1. 戦略的幸福論〜AI時代の人生デザイン〜
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2024-11-26 19:47

#34 子供に綺麗な部分しかみせない教育 / 「不自然な世界を生きる」のは正解なの?(後編)

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▼今回のトーク内容:

#資本主義 #安全 #格差 #社会課題 #選民思考 #ゲーテッドコミュニティ


▼番組概要:

キャリア、お金、家庭をテーマに、「資本主義×ウェルビーイング」「成功×余白」など、二項対立を超えた新しい働き方を一緒に探究するPodcastです。パーソナリティは、元転職エージェントのリチャと、エージェントの手に負えないエンジェル投資家のかがやき。固定概念を壊す二人の本音トークをお聴きください。毎週月曜日配信。


▼番組ハッシュタグ:#戦略的幸福論


▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:


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▼パーソナリティ

リチャ(プロコーチ)


実態はただの主夫。 住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。 2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ(ACC)


 X:⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/tiedfamily244⁠⁠⁠


かがやき(会社役員/個人投資家/芸人)


実態は妻のヒモ。 シカゴ育ち。所属するコインチェックが約500億円盗まれ資本主義的幸せの限界を体感。出家体験で俗世を離脱後、仏教にはまる。エンジェル投資16社。ex-野総、VC、起業家、スタートアップ勤務x3。2児の父。瞑想、散歩、読書が日課。国際コーチング連盟認定コーチ(ACC)⁠⁠⁠⁠⁠


X:⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kagayakimann⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠

サマリー

このエピソードでは、子供が多様な体験をすることの重要性や教育環境の影響について議論されています。特に、親たちが自らの経験を基に子供に環境を提供し、その結果生じる分断について考察されています。子供に見せる情報の選択が教育に与える影響についても触れられています。不自然な世界に適応するための教育方法や文化の違いが話し合われています。

