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2024-07-26 16:45

留学体験談③イギリスへの大学院留学✈️

留学体験談シリーズラスト!イギリスのリバプール大学院で「サッカー産業MBA」を学んだ経験について振り返ります。仕事を辞めて留学した経緯、向こうで学んだこと、行ってみて実際どうだったかなど、リアルな体験談をお話ししています!
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みなさんこんにちは、美希です。
前回からニュージーランド、アメリカの留学について、それぞれ振り返ってきました。
今日は最後、3回目の留学、イギリスの大学院に行った時のことを振り返ってお話ししていきたいと思います。
その前のアメリカの留学から、どういう風にイギリスの大学院の留学までつながっていったのかっていうのを、まずお話ししていきたいと思うんですが、
アメリカの大学を卒業して、私は日本に帰国をしました。
そうですね、日本の大学を卒業した皆さんと同じような感じで就活をしました。
そして無事、いくつか内定をもらった中で、私はスポーツメーカーのミズノで就職することを決めました。
ほとんど、そうですね、国内の大学を出た同期、ザ・ジャパニーズみたいな企業文化の中で、まずは営業で3年間仕事をしました。
その中でも既存のチームとかお店を訪問するというよりかは、新規開拓っていう部署で、もう何でもありというか、チーム、学校、法人、会社とかも、
飛び込み営業とか、電話かけたりとか、いろいろ試行錯誤しながら、割と攻めていく感じの営業をやって、
当時の会社の中ではすごく少数派だったんですけど、新規開拓っていうのは、そういう部署に配属をされて、本当に多くのことを学べたなというふうに感じています。
それも2年間ぐらいやって、だいたいどんな感じで仕事が進んでいくのかとか、
社会人としてどういうことが大事なのかっていうのを一通り吸収することができて、
3年目に差し掛かったぐらいの時から、この次、今の環境から次の新しい環境をどうしていこうっていうのを考えるタイミングが来ていて、
本当にいろんな可能性を私自身模索してたんですね。
もちろん、社内の中で営業じゃない仕事をステップアップとしてすることもできましたし、
それを社外にも自分の次の成長の機会っていうのを見出すことをしていくと、
転職だったりとか、当時は大阪で働いてたので、東京に出てもっと広い視野でいろんなこと関われるような仕事もしてみたいなと思いましたし、
思い切って独立して東京に出るとか、そういうのを考えてたこともありましたし、
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いろいろテーマとしては次の自分の成長のステージ、どういう環境がいいかなっていうのをいろいろと模索しながら行動に移してたっていうような時期がありました。
で、その中でアメリカの大学を出て、その時の経験とか経歴を生かして海外の大学院に応募するっていうのはすごく現実的ではあったので、
それも自分で調べて、そしたらサッカーMBAっていうサッカーの経営学を学べるすごく特殊な大学がイギリスのリバプルにあるっていうことを知りました。
で、それ以外にもイギリスの大学院を応募する時に無料で応援してくれる、サポートしてくれるっていうエージェントがネットでヒットしたので、
割とスムーズにいきそうだなと思って、まず1回目のメンダーに行きました。
で、もうそこからこういうステップを踏めば応募はできますよっていう、特にそのお金もかからず、
で、私自身その会社に特別言わなくても受かってから決めればいいというふうに感じたので、
受からなかったとしても新しいチャレンジで経験にはなるかなと。
落ちたら別に仕事を続ければいいしっていうような、割と軽かったですね、その大学院を応募する時は。
受けてみないと何も始まらないみたいな感じで準備を始めて、
全て書類選考だったので、それをコツコツと準備して、結局2、3ヶ月ぐらいで全て書類を整えることができて、
3年目の8月か9月ぐらいに準備をスタートして、12月の頭にはもう応募をしていました。
で、大学も早くレスポンスしてくれて、もう年内には合格ですっていうことで返事をくれて、
そっからですね、受かってしまったと。どうしようみたいな感じで自分自身も考えましたし、
当時の上司だったりとか、あとは家族にも相談をして、
家がすごくありがたいのは、背中を押してくれる人たちが周りにいたっていうことで、ほとんどもうそういう形で、
あとは自分が行こうって、頑張ってみようって決めれば、もうそのまま道は進んでいくみたいな感じで恵まれてたなと思うんですけど、
イギリスのリバプールでサッカー産業MBAというコースを受講することを決めました。
