせよこの横綱大関関分けの中での最終総当たり総バトルの中で決まってくるのかなと、
ふうに思います。こういう展開ってあの、ある意味久々に見てる人は意外かもしれませんが、直近の大相撲の中ではなかなかない、まあ横綱がですね、結構出てくるっていうことも久々っていうところもあり、大関も気力十分なメンバーが揃いみたいなところでいくと、
あの本当に久々の、なんか今後占うような最終決戦というかめちゃめちゃ楽しみな、多分何か時代の変わり目の最終盤になるんじゃないかなというふうにめちゃめちゃ楽しみにしています。
若元春との取り組み
さあ、ただですね、今日はそれだけにひらまくのところで、もうちょっと一旦優勝争いは置いといての、こう1日1番に賭ける思い、そしてどんな取り組みがあったかっていうところでちょっと注目の取り組みを紹介するんですけれども、まず先ほども紹介した若元春ですね、前頭ヒットの若元春が前頭10枚目の玉足に勝って8勝3敗、これで玉足残念ながら7勝4敗ということで、
優勝争いとしては完全に大きく後退してしまったなというところですが、このね、玉足も39歳の幕打ち最高齢なので、いやこれは本当にすごいことだなと思います。
それがもう勝ち越し決まってますから、あ、まだ決まってないのか、まあただほぼ勝ち越しに近いんじゃないかなというところでここまでやれてるっていうのはすごいですね。
この若元春との取り組み内容を見てもですね、当たり負けはしてないですし、若元春も少しでも油断を見せてしまうとこの玉足に突き放されてしまう場面があったんじゃないかなっていう感じでしたね。
ただもう若元春、こん場所結構仕上がってますので、ずっと良い相撲を取り続けてるんですよね。
負けた取り組みも含めてなんですけど、かなりずっとキレのある相撲を取っていて、今日も一回こう玉足と見合う瞬間とかもあったんですけど、そこの入り方とかもなんか角度とかキレとかがかっこよすぎて、いや惚れ惚れする内容でしたね。
ちょっと最後若干飛んでく感じにはなりましたけど、まあこの今調子の良い玉足に対してなので、全然この勝ち方でも十分すごいなぁというふうに思います。
これで若元春は勝ち越し決まりましたので8勝ということでですね、後半戦の中でも頑張っていけば、まず前頭筆頭なので間違いなく小結びには上がるでしょうというようなところですね。
で、当然ね、そこから大関本当は狙っていきたいという思いもあるのでね、ここは勝って兜の尾を占めるじゃないですけれども、
今場所まだまだ気は抜けないかなというふうに思いますし、先ほども言った通りそれぐらい頑張った先にはもしかしたら優勝という可能性も残されてはいるので、そういったところも楽しみにしたいなというふうに思います。
とにかく今場所の若元春は結構注目ですし、綺麗な相撲が光るということで、怪我で幕下まで転落してしまった弟の若高影がですね、
6連勝ですか今日という形で、幕下から幕打ちに上がってくるのはもう確実というところで、この若高影も怪我はあったんですけれどもいい感じに仕上がってきますので、
早くねこの2人が幕打ちで揃っていくのをまた見たいなというふうに思います。
さあそしてもう一組紹介したいんですけれども、前頭3枚目の豪ノ山と前頭5枚目龍田との一番で、豪ノ山勝って寄り切りで勝って4勝7敗というふうにしています。
豪ノ山入幕してからどんどん勝ち越し重ねていって、この場所は前頭3枚目まで上がったので序盤からですね、かなり薬力詩人との戦いで負け重ねていったんですけれども、
そこも終わってですね、ここから勝ち重ねていけばまだこの勝ち越しのね、まだ7敗ですので、ここから全勝すれば8勝7敗で、
勝ち越しということでまたさらに番付け進めれますので、負けられない戦いっていうのが続いています。
そして同じく今日龍田もですね、7敗まで来ていたので、今回でこれで負けて残念ながら負け越しが決まってしまったというそんな一番だったんですけれども、
豪ノ山の新技
いやーこの場所ね、この豪ノ山バージョン2.0がここでついに覚醒したなっていう感じでしたね。
豪ノ山という力士は突き越しを得意としていて、新入幕でもその突き越しで大きく勝っていったんですけれども、
なかなかね、この場所というか、まあやっぱり対策をされてしまっているので突き越しだけでは勝てないっていうところの中で、
組んでも押していくっていうところの力強さみたいなのをすごく特訓してたようでですね。
この場所、なかなか負けたりっていう一番もあったんですけれども、それでも組まれてしまっても押していくっていうところをすごい多分稽古してたんじゃないかなというふうに思います。
そして今日龍田との一番で、龍田もですね、結構中堅のというかベテランのなんか上手い質問を取る人なので、結構やっぱりがっちり組まれてしまうと結構豪ノ山不利だなっていう一番で、
当然この豪ノ山は突き放していきたいんですけれども、なかなかそこは龍田も上手く、まあ手足も長いですからがっちり組まれてしまったというところだったんですけれども、
ここで豪ノ山組まれても押していくという新技をずっと練習していたのが、今日ようやくそれが叶ったという感じで、
綺麗にですね、腕を少し折る形でというか、上手く力が相手に組まれても押していけるような腕の組み方みたいなところを多分研究してですね、
そこから正気を掴んでいった後はもうひと押しっていう感じで、結構ね、土俵の真ん中とまでは言わないですけど、それに近いところからガンガン押していったので、
すごい力強い相撲を見せてくれたなというふうに思います。この豪ノ山は思い切りとか、前に進むんだみたいな勝ち気な猛献金の強いところっていうのが、
今の幕打ちでもかなり一番に出るぐらいの猛献金を持っている力士で、いつも負けたとしても気持ちのいい相撲を取ってくれるっていうところがあるので、
この場所も楽しみに見ていたんですけれども、今日の一番はですね、こう、豪ノ山ついに新技を獲得みたいな感じで、
なかなかね、横綱に遊ばれたりとかこう結構悔しいところもあったと思うので、
この場所はかなり豪ノ山にとってもすごい経験値が溜まりまくってる場所になってるんじゃないかなというところで、結構ね、来場所を期待しているというそんな力士になっています。
勝ち越しを狙う力士たちの戦い
はい、といった形でですね、優勝争いとは別に、この勝ち越しを狙うそれぞれの力士たちの戦いっていうところも実は終盤見どころでもあるんですよね。
どんどんどんどんこれ以上は負けられないっていう力士同士が組まれていったりするところもあるので、
まあそういう熾烈なレースというか、そういった面もあるのですね。
ここから平幕のところはできるだけ勝ち越して番付を少しでも上に上げたいという思いがあるので、そこの思いが一つ一つ見て取れるところも、
少し中盤にかけて優勝争いとは別のところで解説していければなというふうに思います。
さあ、それでは終わりにですね、このポッドキャスト大相撲を受信中お便りを募集しています。
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それでは最終日まで駆け抜けます。ありがとうございました。