体験を通じた学び
持てないと思います?
思考だけじゃわからないと思いますよ。
なんで僕がキャンプとか行く理由もそこにあるんですよね。
子供たちと。
やっぱりキャンプに行って体験して、魚釣って、魚実際にさばいて食べてとか、
そういった体験をすることで、やっぱり生きてるものを食べてるんだとか。
やっぱりそこは、体を持って感じないとわからないことってたくさんあると思うんですよ。
確かにね。
私自身はね、群馬の公立小中高を卒業してるので、
特別裕福な地域じゃないし、普通の地域だし、
学校も公立だからいろんなご家庭がいたので、
特別荒れてたというわけでもないと思うので、
危ない思いとかそんなしてないですけど、
いろんな家がいたんだなと。
いろんな家庭があるみたいなことは体験としては見てきたのかなと。
おぼっちゃもお嬢様しかいないみたいな学校ではなかったし、
公立に子供を生かせたくないと思うほどの体験はしてないっていう感じなんですよ。
私立に、お受験批判とかじゃ全然なくて、
ただ私立に子供を生かせたいっていうふうに考える、
お受験するお家って大体私立の出身者の人が多いんですかねっていうのは思うんだけど、
これどうですか?これ統計とかじゃなくて体感の話になっちゃうと思うんだけど、
自分の経験したものを話し添えていくんですけど、
自分が経験したことのないところを子供に経験させていくっていうのは、
なかなか冒険じゃないですか。
例えばうちの子供たち、今日本でいう小3と年長3だけれども、
イギリスの公立学校に2年間通ってるんですね。
今度日本に帰って、上の子とかはあと2,3年で中学生っていうところですけど、
私立に生かせたいなみたいなことは思ってないんですよね。
学校もどっちかっていうと日本の学校で大学まで行ってもらった方がいいかななんて思ってるんですけど、
自分自身がそうなんですよね、結構フラットに振り返ると。
自分自身が日本の学校を卒業して日本の受験を受験しているので、
そこまでは自分がサポートしてあげられるからっていう思いが結構強いなって最近思ったんですよ。
仮にイギリスに残ってイギリスでずっと学校通いたいって子供が言ったときに、
そうなると俺サポートできないなっていう気持ちが結構あって。
でも学校以外にいろいろ考えなきゃいけないことがたくさんあって、
家族としては日本に帰るっていう選択を、割と順当な選択をしているんですけれども、
どうじゃなかった場合に自分がどれくらい手を差し伸べたりサポートできるかなっていうのはわからなくてですね。
分断とコミュニティの理解
子供、ゲイテッドコミュニティが成立していって、子供がその中にとどまっていくっていうところに、
そういう観点もなかなか気をつけるのかなというふうに思いましたね。
なんか、分断を作っていきたいし分断を良しとしていくというよりは、
親たちが自分が少なくとも確保されていた環境を子供に提供してあげたいみたいな、
善意でそういう分断が強化されているっていう側面はあるんじゃないかしらなんて思ってみたわけです。
それはありそうですね。たぶん歴史を振り返ってもほとんどの人はそういう感じでしょうね。
武士とか農民とか天皇とか、そういう階級で生まれ育ったらその階級の考えしかつまりはないってことじゃないですか。
基本的にはその階級に生まれたらもうその階級でとどまるわけで、だからまあ人間の習性なんでしょうね。それはそれで。
そうよね。だってそうですよね。治安の良いネゲテッドコミュニティの中で生まれ育ったとして、
ここにいる人だけが良い思いをしているのおかしくないっていう問題意識から、
ここを開いていくように働きかけることって割とそのコミュニティが居住している利益と逆を行く発想ですもんね。
そうですね。だからべき論として開かれているべきとか、
いろんな人の立場が理解できて、人々が対立分断じゃなくて優和しているような、
そういうコミュニティの方がいいよねって言った人がいたとして、
その実現のために超えなきゃいけないハードルがたくさんあったり、
今手にしてものが失われていくっていうプロセスがあるとすると、
まあそりゃ積極的にそうはならんよなっていうのが見て取れますね。
まあ基本的にはそれでいいんでしょうね。
それがそうすることで保たれる方向。
そうしない。世界を平和に保つにはそれがいいんでしょうね。
秩序か。
秩序。秩序って言うと。
ただなんか自分の現時点の考えとしては、
まあほとんどの人はそれで良くて、ただ上に立つ人はそれだけじゃダメな気がするんですよね。
まあ最初の冒頭の自分の話と同じことになっちゃいますけど、
上に立つ人は少なからず理解はしてあげれる。
自分の感覚と感性と聞ける状態でいないとダメなんじゃないかなっていう。
そうだよね。どっちかの利益を代表してしまうと、