で、向こうに実際行ってどうだったかっていうのをお話ししていきたいと思うんですけど、
まずそのコースの内容はMBAなので、マネジメント、会社の経営に関わる仕事になることを想定して、
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それに必要な重要な授業を受けていくと。
コースの半分はサッカーに関係ないザ・マネジメント、グロービス、日本だったらで学ぶような経営の基礎的な複数のクラスを受講して、
で、残りの半分でもうこのリバプール大学院だからこそ受けられるようなサッカーに特化したマネジメントの授業。
普通の一般的な会社とサッカークラブのビジネスモデルっていうんですか、どうやって売り上げを上げて、
それをどういうところに使っていくのかっていうお金の使い方、回し方っていうのが大きく異なる点があると。
具体的に言えばサッカーの試合で勝つか負けるか、リーグで上位に行くかどうかとかでチームとしての売り上げが決まるっていう、
すごくこう予想できない難しい状況にあるっていうことと経費に関してもほとんど人件費ですね。
人件費っていうのはもう選手の人件費にほぼマジョリティの経費が使われていくと。
有名な選手が一人チームを変えて移籍したらすごいお金が動いたりするので、
その上でそのサッカークラブでマネージャークラスで働くっていう時にどういう知識が必要かなとか、
そういうクラブで働いている人の話を聞くことができたりとか、
プレミアリーグのクラブを訪問して話を聞いたりとか、そういうような内容でした。
コース自体は1年ですごくあっという間だったなっていうふうに思うんですけど、
最初の3分の2は授業とその課題をひたすら頑張るみたいな期間で、
最後の3分の1が論文。
インターンをしながらそこでリサーチをして、論文も最後書いて提出しました。
授業とか課題とかは何とか私なりに最低限の成績を取れるように頑張ってすることができて、
レポートの課題とかが多かったんですけど、
英語で論理的なレポートを書くっていう訓練をこの期間すごくできたと思っていて、
その部分はすごく伸びたなと思いますし、
この大学院に行ったことですごく学べたことはたくさんあったなっていうふうに思います。
やっぱり勉強の内容がどうだったかっていうのが大学院の留学を振り返ると、
そこがメインだったなっていうふうに思うんですけど、
MBAってやっぱりある程度経営のマネージャークラスの経験を積んだ人っていう募集条件もありますし、
プロフェッショナルとして最初から扱われるっていう世界なんだっていうのを私自身も行ってからすごく感じて、
自分をどれだけプロフェッショナルに見せれるかっていうプレゼンテーションすごく上手でとか、
会社の中で何が正解なのかとか、求められる人材にどうやったらなれるのかとか、
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そういうことが一番大事だよっていうことを学ぶような時間だったので、
当時私は社会人3年間の営業としての経験しかなくて、経験も知識も本当に足らない状態で、
26歳という若さで行ったっていうことがプラスな点ももちろんあったと思うんですけど、
プラスに働いた部分がすごく大変でしたね。
周りはもう30歳超えてある程度社会人経験が豊富な人たちで、
クラスメイト自身はイギリスからももちろん来てましたけど、
ダイバーシティなグローバルなクラスメイトだったので、
その国のエリートっていうか優秀な人たちが来て受けてるっていうような印象だったので、
私自身ついていけないことが本当にたくさんありましたし、
すごい大きな壁にぶち当たったなっていうような感じですね、振り返って。
その中でも単純なMBAじゃなくてサッカーMBAだったっていうことで、
ギリギリ私も受けに来てるみんなもサッカーが好きでっていう共通点はあったので、
そこに救われたなっていうのはありましたね。
勉強とは別で仲良くなる上ではみんなで一緒にサッカーしたりとか、
たぶん行ってみんなでサッカーの試合見たりとか、
そういうことはあったので、そこにすごく救われた。
それまでの人生でもサッカーしてて周りとつながるきっかけになったっていうことはあったんですけど、
イギリスでもまさにそういう存在だったなっていうふうに思います。
サッカーMBAの環境っていうのはもちろん私にとってすごく貴重な経験でしたし、
選んだこともたくさんありましたし、
イギリスの時間を通じてリアルなヨーロッパサッカーに触れることができて、
今の私のキャリアにも通じてる部分があるので、
本当に行ってよかったなっていうふうには思うんですけど、
それが100%自分の性に合ってたかっていうと、合ってなかったなっていうふうに感じます。
ビジネスプロフェッショナルみたいな感じで、