分断が濃くなって対立まで生じてしまうってことだもんね。
異性者だったらその間を取り持つような調整が必要なわけで、
その調整を図ろうとする人がどっちかの立場しか分からなければ、
そりゃ上手くいかないわなってそんな感じか。
そうですね。まさにまさに。
そうするとどっちかに堅いでしちゃうでしょうし。
だからそう、そういった意味ではブッダみたいな感じがいいんでしょうね。
そうですね。彼はゲーテッドコミュニティで生まれ育って、
これおかしくないっつって外に降りて行って、
どうしたんですかね。こんな暮らしをしてるわけよ。
圧倒的なトップオブトップのゲーテッドコミュニティでした、しかも彼は。
うん、ということですよね。確かに。
一晩で100人の女を与えられたりとかそんな感じの暮らしですもんね。
とんでもない。頂点オブ頂点を感じた人ですよ。
でもそんな人がやっぱり苦しみから救うっていう方向に行ったっていう。人類を。
だからそういう感覚がないとやっぱ上に立つものは行けないんじゃないかなと思うんですよ。
今言い口からそうだけどコミュニティとか社会とか
そういうすごく広い単位での分断というか違いがあるっていうことに思いを馳せられること大事だよねっていう。
メーター視点で挙げていって、もう世の中全てそういうことだよねって話はしていったんだけれども、
今のキンキンの話聞いてて思い立ったのが、
例えば中小企業でもあるいは大企業でも会社組織で、
組織の中の階層ごとの対立というか利害関係ってあるじゃないですか。
そこの間で生じている目線のすれ違いみたいなものを適切な言葉に直していって、
お互い伝わる形で整えていくっていうのは結構コーチとして、
お客さん、中間管理職の人と話をする時とかに、
両方の目線っていうのを自分の中に取り入れられないとうまく立ち振る舞いを決められないよねっていうのはあって、
その話にすごく近いなというふうに思いましたね。
確かに。
そうですね。そういった意味だと、やっぱりゲーム教育にしたほうがいいですよね。
ノンバイオンとコミュニケーションとか、
どの部分を?
コーチングのスキルとか。
多分そのスキルが全人類に備わっていれば、
少なからず誰かを分断を起こすような発言とかしないと思うんですよね。
うん、めっちゃ思うな。それそうだな。
スキルとしてそれを持っていれば、
多分そういう極端な人は現れない気がしましたね。
そうだよな。それ思うな。
あとは何だろうな。
フィクションの果たす役割も結構大きいなと思いましたね。
映画とか小説とかで自分の立場と違う人の立場を追体験するっていうこともできるはずだし、
文学の果たす役割って結構そういうところにあると思うんですよね。
例えばアメリカのある都市で、
すごい分断が生じてて、こういうゲーテッドコミュニティがあって、
この世の波を動かしてて、
かたやものすごくつらい状態にあるみたいなものをドキュメンタリーで摂取したときに、
それも結局、かなり切り取られたものの見方にはなると思うんですよね。
それと比べて、フィクションの小説とかって、
これもね、切り取られたあるいは作られた物語でしかないけれども、
相当感情移入する形で、
主人公の、どっちかの立場にいる主人公の思いとか、あるいは両方の立場とかを、
自分ごととして捉える機会になると思うんですよ。
なので、実際そういうコミュニティに交わるっていうのは、
一つの自分の中に経験体験として積み重ねていく方法だと思うけれど、
経験しようがないところもあるわけじゃないですか。
今から1960年代のアメリカに行ったりできないわけで、
その頃世界がどうなってたかっていうのを、
かなり一人称で近い形で追体験できるフィクションとかにはすごく価値があると思うし、
世の中が繋がっているし、おかげさまで成り立っているんだぜって、
自分で思えるようになるための手がかりっていろいろあるなーなんて、
ちょっと思いましたね。
いろいろありますよね。
いろいろありますな。
想像を巡らせるだけでも感じていることだと思う。
分断はあるし、
それを見えないから良しとしてそのままにするっていうよりは、
その分断の中で人々がより良く暮らしていくために何ができるだろうかみたいな視点を
一人思っててもいいですよねという感じか。
そうですね。
今回のアメリカの選挙で、
アベンジャーズの俳優たちが思いっきりハリスを応援して、
ダダ滑りしてたっていう話知ってます?
見た気がします。
アベンジャーズのアイアンマンとかキャプテンアメリカとか、
ブラックウィドウとかハルクとか、
狩猟キャットがみんな勢揃いで、
多分民主党にお金もらって河原ハリスを応援するっていう寒いウェブ会議の動画があって、
本当に寒いんですけど、
それでもみんな負けちゃったっていう話で、
マイティ・ソーとガーディアズ・オブ・ザ・ギャラクシーのスター・ロードのこの2人、
クリス・プラットとクリス・ヘムズ・ワースだけが株を挙げてると。
クリス・ヘムズ・ワース、マイティ・ソーはそもそもオーストラリア人だから関係なくって、
スター・ロードだってクリス・プラットが共和党支持者だったので、
トランプを応援してるということなんだけど、株を挙げてるんですよ。
なんで株を挙げてるかっていうと、
僕はどちらかへの投票を呼びかけて、
肩入れするようなことはしない。
大切なのは新しく決まるリーダーのもと、
米国民が一気に団結することだと思うんだっていう話をしていて、
だから大事なのは投票に行くことだよ。
投票に行って自分の意思を示す。
意思を示した上で、新しく決まったリーダーに自分たちがついていく。
協力していくっていうその態度で、
我々がアメリカの国民であるっていうことを自覚して、
義務である投票っていうのをしていくことが大事なんだって言ってて、
それが開票の3日前にそういう発信をしているんですよ。
で、結局京都が勝ってるから、
もうめちゃめちゃ株があって、
肩や民主党支持でみんなで投票しようぜみたいな、
超寒い動画を上げた勢力と、
めちゃめちゃカッコ悪くなってて、
クリス・プラットが一人ですごく価値を上げてるって言うんだけど、
そのクリス・プラットの発信、
どっちが勝ったから、俺たちの勝ちだ、
あいつらの負けだ、みたいな、
選挙の対立構造をそのまま対立として受け取って、
勝った負けたって騒ぐのって、
全然本質的ではないんだっていう主張は、
おともらしいというか、
一つ見習うべきところがあるなって思ったんですよ。
そうですね。
じゃあゲイテッドコミュニティがありますと、
そこに生まれました、そこで育ちました、
そこに土地を持っていて、そこで資産を抱えていて、
裕福な暮らしができるっていう時に、
全部を手放して、
グッダのように世の中が良くなるように尽くしたまえ、
みたいな、全然そういうことを言うつもりはないんですけれども、
少なくともそういう分断があって、
自分の生活が何によって成り立っているのかっていうところに
思いを巡らせた上で、
自分の言動とか、
自分のお金の使い方、時間の使い方っていうのは、
決めていく、あるいは決めるために思いを巡らせるぐらいの
お作法は持っておきたいですわなというふうに、
僕は今日の話を聞いて思いました。
文化の違いと適応
僕もそう思います。
やっぱ調和ですよね。
すべてはつながってるんで、
何かに活かされてるっていう。
すべてはつながってますね。
そうですね。
本当にそうですね。
つながってるのにつながってないって思うのはおかしなことで、
本来日本人はそれ得意なかったですけどね。
調和と和。和は日本の文化ですからね。
面白いね。これ次のテーマにしましょうよ。
調和の話。
僕は立花明の受け売りでもあるけど、
かなり個人主義的な民族だと思いますけどね。
調和も
打算に至るための手段の一つとして調和をしてるだけで。
今の日本人は?
どうなんだろう。
でもそうですね。
そうだと思います。
今そうしてることと江戸時代そうしてたこととは
直接つながっているところとつながってないところがあると思うし。
そういうの思うところあるんですよ。
ヨーロッパは子供に優しくてとか。
立花明さんの僕も同じ本読んだんで。
本来日本人のいいところと西洋の文化が重なったことで、
悪い方向にそれが働いてるっていうことが、
現代日本人は結構あるなと思っていて。
ただ本来の神道とかそういったものを信じた時の日本人は、
すごく調和と和を大事にしてた民族だと思うんですよ。
めっちゃそれはそう思うな。
と思ったんで。
大丈夫ですかね。
今日なんか説教臭い回になってないかな。大丈夫かな。
本当臭くはないんじゃない。
わかんないですけど。
思ったことで喋っちゃいました。
面白かったな。
つながりを大事にして生きていたいなと思いますし、
つながりを感じられることが何だろうな。
結構喜びに直結すると思うんですよ。
人生の充実感とか。
自分がやってることが何かの役に立ってるなと思える。
そんな感じで生きていきたいし、
自分たちの子供たちにはそういう感覚を養ってほしいなと
願ってなりません。
本当に感謝です。
ご飯食べるときに想像を巡らして感謝するだけでも、
このワークめっちゃいいんでオススメです。
今からそば食うんでちょっとやっていきます。
じゃあ閉めていきますね。
はい。
資本主義。
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それでは皆さん、またお会いしましょう。
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