自分が実際どう思ってるかとかその本音がどうっていうのじゃなくて、
どう振る舞ったらいい印象を持ってもらって、
社会的な立場として有意な立ち位置に立てるかみたいなことを
クラスメイトとかもみんな多分そこを意識して生きてたんですね。
それが多分すごく苦しかったんだと思うんですね。
もっとこう自然体でありのままでいきたいのに、
それが私の性格とMBAコースが求めてきたことの
乖離してた部分かなというふうに思います。
その後はサッカービジネスにまつわる仕事に就くっていうことが自然な道でしたし、
自分としてもそういう道を選ばないと、
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わざわざ投資をしてそういう大学院に行ったっていうことが無駄になるみたいな、
そういうふうにも感じたので本当に葛藤でしたね。
最終的に授業がすべて終わる前にコロナが来てしまって、
イギリスでロックダウンをスタートしてすべてオンラインになりました。
サッカーの市場ってもうすべてストップしちゃったので、コロナの影響で。
わりとその時点で私としてはこの先どうしていこうっていうのが真っ暗になっちゃって、
でもそれと同時に心のどこかでこのままキャリアを追求してサッカーMBA出たから、
自分はそれにふさわしい仕事に就かないといけない。
このキャリアを止めることなく続けていかないといけないみたいなプレッシャーを
どこかでずっと感じてたんだなっていうことにも気づいて、
でもうその年に大学院も1年で終わるので、
就活も本当はするタイミングだったんですけど、
自分自身の思いに耳を傾けるということがよりできるような状況だったので、
多分私今すぐそういう仕事に就きたいっていうのは思ってないなっていうことを感じて、
帰国はして、そこからどうしていこうっていうのはちょっとゆっくり考えていってもいいのかなっていう感じで、
結果的に私がイギリスに行ってそういうコースを受講して、
ずっとどこかで感じてたジレンマというかギャップを持って帰ってきて、
そこで得れたものとか感じたことをもとに帰国後、
自分らしいキャリアをまた改めて構築していくっていうような道に繋がっていったのかなっていうふうに思います。
でもそれも行かないとわからなかったし、
私の中でやりきった部分はあったのかもしれないなと思います。
仕事を始めて最初の会社、その次は大学院でもう自分の限界を見たというか、
このまま社会が求めてくるようなことに応え続けて高めていっても、
これ以上実力も出ないし伸びていかないなっていうふうに感じたりとか、
ずっと続けてきたサッカーのよりチャレンジングな環境っていうのを見出していった先に、
リバプル大学でサッカーMBAを学べたっていうのはトップレベルの選択だったんじゃないかなっていうふうに思いますし、
そこである程度リバプルFCで働いている人はこういう感じなんだとか、
サッカービジネスという世界でトップレベルで働くっていうことは、
良いことも悪いことも含めてこういうリアルな環境なんだっていうのを体感することができたので、
イギリスに行ったからこそ自分の中で納得がいったというか、諦めがついたっていう感じですかね。
ああいう世界で働いても私はきっと自分のポテンシャルを最大限出すことが難しいだろうし、
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気持ち的にもどこかで満たされないまま常に生きることになるのかなと。
そういうところまで行ったからこそ、そういう人生が嫌だって思えたのかなっていうふうに思いますし、
本当にコロナも重なったっていうのはすごい大きくて、
当時は本当にたくさん考えて、たくさん悩んで、そういう期間だったかなっていうふうに思います。
その中でもやっぱり世界中から集まってきたクラスメイトとつながれたこと、
知り合いになれたことっていうのはすごく財産ですし、今でもつながってますし、
学べたことも今につながってますし、
そんな感じでこのイギリスの大学院への留学を通じて得られたものも本当にたくさんあったなっていうふうに今振り返って感じています。
はい、ということでこれまで3回にわたって、
それぞれニュージーランド、アメリカ、イギリスの留学を振り返って話してきたんですけども、
留学の振り返りシリーズはこれで一旦区切りかなというふうに思います。
今後また違ったテーマで留学とか英語とか海外にかけるサッカーっていう部分で参考になるような情報だったり、
そういうテーマで話をしていけたらと思いますので、
また引き続き聞いてもらえると嬉しいです。
はい、じゃあ今日はこれで終わります。ありがとうございました。
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